シートアレンジ スイフト

スイフトのシートアレンジは大容量が決め手!スイフトの魅力に迫る

スイフトってさ。小さいけど案外便利な車だったよね

息子が社会人になって最初に買った車が「赤のスイフトスポーツ」でした。

中古車で、百万円くらいだったと思います。

息子はスイフトスポーツに5年くらい乗って、今はミニバンに乗っています。

スイフトに比べたら今のミニバンのほうが車内も広く装備も充実しているはずなのに、時々彼は思い出したかのようにつぶやく時があるのです。

そこでこの記事では、いつまでも息子の記憶に残り続けるスイフトについて、主にシートアレンジの面から語ってみたいと思います。

スイフトで一夜を明かしたことのある彼にとって、何かしらの魅力がスイフトのシートアレンジにはあるのでしょう。

もちろん、コンパクトカーなのでコンパクトカーならではの魅力もたっぷりとお伝えしていきます。

この記事を最後まで読み終わる頃には、彼の言う「小さいけど案外便利な車」の意味が分かるかもしれません。

  • コンパクトカーって乗り心地や快適さはどうなの?
  • 走りや安全性は?
  • 車内の使いやすさは?

こういったあなたの疑問も解決できるかもしれませんよ。

 

スイフトの歴史を探る

スイフトがどんな車なのか分からないと何も始まらないので、まずはスイフトの歴史から探っていきましょう。

スズキの人気車であるスイフトがこの世に生を受けたのは、今から20年以上前のお話です…。

スイフト誕生

2000年2月、シンプルながら個性的でスタイリッシュなデザイン、使いやすさを追求したコンパクトハッチバックとしてスズキのスイフトは誕生しました。

スイフトの車名は、英語の「SWIFT=軽快・快速」に由来しています。(カルタスの輸出名でもある)

海外では先代に当たるカルタスが「スイフト」として販売されていたこともあり、実質的な後継モデルとして開発されたのです。

要するに海外の「カルタス」の後継車が「スイフト」というわけですね。

日本では舘ひろしさん起用の「オレ、タチ、カルタス」というCMが記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。

私は舘ひろしさんの大ファンなので、とても鮮明に記憶に残っています。

また国内では「スイフト」という名前ですが、海外では「イグニス」という名前で発売されています。

また初代スイフトは、軽自動車よりも価格が安いのに、軽自動車ではない小型乗用車として発売されました。

その金額が衝撃の「79万円」。

2000年当時の軽自動車(660cc以下)の平均価格が¥879,025で、小型乗用車【660cc超1500cc以下)は¥1,603,700です。

79万円がいかに破格か、お判りいただけるかと思います。

なお今から2年前の2021年の軽自動車の平均価格は、¥1,577,405となんと2000年と比べると約1.8倍に跳ね上がっています。

さらに小型乗用車は、¥2,104,241です。

2000年当時を振り返ってみると、革新的で低価格なコンパクトカーが次々と誕生しました。

スイフト以外ですとヴィッツやフィットなどが有名ですね。

ですが、その中でもスイフトの79万円は破格でした。

また初代スイフトは軽自動車「kei」をベースに作られています。

2代目スイフト~4代目スイフト

2代目~現在の4代目までのスイフトの特徴を表にまとめてみました。

歴代スイフト 販売年 特徴
2代目スイフト 2004~2010年 2代目は世界に売り出すことを意識して作成される。

「見て力強さを感じ、乗って力強く走るダイナミックコンパクト」が開発コンセプト。

プラットフォームやボディデザインを一新し、より欧州車を意識した世界戦略車として発売。

3代目スイフト 2010~2016年 歴代スイフトの良さである、個性的でスポーティなエクステリアデザイン、使い勝手の良いモダンなインテリア、安定感のある機敏なフットワークと高い走行性能、取り回しのしやすいコンパクトボディサイズなどを踏襲。

外観は先代モデルからのキーコンセプトながら、より滑らかで洗練されたスポーティなボディデザインを採用。

スイフトの全グレードが「環境対応車普及促進税制」の適合車となっている。

4代目スイフト 2017年~ 歴代スイフトのDNAを継承し、先代からのキープコンセプトながらよりアグレッシブで躍動感のあるボディスタイル。

一目でスイフトとわかるヨーロピアンテイストのスタイリングは4代目スイフトも健在。

なお、新プラットフォームの「HEARTECT(ハーテクト)」の採用により、車重は軽くて頑丈。

3代目スイフトと比較して120kgもの軽量化に成功。

なおスイフト4代目は排気量1000ccの3気筒エンジンで低燃費。唯一のターボエンジン搭載車で1,500cc並みのパワーを実現しています。

高出力で高トルク、さらに低燃費。と4代目スイフトは、歴代モデルの中でも最強ではないでしょうか。

5代目スイフト情報

2023年10月3日・ジャパンモビリティーショー2023の出品概要の中で、コンセプトモデルとなる「スイフトコンセプト」を参考出品車として世界初披露されることを発表。

2023年11月4日・3代目スペーシアと共に先行情報サイトが公開され、先行商談が開始された。

 

魅力いっぱいのスイフト

軽自動車よりも安い価格という強いインパクトで発売された、スイフトの歴史を見てきていかがでしたか?

