関東のスタッドレスタイヤ交換時期はいつ?疑問をゼロにするQ&A

関東に引っ越してきたばかりだから、スタッドレスタイヤ交換時期がわからない。

このような悩みにお答えします。

東京は雪が少ないからスタッドレスは不要?

もしそう思っていたら、少し待ってください。

突然の雪で立ち往生…なんて事態を避けるため、関東のスタッドレスタイヤの交換時期に関するあらゆる疑問に徹底解説!

この記事を読めば、あなたの不安は解消されるでしょう。

関東全体のスタッドレスタイヤ交換は「12月上旬まで」が最適

関東全体のスタッドレスタイヤ交換は「12月上旬まで」が最適です。

関東エリア全体では、初雪や路面凍結リスクが高まる12月上旬までに交換を済ませるのが推奨されています。

出典引用：タイヤ流通センター

都心部の場合、雪は年に数回ですが、気温が7℃を下回り始める11月下旬ごろには交換の検討が始まります。

でも、関東はあまり雪が降らないのにどうして?

と不思議に思うかもしれません。

実は、冬の道で本当に注意すべきは、雪だけでなく気温の低さと、それによる路面の凍結だからです。

気温が7℃を下回ると夏タイヤのゴムは硬くなり、ブレーキが効きにくくなるなど、本来の性能を発揮できません。

スタッドレスタイヤは、寒い状況でもしなやかさを保つ特殊なゴムで作られているため、冷たい冬の路面をしっかりと掴んでくれます。

天気予報で雪マークが出てから慌てるのではなく「冬の安心を買う」という感覚で、本格的に寒くなる前に交換を済ませておくことが、安全なドライブに繋がるのです。

【エリア別】関東地方の交換時期を調査

関東全体では「12月上旬まで」が最適だとお伝えしましたが、エリア別では交換時期に違いがあるのでしょうか。

について紹介していきます。

「茨城県・栃木県・群馬県（北部・山間部）」の場合

茨城県・栃木県・群馬県（北部・山間部）エリア、特に那須や水上といった北部の山間部では、平野部に比べて格段に冷え込みが厳しく、11月下旬には初雪が観測されることも珍しくありません。

そのため、天気予報で雪マークが出始める前に準備を済ませておくことが大切です。

11月に入り最低気温が5℃を下回る日が増えてきたら交換のサインと考え、11月中旬までにはスタッドレスタイヤに交換しておくのが安全と言えるでしょう。

降雪の予報が出てからでは、カー用品店やガソリンスタンドが大変混み合い、すぐに交換できない可能性もあるため、計画的な準備が安心に繋がります。

「箱根・日光・草津など」特定の観光地へ行く場合

箱根、日光、草津といった人気の観光地は、いずれも標高が高い山岳エリアに位置しており、冬の運転にはスタッドレスタイヤが必須です。

これらの地域では、都心部より1ヶ月以上早く冬が訪れ、11月下旬には路面凍結や積雪の可能性があります。

特に「いろは坂」や箱根の峠道、草津へ向かう山道などは、急な坂やカーブが多く、一度雪が降るとノーマルタイヤでは走行が極めて困難かつ危険です。

現地の住民は11月上旬には交換を済ませていますよ。

冬の旅行やドライブを安全に楽しむため、これらの観光地へ11月下旬以降に行く計画がある場合は、出発前に必ずスタッドレスタイヤに交換しておきましょう。

スタッドレスタイヤのよくある質問Q&A

スタッドレスタイヤに関するよくある質問をQ&A形式で紹介していきます。

オールシーズンタイヤではダメなの?

オールシーズンタイヤは、乾いた道や濡れた道、そして「軽い雪」まで対応できる便利なタイヤです。

しかし、本格的な凍結路（アイスバーン）での性能は、スタッドレスタイヤに劣ります。

雪が積もることは稀でも、路面が凍結する可能性がある関東の冬では、特に安全を重視するならスタッドレスタイヤが最適です。

高速道路で「冬用タイヤ規制」が出た際には通行できますが「チェーン規制」の場合はチェーンの装着が必要になるため、過信は禁物です。

交換した後の夏タイヤ（冬タイヤ）はどうやって保管すればいい?

タイヤを長持ちさせるには

を避けて保管するのが基本です。

まず、タイヤの汚れや小石をきれいに洗い落とし、完全に乾燥させます。

ホイール付きの場合は、空気を少し抜いてから横に寝かせて積み重ね、ホイール無しの場合は、変形を防ぐために縦置きで保管しましょう。

タイヤのゴムを保護するため、専用のタイヤカバーをかけておくと、より良い状態を保てます。

関東のスタッドレスタイヤ交換時期はいつ?疑問をゼロにするQ&A:まとめ

スタッドレスタイヤ交換時期は

このような目安となっております。

あなたの住んでいる地域によって異なりますが、早めの交換に越したことはありません。

安全に運転をするためにも、ぜひスタッドレスタイヤを活用してくださいね。