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そんな疑問にお応えします。
クラウンといえばタクシー会社で取り扱っていたり、公用車や社用車として利用されているイメージが強い方もいるのではないでしょうか。
ボディカラーもブラックが多く、高級感が溢れていますよね。
ホワイトもそこそこ見かけますが、ごく稀にピンク色のクラウンが走っていると私は毎回二度見してしまいます。
実はクラウン・アスリートは友人が長期で愛車として乗っており、数年前に何度か乗せてもらったことがあります。
内装もカッコよかったと記憶しています。
今回はクラウン・アスリートの内装をカスタマイズする方法を紹介します。
クラウン・アスリートの購入を検討している方
クラウン・アスリートの内装を自分好みに変えたい方はぜひご一読ください。
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クラウンについて
出典引用:トヨタ
今回紹介する車であるクラウンは現在で16代目となっています。
今までにいくつかの車について執筆してきましたが16代続いている車種はクラウンが初めてです。
では細かくクラウンについて見ていきましょう。
誕生
初代クラウンが市場に登場したのは1955年1月1日でした。
販売当時は第二次世界大戦後の復興の真っ只中で、他車メーカーは国外メーカーと提携する事で軌道修正を図っていました。
しかし、トヨタは独自路線を貫き純国産乗用車にこだわり開発を進めました。
そして完成したのが初代クラウンになります。
クラウンは純国産乗用車という事と、乗り心地や耐久性などのバランスが良く話題の車となりました。
純国産ということもあり、当時は裕福な個人オーナーや社用車、公用車、タクシーに利用されていました。
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社用車や公用車、タクシーとしてクラウンが取り扱われていたのは初代からだったんですね。
アスリートが仲間入り
誕生したのが1955年と古い歴史を持つクラウンにアスリートが加わったのは1999年の11代目へとフルモデルチェンジした時です。
同年代には、アスリートの他にロイヤルサルーンとマジェスタがあります。
アスリートは名前からもわかる様に今までのクラウンシリーズよりも走りを追求したシリーズとして誕生しました。
そしてフルモデルチェンジを繰り返し、アスリートは14代目まで活躍しました。
アスリートとロイヤルサルーンの違い?
今回、アスリートを調べていてよく見かけたワードがアスリートとロイヤルの違いという言葉でした。
両車は求めるニーズによってコンセプトをかえています。
ロイヤルは乗り心地に重点を置き、アスリートは先程も紹介したように俊敏性とスポーツ走行に重点を置いています。
また、エクステリアも見るからに違いがありますよね。
アスリート
出典引用:トヨタ
ロイヤル
ロイヤルの画像が見つからなかったため動画を用意しました。
アスリートとロイヤルは走行性を重視しているアスリートの方がボディに風の抵抗を抑えるために少し丸みがある様に感じます。
ロイヤルは乗り心地を重視しているので安定感のある面構えに感じました。
クラウン・アスリートのスペック
今回はクラウン・アスリートとして最後の代である210系のスペックを紹介します。
2.5lガソリン車
2WD
グレード:アスリート・アスリートS・アスリートG
全長×全幅×全高:4895×1800×1450mm
総排気量:2499cc
燃費:11.4km/l
駆動方式:後輪駆動方式
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
4WD
グレード:アスリートi-Four・アスリートSi-Four・アスリートGi-Four
全長×全幅×全高:4895×1800×1465mm
総排気量:2499cc
燃費:10.2km/l
駆動方式:フルタイム4WD
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
ハイブリッド車
2WD
グレード:アスリート・アスリートS・アスリートG
全長×全幅×全高:4895×1800×1450mm
総排気量:2493cc
燃費:23.2km/l
駆動方式:後輪駆動方式
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
4WD
グレード:アスリートFour・アスリートS Four・アスリートG Four
全長×全幅×全高:4895×1800×1465mm
総排気量:2493cc
燃費:21.0km/l
駆動方式:フルタイム4WD
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
3.5lガソリン車
2WD
グレード:アスリートS・アスリートG
全長×全幅×全高:4895×1800×1450mm
総排気量:3456cc
燃費:9.6km/l
駆動方式:後輪駆動方式
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
アスリートだけでもここまでたくさんグレードがあるとは思いませんでした。
トヨタのユーザーのニーズへの思いやりが伝わりますね。
ちなみに私の友人の愛車は3.5lガソリン車です。
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人気のあるアスリート
アスリートだけでこれだけグレードが豊富ですとどれが人気なのか気になりますよね。
クラウンハイブリッド・アスリートS
クラウンハイブリッド・アスリートG
エコカー減税等もあることからやはりハイブリッド車が人気の様です。
調べていて見つけた愛車ランキングというサイトでは3.5lアスリートを購入されている方が上位を占めていました。
リセールまで考慮している場合にはアスリートS-Tが最も買取価格が高いようです。
クラウン・アスリートの内装
本題である内装のカスタマイズに移る前にまずはアスリートの内装を確認しましょう。
