キックス 値引き 日産

【営業マン泣かせ】日産キックス値引き交渉に抑えておきたいポイント

日産キックスの値引き交渉法を知りたい

その要望にお答えします。

今人気のコンパクトSUVタイプに属する日産のキックス。

2016年に登場し、それまでSUVはエクストレイルのみだったために発売当初は一気に注目されました。

エクストレイルより一回り小さいので街乗りに便利なんですよね。

キックスはメキシコで生産されており、世界的にも売れている人気の高い車種なんですよ。

また、e-POWER搭載で走行性能の良さや安全装備の充実も好評なんです。

2024年9月、新型キックスが北米で発表され、日本仕様もいつ発売されるか期待されています。

かわいくて走りが良いキックス、どうせ買うならお得に買いたいものです。

ここでは、キックスの値引き情報や新型キックスの最新情報などを紹介します。

 

キックスの基本スペック

キックスのグレードは以下のとおりです。

  • X(2WD)
  • X FOUR(4WD)
  • Xツートーンインテリアエディション(2WD)
  • X FOUR ツートーンインテリアエディション(4WD)
  • Xスタイルエディション(2WD)
  • X FOUR スタイルエディション(4WD)
  • AUTECH(2WD)
  • AUTECH(4WD)

価格は299〜367万円となっています。

 

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国内で販売されているキックスはe-POWER搭載モデルのみ、フロントグリルデザインも日本専用となっています。

また国内生産していないので、逆輸入車になります。

キックスの基本スペック

全長 4290〜4330mm
全幅 1760mm
全高 1605mm
重さ 1360〜1480kg
ホイールベース 2620mm
室内長 1920mm
室内幅 1420mm
室内高 1250mm

コンパクトSUVの中でも室内空間が広いのが特徴的です。

最小回転半径は5.1mで、小回りがきくところも人気のポイント。

またインパネの位置が低く、運転席からボンネットの先が見えます。

目視できると車間距離も車幅感覚もわかりやすいので、運転操作もしやすいですよね。

キックスの燃費は以下のとおりです。(※WLTCモード)

2WD 23.0km/L
4WD 19.2km/L

キックスは燃費が良いだけでなく、e-POWERによる加速の良さや静粛性が高いメリットがありますね。

またe-POWER搭載車なのでエコカー減税の対象車となっており、自動車税や自動車重量税の減税が受けられます。

ノートとの比較

同じ日産の中で同等サイズとして比較されるノートを紹介していきます。

ノートの基本スペック

全長 4045mm
全幅 1695mm
全高 1520mm
室内長 2030mm
室内幅 1445mm
室内高 1240mm

価格は229〜288万円です。

キックスのほうが室内長が185mm長いので室内が広く感じられますね。

ノートの燃費は以下のとおりです。

2WD 28.4km/L
4WD 23.8km/L
2WD(e-POWER) 34.8km/L(JC08モード)

燃費比較は圧倒的にノートの勝利です。

同じ日産製品なので安全装備も同じように装備されていますが、グレードによって差はあります。

また、ジャンルがSUVとコンパクトハッチバックで違うので好みも分かれます。

装備が良くてもやっぱり外内装の好みが決めるポイントになりますよね。

ヤリスクロスとの比較

またヤリスクロスと比較してみます。

全長 4180mm
全幅 1765mm
全高 1590mm
室内長 1845mm
室内幅 1430mm
室内高 1205mm

価格は190〜330万円です。

燃費は以下のとおりです。(※WLTCモード)

