そんな人におすすめの情報です。
スバルXVは、2010年に3代目インプレッサをベースとして車高を高くし、SUVスタイルに作られた車種。
インプレッサの5ドアはそのままに、エクステリアはXV専用のデザインとなっています。
近年SUVの車って特に人気がありますよね。
走行性能や室内空間の広さだけでなく、車高の高さから運転しやすいこともメリットです。
その中でも一番の人気はそのデザイン性。
カジュアルな中にラグジュアリー感があるなんともかっこよさと色気のあるSUV車、わたしも大好きです。
そんなSUVの先駆けともいえる、スバルのXVについて紹介していこうと思います。
スバルXVってどんな車
XVはどんな車なのか、XVの歴史をみていきましょう。
初代XV(2010〜2012年)
スバルXVの始まりは2010年。
3代目インプレッサを改良し、クロスオーバーモデルとして誕生したのがXV。
ココがポイント
X=Crossover(融合)、V=Vehicle(車両)が由来です
初代XVのコンセプトはUrban Adventure(都市型冒険)でした。
2007年頃から日産のエクストレイルやトヨタのフォレスターなど、SUV車が注目され始めました。
2010年にコンパクトSUV人気の火付け役ともいえる日産のジュークが登場し、SUVの人気が一気に出てきましたね。
2012年には初代XVの生産が終了しました。
出典引用:スバル認定U-car公式サイト
インプレッサと比較すると、フロントグリルやバンパーのデザインが異なりますね。
また、サイドクラッディングからのホイールアーチがブラックで存在感たっぷり。
ホイールはXV専用の16インチと大きめが装着されています
インプレッサは15インチなので大きめなのがわかります。
また、ワイドフェンダーになっているところもSUV感がありますね。
内装もインプレッサと異なり、茶系をメインとしています。
初代XVの基本スペックは以下の通りです。
全長 | 4430mm |
全幅 | 1770mm |
全高 | 1520mm |
ホイールベース | 2620mm |
重量 | 1400kg |
エンジンは1.5Lと2.0Lがあり、それぞれ2WDと4WDがあります。
わずか1年半で生産が終了となった幻の初代XV。
インプレッサの伸びしろを感じさせるXVの誕生でした。
ベースとなった3代目インプレッサと比較してみます。
全長 | 4415mm |
全幅 | 1740mm |
全高 | 1475mm |
ホイールベース | 2620mm |
重量 | 1480kg |
3代目インプレッサと比較すると、XVのほうが全高の高さとホイールベースの大きさがあるのがわかりますね。
3代目インプレッサは世界100カ国以上の国に輸出され、世界中で人気の車種になったのです。
現在でもスバルで最も売れた車種はインプレッサなんですよ。
インプレッサのさらなる可能性を秘めたXVの進化がここから始まりました。
2代目スバルXV(2012〜2017年)
XVは2012年にフルモデルチェンジし、2代目XVが登場。
全長 | 4450mm |
全幅 | 1780mm |
全高 | 1550mm |
ホイールベース | 2670mm |
重量 | 1390kg |
2代目XVは4代目インプレッサスポーツをベースとして作られています。
2代目XVにはシンメトリカルAWDを採用しました。
シンメトリカルAWDとは
水平対向エンジンをメインとしてパワートレイン(駆動力を車に伝える部品達)が左右対称に配置されている4輪駆動システム。
シンメトリカル(=左右対称)AWD(前輪駆動)から、この名称になっています。
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左右平等に力を伝えることで、バランスが保たれてスムーズな走行につながります。
初代XVと比較すると全体的に大きくなっていますが、ルーフレールをなくし、全高を1550mmに留めることで立体駐車場の入庫もOK。
エンジンは2.0L水平対向4気筒NAで、駆動方式は4WDのみ。
インプレッサは車高があまり高くないイメージなので、XVを見るとひときわ高く感じます。
アイサイトといわれるスバルの運転支援システムも採用しています。
2013年6月には、ハイブリッドタイプが登場。
発売2週間で販売台数が5000台を超えるほどの人気となりました。
ノーマルタイプの燃費15.8km/Lと比較すると、XVハイブリッドは20km/Lと燃費が良いのがわかりますね。
ハイブリッドのモーターがアクセルをアシストするので、力強い加速を感じさせてくれます。
実際に感じた乗り心地を詳しく紹介している動画がありますので参考にどうぞ
XVの走りの良さを感じる動画ですね。
3代目XV(2017〜2022年)
2017年には3代目となるXVが登場。
全長 | 4465mm |
全幅 | 1800mm |
全高 | 1550mm |
ホイールベース | 2670mm |
重量 | 1420kg |
全高はそのままに、全長と全幅が大きくなっています。
3代目にハイブリッドタイプはなく、エンジンは1.6Lと2.0L4気筒NA、駆動方式は4WDのみ。
エクステリアのデザインも変更がありました。
幾何学模様のフロントグリルや樹脂パーツを使用するなど、2代目よりもたくましさを感じるデザインになっています。
また、アイサイトver.3や歩行者エアバッグを全車種装備しました。
エアバッグは計7箇所も入っているんですよ
ココがポイント
アイサイト3はアクティブレーンキープ、ツーリングアシスト、AT誤後進抑制制御、プリクラッシュブレーキなどがあります。
このような安全運転支援システムがあると、特に高速道路の運転時に役立ちますね。
長時間の運転時の疲労感も違ってきます。
3代目XVは次世代プラットフォームSGPを採用していることから、走り心地の良さも感じられます。
また、ホイールのデザインもかっこいいですね。
2018年にはe-BOXERといわれるマイルドハイブリッドモデルが登場。
e-BOXERとは
主に使われるエンジンをモーターがアシストすることで、ガソリン単体よりも燃費が向上する仕組み。
フルハイブリッドよりも安価で、車も軽量化できるメリットがあります。
燃費(WLTCモード) | |
1.6Lガソリン | 13.3km/L |
e-BOXER | 15.0km/L |
メリットとして加減速時の滑らかさを感じやすいですね。
2020年にはマイナーチェンジされ、デザインの変更や足回りの改良などがありました。
e-BOXERに搭載されている走行制御システム(SI-DREVE)のスポーツモードでe-アクティブシフトコントロールが作動。
出典引用:東四国スバル公式サイト
コーナー進入時はアクセルやブレーキに制限をかけつつエンジン回転数を最も高くし、出るときはモーターがアシストすることで力強い加速をしてくれます。
安全装備はしっかりある中で気持ち良い走りをしてくれるのは、さすが走りにこだわるスバルの良さですね。
スバルインプレッサについての詳しい記事はこちら
-
スバルの人気車種「インプレッサ」のグレードや内装を見てみよう!
