その疑問にお答えします。
パッソはトヨタ車の中で最もコンパクトなサイズの車です。
低価格で低燃費、可愛いデザインで人気ですよね。
パッソは2026年にフルモデルチェンジを控えており、そのために2023年製造が終了しています。
パッソの見た目はコロンと丸みがあってかわいいんですよね。
小回りも効いて街乗りには便利な車というイメージです。
さて、このパッソを安く買える方法はあるのでしょうか。
現行モデルは中古車販売となりますので中古車購入時にチェックしたいポイントを紹介します。
また、2025年に誕生予定の新型パッソの最新情報も合わせてご紹介しますね。
Contents
中古車を買う前に見ておきたいポイント
パッソの現行モデルは2023年に製造終了となっています。
ですので、ディーラーに在庫があるか、または中古車販売で探しましょう。
車の劣化状況を確認
中古車で見るポイントは7つあります。
- 年式
- 走行距離
- 外内装の劣化状況
- 車内設備の動作確認
- タイヤの劣化状況
- 車検
- 定期点検整備記録
上記のポイントをしっかりみて車選びをしていきましょう。
年式
年式が新しいほど劣化が少なく、性能も優れています。
パッソは過去3回モデルチェンジをしています。
参考
- 初代パッソ:2004年~2010年
- 2代目パッソ:2010年~2016年
- 3代目パッソ:2016年~2023年
2代目はフロアシフトの自動無段変速機CVTが全車に装備されました。
他にも低燃費を目的としたマイナーチェンジがされています。
ココがポイント
初代のカタログ燃費(18.0〜21.0km/L)から2代目の燃費が(19.0〜27.6km/L)と低燃費化されました。
3代目になると、ダイハツのOEM車になりエンブレムが変わっています。
エンジンは1,000cc直列3気筒エンジンの1種類のみとなりました。
燃費も28.0km/L(2WD)、24.4km/L(4WD)と低燃費化を実現しています。
パッソの口コミでも圧倒的に燃費の良さが目立ちますね
また、3代目から衝突回避支援システムのスマートアシストⅡを採用。
2018年のマイナーチェンジではスマートアシストⅢを採用し、歩行者検知機能やオートハイビーム等の最新技術が追加されています。
3代目最後のマイナーチェンジである2021年には、安全装備がさらに強化されています。
このように、同じパッソでも年式で装備なども変わってきますね。
走行距離
一般的に1年で1万kmを目安に考えて、これより長いと販売価格も安くなります。
ココがポイント
3万km、5万km、10万kmの目安で価格が変わってきます。
一般的に車は10万〜15万kmまでは問題なく動くと考えます。
ただ10万km以上はリスクが高いと考えるので価格も一気に下がりますね。
また、走行距離が短くても年式が古いと、長期間放置されていた車かもしれません。
走行距離と年式のバランスも見極めが肝心ですね。
外内装の劣化状況
細かな傷や色褪せなどがあることもありますので確認が必要です。
シミや汚れなどもチェックし、納得して購入しないと後悔します。
シートベルトの異臭やガラスの傷など、見落としがちな部分ですよ。
シートの劣化具合や、座る部分のへたり具合も見ておきたいところですね。
エアコンの異臭はフィルターの目詰まりやカビの原因だったりもするのでチェックポイントです。
保証やアフターサービスがあるかどうかもしっかりみておくと、後悔しない買い物ができますね。
装備の動作確認
ウインカーやパワーステアリング、ワイパーなど動作確認をしておきましょう。
エアコンやETC、サンルーフなどグレードが上がると電装系オプションも多くなりますので確認が必要です。
なんてこともありますので、細かくチェックしておきたいですね。
タイヤの劣化状況
中古車のタイヤは新品交換されておらず、引き渡し時のタイヤが装着していることがほとんどです。
見た目は問題なさそうでも、ひび割れやすり減っていることもあります。
ココに注意
新品のタイヤは溝が7〜8mmありますが、走行距離が32000kmいくと溝も1.6mmまですり減ります。
溝が1.6mm未満になると、スリップサインが現れ、タイヤ交換の目安になります。
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タイヤの4〜9箇所にあり、1箇所でもスリップサインが出たら使用禁止となっているほど危険な状態。
せっかく買ってもすぐにタイヤ交換になるのは悲しいのでタイヤチェックは必須ですね。
車検
購入を検討した車の車検時期を確認しましょう。
車は新車購入時から3年経過時、それ以降は2年に1回車検することが定められています。
ココがダメ
無車検運転は違法となり、罰則と罰金が課せられます。
車検切れの車は自賠責保険も失効していることが多いです。
フロントガラスに貼られているステッカーで車検の時期がわかります。
車検時期が購入時の近くだと、購入費用に車検費用もかかって出費がいたいということにもなってしまいますね。
車検時期に余裕があれば、気持ち的にも余裕ができることでしょう。
車検整備付と記載があれば、価格の中に車検整備費用が含まれています。
つまり、車検を通した直後の車となっていますので、2年間は車検に通さなくて良いということです。
また、車検整備無しや車検整備別の記載は、購入者が車検に通す必要があります。
定期点検整備記録
定期点検整備記録簿は、法定点検の際に工場がつける整備記録です。
12ヶ月点検や24ヶ月点検といった定期点検のことですね。
車のカルテといえるもので、事故や修理の履歴や交換部品の記録などが書かれています。
