車を購入する時、将来的に買い替えるときのことも考えますよね。
より高く売ることができれば、そのお金を次の車購入の支払いにあてられます。
大切に乗った車が高く売れたら、嬉しいものです。
買取査定も場所によっては大きく異なるので、中古車買取店の見極めやタイミングも重要ですよね。
ちなみに、円安な今は海外でも国産車が高く売れるため、リセールバリューも大きく上がっているんです。
円安な状況もいつ回復するかわからないですよね。
日本製の車は世界的にも人気がありますので、値崩れしにくい車種を選べばより高価買取が期待できます。
欲しい車が値崩れしにくい車種だったらラッキーですね。
ここでは、国産車の高く売れる車をランキング形式で紹介します。
Contents
買取価格が下がるタイミングは
同じ車でもリセールバリューが大きく異なることがありますよね。
その原因として、年式や走行距離が関係してきます。
走行距離
リセールバリューで大きく関係する1つとして走行距離があります。
リセールバリューが下がるポイントとして1万km、5万km、10万kmが境目とされています。
特に5万kmを超えると買取価格が大きく下がりますよ
自動車の限界は10万kmといわれており、それを超えると何らかのトラブルが起こりやすくなってきます。
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そのため、リセールバリューも大きく下がることがあるのですね。
過走車とは
走行距離は1年で1万km程度が一般的です。
過走車とは、この基準を超えている車の事を言います。
特に1年の走行距離が2万キロ以上の過走車はシビアコンディションといわれ、車の状態が厳しいことを指します。
過走車の場合、リセールバリューはかなり下がります。
車に負荷がかかっているため、メンテナンスなどの維持費もかかることから買い手が少ないんですね。
5万km以上走行している車の売却を考えている方は、早めの売却を考えたほうが良いでしょう。
年式
年式もリセールバリューに大きく関わるポイントです。
| 年式 | 新車価格と比較したリセールバリュー |
| 3年落ち | 50〜60％ |
| 5年落ち | 40〜50％ |
| 7年落ち | 20〜30％ |
1年経過するとリセールバリューは購入価格の30％にまで落ちてしまうんですよ。
車は消耗品なので、走行距離に伴って価格が下がるのは仕方ありません。
例えば、同じ車種で3年落ちの車で走行距離が1.5万kmと3万kmの場合、金額差は約20〜50万円程変わります。
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車の売却を検討しているときは、なるべく早く売りたいと思いますよね。
ちょっと待ってください。
車売却時のトラブルもありますので、慎重にお店選びと価格交渉をすることが重要です。
よくあるトラブルが
- 契約を急かされて希望額より大幅減額される
- 契約後に大幅な減額要求をされる
- キャンセルができない、または違約金を請求される
- 代金の未払い
などが挙げられます。
買取価格の提示後に減額要求が来てびっくりした経験があります。
その場では見えない内部の不具合で減額することもありますよね。
双方で納得した取引ができていないとトラブルになりかねません。
買取店などは前もってリサーチし、契約内容はしっかり目を通し、急いで契約しないことですね。
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また、ディーラーと車買取専門店の見積もり金額に差が出ることもよくあります。
ディーラーですぐに買い取ってくれるからと比較せずに契約すると、後に相場を知り金額差に落胆することも。
ディーラーでの買取は、新車支払いにあててくれるメリットもあります。
金額だけでなく、総合的に信頼できるところで車の売却をすることが大切ですね。
車を高く売るタイミングを紹介する動画はこちら
査定する前に注意するポイントも紹介しているので、売却時の参考になりますね。
国産の高く売れる車ベスト3
では、国産車の中で特に高く売れる車を3つ紹介します。
トヨタ ランドクルーザー
ランドクルーザーは世界的にも人気があり、100カ国以上の国に販売されています。
悪路走破性が高く頑丈で、未舗装の道が多い国は特にランクルのような車を好みます。
また日本国内でも人気が高く、注文台数が多く生産が追いついていないほどなんですよ。
受注開始予想も2024年中という人もいれば2025年になるという人もいて正確にはわかりません。
2022年には納期が4年待ちといわれ、その半年後から現在まで受注停止の状態が続いています。
そんな大人気のランクル、リセールバリューが安いわけがないですよね。
最初にランドクルーザーの新車価格をみていきます。
ココがポイント
- 200：470〜700万円
- 300：510〜800万円
現在のリセールバリューの相場をみてきましょう。
| 平均買取価格（3年落ち） | 平均買取価格（5年落ち） | |
| ランドクルーザー200 | 450〜836万円 | 437～580万円 |
| ランドクルーザー300 | 940〜1080万円 | 486〜920万円 |
ランドクルーザーは受注停止になっていることもあり、新車価格がかなり跳ね上がっています。
また頑丈で耐久性のある車種なので、年式や走行距離による値下がりが少ないことも価格の理由です。
参考
300系は新車価格が当初510〜800万円でしたが、一時期1500〜3000万円まで値段が跳ね上がりました。
ですので年式が新しく、走行距離が少ないランクルは新車価格よりも高値で売れることも多いのです。
新車価格よりも高値の買取金額に驚きますね。
ランドクルーザーをについて詳しく紹介している記事はこちら
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新型ランドクルーザーの納車状況を知りたい!いつ乗れるのか調査!
