シエンタの荷台寸法を測定したら、遊びつくせる車である事が判明した

シエンタの荷室って広いって言うじゃない？実際に使い勝手とかはどうなんだろうね？

2022年8月にフルモデルチェンジが行われ、５ナンバーサイズのミニバンとしての人気も高い新型シエンタ。

コンパクトなボディーでありながら室内空間が広い！使い勝手がいい！とユーザーからの評判も良く、納車待ちが出ている状況のようです。

シエンタ（2003～）
3列シート最大7人まで乗車可能な小型ミニバン。200万以下での購入も可能で、運転しやすくいコンパクトなミニバンとして人気の車。2018年9月のマイナーチェンジでは2列シート5人乗りモデルが加わり、広いスペースを活かせば車中泊も可能になった。COBBY pic.twitter.com/1Rii4CJcMg

— COBBY(コビー)🔰 (@cobby_jp) July 4, 2023

「シエンタ」人気だね。
見かけない日はないし、さっきシエンタのタクシーまでいた。

— トーナイ (@circuitman1071) February 18, 2023

シエンタのタクシーまであるという人気ぶりには驚きですね。

昨今、地震や天災などの防災の観点からも「いざという時に使える車」に人気があるようです。

そのような観点からも旅行やレジャーはもちろん、いざという時の頼れるアイテムとしてシエンタの「荷室」に焦点を当てながら人気の秘密やサイズ感、使いやすさなどをお伝えしていきます。

このような方はぜひ最後までお読みいただき、購入時や購入後の充実したカーライフの参考にしていただきたいと思います。

きっと「なるほど！」とうなずいてしまうことがたくさんでシエンタの納車が待ちきれなくなってしまいますよ。

それでは早速、シエンタの人気の理由のひとつである荷室を見ていきましょう。

シエンタの荷室の寸法

早速ですがまずは、荷室のサイズから見ていきましょう。

シエンタの人気の理由のひとつでもある「荷室の広さ」ですが、実際のサイズはどうなのか見ていきます。

シエンタには「3列シートの7人乗り」と「2列シートの5人乗り」の2つのモデルがあります。

ちなみにシエンタのモデルで1番荷物を乗せられるのは、5人乗り仕様のガソリン車モデルです。

どちらのモデルも荷室幅は一緒なのですが、荷室高・荷室長・荷室フロア高に違いがあります。

それではまずは「3列シート7人乗り」から詳しく見ていきましょう。

上の写真の通り、3列目シートがそのままの状態ではせいぜい普段の買い物の荷物を乗せられる程度でしょうか。

ベビーカーを積むと、それ以外の荷物は積むことが難しそうですね。

見ての通りシエンタの7人乗り仕様は、3列目シートを格納しないと十分な広さの荷室長を確保することが出来ません。

ですが、3列目シートを格納するのはちょっと大変そうです。

また、3列目シートは補助席と考えるくらいの狭さと乗り心地と考えた方が良さそう。

ですから特にベビーカーを始め、たくさんの荷物や大きい荷物を必要とする子育て世代からはシエンタを買って後悔したという声も聞こえてくるようです。

次に2列シート5人乗りを見ていきます。

こちらは2列目シートを倒さなくても十分なスペースが確保されていて、とても使い勝手が良さそうですね。

７人乗りのシエンタにも共通するのですが、地面から荷室フロアまでの高さが低めに設定されている（ただし、5人乗りの方が60mm高い）ため、荷物のスムーズな積み下ろしが出来るのが嬉しいポイントです。