「スズキの普通車と言えばスイフト」と呼ばれ、現行の4代目になっても続く人気の高さにはそれなりの理由があるはずです。

今度はそんなスイフトの魅力に迫ってみたいと思います。

都市部でも扱いやすいコンパクトサイズ、実用性の高いハッチバックボディ、車両価格の低廉さ(150万円以下~)など他のコンパクトカーに備わっている魅力だけでなく、スイフトならでは!の魅力をお伝えします。

スイフトの魅力4選

魅力その❶コンパクトでも可愛いだけじゃないエクステリアデザイン

ヨーロピアンテイストのスタイリングが特徴のスイフトは、コンパクトカーというと丸っこくて可愛くなりがちな車種に対して躍動感があり、スポーティなボディライン。

コンパクトカーにおいて日本車離れした雰囲気を醸し出しています。

魅力その❷欧州車顔負けの乗り心地

外国人が来日した際に、日本の軽自動車をみてこう言ったそうです。

「あの車は子供用なの?」

外国にはないあまりに小さな車に、半信半疑で乗ってみた外国人は再び驚きの声をあげます。

「見かけからは想像も出来ない、なんて優れた乗り物なんだ!」

その快適すぎる乗り心地と機能の高さに感嘆したそうです。

「軽ナンバー1のスズキ」のスイフトですから、もちろんその辺は抜かり有りません。

4代目モデルからスズキの新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)を採用し、車両の高剛性化と軽量化を両立し、サスペンションの働きを最大限に活かせるボディへと仕上がっています。

またスイフトの特徴でもある「欧州仕立てのサスペンション」は日本の道路事情に合わせ、快適性と余裕のある操縦安定性を実現しているのです。

魅力その❸配慮の行き届いたユーティリティ

スイフトには上級車顔負けの便利装備がたくさんあります。

運転席シートヒーターやフルオートエアコン、6スピーカー、運転席・助手席バニティーミラーという、ライバル車では上級グレードのみに存在するような装備が全車標準装備で付いています。

また、上向きにしっかりと開くハッチゲートはコンパクトな外観からは想像もできない使いやすさです。

さらに6:4分割可倒式リヤシートを倒せばゆとりある荷室容量が出現します。

魅力その❹安全装備の充実

スイフトは、予防安全装備も充実しています。

全グレードに標準装備される「スズキセーフティサポート」は安全装備だけでなく、先進装備もバッチリです。

特に後方側の安全を見守ってくれるブラインドスポットモニターやリヤクロストラフィックアラートなどの安全装備が、スズキセーフティサポート装着車で全車標準装備となっているのはかなりの驚きです。

この安全装備は高級車であっても数万円以上の高価なオプション装備となることも多く、リーズナブルなスイフトにおいて標準装備となっているのは「さすが!」と言えるでしょう。

 

コスパ最高、走りも安全装備も充実のスイフトのシートアレンジ

ここまでスイフトの歴史や魅力を見てきて「スイフトいいな」と思い始めた方も少なくないのでは?

コスパも走りも安全装備も良し!となったら、あとは使い勝手が良ければ最強ですよね。

そこでさらにスイフトのシートアレンジについてもお話していこうと思います。

あなたにベストなシートアレンジが見つけられたら、これはもう最高の1台になること間違いなしですよね。

ここでは、歴代のスイフトの中でもすべての面で優れている4代目スイフトのシートアレンジについてお話していきます。

4代目スイフトの室内空間

4代目スイフトはブラックを基調としたスポーティで落ち着きのある室内空間に仕上がっています。

さらにフロントシートのホールド感やシートの質感・肌触りなどの細かい心配りも嬉しいポイント。

またボディサイズが短くて低いコンパクトカーにも関わらず、驚くほどゆったりとした室内空間となっています。

シートアレンジ紹介

スイフトのシートアレンジは主に、ラゲッジルームをどのように拡大するかというシートアレンジになります。

スイフトには下記の写真のような最大ラゲッジルーム容量265Lという、コンパクトカーではトップレベルの大容量のラゲッジルームが最初から備わっています。

さらにこの最大容量を579Lまで拡大できるのが、分割可倒式で操作が簡単なシングルフォールティング式シートバックです。

このように必要に応じてリアシートの分割式バックレストを左右別々に倒すことで、お好みのラゲッジルームの容量にすることができます。

リアシートを片側だけ倒せることによって、長尺ものも人も乗せることが出来るのは嬉しいポイントですね。

自分のライフスタイルや様々なシーンで活躍してくれる便利な機能と言えるでしょう。

またこのようなスイフトのラゲッジルームの広さを活用して、キャンプや車中泊を楽しんでいる方も少なくありません。

皆さん、キャンプも車中泊も満喫してますね。

コンパクトカーの懐の深さを知りました。

息子が社会人になって最初に乗った車が、このスイフトでした。

息子の愛車は「スイフトスポーツ」の赤。

免許証を取り立てで車を運転するのが楽しい時期だったこともあってか、休みの度に友達といろんな所に出かけていました。

時には翌日まで帰ってこないことも。

帰ってきた息子に話を聞くと「遠出をして疲れたので、高速道路のSAで仮眠してきた」とのこと。

案外、ちゃんと眠れたよとの息子の言葉に、あんな小さい車でもちゃんと眠れるんだぁ...と変に感心したのを思い出します。

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スイフトのシートアレンジは大容量が決め手!スイフトの魅力に迫る:まとめ

個性的でスポーティなデザイン、しっかりとしたハンドリングと高い走行性能と安全装備搭載のスズキを代表するコンパクトカーのスイフト。

スイフトは狭いという噂も耳にするけど、本当にそうなの?

軽自動車ではなくコンパクトカーなので5人乗車ができるうえ、元々の荷室も265Lという大容量。

シートアレンジをしなくても仲の良い友達とのドライブや旅行には、荷物やお土産などたくさんの思い出とともに乗せられる十分な広さがあります。

また工夫次第で車中泊やキャンプも可能となれば、利便性も兼ね備えた素敵な車だと言えますよね。

乗って楽しい、遊んで楽しい車は、毎日をより充実した生活にするための大切なポイントのひとつだと思います。

そんなスイフトの魅力をお伝えすることが出来たのなら、とても嬉しく思います。

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