そんな疑問にお応えします。
ミニバンの魅力といったらやはり大人数が乗れることですよね。
後部座席がフラットになる場合も多いのでベビーカーを置いたり、車中泊したりする方も多いのではないでしょうか。
我が家も私の実家が遠いため後部座席をフラットにして子どもたちを寝かし、夜間に走っていたことがあります。
その際に知ったのが、車種によってはフラットにならないタイプもあるという事です。
今回はトヨタのミニバンであるヴェルファイアに焦点を当てて内装を見ていきたいと思います。
トヨタ車が好きな方
ミニバンのファミリーカーを検討中の方
車中泊できる車を探している方は特にご一読下さい。
ヴェルファイア
出典引用:TOYOTA
ヴェルファイアの内装に移る前にまずはヴェルファイアの歴史やスペックを確認しておきましょう。
ヴェルファイア誕生
ヴェルファイアの大元はグランビアハイエースシリーズのグランドハイエース、そして初代アルファードG10系になります。
初代アルファードには大きな差はなく、販売店が違うくらいでした。
しかし、次のモデルチェンジで袂を分け誕生したのがヴェルファイアです。
それが2008年のことです。
名前の由来
ヴェルファイアという名前を初めて聞いたときなんか強そうなんて私は子供ながらに思っていました。
ファイアと言ったら火、炎をイメージしていたからです。
実際にはどんな思いで付けられた名前なのでしょうか。
Velvet(物静か)+Fire(情熱)=(クールな情熱を持つ車)VELLFIREという造語で出来ました。
確かに兄弟車であるアルファードと比べると見た目のクールさがあるのはヴェルファイアな印象があります。
最新ヴェルファイアのスペック
では次に2023年6月にアルファードと共にモデルチェンジをしたヴェルファイアの最新スペックも見ていきましょう。
Z Premier（ターボガソリン車2WD）
- 乗車定員:7人
- 燃費:10.3km/l
- 排気量:2393cc
Z Premier（ターボガソリン車4WD）
- 乗車定員:7人
- 燃費:10.3km/l
- 排気量:2393cc
Z Premier（ハイブリッド車E-Four）
- 乗車定員:7人
- 燃費:17.7km/l
- 排気量:2487cc
Z Premier （ハイブリッド車2WD）
- 乗車定員:7人
- 燃費:17.7km/l
- 排気量:2487cc
Executive Lounge （ハイブリッド車2WD）
- 乗車定員:7人
- 燃費:17.5km/l
- 排気量:2487cc
Executive Lounge （ハイブリッド車E-Four）
- 乗車定員:7人
- 燃費:17.5km/l
- 排気量:2487cc
最新のヴェルファイアはまさかの全て定員が7人でしたね。
それは本題である内装の項目で紹介します。
実は忘れがち?交通ルールを再確認
冒頭でも触れましたが我が家は高速道路を夜間移動し、その際に子どもたちをフラットにした後部座席で寝かしていました。
と、曖昧な記憶になっている交通ルールは皆さんにもありませんか。
警察官に確認されて知らなかったでは済まされない場合もあることでしょう。
車を運転する人間として一緒に再確認しておきましょう。
実はこれも違反だった‼︎
サンダルやヒールで運転する
サンダルは裸足のまま履けますし、夏場なんかはこれをしている方が多いのではないでしょうか。
我が家でも実際していますし、女性の場合には仕事でヒールを履いている方もいるでしょう。
ですが、サンダルやヒールでの運転は踏み間違いなどの危険性から違反となる場合があります。
国で定められているものではないですが、自治体が定められている道路交通施行細則に該当する事があります。
最近ではスニーカーでも厚底のものもありますからそれも該当しそうですね。
横断歩道に人がいるのに一時停止しない
道路交通法にもしっかり記載されています。
ましてや教習所で直ぐに学ぶ交通ルールでもあります。
皆さんはこれを守れていますか?