通常の買い物はもちろん、予想以上に買い物をしてしまった時やちょっとしたレジャーなら、2列目シートを倒さなくても十分に対応出来るでしょう。

続いては2つのモデルのフルフラットモードでの荷室の広さを見ていきましょう。

2列目、3列目シート共に倒すと、荷室の長さが1,525mmの荷室が出来上がります。

自転車やゴルフバッグなども積むことが出来るので、子供の送迎やお父さんのゴルフの練習なども楽々とこなせそう。

ただ、フルフラットモードといっても段差や隙間が気になるのは私だけでしょうか。

5人乗りのこちらは2列目シートを倒すと、なんと荷室の長さが2,045mmに広がります。

大人用の自転車がハンドルを曲げなくても楽々と積み込めるのは、とても嬉しいですね。

また新型シエンタは2列目シートと荷室のすき間をフラットボードで埋めたことで、完全なフルフラットモード化を実現させています。

荷物も楽に乗せられるようになり、すき間から小物や買い物袋から転がり出た野菜などが落っこちてしまう...というようなデメリットも解消されました。

シエンタで遊びつくせ！

シエンタは普段乗りにはもちろんですが、女性にも運転しやすいコンパクトミニバンなので女子旅に出掛けるのもとても楽しそう。

5人乗りなら人も荷物も乗せられるのでワイワイと話に花が咲き、荷室には思い出と一緒にたくさんのお土産も乗せることができます。

また日本の標準的な家族構成であれば、やはり5人乗りが重宝しそう。

テーマパークへのお出かけも、キャンプなどのアウトドアも楽しめそうです。

子供が疲れて寝てしまったら、荷室に昼寝用布団を敷いてあげてもいいですよね。

幼稚園児までくらいの子供でしたら2人でも寝られるくらいの広さですから、元気に遊んだ後は寝る！といったことも出来そうですよ。

さらに車で寝られるのは、子供だけの特権ではありません。

そうなるとやっぱり車中泊！

コンパクトミニバンやミニバンを購入した人たちの「購入後にやってみたいこと」の上位にランキングされているのが、「車中泊」と「YouTube」。

車中泊に憧れるのは皆さん同じなんですね。

我が家もヴォクシーに乗っていた時に、何度も車中泊を楽しみました。

そこで実際にシエンタで車中泊をしている方の様子を見ながら、車中泊を快適にするグッズを我が家の経験も交えながらお話していきます。

なお車中泊に向いているのは、シートを倒すだけでフルフラットな床が作れて段差やすき間のない「2列シート5人乗り」のシエンタなので、こちらのモデルで見ていきましょう。