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スバルXVの内装をチェック
では次に、スバルXVの内装をチェックしてみましょう。
初代XVの内装は、シートやステッチにブラウン色を使用し、クラシックな雰囲気になっていました。
2代目XVの内装は、ブラックを基調にし、シンプルで飽きのこない内装になっています。
2代目XVには、スバルのデザインフィロソフィー(=共通意識)である「ダイナミック✕ソリッド」が採用されました。
スバルで製造する車のデザインを考えるときの原則的な価値観やデザインの目的などを意味します。
デザインフィロソフィーがあることで、ブランドイメージの構築や統一感にも繋がりますね。
3代目はブラックをメインとしつつ、所々にオレンジのステッチが使われており、シックな中にも遊び心が感じられます。
シートには通気性や肌触りの軽い生地であるトリコットを使用。
また上位グレードのアイサイト2.0ではブラックレザーセレクションが選択可能。
シートがブラックの本革表皮でオレンジのステッチがアクセントになって上質な車内空間を演出しています。
革素材は滑らかな肌触りが心地よいですね。
出典引用:奈良スバル株式会社公式サイト
目を引くオレンジカラーのステッチが、インプレッサとは違ったスポーティ感を出してくれているように感じます。
スバルのステラ内装について詳しい記事はこちら
-
軽っぽくない?!スバルステラの内装をチェック!!カスタムも紹介
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XVの内装をカスタムしてみよう
次に、XVの内装がカスタムできるおすすめのアイテムを紹介します。
AIRSPEED ギアシフトノブヘッドカバー
出典引用:Amazon
スバル XV(2018-2023)の車種に適合するシフトカバーです。
ハードカーボンファイバーでできており、耐熱・耐食性に長けています。
軽くて薄いため、シフトを操作するときにも邪魔になりにくいですね。
テープで装着するという簡単な方法なので、誰でも気軽にカスタムできるアイテムでしょう。
スバル レヴォーグ・インプレッサ・XV(HV)専用 カーボン柄キックガードシート
出典引用:Amazon
XV(〜2016)専用のキックガードシートです。
乗り降り時などに足が当たりやすいドアパネルに貼り、傷を防止するアイテムですね。
貼り付け面にはエアレス加工がされており、自己吸着してくれるので貼り付けも簡単です。
使用者の口コミには、5年使い続けたという人もいるのでコスパの良い商品ですね。
Fewshaw スバル XV ハンドルですアクセサリー
出典引用:Amazon
2017-2023年製造のXVに適合する、ステアリング部分に装着できるアイテムです。
運転時、特に目にするステアリング部分の装飾は、気分も上がって楽しい運転時間になりますね。
Auovo スバル フォレスターsk系/XV GT系/インプレッサ 専用 エアコンダイヤルカバー
出典引用:Amazon
2017-2023年製造のXVに適合するエアコンダイヤルカバーです。
オレンジのアルミニウム合金が存在感を出し、オシャレでスタイリッシュなワンポイントになります。
オレンジカラーはステッチと統一感があるので、まとまりながらもスパイスを入れる感覚でプラスしたくなるアイテムですね。
スバルxvの内装をカスタムしてみよう!おすすめアイテム紹介!! :まとめ
いかがでしたでしょうか。
XVの歴史を見ていくと、ベースとなるインプレッサを軸としながら、差別化を図る外内装のこだわりを感じます。
スバルブランドの共通意識を守りつつ、XVにしか出せないアクティブさとしなやかさの融合を感じさせる車。
技術者達のプライドやこだわりを感じますね。
内装も、シックでシンプルな中にXVのカジュアルさを取り入れるなど、インプレッサとは違うポイントが色々と組み込まれています。
SUVは今でこそ安定した人気のある車ですが、SUV風のXVが登場したのは10年以上前ということに驚きですね。
XVは2022年に生産が終了しているので、今は中古車でしか購入ができません。
スタイリッシュでアクティブなSUVデザインに、スバルの走りの良さを感じさせてくれるXV。
運転好きの人なら、一度は乗ってみたい車なのではないでしょうか。
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