そんな経験がある人もいるでしょう。
運転免許証には有効期限があり、定期的に更新をする必要があります。
免許証に記載されている住所に更新手続きのお知らせが届きますね。
期日までに更新に行かないと免許が失効されてしまうことをご存知でしょうか。
そんな人も少なくないでしょう。
実は私も先月、免許更新を忘れており、ギリギリで思い出しました。
もし運転免許の更新を忘れてしまったら、どうすれば良いのでしょうか。
ここでは、運転免許の更新を忘れた場合の対処法を紹介します。
万が一、免許更新を忘れてしまった場合も、この情報を知っておくと役立つかもしれませんね。
Contents
免許更新を忘れてしまったら
免許更新の期限が切れてしまった場合、失効日からどれくらい日数が経過しているかによって対応が異なります。
失効から6ヶ月以内の場合
まず、失効するとゴールド免許ではなくなります。
申請方法は有効期限日から6ヶ月以内の場合には、通常の更新時と同様の方法で再取得することができます。
免許更新の流れ
- 受付
- 適性検査（視力・聴力など）
- 写真撮影
- 講習
この投稿をInstagramで見る
申請の流れは通常の更新と同じですが、失効手数料がかかります。
手数料は以下のとおりです。
| 申請手数料 | 普通や中型など1種目につき1950円 |
| 交付手数料 | 2050円 |
| 講習受講料 | 一般：800円
違反：1400円 |
免許証の更新は、うっかり忘れてしまうこともありますね。
再取得にはお金も時間もかかるため、単なるうっかりではすまないことを知っておくことが大切です。
という人もいるでしょう。
まずは免許センターに問い合わせをしてみましょう。
失効後6ヶ月〜1年以内の場合
失効後6ヶ月以上〜1年以内の場合には、試験を再度受け直す必要があります。
- 路上講習受講
- 本免許の学科試験と実技試験を受ける
- 適性検査
- 再取得講習の受講
これらを受けた後に合格すれば免許証が交付されます。
この投稿をInstagramで見る
受験料や交付手数料、取得時講習受講料などを合わせて約25000円程度です。
失効後1年以上
失効後1年以上経過している場合は、一から免許取得する必要があります。
免許取得のために、再度教習所に通うことになるのです。
かかる費用を抑えるためには、一発合格を目指すしかないですね。
免許失効時の手続方法について詳しく紹介する動画があります。
地域で本免試験が難しいって本当か
よく地域で本免試験の難易度が異なるという噂を耳にします。
このような噂は本当なのでしょうか。
結論、全国で難易度に差はありません。
このような噂の理由として
- 学科試験の問題は都道府県別で作成されている
- 実技で運転する地域の交通量等の差がある
- 受験者の年齢層や外国人の多さなどからくる合格率の差
これらが考えられます。
教材は全国共通のため、学科試験内容も全国共通です。
この投稿をInstagramで見る
ただし、学科試験は各都道府県の公安委員会が作成しているため、地域によって全く同じ内容ではありません。
出題パターンが地域で若干異なるようです。
大きな差はないため、特にどこで受けると受かりやすいということは考えなくて良いです。
運転をしない期間があると運転が怖くなってしまうこともありますよね。
近年、安全な運転をサポートするための先進安全技術が標準搭載されています。
どのような機能があるのか詳しく紹介している記事がありますので参考にどうぞ
-
-
親子で先進安全技術を体験しよう!踏み間違い事故は他人事じゃない!
