
その疑問にお答えします。
レクサスは1989年、トヨタがアメリカで展開をはじめた海外仕様の高級車ブランドです。
2005年から日本国内でも発売し、高品質でラグジュアリーなデザインが人気となっています。
ベンツやBMX、アウディなどの高級車ユーザーを意識して作られたプレミアムなブランドなのです。
リセールも高いので、長く乗り続けても損が少ないクルマですね。
中でもスポーツセダンのISは2005年の登場以来、根強いファンが多いモデル。
走りに特化したレクサスisの魅力やブレード別の特徴や価格、値引き相場などを紹介します。
レクサスisの値引き

レクサスisの値引き相場は5万円となっています。
レクサスは会社の方針で値引きをしないことになっています。

その理由として、
- ブランドイメージを保つため
- 中古車市場で価値を落とさないため
- 購入者との交渉の負担をなくすため
これらが挙げられます。
高級なイメージを下げないよう、会社方針で車両本体価格の値引きをしないというルールになっています。
また、オプションも原則値引きはないところがほとんどですね。
一般的に大きな値引きが狙える決算期の購入や高価格グレード・オプションの選択もレクサスには通用しないということです。
このように安売りしないことで中古車の価値も高いのですね。
レクサスの中でも特にisは値引きが渋いと言われています。
ですが、まだ諦めてはいけません。
レクサスを安く買う方法として2つ提案します。
ポイント
- ディーラーオプションの値引き交渉
- 下取価格の交渉
ディーラーによってはオプションなどから値引きをしてくれることもあります。
また、下取りを高く買い取ってもらうことでお得に買うことができます。
ディーラーオプションからの値引き
レクサスのオプションは高品質で比較的高価格で設定されていることが多くあります。
例えば、専用フロアマットはレクサス公式サイトで95700円となっています。
引用サイトhttps://lexus.jp/models/is/pdf/dealer_option.pdf

そこで、値引き交渉のポイントはディーラーオプションなのです。
オプションには
- メーカーオプション
- ディーラーオプション
の2種類があり、値引き交渉はディーラーオプションが有効的ですよ。
メーカーオプションはディーラーへの利益は少なく、ディーラー側が自由に値引きしづらい部分です。
ココがポイント
例えば外装カラーやリアスポイラー、パノラミックビューモニターなどが該当します。
工場で取り付けるため、オプション価格が車両価格に組み込まれているため値引きができないということです。
契約時にメーカーオプションも同時に注文するので、契約前に欲しいメーカーオプションを決める必要がありますね。
レクサスはさらに本体価格の値引きはしない方針ですので、メーカーオプションの値引き交渉は期待できません。
反対にディーラーオプションは、ディーラーの裁量で価格が決められます。
ディーラーの利益に関わる部分なので、値引き交渉の余地があるのです。
フロアマットやコーティングなどが交渉に使いやすいと考えます。

などと購入の決め手になるようなところで交渉をすると、多少の値引きも期待できますね。
下取りで高価買取を狙う
もう一つの値引き交渉として、乗っていたクルマを下取りに出すことです。
そのお金を新車購入に充てることで結果、レクサスをオトクに買えるということになります。

他のトヨタディーラーと大差はないようですが、交渉によって上乗せしてくれることもあります。

というクチコミもありました。
ココに注意
買取専門店との比較は必ずしましょう。
ディーラーの下取りは中古車買取専門店より安いことが多くあります。
理由として
- 中古車市場の相場を把握していない
- 他メーカーの買い取りは販売に繋がらない
ことが挙げられます。
ディーラーは新車販売がメインなので、下取りはあくまでもサービスと考えます。
購入と売却が一気にできるので楽ですが、査定額に大きな差があったらショックですよね。
必ず中古車買取店の査定額と下取り査定額を比較検討しておきましょう。
レクサスisを購入するにあたり、具体的に話を進めていく中で上記の部分で交渉してみるのも有効的でしょう。
ダメ元でライバル車種(メルセデスベンツのCクラスやBMWの3シリーズ、アウディA4など)と比較検討してみるのもアリ。
レクサス以外のメーカーは値引きがありますのでその旨を伝え、購入を再検討している、と伝えると頑張ってくれるかも。

