そんな疑問にお応えします。
皆さんは車を購入する際にリセールバリューまで考えていますか。
私は車は壊れるまで乗り続けるものだと長年思っていました。
ですが、このように車関連の執筆を始めてから数年で車を乗り換える方も多いことを知りました。
そしてリセールバリューという言葉も聞いたことはあるものの詳しく知るきっかけにもなりました。
また、リセールバリューをオプションをつける事で高くする事も可能だということも驚きでした。
今回は日本産の高級車として人気の高いレクサスのリセールバリューが高い車を紹介します。
レクサスの購入を検討中の方
レクサスのリセールバリューを知りたい方はぜひご一読ください。
レクサス
結論も大切ですが、せっかくの機会ですから、レクサスというブランドについても知ってください。
レクサスはトヨタ車?
そもそもレクサスは米国、アメリカでトヨタが立ち上げたブランドです。
なぜ日本ではなくアメリカだったのでしょうか。
レクサス誕生以前からトヨタ車はアメリカで販売されていました。
当時からトヨタ車の人気は高いものでしたがカリムやカローラといった大衆向けの車だけでした。
高級志向な人も多く、そういった方はBMWやメルセデス・ベンツなどを利用していました。
高級車産業にも介入し、販売利益を上げるために立ち上げたのがレクサスでした。
レクサスはトヨタが立ち上げたブランドではありますが『トヨタのレクサス』ではなく、『レクサス』という一つのブランドになっています。
それにも理由があるのです。
当時の米国では販売車数の制限があったからなんです。
トヨタとしてすでに多くの車種を販売していたため、高級車レクサスまで入れてしまうとあっという間に上限に達してしまうためにレクサスは独立ブランドになりました。
米国で初代レクサスが販売開始されたのは1989年のLS400です。
日本でも展開が始まる
レクサスが日本で販売が開始されたのは2005年とブランドが誕生した16年後と結構遅めでした。
しかし米国で販売されていたLSはセルシオ、GSはアリスト、ESはウィンダム、ISはアルテッツァという和名でレクサスとなる前から販売されていたんです。
レクサスとして登場してからは海外と統一するために和名は排除されました。
レクサステクニカルエキスパート
自動車整備士一級の国家試験も難しいと言われているなか、トヨタ独自の資格も存在しています。
そしてレクサス専門の資格もあり、レクサステクニカルエキスパートと呼ばれる資格が存在します。
この試験は国家試験よりも難しいと言われており、この資格を持っているのは全国でも数えられる方のみだとか。
合格した方は作業着にワッペンが付いているのですぐにわかります。
こんなトップオブメカニックな方に整備してもらえたら大安心ですね。
リセールバリューとは
ここにいらっしゃった方はすでにご存知の方も多いと思います。
せっかくの機会ですからリセールバリューについても確認してみましょう。
リセールバリューは車の再販価格のことを指します。
つまりは中古車としての価値を新車からの残価率から計算します。
リセールバリューが高いとは再販価値の高い車のことなんですね。
リセールバリューの高い車
まずはレクサスの枠を越え、国産・輸入車のリセールバリューの高い車も見てみましょう。
今回はリセールとして節目である新車購入から5年経ったもののランキングです。
ランドクルーザー 残価率109%
シビックタイプR 82%
ランクルプラド 77%
ジープラングラー 76%
FJクルーザー 73%
WRX STI 72%
ポルシェケイマン 70%
GTR 69%
レクサスRX 67%
ポルシェボクスター 66%
ランドクルーザーが100%を超えていますね。
リセールした場合には購入した金額よりも高く買い取ってもらえるという事です。
ランドクルーザーは人気が高く、納車に4年以上かかる場合もある様です。
そういった理由から入手がしにくい車のためにリセールバリューが高くなっています。
今回紹介するレクサスも第9位にランクインしていますね。
5年乗っている車でも売りに出した場合に購入金額の半分以上が返ってくるのはかなり嬉しいですよね。
レクサスのリセールバリューの高い車
レクサスのことやリセールバリューについて再確認できたね。
では、本題であるレクサスのリセールバリューの高い車を紹介します。
リセールバリューの高いグレードランキング
NX
LX
RX
IS
UX
皆さんが想像していたグレードはランクインしていましたか。
人気グレードの特徴も確認しましょう。
NX
2014年に販売が開始されたコンパクトクロスオーバーSUVです。
高級感のあるインテリアとエクステリア、安全性能もしっかりと備わっているのがNXの特徴です。
LX