ガソリンモデル 17.1km/L~19.8km/L
ハイブリッドモデル 25.0km/L~30.8km/L

燃費はキックスよりもヤリスクロスのほうが良いですね。

ガソリン高騰の昨今、燃費性能の良い車はよく売れます。

人気のSUVモデル+低燃費でヤリスクロスもかなり人気が高い車種です。

ヤリスクロスはリセールも良いんですよね。

見た目はキックス、ヤリスクロスそれぞれに特徴があるので好みが分かれそうです。

ヤリスクロスはガソリンタイプとハイブリッドタイプの2種類があります。

キックスは販売価格が高めですが、標準装備は充実していますよ。

この2車種を比較する動画がありますので参考にどうぞ

例えばヤリスクロスはオプションであるLEDフォグランプやルーフレール、ステアリングヒーターなどがキックスは標準装備

また、キックスには後席のアームレストやUSB充電がないところなど比較できるポイントがあります。

それぞれ細かな違いもありますので、快適な車内空間にするため想像しながら比較したいですね。

そしてラゲッジ容量も異なり、ヤリスクロスは390Lでキックスは423Lと広くなっています。

ただ後席のシートを倒して荷室を広げた際、段差ができるのでそこが気になります。

キックスの競合車種ですが、価格と燃費、装備の違いが大きく異なるポイントですね。

 

キックスの値引き交渉ポイント

キックスの平均値引き金額は15〜30万円程度です。

ここ最近のキックス値引きは緩くなっているようですね。

以前はMAX20万円くらいだったのが、30万円値引きに成功している事例も多くあります。

値引き交渉で競合車種と比較検討するのは必須ですよ。

車両本体からの値引き率は8%、ディーラーオプションからは15%がMAXの目標値です。

ココがポイント

付属品を多く付ければ、その分値引き額も大きくなることもありますよ。

またキックスは競合車種が多いので、価格比較をして値引き交渉にも使いやすいですね。

競合車種との比較

競合車種との比較検討は2車種程度が有効的です。

キックスはヤリスクロスやヴェゼル、CX-3などがおすすめですね。

ヤリスクロス

キックスとの比較車種で一番あげられるのがヤリスクロスです。

  • コンパクトSUV
  • ユーザー年齢層
  • 走行性能
  • ボディサイズ

これらがヤリスクロスとほぼ同じなので、よく比較されるのですね。

 

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ヤリスクロスの値引き状況は平均15万円程度と渋い印象。

上位グレードや付属品などから値引きしてもMAX30万円程度が限界なのではないでしょうか。

ココがダメ

人気車種のため受注停止や納期が遅れることが多いのも特徴です。

ちなみに、キックスも逆輸入車なので納期に時間がかかることがあります。

ミニ情報

2024年10月時点でヤリスクロスもキックスも平均納期目処は1.5ヶ月です。

ディーラー側から

今買うと納期も早いですよ

と言われたら、

そこまで早く買おうとしてなかったけど、値引きがあるなら決めようかな。

と交渉することで値引きしてくれる可能性もあります。

さて、ヤリスクロスはキックスと同等レベルの値引き相場ですね。

このヤリスクロスを引き合い出すことでさらなる値引きの期待大。

ヤリスクロスと迷ってて、キックスの価格が〇〇円だったら決めようかな

競合車種と購入を迷っている旨を伝えることで値引きに応じてくれることもあります。

ヴェゼル

ヴェゼルはホンダのコンパクトSUVで、SUVでもトップクラスの人気車種です。

高級感のある外装、先進安全技術が全グレードに標準装備されているところが人気の秘密ですね。

 

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キックスと同じコンパクトSUVなので、比較検討する人も多くいます。