など、他の部分で値引きにつながる提案をしてくれることが期待されますね。
レクサスisのグレード

レクサスisのグレード別紹介をします。
IS300
レクサスisのエントリーグレードはIS300となります。
直列4気筒ターボエンジン搭載で快適な走りが楽しめますよ。
| 全長 | 4710mm |
| 全幅 | 1840mm |
| 全高 | 1435mm |
| 重量 | 1640kg |
| ホイールベース | 2800mm |
| 燃費(WLTCモード) | 18.0~9.0Km/L |
| 室内長 | 1945mm |
| 室内幅 | 1500mm |
| 室内高 | 1160mm |
エントリグレードとはいえ、充実した安全装備があります。
Lexus Safety System+やパーキングサポートブレーキ、ドライブスタートコントロールなど基本の安全装備が標準装備として備わっているのも魅力的ですね。
Lexus Safety System+
レクサスの予防安全装備パッケージで7つの機能があります。
- プリクラッシュセーフティ
- レーダークルーズコントロール
- レーントレーシングアシスト
- 夜間視界支援
- ロードサインアシスト
- ドライバー異常時対応システム
- プロアクティブドライビングアシスト(※300はオプション)
特にプロアクティブドライビングアシストは個人的に注目しています。
これはリスクを予知して減速支援やステアリング操作のサポートをしてくれる機能です。
自分の運転で急にブレーキがかかると不快に思う人もいますが、私は使います。
慣れでカーブ時、意外と速度が出ていたときは正されたような気になりました。
近年、交通事故も多い中、安全装備はいざというときに役立ちますよね。
他にも、10.3インチナビゲーションや運転席、助手席8way調整式パワーシートなど充実した装備となっています。
IS300 F SPORT
F SPORTは上記のスペック+専用パーツと走行性能が異なります。
専用の外装カラーであるラディアントレッドコントラストレイヤリングとヒートブルーコントラストレイヤリングが追加。
この投稿をInstagramで見る
天気の良い日に一層映えるカラーでかっこいいですね。
またスピンドルグリルやサイドガーニッシュなどにピアノブラック塗装が施され、高級感がプラス。
そしてドライブモードセレクトスイッチには、エコ・ノーマル・スポーツS・スポーツS+・カスタムの5展開。
スポーツSモード
アクセルレスポンスが良くなり、力強い加速を味わえます
専用のシートや本革ステアリング、専用アルミ製スポーツペダルやフットレストなど高級感たっぷりのスポーツカーのよう。
街乗りはもちろん、高速やワインディングロードでも面白い走りをしてくれるグレードですね。
IS300 version L
このグレードは上記のIS300に豪華な内装が装備されているのが特徴です。
この投稿をInstagramで見る
- オート電動格納式ドアミラーにメモリー機能が追加
- パワーイージーアクセスシステム(乗降時運転席のシートやハンドルが自動で動く)
- ステアリングヒーター機能
- 電動リヤウインドウサンシェード
- 本革ステアリング+シフトノブ
これぞレクサス、と感じさせる高級感あふれる内装が人気となっています。
オーナメントパネルのカラーも選択できて自分好みの内装に仕上げることができます。

出典引用:レクサス公式サイト
木目調のアッシュ素材はversion Lのみ展開しており、ステアリングにも使われています。
プレミアム感を味わえる魅力的なグレードですね。
IS300h
2.5リッター直4と電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステム。
300hと燃費を比較してみますと、
| 市街地(km/L) | 郊外(km/L) | 高速道路(km/L) | |
| IS300 | 8.8 | 12 | 14.7 |
| IS300h | 15.6 | 18.3 | 18.8 |
このようにIS300hの燃費が良く、強みがわかりますね。
IS300がベースですが、IS300hには電子制御ブレーキやEVドライブモードスイッチ、運転席シートヒーターが標準装備。
またハイブリッドによって静粛性があがり、快適な運転が楽しめます。
実際にIS300hを試乗したレビューがありますので参考にどうぞ
加速力などはスポーツグレードよりおとなしいですが、街乗りは走りが滑らかで使いやすいグレードだと感じますね。
IS300h F SPORT
上記のIS300h+スポーツFの走行性能と専用の外内装が特徴のグレードです。
走りに特化したスポーティなクルマが欲しいならこのタイプがおすすめですね。
IS300h version L
IS300 version Lのハイブリッドモデルがこちらになります。
IS300hの次に人気のあるグレードです。
レクサスの高級感をたっぷり味わえる外内装にハイブリッドシステムがあることで燃費も静粛性も上がって快適な運転が楽しめますね。
IS500IS500 F SPORT Performance
2022年に新しく追加されたグレードで2025年一部改良がされています。
レクサスISの最上級グレードの500は5.0L V型8気筒エンジン、8速ATです。
最高出力と最大トルクを比較してみると、
| 最高出力 | 最大トルク | |
| IS300 | 245ps(180kW)/5800rpm | 350N・m(35.7kg・m)/1650-4400rpm |
| IS500 | 481ps(354kW)/7100rpm | 535N・m(54.6kg・m)/4800rpm |
IS500は加速力もスピード力も大きく異なることがわかります。
基本スペックはIS300と同じですが、V8エンジンの迫力ある音と力強い走りが特徴ですね。