内装を把握しないとカスタマイズなんてできませんよね。
内装の設計基準は日本人の体格に合わせているので、日本専用の車両とも言えます。
インテリアカラー
スタンダードなカラーが4色とジャパンカラーセレクションパッケージが3色あります。
収納
アスリートの主な収納スペースはラゲージスペースになります。
個人的には、セダン型は、収納スペースが狭いというイメージが強いです。
しかし、アスリートのラゲージスペースにはゴルフバッグが4つも入る大きさです。
また、ハイブリッド車には標準装備で床下にも収納スペースが確保されています。
出典引用:トヨタ
ボストンバッグのようなものが2つも入るスペースが確保されているのは嬉しいですね。
ちなみにガソリン車にはラゲージトレイが標準装備されています。
出典引用:トヨタ
よくよく思い出すと、友人とアスリートで旅行に行った際に大きめのキャリーバッグが2つ入っていたなと気づきました。
キャリーバッグも結構幅をとりますからそれが収まるのは広い証拠ですね。
センターコンソールボックス
出典引用:トヨタ
センターコンソールボックスといえば運転席側しか開けられない物や真ん中をガバッと開くタイプが多いのではないでしょうか。
しかし、アスリートのコンソールボックスは運転席側からも助手席側からも開閉出来ます。
左右に開閉できると運転中でも助手席の人が対応できるのが良いですね。
210系の内装について紹介している動画がありましたのでこちらもご確認ください。
内装をカスタマイズ
アスリートの内装を確認できました。
では本題である内装のカスタムについて紹介していきましょう。
自身でガッツリとdiyする方もいらっしゃると思いますが、今回は市販商品でdiyが苦手な方でもすぐにできるものを紹介します。
コンソールボックス
収納ができたコンソールボックスに機能性をプラス。
スマートフォンの充電や小銭入れが追加。
有料道路や駐車場での料金の支払い時にわざわざ財布を出さずにスマートに支払いが出来ます。
また、LEDライトが付くので夜のお出かけでも目を凝らす事なく使えるのが良いですね。
シートカバー
高級感のあるアスリートのシートをカジュアルに変えたい方におすすめです。
そのままのシートももちろん素敵ですが、デニム生地のシートカバーが差し色になりパッと見られてもおしゃれな印象を与えてくれます。
サンシェード
カスタムとは少し異なりますが、長い時間日に晒されると車内も日焼けをしてしまいます。
また、夏場は日が昇るのが早いですからあっという間に車内が灼熱地獄になりますよね。
それを軽減できるのがサンシェードです。
こちらの商品は全窓につけられるのでわざわざ個別に買う必要がありません。
サンシェードは日焼け防止もですが、全部隠れるので車内での着替えや盗難防止にも役立ちます。
ダッシュボードカバー
ダッシュボードは車内のなかでも一番日焼けがしやすい場所です。
日焼け予防はもちろんですが、滑り止めも付いているのでダッシュボードにお気に入りのフィギュアなどを飾りたい方にもおすすめです。
インナーハンドルカバー
無機質なハンドルに映えるインナーハンドルカバーです。
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素材はステンレスで黒染めすることで内装にも違和感のないパーツです。
インナーハンドルカバーには別カラーもありました。
ブラックで統一するのも良いですが、ブルーで差し色を入れるのもありですね。
本格的なカスタムやメンテナンスをしたい方へ
メンテナンスDVDと工具がついている商品です。
自分でメンテナンスやdiyをしたいという方におすすめです。
DVD再生デッキが必要にはなりますが、動画を見ながら作業できます。
分かりにくい部分も動画があることで失敗せずにメンテナンスやdiyをする事ができます。
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クラウン・アスリートの中古車はいくら?
クラウン・アスリートは現在は生産が終了しています。
ですから、購入するとなると中古車から探す事になります。
購入するとしたらどのくらいの価格になるのかも確認してみましょう。
今回は210系に絞って見ていきます。
アスリートi-Four(4WD)
- 年式:2018年
- 走行距離:5.8万km
- 修復歴:なし
- オプション:セーフティセンス・レーダークルーズ・Bluetooth・オートマチックハイビーム・車線逸脱警報など
- 価格:269.9万円
アスリートS-T J-フロンティアリミテッド
- 年式:2018年
- 走行距離:3.6万km
- 修復歴:なし
- オプション:純正SDナビ・Bluetooth・Bカメラ・LEDオートライト・サンルーフ・パワーシート・コンビシートなど
- 価格:339.8万円
2.5 アスリート プレミアムエディション
- 年式:2013年
- 走行距離:11.8万km
- 修復歴:なし
- オプション:特別仕様車・専用本革シート・Bluetoothなど
- 価格:87.2万円
走行距離はそこそこありますが、210系後期車で100万円を下回りました。
年式や走行距離などで変動はありますが210系後期車でも100万円前後で購入することが可能なようです。
中古車サイトによって取り扱っているグレードが違ってきますから自分の希望に合った車に出会う事もできます。
2018年は最後の生産年ですから価格はまだまだ250〜350万円くらいの予算を検討しておくと良さそうですね。。
トヨタの人気のセダン。クラウン・アスリートの内装をカスタム:まとめ
クラウン・アスリートの内装カスタムはいかがでしたか。
皆さんが希望するようなものはありましたでしょうか。
市販の商品でも内装の印象をガラリと変えることは可能です。
アスリートはすでに生産終了車なので購入する場合にはどうしても中古車を探すしかありません。
自分好みの内装に出会えない場合もありますが、こうして市販されているパーツが色々ありますから自分だけの車にする事ができます。
気に入った車と内装で楽しいカーライフを送りましょう。
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