そんな疑問にお応えします。
知っている高級車メーカーを答えてくださいと言われたら大半の方が答えるのがメルセデス・ベンツではないでしょうか。
正式名称を知らずとも『ベンツ』という単語は多くの人が聞いたことがあることでしょう。
そんなベンツことメルセデス・ベンツは国内においてレクサスとほぼ同等の人数が愛車としているのではないでしょうか。
街中ではレクサスもですが、ベンツも走っているのをそこそこ見かけますし、メルセデス・ベンツの店舗も見かけます。
今回はそんな有名高級車であるメルセデス・ベンツのglbの見積もりについて紹介します。
高級車の見積もりを知りたい方
ベンツのglbの購入を検討している方はぜひご一読ください。
Contents
そもそもメルセデス・ベンツとは?
冒頭でも触れましたが、メルセデス・ベンツといえば誰もが一度は聞いたことのある高級車ブランドですよね。
では、メルセデス・ベンツとはどんなブランドなのでしょうか。
ベンツ誕生
メルセデス・ベンツには前身があります。
それはダイムラー・ベンツです。
メルセデスベンツがドイツの自動車ブランドですから、ダイムラー・ベンツももちろんドイツの自動車ブランドです。
ダイムラー・ベンツにはゴットリープ・ダイムラーとカール・ベンツという2人が関係しています。
ダイムラーとベンツはガソリン自動車を初めて生み出した人物になります。
ダイムラーとベンツはそれぞれ会社を持ち、内燃機関の研究と開発を進めていましたが、1926年に合併し自動車メーカーダイムラー・ベンツが誕生しました。
メルセデス・ベンツはいつから?
メルセデス・ベンツの前身はわかりましたね。
では、いったいいつからメルセデス・ベンツの社名になったのでしょうか。
メルセデスはダイムラー車のディーラーを経営していたエミール・イェリネックの娘の名前だそうです。
車名に自分の娘の名前を入れて欲しいと希望したのだとか。
実際、合併時にメルセデス・ベンツという名前はダイムラー・ベンツ社のブランド名となりました。
そして、2021年には社名もメルセデス・ベンツになりました。
自分の娘の名前を入れたいという希望がここまで大きくなったことにきっとエミールは喜んでいることでしょう。
glbとは
出典引用:メルセデス・ベンツ
まずはglbとはどんな車なのか、スペックはどうなっているのかなどglbについて知っていきましょう。
誕生
glbの誕生は2019年と意外にも最近なんです。
既存であったglaとglcの中間モデルとして誕生したSUVです。
日本仕様のglbが登場したのは1年後の2020年からで、日本仕様のモデルは当時2種類でした。
ディーゼルターボエンジンモデル『glb 200d』
ターボエンジン四輪駆動モデル『glb 250 4マチックスポーツ』
どちらも7人乗りのみですが、安全性能はSクラスと同等でレーダーセーフティパッケージが全車に搭載されています。
日本仕様のglbの登場から約1年後の2021年には新たに2つのグレードが追加となりました。
ガソリンエンジン搭載エントリーモデル『glb 180』
ディーゼルモデル四輪駆動システム搭載モデル『glb 200d 4マチック』
glbの特徴
次にglbにはどんな特注があるのかも再確認していきましょう。
①優れた安全性能
メルセデスベンツの先進運転支援システムである『ADAS』は全てのモデルに標準装備されています。
大半のメーカーはグレードによって安全性能システムにも差が出てしまう中で統一されているのは嬉しいですよね。
この先進運転支援システムはSクラス並みの性能といえますよね。
これが全モデルに搭載されているとなれば人気があるのも頷けます。
②力強いエクステリア
glbをイメージすると四角い形の車になりませんか。
ですが、この四角い形だからこそ最大限の車内スペースを確保できているんです。
そして、車の顔とも言われるグリルは2種類あり、プログレッシブラインとAMGラインがあります。
プログレッシブライン
出典引用:メルセデス・ベンツ
AMGライン
出典引用:メルセデス・ベンツ
実際に画像をみるとガラリと印象が違いますね。
サイドウィンドが大きいのも外からも中からも室内スペースが広そうな印象を与えてくれます。
③モダンなインテリア
glbのインテリアはメルセデスベンツのAクラスと同じプラットフォームになっています。
またデジタルコックピットディスプレイは特に男性なら惹かれるのではないでしょうか。
表示スタイルもクラシック・スポーティー・ジェントルの3種類があり選ぶのが楽しくなりますね。
フロントシートには電動調整機能があるので長距離移動でも快適に過ごす事ができます。
3列目のシートは50:50可動式なので片方だけの使用ができるのはいいですよね。
しかし、安全確保のために3列目に限り身長が168cm以下の方のみの利用をメーカーが推奨しています。
内装を紹介している動画がありましたので合わせてご確認下さい。
glbスペック
最後にglbのスペックを確認しましょう。
glb180
- 全長×全幅×全高:4640×1835×1700mm
- 駆動方式:前輪駆動
- 定員:7名
- 使用燃料・容量:無鉛プレミアム・ガソリン/52l
- 燃費:14.8km/l
- 排気量:1331cc
glb 200d 4MATIC
- 全長×全幅×全高:4640×1835×1700mm
- 駆動方式:四輪駆動
- 定員:7名
- 使用燃料/容量:軽油/60l
- 燃費:17.9km/l
- 排気量:1949cc
Mercedes AMG glb 35 4MATIC
- 全長×全幅×全高:4660×1845×1670mm
- 駆動方式:四輪駆動
- 定員:7名
- 使用燃料/容量:無鉛プレミアム・ガソリン/60l
- 燃費:12.6km/l
- 排気量:1991cc
今までいくつかの車のスペックを見てきましたが全グレードで重複する部分がないのは初めてです。
glbのメーカーオプション