出典引用:レクサス公式サイト
サーキットやワインディングロードなどで官能的な走りを楽しむことができます。
F SPORT Performance専用チューニングを設定し、ダイナミックな走りを味わえます。
静粛性の高さや低振動にも定評があるので、長時間のドライビングも楽しめそうですね。
内装はブラックで統一されており、最上級グレードなだけあって内外装も充実した装い。
一例をあげると以下の装備があります。
- 4連エキゾーストマフラー
- 専用リアバンパーロアガーニッシュ
- ダークグレーメタリック塗装19インチアルミホイール
- L texスポーツシート(ウルトラスエード)
- パノラミックビューモニター
スカッフプレートにはF SPORT Performance専用のステンレスを採用しているなどさりげないところにも特別感があります。

と感じさせるようなゾクゾクするエンジンサウンドと走りを感じる1台ですよ。
レクサスIS 価格一覧
それぞれのグレード別価格を一覧にして比較していきます。
| グレード | 新車価格 |
| IS300 | 481万円 |
| IS300 F SPORT | 536万円 |
| IS300 version L | 556万円 |
| IS300h | 527万円 |
| IS300h F SPORT | 581万円 |
| IS500 F SPORT Performance | 850万円 |
レクサスISの競合車価格をあげていきます。
| メルセデス・ベンツCクラス | 735万円〜 |
| BMX3シリーズ | 662万円〜 |
| アウディA4 | 620万円〜 |
ISの中でもIS300 F SPORTやIS300 version Lと比較される車種です。
それぞれ車内空間の広さや走行性能の違いがありますが、ISシリーズが安いことがわかりますね。
2025年 レクサスIS改良版が登場

2025年1月に一部改良があり、新型レクサスISが登場しています。
F SPORT Mode Black 4
F SPORTをベースに、ブラックを基調としたモデルの特別仕様車Mode Black。
さらにブラック塗装を随所に取り入れ、洗練されたかっこいいスポーツセダンを創り上げています。
外装カラーは高輝度のシルバーカラーであるソニックイリジウムが質感を上げてくれています。
そこにブラック塗装鍛造アルミホイールや、ブラック塗装+スモークメッキ加飾アウトサイドミラーがマッチして高級感を与えます。
価格は590万円とIS300h F SPORTの価格とほぼ同額となっています。
ハイブリッドを選ぶか、デザインを重視するかで決まってきますね。
また改良前にありましたIS300hのAWD車と、V型6気筒3.5Lエンジンを搭載するIS350が廃止されました。
ココがダメ
特別仕様車の値引きは難しい
装備が特別なことや販売台数も限定されており、ディーラー側にとって利益が少ないと考えます。
値引きしなくとも人気車種は売れてしまいますしね。
一般的に平均的な新車値引きは10%と言われていますが、特別仕様車は2〜5%です。
ただ、特別仕様車に付いている装備をベースグレードにオプションで付けると割高になることもあります。
結果として特別仕様車がお得という考えもありますね。
希望するグレードに特別仕様車がある場合、チェックして損はありませんよ。
【値引き不可】値引き渋めレクサスisの交渉ポイントをこっそり紹介:まとめ

いかがでしたでしょうか。
値引きがないと言われているレクサスですが、本体価格以外の値引き交渉は有効的なことがわかります。
レクサスは高級車というイメージも多く躊躇しがちですが、性能や外内装を見るとかなり魅力的ですね。
高いだけあるといいますか、その走行性能やデザインが素敵で私も思わず欲しくなってしまいます。
2013年の現行モデルが、いつフルモデルチェンジするのかも注目しているところですね。
フルモデルチェンジ発表後にはもしかすると旧モデルが安くなることもあるかもしれません。
レクサスは独自のブランド力があり、人気が衰えないこともメリットです。
ココがおすすめ
中古車市場でも値落ちしにくいことにつながります。
個人的に人生で一度は乗ってみたい憧れのブランドレクサス、思い切って買うときには少しでもお得に買いたいものです。
レクサスを検討の際は是非参考にしてみてください。