レクサス 納車式

レクサスの納車式が凄すぎた!世界一のおもてなしを誇る国産高級車

うちの旦那がレクサスを買って今度の週末に納車なんだけど、納車の日に納車式があるんだって!納車式って何をやるんだろうね。

皆さんは「レクサス」という車をご存知ですか。

恥ずかしながら私は「レクサス」という言葉を聞いたことはあるけれど、それがどんな車なのか全く知りませんでした。

しかし友人の「レクサスの納車時には納車式というものがある」という話を聞いて、「納車式をする車ってどんな車なの?」と興味が湧いてきたので調べてみました。

調べてみると、自分が今まで乗ってきた車とは異世界の車で驚きの連続です。

「へー、レクサスってこんな凄い車なのね。」

「納車式って体験してみたい。」

「レクサスって頑張ったら、夢の車じゃないのかもしれない。」

調べれば調べるほどにレクサスへの興味が湧いてきます。

そしてとうとう私は名古屋市にある「トヨタ産業技術記念館」にも足を運んでしまうほど、トヨタ自動車にも興味を持ってしまいました。

皆さんもぜひ、この記事を読んで素敵なレクサスの納車式を疑似体験してみてください。

きっと夢が広がって、新しい目標も見つかりますよ。

 

レクサスってどんな車なの?

正直言って車に全然興味のない私には「レクサス」の価値が全く分かりません。

ですが納車式のある車なんて初めて聞きます。

納車時に納車式がある車「レクサス」とはどんな車なのか。

俄然興味が湧いてきましたので、まずはレクサスについてお勉強してみたいと思います。

レクサスはトヨタの高級車

レクサスとは、トヨタ自動車がアメリカで車を売るために生み出した高級ブランドの車の名前です。

1989年にアメリカでの高級車販売ブランドとして、販売されました。

日本とは比べ物にならないくらいの自動車市場を持つアメリカで販売を伸ばすために作られたブランドです。

ですが、当時アメリカで高級車と言えばアメリカ製の高級車の事を指していました。

それに対して日本車はというと「壊れない安物の大衆車」という位置付けでした。

ですから「トヨタ」という名前で高級車を販売しても安物の大衆車のイメージが付いて来てしまい、アメリカの富裕層からは敬遠される存在だったのです。

どんなに良い車を作ってもブランドイメージが先行し、車の質を正当に評価してもらえません。

ですが皆さんも知っての通り、「トヨタ」といえば日本国内の自動車ブランドの中では常にトップの座に君臨する名ブランドです。

そこで、そのイメージを払拭するために新しいトヨタのブランド名として「レクサス」という名のブランドを立ち上げ、アメリカの富裕層に良質な車とサービスをアピールしたのです。

またトヨタはアメリカでは度外視されていたアフターサービスに着目し、行き届いたアフターサービスと店舗での日本流のおもてなしを軸にレクサス事業を展開しました。

この戦略が営業マンとの繋がりやお店のサービスなどがない、売りっぱなしの営業が通常となっていたアメリカ文化に見事にハマったのです。

一流ホテルのような接遇と高いレベルのアフターサービスが、アメリカの高級車市場で脚光を浴びていきます。

でもレクサスはトヨタ車だって言うけど、店舗は「ネッツトヨタ」とか「トヨペット」じゃなく「Lexes」になってない?

分かります。こういうお店ですよね。

この店舗を見て私も「レクサス」」という会社なんだと思っていました。

ですがレクサスの店舗がこれまでのトヨタ・トヨペット・トヨタカローラ・ネッツトヨタと違うのは、自動車文化の発信地である欧州への進出が苦戦を余儀なくされたことにあります。