まずはこちらの動画からご覧ください。

シエンタで車中泊をするシーンが色々と想像出来ましたか？

今、家にある手持ちのテーブルと鍋と...と想像も楽しさも膨らんでしまいますよね。

ですが、これがあると車中泊はもっと楽しい！便利！というアイテムがあるんです。

我が家がヴォクシーで何度も車中泊を楽しんだ際の経験から「これがあると更に快適！」と思っているアイテムを紹介します。

ぜひ、夢膨らむシエンタでの車中泊の際に役立てて下さい。

車中泊にこれがあると便利アイテム

キャンピングカーではない普通自動車での車中泊に、これがあったら便利だと思うアイテムがこちらです。

上記のものに加えてこんなアイテムもしっかりと積み込みましょう。

ひとつづつ簡単に説明しますね。

また、我が家のおすすめのグッズがある場合はそちらも紹介しておきます。

車中泊の便利アイテム

❶サンシェードやカーテンなどの窓を覆い隠すもの

これは暑さ対策や寒さ対策はもちろん、プライベートの確保という意味合いからも絶対の必需品です。

車中泊をするとなるとピッタリのサイズが望ましいので、シエンタ専用のサンシェードがおすすめ。

❷車内と外の両方で使えるテーブル

脚の長さを調整することで、ローテーブルにもハイテーブルにもなるタイプがおすすめです。

車内ではローテーブル、キャンプ場など外で過ごすことの出来る場所ではハイテーブルに...と２WEYの使い方が出来ます。

ホームセンターなどでも購入出来るので、ひとつあると便利。

ただ、車中泊を重ねるとスノーピークなどのキャンプギアが欲しくなってしまう可能性は大きいです。

❸電気調理器具

車の中で火を扱うのはやはり危険なので、電気調理器具がおすすめです。

タケルくんやお弁当箱型の炊飯器。

小さめのIHコンロや動画内でも使っていた、ちょこっと家電、小さいホットプレートなどです。

ちなみに我が家の炊飯器は、シガーソケットで炊ける2合タイプのものを使っていました。

❹ポータブル電源

シエンタには「非常時急電モード」というものがあるらしいのですが、やはり限界はあると思います。

そこで車中泊をするなら、これは絶対にあると便利です。

容量も色々ありますが、700～1000Wのものであればほとんどの電化製品が使えて残量もそれほど気にすることなく使えます。

大きいものだと車内が狭くなってしまうのと持ち運びの便利さ、金額からもこのくらいが適当ではないでしょうか。

使える電気調理器具が増えると、調理の幅も広がりますし、ポータブル冷蔵庫も使えます。

さらに夏は扇風機なども使えますから絶対に欲しいアイテム、ナンバーワンです。

❺マット

寝心地を左右するので、思っている以上に大切です。

我が家は普段使いの布団とマットを、そのまま使っていました。

この方が家と変わりなく眠れるので、良かったです。

車中泊用の寝具やマットを片付けたり、干したりする手間も省けるのも良かったのではないかと思います。

❻ランタンなどの灯り

車内のランプをつけっぱなしではバッテリーが上がってしまうので、灯りは必需品です。

充電タイプよりも電池式の方がコードがないので、どこにでも置けるので便利。

また、電池式の方が防災時には便利ですよ。

ただ、電池の備えは忘れずに。

❼ポータブル冷蔵庫

クーラーボックスで代用できなくはないんですが、やっぱりあると嬉しいアイテムです。

食材の保管はもちろんですが、お土産に要冷蔵品や冷凍品だって気にすることなく買えるのも嬉しいですよね。

それに何より夏は、キンキンに冷えたドリンクやアイスクリームを食べたくないですか？

夏に車内で冷えたドリンクを喉に流し込んだ時に、ポータブル冷蔵庫あって良かったぁ～って心底思いますよ。

車中泊にあったら便利なアイテムを色々と紹介させてもらいました。

ですが、1番大切なのは車中泊を心から楽しむ気持ちだと思います。

何もかもが揃った家とは違う非日常なのですから、これらのアイテムがなくて少しくらい快適でなくても、車内で特別に調理をせず買ってきたお惣菜やお弁当を食べただけでもきっと楽しいはずです。

私の車中泊の記念すべき第1回目は、お風呂に入ったついでにそこのお風呂の食堂で夕飯を食べました。

車内では薄暗い灯りの中、iPadでYouTubeを見ていたら知らぬ間に寝てしまっていました。

そんな車中泊デビューだったけど、今でもその時の事は鮮明に思い出せるほどワクワクと楽しかったです。

「シエンタでの車中泊を楽しむ！」まずはそれだけで十分です。

シエンタの荷台寸法を測定したら、遊びつくせる車である事が判明した：まとめ

新車を購入する時はものすごくワクワクします。

納車されるまでの時間は車内のグッズを揃えたり、いろんな想像をしてワクワクしたり。

シエンタはコンパクトミニバンで取り回しや運転がしやすいことに加え、荷台が広いゆえにいろんな楽しみ方を想像させてくれる車だと思います。

運転する人を選ばず、快適に目的地まで連れていってくれて満足させてくれる…。

目的地についた後は、あなたがシエンタをどのように快適にあなたらしく使うか？にかかっていますよ。

この週末は、女友達とワイワイと旅行を楽しみますか？

それとも家族でテーマパークで、遊び尽くしましょうか。

テーマパークで遊んだ後の帰りは、車中泊を楽しんで帰ってくる…そんな欲張りなワクワクも全然アリ！です。

シエンタの荷室の広さだからこそ出来る、いろんなワクワクをぜひ楽しんでくださいね。