続きを見る
やむを得ない事情があった場合
うっかり失効したという人以外にも、やむを得ない事情がある場合もありますよね。
海外にいて更新に行けなかった
入院していた
どうしても免許更新に行けなかった場合には申請の方法が異なります。
まず、更新できなかった理由がわかる書類の提出が必要です。
- パスポート
- 診断書
- 入院証明書
- 在所証明書
- 災害証明書
証明できない場合は、通常の失効手続きになります。
やむを得ない事情で失効（6ヶ月以内）
6ヶ月以内であれば、手続きをすれば引き続きゴールド免許を取得することができます。
学科や実技試験は免除となり、適性検査と講習で再取得できます。
やむを得ない事情で失効（6ヶ月以上〜3年以内）
やむを得ない日がやんだ日から1ヶ月以内であれば、学科や実技試験が免除になります。
ただし、ゴールド免許はブルー免許になります。
やむを得ない事情で失効（3年以上）
理由関係なく、一から免許取得するために教習所に通うこととなります。
免許更新のために一時帰国するのも難しい場合もありますよね。
この投稿をInstagramで見る
妊娠出産、長期入院など運転免許の更新期間に手続きが難しい人もいるでしょう。
更新期間の前倒しができることをご存知でしょうか。
上記理由のようなやむを得ない事情がある場合、更新期間の前倒しを申請することができます。
更新期限内に手続きができない理由がわかる書類（パスポートや出張命令、診断書など）が必要です。
各地域の免許センターや試験場、警察署に手続きの問い合わせをしてみましょう。
次回の更新期限が短くなる
期間前更新日から1回目の誕生日で1年経過
と計算されるため、通常より有効期間が短くなります。
次回更新時に失効しないため、知っておく必要がありますね。
免許失効手続きに必要なもの
更新期間が過ぎたらどんな手続きが必要なのでしょうか。
まず、必要書類を確認しましょう。
- 運転免許証更新連絡書
- 運転免許申請書（手続きする場所にある）
- 免許証
- 写真（3cm×2.4cmの正面上三分身、無背景で6ヶ月以内に撮影のもの）
- 住民票の写し（本籍地記載、マイナンバーなし）
やむを得ない事情がある場合は、その理由が分かる書類も追加します。
海外国籍の場合は在留カードまたは特別永住証明書が必要となります。
写真は免許センターで撮影できないのかな
免許センターでの写真撮影は基本的に期限内の更新時に撮影されるため、失効手続きの場合は持ち込みが必要です。
失効から6ヶ月以内の場合、多くは即日交付ですが、失効6ヶ月以上の場合試験があるため交付に時間がかかります。
失効後に運転しないこと
更新期限が過ぎた後に運転をすると無免許運転となります。
この投稿をInstagramで見る
無免許運転は違反点数25点、免許取り消し、欠格期間2年の罰則があります。
欠格期間とは
運転免許の取り消し処分後、運転免許の再取得できない期間です。
失効に焦って急いで免許センターに向かうとき、車を運転したらアウトですよ。
免許失効しないためにおすすめのアイテム
必ず行かなければならない免許更新。
先延ばしにしがちで気づいたら期限ギリギリってこと、ありますよね。
そうならないために役立つアイテムを紹介します。
リマインダー
スマホのカレンダーや専用アプリで指定された日に通知を送るように設定する機能です。
私も忘れてはいけない約束の日があるときによく利用しています。
ある程度免許更新に行けそうな日が近くなってきたら、
あと〇〇日で免許更新
と設定しておき、数日前から認識しておくと決めた日に行きやすいですよ。
SNSアプリのLINEにもリマインダー機能がありますよ。
LINEでお知らせしてほしい日時を送信すると、その日にLINEで通知してくれます。
普段使い慣れているアプリで通知がくると自然と目に入るし、意識しやすいですよね。
周囲にリマインドしてもらう
迷惑に思われるかもしれませんが、後から失効したときのほうが面倒です。
私も家族からよくリマインドを頼まれます。
本人よりも周囲の人がその人の予定を覚えていることってありませんか。
誕生日を迎えたときに、関連事項として免許更新を思い出してくれるかもしれません。
自己管理が大前提ですが、念の為周囲にも免許更新することを伝えておくのも良いでしょう。
目に見える場所にメモをする
アナログな方法ですが、有効的と考えます。
毎日目にする場所（トイレや冷蔵庫、玄関など）にメモをするのも良いでしょう。
私も冷蔵庫に更新ハガキを貼っておいて、無事期日内に更新できました。
ハガキもつい紛失しがちですよね。
家族も目にする場所は、周囲も一緒に予定を把握できるため声掛けしてくれることもあります。
【ヤバい!!】運転免許の更新を忘れた!失効したらどうすれば良い?：まとめ
いかがでしたでしょうか。
免許更新はうっかり期日が過ぎて失効してしまったという人もいるでしょう。
失効日からの経過日数によって、再取得に必要な書類や講習があることを覚えておくと良いですね。
失効に焦って車で免許センターに向かうのは無免許運転になるため注意です。
忘れないよう、ハガキが来たらなるべく早い段階で更新に行くことをおすすめします。
今度でいいやと先延ばしにすると忘れがちですよね。
期限が切れる前に準備をして、スムーズに免許更新ができるといいですね。
是非参考にしてみてください。
初心者マークの豆知識について紹介する記事はこちら
-
-
知らない間に違反してるかも?!初心者マークはいつまで付けるか問題
続きを見る
免許更新と同じく忘れがちな車の保険手続き。
車の保険選びに関して詳しく紹介している記事がありますので参考にどうぞ
-
-
【初心者向け】自動車保険の選び方!後悔しないための5つのポイント
続きを見る