アメリカで大成功を収めたレクサスでしたが、メルセデスベンツやBMW、アウディといった古くからの歴史のある車を好む欧州のユーザーになかなか受け入れてもらえません。

そのため、欧州での販売には相当な苦戦を強いられてしまいます。

そこで、トヨタ本社ではレクサスブランドを社長直轄事業として注力することにしたのです。

さらに全世界でのレクサスブランドの浸透も重要な柱だと考え、世界進出と共に本国である日本での導入も始まります。

日本国内での営業は2005年のことです。

トヨタ自動車は2005年のレクサス国内導入に伴い、各販売会社(トヨタ、トヨペット、カローラ、ネッツ)の各販売会社にレクサス事業に参入するか否かを問います。

そこで参入を希望し賛同した販売会社に、レクサスの販売権を与えています。

ですからレクサスの店舗を経営しているのはその地域のトヨタのお店であり、店舗スタッフもトヨタ販売店から移動してきた方なのです。

これで「レクサス」がトヨタのお店だと言うことが分かってもらえましたか。

私もレクサスブランドの成り立ちを知って益々興味が湧いてきました。

ですので次の項では、レクサスブランドが他のトヨタのお店とはスタッフも店舗も全てが別物だということに迫っていきたいと思います。

レクサスは店舗もスタッフも全てが最上級

レクサスの店舗は他の自動車販売店とは全く違った感じの作りになっている事は、店舗の外観だけでも一目瞭然ですよね。

それはレクサスの店舗が「お客様中心」と「高級感」にこだわり抜いて作られ、心地良い「やすらぎ」と「ときめき」を感じていただける最高の場所を提供しているからなのです。

では、こんな素敵な店舗で働いているスタッフはどんな方なのでしょうか。

また、なかなか入れそうにないあの素敵な店舗も気になりますよね。

レクサスのお店のスタッフ

レクサスの店舗で働きたいと思ったらまず、トヨタ販売店に採用されてトヨタ車を売る営業として働きます。

では、トヨタのお店で好成績を収めればいいのか?というとそんな簡単なことではないようです。

まずレクサス店の人員は、「トヨタ自動車レクサス国内営業部」への登録制となっています。

ですがこの「トヨタ自動車レクサス国内営業部」への登録はとんでもなく難しく、基準が極めて厳しいためごく少数の限られた人材だけが踏み込める領域なのです。

さてこの難関を無事にクリアして登録が済んで、晴れてレクサス店へ移動となってもすぐにお店に立てるわけではありません。

レクサスでお店に立つためには、レクサス店の一員として選ばれた全員が受講しなければならないものがあります。

それは、レクサススタッフとしての「姿勢」「言葉づかい」「所作」「礼儀作法」と同時にレクサススタッフとしての知識などです。

これらを専門の研修所で泊まり込みで研修を受ける必要があります。

レクサススタッフとして歩き方から立ち居振る舞い、言葉づかいに至るまで一流ホテルのような無駄がなくスマートかつ美しい自然な動きが体現出来るよう、小笠原流礼法と呼ばれる礼法で叩き込まれるのです。

このような厳しい研修を受けてやっと、レクサスのお店に立つことが出来るのです。

レクサスの店舗

トヨタの店舗には全国統一の企画はありません。

看板の色などの制約はありますが、お店によって個性は様々です。

しかし、レクサスの店舗は違います。

まず、外装は黒色、駐車場のタイルの色はグレー、プラチナムシルバーのエンブレムが輝きます。

そして店舗内に入ってみると、床の色は白色で統一されています。

また商談テーブルからオーナーズラウンジのイスやテーブル、お茶の湯呑やコーヒーカップなどの小物類も全国どこの店舗でも同じものを使っています。

これはレクサス販売店を作る際のルールを厳格化し、少しでもルールを逸脱した店舗はレクサス店として認めないからです。

ですからもしも店舗デザインの改修となると、全国一斉に改修工事が行われることになります。

これほどまでに形や形式にこだわり、店舗や人材にまでメーカー側の指導が入るほどのこだわりがあるのは国内ではレクサスだけではないでしょうか。

レクサスはトヨタ自動車でありながら、あの世界的に有名なトヨタ自動車とも違う唯一無二のブランドなのです。

 

