人気の国産車を教えて!
その疑問を解決します。
車を購入する時に、好きなモデルや使い勝手を考えて、車選びをされる方がほとんどですよね。
何十万、何百万円もした車を買い変えるときに、なるべく値落ちせずに売却できれば次の車の購入時の負担を軽減できます。
そのために、値落ちしにくい車や車を高く売るコツを確認しておきましょう。
今回のこの記事では、
値落ちしない国産車の特徴
値落ちしない国産車ランキング5選
できるだけ高く売却するコツ
について紹介します。
値落ちしない国産車の特徴
値落ちしない車には、共通の特徴があることはご存じですか。
中古車よりも新車、長年需要が高いロングセラー車など、様々な条件があります。
そのため、車を高く売ろうとしても値落ちしやすく満足する金額で売却できない場合もあるんです。
なので、まずは値落ちしない国産車の特徴を確認してみましょう。
- 日本に限らず海外でも人気の車
- 需要が高いロングセラー車
- 新車販売がない希少価値が高い車
では、それぞれについて解説します。
日本に限らず海外でも人気の車
日本だけでなく、海外でも人気の車は値落ちする心配が少ないです。
例えば、トヨタ自動車は海外でも有名な自動車ブランドですよね。
2022年の世界新車販売台数ランキングで3年連続で1位を獲得しています。
海外で人気の日本車は、地域によっても異なりますが、全世界でトヨタ車の人気が高くなっています。
アメリカではカムリやカローラ、タコマが人気で、東南アジアでは、ハイラックス、中東・アフリカ中心に世界各国で人気なのがランドクルーザーです。
さらに、アメリカでは自動車ブランド別の信頼性ランキングでも1位にランクインしています。
重要が高いロングセラー車
需要が高いロングセラー車は、価値が高く値落ちしにくく、流行の車種や中古車市場でも安定した需要のある車種であることが必須条件とされています。
近年ではSUVタイプが人気を集めていて、実際の残価率ランキングでも上位に多数ランクインしているモデルです。
国内だけでなく、世界的なトレンドとなっているので輸出にも強く、5年落ち程度ならかなり高額査定が期待できます。
また、アルファードを筆頭とするミニバンもファミリー世代から根強い人気です。
高価格帯のモデルは中古車需要が高いので、状態次第では新車と変わらない価格を維持することがも可能です。
近年のミニバンの人気により、セダンやスポーツカーは現在のトレンドでは無くなっているので、価値が低くなる傾向になります。
私も車に詳しい訳ではないですが、現在はミニバン、アルファード、SUVが人気ってことはよく分かります。
何処に行ってもアルファードやミニバンばかりですよね。
一昔前までは、軽自動車かセダンがほとんどで、ミニバンは作業車ってイメージでした。
最近見るセダン車は、プリウスくらいしか見かけないのではないでしょうか。
値崩れしない車選びには、時代の流行の変化を見きわめることが大切ですね。
新車販売がない希少価値が高い車
需要と供給の基礎的な話では、新車販売がない希少価値が高い車であるほど値落ちの心配が少ないと言われています。
例えば、世界で数百台しかなかったり、限定モデルだったりすると、希少価値が高くなります。
状態などによっては購入価格より高値で売れることもあるため、レアな車であれば値落ちしにくいんです。
また、新車販売がなく希少価値が高い国産車として挙げられるのは、トヨタのランドクルーザーやホンダのS2000です。
ランドクルーザーは近年の半導体不足の影響で2020年秋頃から生産量が減少しているので、希少価値が高まっています。
また、ホンダS2000は当時の新車価格よりもずっと高い金額で取引されているようです。
今後の国産新車市場において、まず間違いなく同じようなモデルは登場しないといわれるほどです。
値落ちしない国産車ランキング5選
値落ちしにくい車の特徴がわかったら、次はどの車が値落ちしないか気になりますよね。
多くの人に愛され続ける車や、世界中で利用されている車などが上位を占めています。
値落ちしない国産車ランキング5選をみてみましょう。
トヨタ アルファード
引用元:トヨタアルファード公式サイト
トヨタのアルファードは大型の高級ミニバンで、高級感のある広い内装が特徴的です。
また、優れた乗り心地を有していながら、十分な荷物スペースを確保できるほど空間にゆとりがあるので、快適なドライブを楽しむことが可能です。
アルファードはトヨタ車の中でも高い残価率を誇っており、驚異の数値を出しています。