ココがポイント

キックスのe-POWERと比較するために、ヴェゼルはハイブリッドモデルで見積もりを出しましょう。

具体的に購入時期を相談する

車検や納期の兼ね合いも見ながら、余裕を持って見積もりと値引き交渉をしてきましょう。

ココがポイント

だいたい1〜2ヶ月くらいで購入を考えていると話すと、担当者も値引き交渉に応じてくれやすいですね。

具体的に買い替える時期が明確にわかると、本当に買ってくれるお客様だと認識して対応してくれますよ。

私も実際、半年以内の車検で乗り換えを検討していると話して相談しました。

本気で買ってくれる人には本気でセールスしてくれるということです。

希望値引き額を提示する

常識外れな値引き額を提示されたら、営業マンもあんまり相手にしてくれません。

事前に妥当な値引き額を調べてからいきましょう。

ココに注意

商談前にだいたいいくらくらいの値引きを希望しますかと聞かれたりします。

そのときに値引き可能な金額ぎりぎりを提示すれば、よりお得に買える可能性があるのです。

値引き額の目安として、ディーラーマージンを考えます。

だいたい、マージンは輸入車も国産車も同じくらいで12〜18%といわれています。

ポイント

例えば500万円の車に60万円(12%)のマージンが発生すると予想します。

そこから値引き交渉はMAXで30万から相談してみます。

このように考えると現実的ですね。

支援金や目標達成時にインセンティブが入るディーラーは、さらに値引きが期待できることもあります。

狙い目は決済期

ズバリ狙い目は3月の本決算と中間決算の9月。

上記でお伝えしたとおり、ディーラーはメーカーから支援金が出ていることもあります。

ノルマ達成のための支援金なので、決算期前は1台でも多く売りたいもの

普段よりも値引き額が多くなることもあります。

また、目標販売台数を達成するとメーカーからインセンティブが入ることもあるんです。

そのためディーラーが販売に力を入れ、いつも以上に値引きをしてくれることがあります。

決算期やボーナス期などの書き入れ時に合わせて、メーカーから資金があるということですね。

ただし、販売台数にカウントされるのは契約したときではなく、登録した時期になります。

ココがポイント

契約から登録まで通常10日間程かかります。

そのため、反映する時期に合わせて契約、登録をする必要がありますので購入時期が大切。

決算期前の2月や8月から購入を検討して、値引き交渉を始めていくと良いですね。

そして、ボーナス期の7月や12月はボーナスが入って財布の紐が緩みがちな時期。

思い切って車を購入するという人も多いので、ディーラーも気合が入る時期ですね。

また、モデルチェンジ発表後は旧モデル品を早く売り切りたいので値引きも期待できます。

在庫分を買う

受注して生産するのではなく、在庫分を購入すると値引きが期待できます。

在庫分はディーラーも早く売り切ってしまいたいものです。

さらに決算月などの値下げを狙える時期に購入のタイミングを合わせれば、より値引きしてくれるかも。

私も欲しい車を検討しに行ったら、ちょうどキャンセル車があって値引きもしてくれました。

下取りしない

下取りありで見積もりを出してもらうと、一見値引き額が多く見えますが下取り金額が低いこともあります。

下取りよりも中古車買取業者のほうが高く売れることも多いですよ。

中古車買取専門店で見積もりを出し、下取りと比較してみましょう。

高値で売れたら新車購入の頭金に充てたいですね。

オプションをつける

値引き交渉が苦戦したら、代わりにオプションを付けてほしいと頼むのもあり。

値引きできるのはディーラーオプションのみ

デイーラーオプションは、ドラレコやナビ、フロアマットなどがあります。

このオプションを付けてくれたら契約する

なんて勝負に出ると、サービスしてくれるかもしれません。

他にもおすすめの値引き交渉術を紹介する動画がありますので参考にどうぞ

値引きはあくまでも相談なので、担当者との関係を良好のまま交渉していきたいですね。

 

新型キックスの最新情報

2024年9月、アメリカでキックスのフルモデルチェンジが発表されています。

日本への発売は未定で、現時点では現行モデルのキックスが継続して販売されています。

新型キックスのスペック

全長 4366mm
全幅 1801mm
全高 1631〜1626mm
ホイールベース 2657〜2664mm

日本で発売している現行モデルよりも一回り大きいサイズになっていますね。

販売価格は2万1830ドル(日本円で約310万円)〜2万7680ドル(393万円)となっています。

※(1ドル=142円換算)

 