SUVモデルの中で最上位に位置するグレードです。
ランドクルーザーと同じ足回りのシャシーが採用されており、兄弟車としての認知度も高いです。
RX
1998年に登場し、レクサスのSUVの形を作った元祖クロスオーバーSUVがRXです。
現行のRXは初代をブラッシュアップし、大型なボディにすることでコンパクトボディをNXに譲りSUVの差別化をしています。
IS
1999年に登場し、レクサスが販売しているスポーツセダンの中でもコンパクトボディの部類に入るのがISです。
スポーティな外観でありながらも中は広々しており外観のイメージを覆すほどです。
UX
レクサスのSUV部類の中で最もコンパクトな車両がこのUXです。
コンパクトなことから小回りが利く走りが実現できます。
全高も他のSUVよりも低く設計されていることから高さ制限のある立体駐車場や高架下もラクラクです。
リセールバリューを高くするポイント
人気グレードの特徴を再確認しましたが、他にもリセールバリューを上げるためにすることがいくつかあるので紹介します。
種類
レクサスにはトヨタばりのたくさんの車種とグレード、種類がありますよね。
リセールバリューを考えて購入される方は次の種類を選ぶ様にしましょう。
Fスポーツ
バージョンL
Fスポーツ
Fスポーツは燃費などを一覧でみると一番低かったりします。
しかし、Fスポーツに求めるのは走りなんです。
Fスポーツは世界有数のサーキットを走ったスポーツカーのDNAが組み込まれています。
それにより爽快な走りを実現します。
レクサスのリセールバリューを語るにはFスポーツは外せません。
バージョンL
Fスポーツの次にリセールバリューが高いとされるのがバージョンLです。
バージョンLには快適な装備がオプションではなく、標準装備として付きます。
ほとんどの装備が最初から付いた状態なので追加するオプションがほぼありません。
使用する人によってはほとんど使わないものもあるかと思います。
ですが、メーカーオプション系は後付けできないものが多くあります。
後付け不可のオプションが付いている車はリセールバリューが高いんです。
オプション
バージョンLで少し触れましたが、後付けの出来ないメーカーオプションはリセールバリューを高めるポイントの一つです。
メーカーオプションは契約時に設定することで車を製造する工程で組み込まれるため、納車後に付けたいとなっても不可能なんです。
ですからメーカーオプションが付くか付かないかで買取価格が2〜30万円も変わってきます。
では、どんなメーカーオプションが付いてるといいのでしょうか。
ムーンルーフ
ルーフレール
パノラマルーフ
先進安全技術
リセールバリューを考えるのであればこれらは付けてほしいのですが、今では当たり前になっているカーナビが付いていないとなると減額対象になるので注意してください。
ボディカラー
リセールバリューを高めるには、実はボディカラーも大切なんですよ。
これは購入者目線が大事です。
車に乗る年齢層はバラバラですよね、ですから万人受けのいいボディカラーにすることで直ぐに売れやすい傾向があります。
パールホワイト
白
黒
シルバー
今紹介したカラーでも現在の傾向としてはパールホワイトや白系のカラーが人気になっています。
どうしても違うカラーが良いという場合には購入予定の車のイメージカラーであれば買取価格が高くなることもあります。
リセールに出すべきタイミング
リセールバリューを高める外内装がわかりましたね。
では最後にリセールに出すべきタイミング、時期について紹介します。
リセールバリュー、残価率が50%以上になるのは新車購入から5年以内が相場です。
レクサスの場合には5年以内ならば大半の車は残価率が50%以上になっています。
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ボックスレクサスのリセールバリューを高めるには
ポイント
人気の高いグレード
種類はFスポーツかバージョンL
白系のボディカラー
後付けできないオプションが付いている
購入して5年以内
以上がレクサスのリセールバリューを上げるポイントになります。
我が家の場合は車は乗り倒すものだという考えが強かったのですが、こういった条件は他の車でも当てはまるので勉強になりました。
また、我が家の運転手はカーナビはいらないと言っていたのですが、カーナビがなくてもリセールが下がってしまうそうなので避けたいところです。
先程も述べた様に今回はレクサスに焦点を当てましたが、リセールバリューの条件は他社でもほぼ同じですから多くの方の参考になれば幸いです。
いつかは手放すかもしれませんが買う時は自分の愛車です。
高価な買い物ですから納得のいく、愛着が持てる車をぜひ購入して下さいね。