アルファードの残価率
新車価格に対しての残価率
3年落ち:79~126%
5年落ち:40~84%
また、アルファードは新車が高額なため、少しでも安い中古車や海外でも人気があるので、多くの中古車が輸出されている状態です。
それにより、アルファードの相場が下がらず値落ちしにくいとされています。
トヨタ ランドクルーザー
引用元:トヨタランドクルーザー公式サイト
トヨタのランドクルーザーは世界中で人気が高まっている車で「ランクル」という愛称で親しまれています。
トヨタの公式サイトでは、生産能力を大幅に上回る注文が殺到したことにより、注文を停止しているほどです。
また、過酷な移動を支える運転環境とゆとりのある荷室空間も人気となる理由ではないでしょうか。
1951年から販売されているロングセラー車であるランドクルーザーですが、2019年にはグローバル累計販売台数が1,000万台を達成しています。
販売台数が多いと値落ちしやすい傾向にありますが、ランドクルーザーは別格です。
ランドクルーザーの残価率
新車価格に対しての残価率
3年落ち:50~142.9%
5年落ち:61~112.3%
年式やグレードによって値落ちに差がありますが、ランドクルーザーは全体的に驚異的なリセールバリューを誇っています。
スズキ ジムニー
引用元:スズキジムニー公式サイト
スズキのジムニーは2ドアのコンパクトボディの車で、装備アクセサリーとしてスペアタイヤがあり、外観の個性あふれるデザインが魅力です。
現行でも販売されていますが、人気が高く生産できる限界を超える注文により納期が遅れています。
ジムニーの残価率
新車価格に対しての残価率
3年落ち:80~102.2%
5年落ち:54~97%
値落ちしにくい理由として、ジムニーのモデルチェンジは他の車種よりもサイクルが長いことです。
そもそもジムニーは完成度が非常に高く、すぐに新モデルを必要としないことが理由です。
また、一度販売されると、そのモデルは長い期間市場で評価されるので、値落ちしにくい車と言えます。
日産 エクストレイル
引用元:日産エクストレイル公式サイト
日産のエクストレイルはSUV型の車で、オフロードでも快適に走れる性能が魅力です。
重厚感があり、上質さも感じられる外観に、室内は快適な作りとなっています。
エクストレイルの残価率
新車価格に対しての残価率
3年落ち:64~78.4%
5年落ち:23~62.1%
上位の車種より下がっていますが、一般的な残価率は、3年落ちで50~60%、5年落ちで40~50%となるケースが多いです。
なので、エクストレイルもモデル全体として良好な残価率を示しています。
トヨタ ハイラックス
引用元:トヨタハイラックス公式サイト
トヨタのハイラックスはピックアップトラック型の車です。
力強くタフな存在感を放つ迫力の外観と、ブラックで統一された内装にメッキが施されたインテリアデザインが魅力です。
また、サビや腐食に強い素材を採用し、デッキスペースは最大500kgの荷物が積載可能なので、遊びでも仕事でも幅広く活躍します。
ハイラックスの残価率
新車価格に対しての残価率
3年落ち:61~80%
5年落ち:53~78%
ハイラックスは車体の大きさから万人受けする車ではないですが、乗りこなせる人からするとリセール面では非常に強い車です。
できるだけ高く売却するコツ
大切に乗ってきた車は、できるだけ高く売りたいですよね。
車を売るときの交渉の方法次第で、数十万円も変わる場合があります。
車を高く売却するための6つのポイントを紹介します。
- 事前に車の買取相場を確認
- 高く売れやすい時期を狙う
- 年式・走行距離
- パーツやオプション
- メンテナンスノート
- 車の消臭・掃除
少しでも高く売却できれば、次の車の購入予算を増やすことができてワンランク上の車を購入することができるかもしれませんよね。
それぞれの内容を確認しましょう。
事前に車の買取相場を確認
車を高く売りたいのであれば、自分の車の買取相場を調べておきましょう。
買取相場を知らないと、買取業者から提示された買取額だ妥当なのかが分かりません。
場合によっては、相場より安く買いたたかれる可能性があります。
そうならないためにも、車の買取・査定シミュレーションを使って事前に確認しておくことがおすすめです。
私の友人の話なんですが、先日車を売却したんですが、調べるのは色々と面倒だし、駐車場の問題もあるからと相場を調べずに1社だけで売却を決めたそうです。
