

スズキ・ジムニーは、軽自動車ながら本格的な4WD性能を誇る唯一無二の存在として、根強い人気を誇るモデルです。
悪路に強く、アウトドアや林道走行はもちろん、都市部でも取り回しのしやすさが魅力。
そんなジムニーの特徴を語る上で外せないのが「寸法」です。
ジムニーのボディサイズはコンパクトながら、オフロード走行や日常使いにも対応できる絶妙なバランスで設計されています。
今回の記事はこんな方におすすめ
スズキ・ジムニーの魅力が知りたい
ジムニーの寸法がとにかく気になる
街乗りではどう活用できるのか知りたい
この記事では、ジムニーの寸法について詳しく解説し、そのサイズがどのように使い勝手に影響しているのかを紹介します。
Contents
ジムニーの歴史

[出典引用:スズキ公式HP]
ジムニーはワイルドな外装に対して、軽自動車というコンパクトサイズが魅力ですよね。
いつ頃発売されたのか等、ジムニーの歴史を振り返っていきましょう。
ジムニーとジムニーシエラ
ジムニーのことを知っていく上で、ジムニーとジムニーシエラの違いについて先に知っておきましょう。
ジムニーは1970年に販売され、ジープ以来の伝統的な四輪駆動車の構成を固持する軽自動車として人気を博しました。
そのジムニーが2018年にフルモデルチェンジをした際、軽自動車の「ジムニー」と普通自動車の「ジムニーシエラ」が発売されました。

ココがポイント
大きな違いとなるのがエンジンの排気量。
ジムニーは軽自動車なので660cc、ジムニーシエラは1.5Lとそのパワーの差は歴然。
排気量の大きいジムニーシエラはパワフルな走行が特徴ですが、ジムニーにはターボエンジンを搭載しており、十分な動力性能を備えています。
それぞれの違いをジムニーの歴史と共に押さえておきましょう。
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ジムニーとジムニーシエラの寸法

[出典引用:スズキ公式HP]
気になるジムニーとジムニーシエラの寸法はこちらになります。
| サイズ(寸法)表 | ジムニー | ジムニーシエラ |
| 車両区分 | 軽自動車 | 普通小型車 |
| 全長 | 3,395mm | 3,550mm |
| 全幅 | 1,475mm | 1,645mm |
| 全高 | 1,725mm | 1,730mm |
| ホイールベース | 2,250mm | 2,250mm |
| ドット(前/後) | 1,265mm/1,275mm | 1,395mm/1,405mm |
ジムニーシエラは普通車ながら、小型車となっている為、軽自動車のジムニーと大きくサイズに違いはありません。
ジムニーは軽自動車規格ギリギリのサイズで、狭い道や林道にも対応可能となっています。
最小回転半径4.8mと小回りが利き、街乗りでもストレスを感じにくいのも嬉しいポイントですね。
また、ジムニーは最低地上高205mmのため、悪路や段差も安心して走行できます。
ジムニーを駐車する際の注意点
駐車場の基本寸法は、長さ5.0m×幅2.5mです。

ココに注意
ジムニーは全高が1,725mmと高いので、駐車場の高さに注意が必要。
立体駐車場の最も多い制限は、全高1,550mm以下、全長5,000mm以下となっています。
立体駐車場での駐車は難しい場合があります。
駐車場の高さをしっかりと把握した上で購入を検討しましょう。
ジムニーの寸法がもたらす実用性と魅力

[出典引用:スズキ公式HP]
続いて、スズキジムニーの魅力ポイントについても見ていきましょう。
都市部でも取り回しが楽
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コンパクトなサイズにより、狭い道でも困らないのがポイント。
車幅1.5m未満である点は、特に都市部ユーザーにとって大きな利点です。
全高はやや高めですが、それによる見晴らしの良さもメリットの一つです。
本格4WDとしての機動性
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ジムニーと言えばコレ、というくらいに大きな魅力ポイントですよね。
最低地上高205mmと高いアプローチアングルにより、岩場や悪路走行にも対応。
ジムニーは“軽のクロカン”として信頼されており、山道や雪道、砂利道でも抜群の安定感を発揮します。
コンパクトでも広い積載空間
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リアシートを倒せば、大人2人のキャンプ道具も十分積載可能。
後部座席はほぼフルフラットになるため、簡易車中泊にも対応してくれます。
ルーフキャリアとの併用で拡張性も高く、アウトドア用途に最適です。
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ジムニーの寸法はライバル車と比べてどうなのか

ジムニーの特徴をさらに理解するには、競合車種との比較も重要です。
ホンダ・N-BOX カスタムの4WDモデルといった軽SUV風モデルがあります。
ですが、これらはFF(前輪駆動)またはオンデマンド4WDで、本格クロカン性能とは趣が異なります。
| 車種 | 全長 | 全幅 | 最低地上高 | 駆動形式 |
| ジムニー | 3,395mm | 1,475mm | 205mm | パートタイム4WD |
| タフト | 3,395mm | 1,475mm | 190mm | FF or 4WD(AWD) |
| N-BOXカスタム | 3,395mm | 1,475mm | 約145mm | FF or AWD |
比較してみると、ジムニーの最低地上高と駆動形式(パートタイム4WD)は明らかにオフロード向けに設計されています。

ジムニーは「走れる範囲の広さ」で他の軽自動車を圧倒しており、この寸法がその個性を生み出しているのです。
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今回はジムニーの歴史から、寸法による魅力まで、競合他車との違いも含めてまとめてお伝えいたしました。
今回の記事のポイント
- ジムニーは軽ながらカッコいい外装とボディが特徴
- 最低地上高が高いので、見晴らしがよい
- 「走れる範囲の広さ」で、悪路でも街路でも難なくこなせる
- 本格4WDの軽自動車として唯一無二の存在
ジムニーの寸法は、軽自動車としての扱いやすさと、本格SUVとしての性能を両立させた絶妙なバランスにあります。
軽自動車規格に収まりながらも、最低地上高や4WD性能は普通車並み。
だからこそ、街中でも山道でも高い満足度を得られるのです。
コンパクトで扱いやすく、それでいて頼もしい。
このギャップこそがジムニーの最大の魅力です。
寸法の数字一つひとつに、スズキのこだわりと歴史が詰まっているといえますね。
アウトドアでも街乗りでも使いたい。そんなわがままに応えてくれる一台が、ジムニーです。
この記事を参考に、あなたもジムニーの購入を検討してみませんか。