そんな疑問にお応えします。
国内販売車数の多いトヨタが取り扱っている車種のひとつがプリウスです。
そんなプリウスのリセールバリューについて紹介します。
トヨタ車ブランドが好きな方
新しく車をお迎えしたい方
プリウスのリセールバリューを知りたい方はぜひご一読ください。
そもそもリセールバリューってなに?
車の名称には詳しい筆者ですが、恥ずかしながら専門用語は疎いです。
まずはリセールバリューとは何かをお伝えします。
リセールバリューとは
一度購入したクルマを売却する時の再販価格の事
また、人気の車や生産が少ない車は中古車市場で高値で販売される傾向があります。
そのため、売却の際も買取りや下取りも高い価格になります。
こういった買取りや下取り価格が高いものをリセールバリューが高いと表現される事もあります。
ちなみに国産車のリセールバリューは、新車購入から3年経過、3万キロ走行程度で新車価格の40~55%が一般的です。
トヨタのプリウス
プリウスの始まり
プリウスが製造、販売を開始したのが1997年です。
当時は世界初の量産ハイブリッド専用車(スプリット方式)として注目を集めました。
また、ハイブリッド専用車のブランドでもありす。
プリウスという車名の由来はラテン語の「〜に先駆けて」や「〜に先立って」という意味から取りました。
確かに世界初の量産ハイブリッド車ですからピッタリな名前ですね。
現在では93国程で販売されていますがどこの国でも名前は変わらず「プリウス」と呼ばれています。
また、トヨタが販売しているアクアは海外では「プリウスC」と呼ばれており、プリウスのブランド力を活かしています。
ちなみにCはCityの頭文字からきているようです。
プリウスは改良を重ね、現在で5代目になります。
プリウスの評価
ハイブリッドカーとして国内外から認められています。
そんなプリウスはただ燃費が良いというだけではなく、環境への負荷の低減や先進的なEV機能なども評価されています。
実際にアカデミー賞に俳優がプリウスに乗って登場したことがあり、プリウスは環境に良いというブランドイメージを築いています。
また、市場での評価も安定して高いのですが、特に3代目は国内市場では特に高く評価されました。
2009年4月に施行された環境対応車普及促進税制による自動車重量税と自動車取得税の全額免税。
さらには、同年6月からエコカー補助金も始まり、プリウスは軽自動車を含む総合評価で2009年6月度〜2010年12月度まで連続で首位を獲得しました。
最新プリウスのスペック
リセールバリューを見ていく前に2023年から販売が開始された5代目プリウスのスペックを確認しておきましょう。
ボディ
乗車定員:5名
ボディタイプ:5ドアファストバックセダン
駆動方式:前輪駆動・四輪駆動:E-Four(電気式4WDシステム)※四輪駆動はHEVのみの設定
プラットフォーム:GA-Cプラットフォーム
パワートレイン
エンジン
2ZR-FXE型:1,797cc 直列4気筒DOHCM20A-FXS型:1,986cc 直列4気筒DOHC
モーター
フロント:1VM型:交流同期電動機
リヤ:1WM型(E-Fourのみ)
交流同期電動機
最高出力:1.8L車
エンジン:72kW(98PS)/5,200rpm
フロントモーター:70kW(95PS)
リヤモーター(E-Fourのみ):30kW(41PS)
システム最高出力:103kW(140PS)
2.0L車
エンジン:112kW(152PS)/6,000rpm
フロントモーター:83kW(113PS)
リヤモーター(E-Fourのみ):30kW(41PS)
システム最高出力:144kW(196PS)[HEV・前輪駆動]・146kW(199PS)[HEV・四輪駆動]・164kW(223PS)[PHEV]
1.8L車
エンジン:142N・m(14.5kgf・m)/3,600rpm
フロントモーター:185N・m(18.9kgf・m)
リヤモーター(E-Fourのみ):84N・m(8.6kgf・m)
2.0L車
エンジン:188N・m(19.2kgf・m)/4,400-5,200rpm
フロントモーター:206N・m(21.0kgf・m)
リヤモーター(E-Fourのみ):84N・m(8.6kgf・m)
変速機:電気式無段変速機
サスペンション
前:マクファーソンストラット式コイルスプリング
後:ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング
車両寸法
ホイールベース:2,750mm
全長:4,600mm
全幅:1,780mm
全高:1,420 - 1,430mm
車両重量:1,360 - 1,480kg
ブレーキ
前:ベンチレーテッドディスク
後:ディスク
プリウスのリセールバリュー
最新プリウスのスペックも確認できたので本題であるリセールバリューについて進みましょう。
平均的なリセールバリューパーセンテージ
1年落ち:79.6%
3年落ち:61.6%
5年落ち:51.7%
7年落ち:29.3%
10年落ち:14.6%
冒頭のリセールバリュー解説時に新車購入から3年で40〜55%と紹介しました。
比較してみるとプリウスは3年で60%越えですから、プリウスの評価の高さがここでもわかりますね。
リセールバリューが高いプリウス
グレード
標準であるSが中古車市場では人気があり、買取市場でも価格が安定しています。
中でもS ツーリングセレクションは人気が高いです。
スポーティなデザインや走りにこだわった設計になっていることから人気な様です。
他にも内装や外装が充実している最上級グレードAプレミアム ツーリングセレクションもリセールバリューの高い車です。
ボディカラー
アティチュードブラックマイカ・ホワイトパールクリスタルシャイン・スーパーホワイトⅡと買い手を選ばないカラーが人気です。
ちなみにプラチナホワイトパールマイカ は+33,000円、ホワイトパールクリスタルシャインは+37,800円で選べるカラーです。
反対にブルーやグリーン系といった買い手の好みが分かれるものはリセールバリューが低くなります。
オプション
査定時にプラスになりやすいオプションも実はあります。
純正ナビ
インテリジェントクリアランスソナー
電動ムーンルーフ
純正のエアロやアルミホイールが付いているとプラス評価に繋がりやすいです。
後付けができない車線はみ出しアラート、追従ドライブ支援機能などが備わっているトヨタセーフティセンスもプラス評価要素です。
ちょっとでも高く売りたい
車を手放すなら少しでも手元にお金が残ると嬉しいですよね。
少しでも高く売る方法があります。
それは海外への輸出ルートを持つ中古車買取業者を選ぶことです。
特にモンゴルでは大気汚染対策に打ち出されたハイブリッドカーへの優遇税制があります。
そのためプリウスはモンゴルへの輸出が多いのです。
希望する業者が海外への輸出ルートがあるかはホームページなどから調べることが大方できます。
プリウスを売りたいと思った時はぜひ海外輸出ルート、特にモンゴルへの輸出がある業者を選ぶと高値で買い取ってもらえる可能性があります。
愛車を売るなら高い方がいい‼︎プリウスのリセールバリュー:まとめ
正直私は今まで車を購入する際にリセールバリューを気にした事はありませんでした。
我が家はまだまだ子どもが小さいのでリセールバリューを考えてまで購入するのは先になりそうです。
購入する時に手離す時の事までは考えずらいかもしれませんが少しでも高く売れると嬉しいですよね。
みなさまも今後車を購入する際はぜひリセールバリューのことも頭の片隅に置いておくといいかもしれません。