その疑問を解決します。
トヨタ自動車は、2022年6月1日にレクサスブランドのSUV「RX」の新型を世界初公開し、日本仕様のフルモデルチェンジの発売を2022年11月18日に実施しました。
RXは、ラグジュアリークロスオーバーSUVと位置付けられています。
1998年の販売当時から2022年9月末時点で、約95の国と地域で累計約362万台を販売するレクサスの主力モデルです。
新型RXはカーボンニュートラルへの貢献と多様化するユーザーのニーズに応えるため、多彩なパワートレインをラインナップしていて発売前から注目される人気車です。
新型RXの販売にあたって、「はじめてレクサス車の購入を検討するユーザー」に向けた抽選販売の案内になり、新規ユーザー向けの抽選枠は全国でわずか500台に設定されています。
その他にも、このような条件があり、
- 抽選販売枠500台の他に一般販売も行う
- 受注状況によっては本車両の販売台数が500台を下回る可能性もある
- 抽選販売対象車は一部仕様を除きメーカー指定オプション装備車
抽選販売の申し込みは、2022年12月22日にて受付終了しています。
また転売対策として、はじめてレクサス車を購入希望するユーザーに対して、「他ブランドの下取り車を用意すること」「一括払いを認めない」などの条件があります。
昨今では、納期の長期化によってリセール価格が高騰していているのが現状です。
転売目的での購入が相次ぐ問題も発生していて、新型RXもこのような問題に大いに懸念される車種の1つです。
この記事では、
- 新型RXの新機能
- RXのデザイン変更ポイント
- RXの噂の正確性を検証
について紹介します。
Contents
新型RXの新機能
新型RXに追加された新機能について気になりますよね。
予定通りの機能追加やアップデートに注目してみましょう。
新たな四輪駆動力システム「DIRECT4」を搭載
5代目の新型レクサスRXで新たな挑戦「DIRECT4」です。
新たな電動化技術として、路面や走行状態を問わずに車の設置荷重に応じて常に4輪の駆動力を緻密に制御するシステムのことです。
緻密な四輪駆動制御により前後輪のグリップ力を最大限に活かし、姿勢をコントロールを行いながら気持ちの良い走りを実現しています。
楽しさを追求したパフォーマンスモデル「RX 500h F SPORT Performance」を導入、走りを予感させるスタイルと独自性を追求した次世代レクサスデザインを採用しています。
パワートレイン
現行のV型6気筒エンジンを廃止し、すべてのグレードが直列4気筒になりました。
その直4エンジンには2種類あります。
直4エンジン
- ハイブリッドエンジンの主力となっている2.5リットル自然吸気ミラーサイクル
- 新開発の2.4リットルの直噴ターボ
2.4リットルターボを搭載するのはトップグレードでRX史上最強のグレードナンバーが与えられたハイブリッドの「RX500h」です。
新型RXは3種類のパワートレインを設定しています。
パワートレイン
- 2.4L直列4気筒ターボハイブリッドシステム(AWD)
- 2.5Lプラグインハイブリッドシステム(AWD)
- 2.4L直列4気筒ターボ(FF/AWD)
私は、ターボエンジンのあの踏み込んだ時の音と重厚感に心地よさを感じます。
プラットフォーム
レクサス「ES」やトヨタ「ハリアー」などに採用されている、「GA-K」プラットフォームの改良により軽量・低床化しました。
重心高は従来型より15mm下がっています。
足回り
フロント:マクファーソンストラット式サスペンション
リア:新規開発のマルチリンク式サスペンション
足回りの変更で、路面への駆動力の確実な伝達とスムーズな車両姿勢変化の両立をします。
ボディサイズ
- 全長:4,890mm
- 全幅:1,920mm
- 全高:1,695mm
前型と比較して全長は変わらず、全幅25mmホイールベース60mm拡幅されました。
全高は10mm下がったことで、より低くワイドになっています。
RXのデザイン変更のポイント
デザイン変更のポイントについて詳しく解説します。
外観
レクサスの新たなデザイントレンド「スピンドルボディ」は一体感を演出した力強いボディフォルムです。
レクサスの象徴であったスピンドルグリルからメッキ枠を外して、塊を強調したスピンドルボディを採用しています。
スピンドルボディと冷却機能の両立のため、マーク下端までボディと同色になっていることが特徴です。
リアは翼を広げたような一文字のリアテールランプで、よりワイドで低重心なシルエットを強調しています。
中央に「LEXUS」のロゴが入っていて最近の流行のデザインになっていますね。
また、三眼フルLEDヘッドランプは黒を基調としたデザインの中に、L字型デイタイムランニングライトが際立つランプになっています。
内装
3列シート車は廃止し、2列シート車のみのラインナップです。
新型NXに近いデザインですが、ダッシュボードやドアトリムなどはNXよりも質感の高さを感じるデザインになっています。
新型NXにも採用された、人間中心の使用を更に進化させた新しいコックピット設計の考え方「Tazuna Concept」で新しいコックピットです。
ヘッドアップディスプレイからメーター、メーターからタッチディスプレイへのスムーズな視線移動を実現します。
また、ステアリング周辺に配置された走行系部品により、スムーズな操作が可能です。
噂の信憑性を検証
こちらでは、新型RXの噂の正確性を検証して、発売前の情報と実際の製品について紹介します。
発売前に新型RXのデザインではと話題になった画像がこちら
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発売前情報
フロントの見た目は新型NXとほぼ同じ
NXよりヘッドライトが細くなる
全体的にグリルが尖った印象ではないか
このような噂がありました。
引用:レクサス公式HP
大幅なデザイン刷新で近未来的な印象になると予想されていましたが、実際はどうなのでしょうか。
引用:レクサス公式HP
比較してみると、全体的にグリルが尖った印象はありますね。
私はインスタの画像は、NXよりだと感じました。
21インチのホイールがまた迫力があって良いですね。
レクサス新型RXのリーク情報は本当?!新機能やデザイン変更は?:まとめ
まとめ
- レクサス新型RXは、2022年11月18日の発売。
- 抽選販売枠500台、一般販売、一部仕様を除きメーカー指定オプション装備車が対象。
- 新機能:「DIRECT4」「2.4L直噴ターボ」「GA-T」「マルチリンク式サスペンション」など。
- デザイン変更ポイント、外装:一体感を演出した「スピンドルボディ」、翼を広げたような「リアテールランプ」など。
- 内装:人間中心の使用を更に進化させた新コックピット「Tazuna Concept」
- 発売前の画像はNXより?新型RXは迫力と重厚感がカッコイイ。
この記事では、レクサス新型RXのリーク情報と実際に発売されたRXについて紹介しました。
レクサスに限らず、新型、フルモデルチェンジ、マイナーチェンジなど、発売前にリーク情報がSNSなどで広がっていますよね。
どの情報も販売店の情報と大きくズレるものではないようです。
私も新型やモデルチェンジ情報は早く知りたいので、ついチェックしてしまいます。
ですが、メーカーからの正式発表ではないので、すべてが事実とは限らないので注意が必要ですね。
新機能やデザインの変更で、迫力と重厚感が増したレクサス新型RXをぜひ体感してみませんか。