20系 ヴェルファイア 内装

20系ヴェルファイアはなぜ人気?外観や気になる内装は?

20系ヴェルファイアが人気なのはなぜ?

内装はどうなの?

その疑問を解決します。

室内空間が過ごしやすくラグジュアリーな質感が魅力的な「ミニバン」は、年代を問わずあらゆる人に人気のあるの車です。

ミニバン市場で高い人気を誇るヴェルファイア(VELLFIRE)は、2008年の販売当初から高級ミニバンとして多くの人に愛されています。

ヴェルファイアは「大胆・不敵」のコンセプトで、力強さと上品さを兼ね備えています。

モデルの種類も豊富で、幅広いラインナップがあることが特徴ですね。

その中でも上下2分割のヘッドライトが非常に斬新で、スポーティなデザインで人気を集めたのが20系ヴェルファイアです。

引用元:TOYOTA旧車カタログダウンロード

20系ヴェルファイアは、2008年に実施されたアルファードのフルモデルチェンジに際して販売開始されました。

  • 2008年5月~2011年9月までのモデル:前期型
  • 2011年9月~2015年1月までのモデル:後期型

前期型と後期型では、リアガーニッシュとテールレンズの変更やフロントグリルなどの違いがあります。

ミニバンとは思えないほどの燃費性能や機能性先進的な安全装備も多く搭載されているので、安全性の高いドライビングが20系の魅力です。

今回この記事では、

20系ヴェルファイアの特徴

20系の前期・後期の内装

20系ヴェルファイアの人気グレード

について紹介します。

 

20系ヴェルファイアの特徴

基本的なメカニズムやボディは「アルファード」と同じですが、ヴェルファイアはよりアグレッシブなデザインが特徴です。

大型なのに小回りがきく

ヴェルファイアの最小回転半径は5.6m〜5.8mと比較的コンパクトです。

全長4,915mmのボディですが、ホイールベースを3,000mmに抑えることで、小回りの利く操作性を実現しています。

ホイールベースの長さは、回転半径の大きさに直結する要素です。

ホイールベースが長いほど回転半径は大きくなるので、小回りが利かなくなります。

運転操作の快適さを向上させるには、ホイールベースが短すぎないことも重要です。

ホイールベースが短い車は思う通りに動きますが、悪路などの路面の状態を拾いやすいというデメリットになります。

また、高速道路などでの直線走行時の安定性にも欠けがちです。

ヴェルファイアは適度な長さによって直線走行時にも車体が安定しやすく、上下も振動が軽減されて快適に乗車できますよ。

狭い道や駐車場でも安心して運転操作が楽しめる設計になっています。

大型車は扱いにくいと感じる方にもおすすめですよ。

安心の安全装備

ヴェルファイアには「Toyota Safety Sense」が標準装備されています。

  • プリクラッシュセーフティ
  • レーンとレーシングアシスト
  • レーダークルーズコントロール
  • アダプティブハイビームシステム(オートマチックハイビーム)
  • ロードサインアシスト