見積もりに移る前にメーカーオプションを確認しておきましょう。
今回はglb180で付けられるオプションを紹介します。
①パッケージ
AMGラインパッケージ(590,000円)
AMGレザーエクスクルーシブパッケージ(170,000円)
アドバンスドパッケージ(486,000円)
パノラミックスライディングルーフ(204,000円)
②ボディカラー
ポーラーホワイト(0円)
デジタルホワイト(97,000円)
コスモスブラック(97,000円)
イリジウムシルバー(97,000円)
マウンテングレー(97,000円)
ローズゴールド(97,000円)
スペクトラルブルー(97,000円)
パタゴニアレッド(132,000円)
③ホイール
18インチアルミホイール(0円)
④インテリア
内装色・シート素材
ブラック・レザーARTICO/ファブリック(0円)
インテリアトリム
スターパターン(0円)
⑤アクセサリー
おすすめパッケージ360(139,700円)
ドライブレコーダー360【フロント+サラウンドカメラ】(61,600円)
ドライブレコーダー360【リア】(9,900円)
AMGフロアマットプレミアム(88,000円)
タッチスクリーン保護フィルム(4,400円)
サイドバイザー(33,900円)
⑥サービスプログラム
無料サービス【3年間】(0円)
あんしんMAX【メンテナンス+保証プラス】(203,500円)
あんしんBASIC【保証プラス】(93,500円)
あんしんFLEX【メンテナンスプラス】(132,000円)
あんしんFLEX【保証プラス】(93,500円)
オプションに関しては②⑤⑥は共通です。
③が20インチアルミホイール、④がインテリアトリムがカーボン調になりますがこちらも0円オプションでした。
glbの見積もり
glbについて確認できましたね。
では、本題の見積もりを見ていきましょう。
公式シュミレーション
まずは私が公式シュミレーションにて取ってみた見積もりをご覧ください。
glb180編
付けたオプション
- AMGラインパッケージ
- パノラミックスライディングルーフ
- おすすめパッケージ360
- あんしんMAX
glb 200d 4MATIC編
付けたオプション
- AMGラインパッケージ
- パノラミックスライディングルーフ
- おすすめパッケージ360
- あんしんMAX
Mercedes AMG glb 35 4MATIC編
付けたオプション
- パノラミックスライディングルーフ
- おすすめパッケージ360
- あんしんMAX
そもそも本体価格が最低グレードでも600万円を超えています。
改めてさすが高級車ブランドだと感心してしまいました。
glbの見積もりを動画に上げていた方がいました。
glb 200dグレードでしたが、3年前で総額が600万円を切っていたことに驚きました。
3年の間にビッグマイナーチェンジがあり価格の値上がりが3年で少しずつあったためでした。
色々な物の価格が上がっている現代では仕方のないことかもしれませんね。
glbの中古はいくら⁈
高級車ブランドに限らず、新車はどうしても価格が高いですよね。
自分好みのオプションや内装にできるのが新車の魅力でもありますが、あまりこだわりがないという場合には中古車を探してみるのもありですよ。
最近のglbに限って言えばオプションがそこまで多くないですし、シートやホイールは共通オプションなので探しやすいかもしれません。
glb 200d 4MATIC
- 年式:2022年
- ボディカラー:イリジウムシルバー
- 走行距離:1万km
- 修復歴:なし
- オプション:AMGラインパッケージ・レザーエクスクルーシブパッケージ・レーダーセーフティパッケージ・アドバンスドパッケージ・サンルーフ・純正ナビ・全周囲カメラ・純正OP黒赤革シート・ヘッドアップディスプレイ
- 支払い価格:587.9万円
私が公式でした見積もりの本体価格を下回ってきました‼︎
新車見積もりで中古車と同じオプションをつけた価格がこちらです。
約300万円くらいの差がありました。
2年落ちモデルでこの価格はお買い得な気がします。
glb 180
- 年式:2023年
- ボディカラー:パタゴニアレッド
- 走行距離:20km
- 修復歴:なし
- オプション:AMGラインパッケージ・レザーエクスクルーシブパッケージ・パノラミックスライディングルーフ・アドバンスドパッケージ・全周囲カメラetc
- 支払い価格:721.0万円
新車購入価格はこちらです。
確認した中古車サイトでは詳しいオプション内容が分かりづらかったのでわかった範囲でオプション選択しました。
ですが、glbの中で最も価格の高いボディカラーであるパタゴニアレッドを選んだとしても少しばかり中古車の方が安いですね。
ほかにも中古車はありましたが大抵のglbがAMGラインパッケージを選択していました。
私個人としても主要装備よりもAMGラインパッケージが好みです。
耳馴染みのある高級車メルセデス・ベンツ。glbの見積もりは?:まとめ
glbの見積もりはいかがでしたか。
皆さんが想像していた金額と大差はありませんでしたか。
実際に見積もりを取ってみてわかった点をまとめてみました。
- 新車購入の場合には最低グレードでも本体価格だけで600万円を越える。
- オプションは全グレードで大きな差はあまりない。
- 人気があるのはAMGパッケージ。
オプションに大きな差がないからこそ、あとは好みと予算とのすり合わせが重要になります。
絶対に新車じゃなきゃイヤだという方以外は中古車を探すのもありかもしれません。
中古車の中には諸事情からすぐに手放してしまうケースもあります。
ほぼ新車同様の掘り出し物もありますからぜひ探してみてはいかがでしょうか。
おすすめ記事-
人気国産高級車のレクサス。リセールバリューを高めるポイントは?
続きを見る
-
レクサスのSUVであるrxのリセールバリューの高いグレードは?
続きを見る