私の近所ではこれを守っていない方がたくさんいます。
しかも警察署が近いにも関わらずです。
自転車に子どもを乗せて信号機のない横断歩道で止まっていても車が切れるまで待つのが当たり前になっています。
歩行者はもちろんですが、自転車も対象になりますからぜひ覚えていて欲しいです。
泥はねで歩行者を汚してしまう
雨の日に歩いていて車から泥水をかけられた経験はありませんか。
私は一度傘をさしていたにも関わらず頭から泥水をかけられた事がありました。
道路交通法に水たまりや泥道の走行時には徐行することが記載されています。
基礎点数の減点はありませんが、罰金が発生します。
クルマの大きさによって金額は変わりますが、大型車から原付まで対象になるので雨天時の走行には注意しましょう。
エンジンを付けたまま車から離れる
エアコンを使う夏や冬にはよくやってしまっていませんか。
コンビニでお茶を買うだけだから、ちょっと郵便物出すだけだからと、そのちょっとが違反に繋がるのです。
エンジンを付けたまま車を離れる行為は道路交通法71条の違反になります。
場合によっては罰金5万円以下に科せられます。
他にもエンジンを付けたまま離れると他の人に車を運転されるなんてことになるかもしれませんから気をつけましょう。
安全運転義務違反
これは運転中によそ見をする、片手運転をする、飲み物を持ちながら運転する、急な車線変更などがあたります。
安全運転義務違反は発見した警察官の判断になり、一瞬目を離しただけでも指摘されてしまったら違反キップ対象です。
交通事故の被害者側だったとしても、たまたま片手で運転していたら違反とみなされます。
我が家はマニュアル車なのでギアチェンジでどうしてもハンドルを片手で持つ瞬間があります。
ですが、5足まで入ってしまったらちゃんと両手でハンドルを持つ様にしています。
つい先日も片手運転している方を見かけました。
オートマ車が主流になった今では何気に多いように感じます。
走行中はなにが起こるかわかりませんからハンドルはしっかり両手で持っておきましょう。
ちなみに違反とみなされたら、基礎点数が2点、罰則が3年以下の懲役または5万円以下の罰金になります。
罰金の金額はクルマの大きさによって異なります。
チャイルドシート
私が子どもの頃には義務がなかったチャイルドシートですが親となった今では義務化されるようになりました。
法律上は6歳未満の子どもとなっていますが、道路交通施行令で免除される場合もあります。
それは過度な肥満やその他の身体の状態により、適切にチャイルドシートを使用させることができない幼児をクルマに乗せるときです。
成長には個人差がありますから、6歳以上でも体が小さい場合には引き続きチャイルドシートやジュニアシートを使って子どもたちの安全を確保していきましょう。
シートベルト
高速道路では後部座席もシートベルトを着用しなければならないというのはほとんどの方が知っている事でしょう。
ですが一般道ではどうなのでしょうか。
2008年に運転中の全席でのシートベルトの着用義務が開始されました。
着用義務ですから一般道も高速道路も含めて全席が対象です。
ですが、基礎点数が付くのは現在では異なっています。
運転席、助手席の人がシートベルトを不着用の場合は一般、高速どちらでも1点科せられます。
後部座席は高速道路でのみ不着用の場合に1点になります。
車を運転する方はもちろんですが、歩行者や自転車でも交通ルールをしっかり守りましょう。
ヴェルファイアの内装チェック
内装チェックの前に今回見ていくヴェルファイアのスペックを確認しましょう。
今は先程紹介した新型モデルが販売されているため中古車として販売されているものを参考にしています。
また、これから紹介するスペックは内装紹介の動画で撮影されたモデルです。
2.5X（2018年モデル）
- 燃費:11.6km/l
- 排気量:2500cc
- 本体寸法:4935×1850×1935mm
- 室内寸法:3210×1590×1400mm
内装
8人乗りになると2列目のシートはベンチタイプになります。
ベンチタイプが故に3列目へ座るためには2列目のシートを動かさなければならないというデメリットもありますね。
7人乗りの場合には2列目のシートは独立しているのでウォークスルーで3列目に移動可能な場合もあります。
8人乗りのメリット
フルフラットで大人でも寝れる広さ
キャンプはもちろん、長距離移動する際には足を伸ばしたい時がありますよね。
我が家の場合には断然譲れないポイントです。
半年ほど前に実家に帰省した際にシエンタをレンタルしました。
後部座席がフラットにはなったのですが、着替えなどの荷物＋外したジュニアシートを置くと子どもが寝るスペースでギリギリでした。
子どもたちが寝付くまで私は荷物とジュニアシートの間に体育座り状態。
車を新調する際には大人も横になれる車にしようと考えています。
リアシートフルフラット
出典引用:TOYOTA
まさしく私が求めていたのはこれ‼︎という感じです。
シートの凸凹が多少気になる方もいるかもしれません。
そんな時におすすめなのがキャンプマットです。
最近では10cmの厚みがある商品も増えてきています。
エアマットなので収納時にはそんなに嵩張らないので旅行の荷物があっても邪魔に思うほどではありません。
こちらは、自動膨張式なのでシートをフラットにして少し待つだけでしっかりと膨らんでくれます。
フロント・セカンドフルフラット
出典引用:TOYOTA
これも車中泊や長距離の仮眠などに良さそうですよね。
運転席と助手席もしっかりフラットになるので、大人でもしっかり足を伸ばして休めそうです。
広い収納スペース
最大積載量
出典引用:TOYOTA
寝れる広さと似た様なことになってしまいますが、2列目と3列目のシートを折りたたむ事でマウンテンバイク2台が収納できるほどに広くなります。
5人乗りと荷物置き
出典引用:TOYOTA
3列目だけたたんだ場合でもトランクケースが２つ入る程のスペースができます。
両側にシートを畳むことになるので、たくさん荷物がある場合にはわざとシートを畳まないという選択肢もありそうですね。
7人乗りより価格が安い
8人乗りの方が定員数も1人ですが多いにも関わらず7人乗りより安いのは驚きですよね。
価格が安くなるのにはもちろん理由があります。
- 2列目のシートがベンチ型である
- 7人乗りに比べてグレードが少ない
ということが価格が安くなる理由のようです。
この内装から5人ほどでよくアウトドアに出かける方や車中泊が多い方、荷室の広さを求める方は8人乗りがおすすめです。
ですが、ヴェルファイアの項目でスペック紹介した様に最新のモデルは7人乗りしかありません。
8人乗りを希望の方は中古車から探すことになります。
トヨタの人気ミニバンであるヴェルファイア。8人乗りの内装は?:まとめ
車中泊できるようなミニバンを探していた我が家にはかなりドンピシャな内装でした。
メリットがあればデメリットもつきもので、ベンチタイプが故に3列目の移動に毎回シートのスライドがあるのは少し面倒ですよね。
ですが、ベンチタイプなので余計な凹凸が少なく寝心地はよさそうです。
ぜひ、自分の理想に近い車を見つけて楽しいカーライフを送りましょう。
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