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新型キックスの変更点

  • 全グレードに4WDが登場
  • 安全装備「プロパイロッド」が最上級グレードに標準装備
  • 全方位運転支援システム「セーフティーシールド360」を全グレードに標準装備
  • 歩行者検知機能付きエマージェンシーブレーキ搭載
  • BSW(後側方車両検知警報)、RCTA(後退時車両検知警報)、LDP(車線逸脱防止支援システム)搭載
  • ハイビームアシスト搭載
  • フロントグリルにデジタルVモーショングリルを採用
  • 全席にゼログラビティーシートを採用
  • USB Type-Cポート(最大4箇所)
  • 非接触充電トレー

エントリーグレードのSには

  • 日産セーフティシールド360
  • インテリジェントクルーズコントロール
  • LEDエクステリアライト
  • 7インチタッチスクリーンのインフォテインメントシステム

が装備されています。

上位グレードのSVには、

  • 12.3インチのタッチスクリーン
  • ワイヤレスAndroid Auto
  • Apple CarPlay
  • ワイヤレス充電パッド
  • 17インチホイール

が追加されました。

最上級グレードのSRには

  • LEDシグネチャーランプ付きヘッドライト
  • ツートンインテリアステッチ
  • ブラックドアミラーカバー
  • 12.3インチデジタルインストルメントクラスター
  • インテリジェントアラウンドビューモニター
  • 19インチアルミホイール

が追加されています。

 

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さらにオプションとして

  • 薄型電動パノラミックサンルーフ(オプション)
  • ヒーテッドフロントシート
  • リモートエンジンスタート
  • BOSEのプレミアムオーディオシステム(前席ヘッドレストスピーカー付)
  • ヒーテッドステアリングホイール

があり、より自分の好きな車にカスタマイズできるようになっています。

ラゲッジスペースも広く、1700Lの容量があります。

日本の現行モデルは423Lの容量なので、その大きさがよくわかります。

また、荷室の開口部が40.3インチ(1023mm)と大きいのでスムーズな荷物の上げ下ろしができますね。

パワートレインは直列4気筒2.0リッターエンジン+CVTで最高出力は141PS、最大トルクは190Nmです。

ココがポイント

海外のキックスはガソリンエンジンですが、日本へ導入される場合は引き続きe-POWERとなる可能性が高いです。

ただ、直列3気筒1.2Lエンジン→1.4Lになるのではないかと予想されています。

直列3気筒1.4Lエンジンはセレナに搭載されており、さらなる燃費向上が期待できますね。

ジューク後継車として生まれたキックスのイメージに、高級感はあまりない印象。

そこに斬新な外装と、質感の高いシート、充実した装備を追加することでイメージが一新されると感じます。

国内ではヴェゼル、ヤリスクロスが安定した人気で売上上位にランクインしていますね。

ここに新型キックスが同価格帯で日本に導入されたら、激戦のSUV市場もさらに波乱の予感がします。

他にも新車情報を紹介する記事がありますので参考にどうぞ

新車情報いつまでわかる?2024年7月以降の新車情報カレンダー

続きを見る

 

【営業マン泣かせ】日産キックス値引き交渉に抑えておきたいポイント:まとめ

いかがでしたでしょうか。

新型キックスの日本導入の情報を期待するとともに、その前に現行モデルを安く買いたいところですね。

キックスの値引き交渉まとめ

  1. 競合車種との比較
  2. 買う意思をはっきりと伝える
  3. お得に買える時期に値引き交渉をする
  4. 一旦下取りせずに自分の車の買取相場を把握する
  5. 限界値引きのあとはオプション追加で交渉をしてみる

これらを踏まえて少しでも値引きしてもらえるよう頑張ってみましょう。

車内空間が広く、見た目もかわいいことで人気があるキックス。

ヤリスクロスの見た目は良いけど室内が狭いんだよな

と思う人は、キックスの試乗をおすすめします。

見た目も大事ですが、運転すると長く目にするのは室内ですよね。

長い付き合いになる愛車ですので、納得して買い物をしたいものです。

ぜひ参考にしてみてください。

-キックス, 値引き, 日産