続きを見る
ちなみに転売や盗難車としてもトップクラスに被害が多い車種でもあります。
ランドクルーザーを手に入れたときには、必ず盗難対策などしっかりすることが重要です。
ランドクルーザープラドもリセールバリューの高い車種です。
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生産が停止されていることや海外でも人気なことが高くなっている理由です。
ココがポイント
リセールバリューは54%〜107%です。
外装もタフでかっこいいんですが、内装もシンプルでスタイリッシュでかっこいいんですよね。
トヨタ アルファード
高級ミニバンのアルファードは、静粛性の高さや車内空間の広さから快適な移動ができると人気です。
公用車としても使われていますね
2023年のフルモデルチェンジが発売してから2日後に受注停止となったほど人気の車種ですね。
アルファードは、世界的にも人気があるためリセールバリューが落ちにくいとされています。
輸入時、新車は高い税金がかかることから中古のアルファードが特に人気で高値で売買されているんですよ。
30系SCパッケージの新車価格は493万円です。
では、アルファードの買取相場を見ていきましょう。
| 平均買取価格（3年落ち） | 平均買取価格（5年落ち） | |
| アルファード30系
（SCパッケージ） |
375〜503万円 | 382〜456万円 |
最も人気のあるグレードである、SCパッケージをベースに調べています。
ココがポイント
特別仕様車のタイプゴールドや、最上級グレードのエクゼクティブラウンジはさらに買取価格が上がります。
- 3.5エグゼクティブラウンジ：～513万円
- 3.5エグゼクティブラウンジS：〜588万円
30系は前期モデルが2025〜2018年に発売、後期モデルが2018〜2021年に発売されました。
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2023年6月にフルモデルチェンジされたことで旧モデルの30系が中古車として多く出始めましたね。
また、30系SCパッケージは歴代で一番人気の高いモデルなため、多くの台数が売られていると考えます。
3年落ちでさらに走行距離が3万km以下だと、買取価格も500万円近いところもあります。
それほど価格が落ちにくく人気の車種ですね。
アルファード30系についてくわしく書かれている記事はこちら
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アルファード30後期のSCパッケージが人気?その魅力とは?
続きを見る
スズキ ジムニー
軽自動車の中で特に高く売れる車種です。
理由として悪路走破性が高く頑丈で、海外で人気が高いことが挙げられます。
スペアタイヤをアクセサリとして装着しており、見た目も可愛いですよね。
半導体不足でジムニーの納期も遅れており、長くて1年かかることもあります。
ココがポイント
新車価格は175万円〜
まず、ジムニーの新車価格はグレード別で
- XG：175万円
- XL：187万円
- XC：200万円
となっています。
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では、ジムニーの買取相場をみていきましょう。
| 3年落ち | 5年落ち | |
| XG | 115〜153万円 | 55〜136万円 |
| XL | 106〜165万円 | 95〜160万円 |
| XC | 133〜186万円 | 76〜170万円 |
3年落ちまでの中古車なら、リセールバリューは50〜70％程度とかなり高い割合になっています。
ジムニーは、年式が古くても高価買取が期待できる数少ない車種です。
世界中にジムニーファンがいることや、昨今の納期遅れも重なり高いリセールバリューになっているのですね。
国産車の高く売れる車をランキングで詳しく紹介している動画はこちら
現状の中古車状況の背景も見ながら、リセールバリューの高い車種を紹介しています。
10年落ちでも廃車どころか高く売れるというのは驚きですよね。
国産車限定!!高く売れる車をランキング形式で紹介します!!：まとめ
いかがでしたでしょうか。
高く売れる車を持っているのであれば、高値のタイミングで売却したいものです。
上記のような下取り価格の高い車種を選んで、有意義にカーライフを楽しむのも良いですね。
高く売れる車の共通点として
- 海外で人気がある
- 耐久性に優れている
- なかなか手に入らない
などが挙げられます。
他にも売れやすい白や黒の定番カラーだったり、人気のSUVも高く売れる理由ですね。
中古車市場の価格は変動し、コロナ禍や半導体不足で高騰していた時期から落ち着いてきました。
しかし2024に入り、新車不足からまた中古車の高騰が続いています。
車が売れやすいタイミングは、高値で売れるチャンス。
- 引っ越しなどで車の買い替えをすることが多い1〜3月
- 中古車買取業者が決算期の2〜3月や9〜10月
時期を狙って査定してもらうと、思ったより高く売れるなんてこともあります。
世界情勢と比例して中古車価格も変動しますので、車を高く売りたいと考えている方はこまめに情報をチェックしましょう。
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