この整備記録を見ることで、車の状態や部品が新しいかどうかなど、見た目でわかりにくい部分がわかりますね。
安心して車を購入するためにも、販売店に定期点検整備記録簿の提示をお願いしましょう。
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パッソの価格状況
最も新しい3代目パッソの新車価格から見ていきます。
グレード | 2WD | 4WD |
X | 1,275,000円 | 1,451,000円 |
X"Lパッケージ" | 1,385,000円 | 1,561,000円 |
MODA | 1,572,000円 | 1,748,000円 |
MODA"Gパッケージ" | 1,737,000円 | 1,913,000円 |
MODA"charm" | 1,617,000円 | 1,800,000円 |
パッソとよく比較される車種の新車価格とも比較してみます。
日産 ノート | 1,250,000円~3,064,000円 |
トヨタ アクア | 1,690,000円~2,837,000円 |
トヨタ ヤリス | 1,395,000円~2,694,000円 |
最上級グレードのMODAでも、比較車種よりリーズナブルな価格設定になっていますね。
パッソの中古車販売価格を調べてみました。
- 年式:2021年
- グレード:X
- 走行:6.6万km
- 修復歴:なし
- 支払総額:99.9万円
車検整備付の金額で3年落ちの新しいモデルですので、かなり魅力的ですね。
- 年式:2018年
- グレード:X Lパッケージ
- 走行:1.4万km
- 修復歴:なし
- 支払総額:85.8万円
Xよりもさらに利便性に長けたグレードのXグレード"Lパッケージ"。
ドラレコやETCも付いているので、購入後の諸経費も抑えられますね。
- 年式:2016年
- グレード:MODA
- 走行:6.8万km
- 修復歴:なし
- 支払総額:78.8万円
Xグレードよりもスタイリッシュなエクステリアが特徴的なMODA。
リアシートは6:4分割になるので、大きな荷物も積みながら後部座席に座れますね。
新車価格はエントリーグレードでも120万円以上の価格ですが、中古車では100万円以下で購入できます。
中古車購入時のメリット・デメリットを紹介している記事がありますので参考にどうぞ
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パッソの値引き交渉は
中古車は新車と違って、車1台1台で価格も状態も異なります。
その車に合わせた金額設定をしているので、なかなか値引きは難しいといえます。
中古車を購入するときには以下のポイントを値引き交渉に使うと良いでしょう。
現在の中古車市場の価格相場を把握しておく
欲しい車の年式や走行距離、車の状態からいくらで販売しているのか事前に調べていきましょう。
と交渉をすると、営業マンも金額を調節してくれるかもしれません。
また、あまりに金額の差があると事故歴などの有無を調べるきっかけにもなりますので有益な情報です。
年末は狙い目かも
車が売れる時期というのは、夏と春。
夏はアウトドアシーズンでもあることから車の需要が増えますね。
また、春は新生活シーズンで車が欲しいと思う人が多い時期。
春休みは学生が免許を取って車を買うタイミングになります。
このように車の需要が増える時期は、車が売れるので価格も高くなることがあります。
反対に、12〜1月は車を買おうとする人は少ないようですね。
何かと出費がかさむ年末、なかなか車を買おうという気持ちにもなりにくいのかなと感じます。
中古車を安く買うタイミングなどを教えてくれる動画はこちら
中古車が売れる・売れない時期で価格も変動することがあるので、こまめにチェックするとお得に買えますね。
現金値引き以外のサービス交渉
中古車は値引きを想定した金額設定をしていないことがほとんどですので、値下げ交渉もかなりシビア。
100万円の車だったら、2〜5万円引きでも結構な値下げ、10万円の値引きがあったら大幅値下げだと考えます。
値引きが限界であれば、タイヤ交換などのサービスを交渉に使うこともあります。
新型パッソは2025年に登場か
2025年、パッソの後継車とも呼ばれるスターレットという車種が発売予定となっています。
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スターレットは1999年に生産が終了した車種で、スポーティな見た目が人気のコンパクトカーでした。
見た目はパッソの可愛らしい感じではなく、先進的でスポーティな雰囲気。
DNGAプラットフォームを採用することで、乗り心地の良さや走行性能が高くなると考えます。
パワーユニットは1.0L直3ターボエンジンと1.2Lのシリーズハイブリッドシステムe-SMART HYBRIDの2種類展開。
次世代スマートアシストが搭載され、さらに安全性能が良くなります。
新型パッソの予想情報はこちら
新型パッソの登場が待ち遠しいですね。
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パッソの値引きはいくら?!中古車購入時のチェックポイントも:まとめ
いかがでしたでしょうか。
現行のパッソは2023年製造終了していることから、購入検討は中古車店で探さないといけないのですね。
燃費が良く、小回りがきいて使い勝手の良いパッソ。
中古車でも多く販売されているので、ポイントを見ながらパッソを検討してみてはいかがでしょうか。
値引き交渉も中古車では厳しい部分もありますが、値引き自体は不可能ではありません。
参考にしていただき、お得にパッソを買えると良いですね。