後日、なんとなく気になりネットで買取査定シミュレーションをしたら、十数万円高い査定が出たと嘆いてました。
少し手間をかければ十数万円高く売れる可能性があるので、事前に相場の確認をしておくことを強くおすすめします。
高く売れる時期を狙う
売却の時期やタイミングを見きわめることも、車を少しでも高く売るのに有効です。
一般的に車の需要が高くなる1~3月・9月で、この時期は多くの買取業者が決算を迎えるタイミングにもなるので、査定額が上がる傾向があります。
また、12月は買取相場が下がる傾向があり、買取価格が安くなってしまう時期があるので注意が必要です。
また、4月に車を売却した場合は、1年分の自動車税がかかります。
自動車税は4月1日時点での車の所有者が支払う決まりになっているので、仮に4月2日に売却したとしても、1年分の自動車税は支払わないといけません。
1月~3月は繁忙期で高い査定額がつく傾向がありますが、手続きが込みある時期でもあるので、できるだけ3月初めの売却をおすすめします。
私も中古車ですが欲しい車が2月に見つかり急いで手続きを済ませましたが、やはり混み合っているとのことで、3月中旬に手続きが完了しました。
急いでしまうと後から不備が見つかり、手続きが間に合わないとなっては困るので、事前に書類などの準備をしておくと安心ですよ。
年式・走行距離
売却するときは、年式や走行距離にも注意しましょう。
具体的には年式が10年以上、走行距離が10万キロ以上の場合には、査定額が低くなる傾向があります。
また、売る予定の車のモデルチェンジ後には価格や需要が下がる傾向があるので、新型モデルが発売される前がおすすめです。
パーツやオプション
一般的に純正オプション品があると、プラス査定につながる可能性があります。
特に、安全装備やカーナビ、レザーシートなどは、査定額がアップする傾向があるので、査定時にアピールしておくことをおすすめします。
その一方で、社外品や個性の強いカスタムパーツは好みが分かれるため、プラス査定につながる可能性が高いとは言えません。
もし社外品パーツに交換しているのであれば、純正品に戻して査定を受けたほうがよいでしょう。
メンテナンスノート
車を売却する時には、メンテナンスノートを用意しておきましょう。
メンテナンスノートって何?/
メンテナンスノートとは、メーカーの保証書と点検記録簿がセットになったものです。
これまで受けてきた点検や整備履歴が記録されているので、きちんとメンテナンスを行った証明になります。
過去のメンテナンス記録が把握できることで、「この車を大切に乗っていた」というイメージで高く評価される場合があります。
車の消臭・掃除
査定を受ける前にできるだけ消臭・掃除をしておきましょう。
特に、タバコやペット、芳香剤などのニオイがあると査定額が下がってしまう可能性があります。
また、車をキレイにしておくことで、査定士に好印象を与えること重要です。
新車のようにまでとはいきませんが、キレイにされたボディと整理された車内を見れば、大切に乗ってきたことは伝わりますよね。
高く売るためにとお金をかけて掃除しても査定額に同額反映されるとは限らないので、できる範囲でキレイにしておきましょう。
値落ちしない車を知りたい方必見!国産車ランキング5選を紹介:まとめ
まとめ
値落ちしない車の特徴
- 「日本に限らず海外でも人気の車」
- 「需要が高いロングセラー車」
- 「新車販売がない希少価値が高い車」
値落ちしない国産車ランキング5選は、世界中で多くの人に愛される車が上位となっている
- トヨタ「アルファード」
- トヨタ「ランドクルーザー」
- スズキ「ジムニー」
- 日産「エクストレイル」
- トヨタ「ハイラックス」
できるだけ高く売却するコツは、できる範囲でしっかりメンテナンスをして査定額アップを狙う
- 事前に車の買取相場を確認
- 高く売れやすい時期を狙う
- 年式・走行距離
- パーツやオプション
- メンテナンスノート
- 車の消臭・掃除
今回この記事では、国産車の値落ちしない車について紹介しました。
新しい車選びで好きなデザインや欲しい性能選びはもちろんですが、値落ちのしにくい人気の車も購入の選択肢として選ぶこともできます。
値落ちしない車に乗り換えれば、数年後の売却時に高く買い取ってもらえる可能性が高いです。
また、売却時や日頃のメンテナンスによって、車の価値が変わってくるので、大切に乗りたいですね。
車を購入する前は、値落ちしない車ランキングを参考にして乗り換えましょう。