「Toyota Safety Sense」はこの5つのアシストシステムからなる、進化し続ける安心予防パッケージです。

ハイビームは車種によって異なります。

  • オートマチックハイビーム:Xグレード、Zグレードに装備
  • アダプティブハイビームシステム:Xグレード、Zグレード以外のグレードに装備

「ADVANCED SAFETY」はハイブリッド車・ガソリン車ともに「ELグレード」「ELZグレード」に標準装備され、他の車種にはオプション設定です。

「ACTIVE&PASSIVE SAFETY」もグレードによって標準装備されている機能と、そうでない機能があります。

気になるグレードの安全性能は事前にチェックしておきましょう。

大幅に上昇した走行性能

ヴェルファイアは、心地よく加速する力強い走り低燃費を両立しています。

<strong>2.5L直列4気筒</strong>

走行性能環境性能を高い水準で両立し、トヨタが最大限にポテンシャルを引き出すために独自開発したモデルです。

実用性や快適性、価格を重視する方におすすめです。

<strong>3.5L V6</strong>

スポーツカーにも引けを取らない高性能な3.5LV型6気筒エンジンを搭載しています。

ヴェルファイアは2t以上の重量ですが、馬力あるエンジンは車体の重さを感じさせない走りが特徴です。

アクセルを踏み込むとスムーズな加速を感じることができますよ。

<strong>ハイブリッド</strong>

燃費の良いエコカーとして人気もハイブリッドは、独自デザインのアルミホイールやエンブレムのオリジナルカラーが特徴です。

高い燃費性能とハイブリッドモデルでありながらパワフルな性能で、街乗りでも快適に走行できます。

また、ヴェルファイアのエンジンは耐久性が高いのも特徴です。

ヴェルファイアのハイブリッドは基本的なメンテナンスを怠らなければ、トラブルが起きにくい車種と言われています。

洗練された内装

ヴェルファイアは2008年のデビュー当時から「究極のおもてなし空間」を追求したモデルで、車内が広く大人でもゆったりくつろげる室内空間が特徴です。

運転席・助手席・後部座席問わず、快適な乗り心地と静粛性が体感できますよ。

  • 室内長:3,160mm
  • 室内幅:1,585mm
  • 室内高:1,400mm

長時間乗車しても圧迫感を感じない室内なので、快適な空間を演出してくれます。

引用元:TOYOTA旧車カタログダウンロード

また、木目調の高級感あふれるインテリアが採用されているので、ラグジュアリーな雰囲気を感じることができるのも魅力です。

 

20系前期・後期の内装

20系ヴェルファイアは新プラットフォームが採用されたことで低床化され、子どもや年配の方でも乗車やすい設計になっています。

車内は質感の高い高級感のあるインテリアと多彩なシートアレンジによってくつろぎの室内空間が体感可能ですよ。

パネルカラー

前期モデルと後期モデルでの内装に大きな違いはありませんが、一部グレードで木目調パネルカラーが変更になっています。

前期モデル 後期モデル
X 茶木目調+シルバー 茶木目調+シルバー
V 茶木目調+スパッタリング 茶木目調+スパッタリング
Z 赤木目調+シルバー 赤木目調+シルバー
”L EDITION" 茶木目調+スパッタリング 黒木目調+スパッタリング
”G EDITION" 赤木目調+スパッタリング 黒木目調+シルバー

前期モデル内装

引用元:TOYOTA旧車カタログダウンロード

後期モデル内装

引用元:TOYOTA旧車カタログダウンロード

上位グレードの”L EDITION"と”G EDITION"が、華やかな赤木目調からシックな黒木目調に変更されより高級感がアップしていますね。

フロントドアガラス

前期モデルの全グレードにUVカットグリーンガラスが搭載されていました。

後期モデルでは、「X」を除くグレードでは「スーパーUVカットガラス」に変更され、紫外線の遮断率が向上されたことで、より快適な車内空間を実現しています。

さらに、「Z」「V」には「ナノイー」が標準装備され、ニオイの原因となる菌やウイルスの効果を発揮し、車内を清潔にすることが可能ですよ。

 

20系ヴェルファイアの人気グレード

20系ヴェルファイアのグレードは大きく分けて「X」「V」「Z」の3つになります。

グレードの特徴

X:最もシンプルなベースグレードで、内装の質感や装備がシンプル

V:高級感を重視したグレードで、車内がラグジュアリーな仕様

Z:エアロタイプで、スポーティーな仕様

この3つの中で前期・後期を問わず圧倒的に人気が高いのがZグレードです。

人気グレードランキングを紹介します。

2.4Z

引用元:TOYOTA旧車カタログダウンロード

2.4Zプラチナムセレクション

引用元:TOYOTA公式サイト

3.5Z ”G EDITION"

 

 

引用元:TOYOTA旧車カタログダウンロード

Zグレードは搭載パワーユニットを問わず最も売れていて、自分好みにカスタムできるメリットも人気を集める理由です。

 

20系ヴェルファイアはなぜ人気?外観や気になる内装は?:まとめ

まとめ

  • ヴェルファイアは力強さ上品さを兼ね備えたモデル
  • ミニバンとは思えないほどの燃費性能機能性や先進的な安全装備も多く搭載され、安全性の高いドライビングが20系の魅力
  • 基本的なメカニズムやボディは「アルファード」と同じ、ヴェルファイアはよりアグレッシブなデザインが特徴
  • 3つのグレードの中でエアロタイプのスポーティーな仕様なZグレードが圧倒的な人気を集めている

今回この記事では、20系ヴェルファイアについて紹介しました。

アルファードと同じく高い人気を集める20系ヴェルファイアは、前期と後期でさまざまな違いがあります。

燃費性能や機能性、安心の安全装備が多く搭載された20系ヴェルファイアが人気になるのも分かりますよね。

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