レクサスの納車式

ここまでレクサスの成り立ちやレクサスブランドを背負い販売や整備、接客するスタッフとこだわりの店舗を見てきました。

メーカーやスタッフのレクサスブランドに対する、これほどまでの並々ならぬこだわりが生む高級車レクサス。

だからこそ通常の納車時には行われない納車式が、レクサスオーナーとなった顧客の持つプライドへの最初の満足感として贈られるのでしょうね。

ではいよいよレクサスオーナーとなった者だけが体験できる「納車式」を見ていきましょう。

ここでは以下の4点についてお話していきます。

  • 服装はどうすればいい?
  • 納車式ではどんなことをするの
  • プレゼントされるアイテムは
  • 納車式にかかる時間
疑似体験とはいえ、すごくワクワクする~

服装は何を着ていけばいい?

納車式なんて何を着ていけばいいの?やっぱりスーツかしら?

○○式なんて聞くとやはりフォーマルスタイルで行くべきなのかと考えてしまいがちですよね。

やっと手に入れた高級ブランドのレクサスの納車式です。

ここは張り切って...。と思いがちですが、あまり場違いな格好でなければラフな服装であっても問題はないそうです。

中には帽子をかぶったり、Tシャツ姿で来られるオーナーさんもいるみたいですよ。

変に格式張ることなく、せっかくのセレモニーですからあなたの大好きな服を着て納車式に臨まれてはいかがでしょうか。

そのほうがきっと思い出深い素敵な納車式になると思います。

納車おめでとうございます!

いよいよ納車式です。

※レクサスのディーラーが一人ひとりのオーナーの満足度を高めるためのプレゼンテーションなので、内容は店舗によって多少の違いがあります。

プレゼンテーションその❶

まずレクサスの店舗に行くと、納車専用ルーム(プレゼンテーションルーム)に通されます。

お花やウエルカムボードなどが飾られた、車1台が入るスペースの真っ白なお部屋。

愛車が全部映るほどの大きな鏡やレッドカーペットが敷いてあります。

お店により違いはありますが、布がかけられている場合は除幕式。テープが張られている場合はテープカットが行われます。

プレゼンテーションその❷

次に併設された個室に案内されます。

ここでは書類の確認や納車に関しての案内、各種サービスの説明など事務的な手続きを行います。

そしてここで出されるお茶とお菓子。

納車した喜びと高揚感でよりおいしく感じるものなのでしょうか。

それとも緊張しすぎて味なんか覚えていないとなるのでしょうか。

このような感じのお茶とお菓子が出されるようです。

そして車のキーとレクサスオーナーの証レクサスカードの受け渡しもここで行われます。

レクサスカードとは⇒このカードを提示すると全国のレクサスディーラーのラウンジが使い放題にになるという魔法のカードです。

プレゼンテーションその❸

説明や事務手続きが終わると、いよいよ愛車に乗り込んで車の機能説明を受けます。

鼻をくすぐる新車の香りが納車式の感激と重なってたまらないだろうなあ。

車の機能説明はかなり丁寧に行われるようです。

ですからもしも分からない事があるときには、ここで教わっておいたほうが効率的ですね。

恥ずかしがったりしないでちゃんと聞いておきましょう。

店舗にもよりますが、説明と共に各種設定もしてくれるそうです。ナビやスマホとBluetoothの設定などもしてくれるので時間がかかってもやっておきたいものです。

プレゼンテーションその❹

車の機能説明や各種設定などが終わるとプレゼントや記念品贈呈が行われます。

記念品はオーナーの嗜好品や記念グッズなど様々あるようです。

  • レクサスベアと呼ばれるクマのぬいぐるみ
  • ギフトカード
  • 旅行チケット
  • 食事チケット
  • お酒
  • お菓子
  • 花束
  • ケーキ など

そして真新しい愛車の横で記念撮影も行われます。

こちらは後日、額に入れられて郵送されてくることが多いようです。

プレゼンテーションその❺

さあ。納車式もいよいよ終わりが近づいてきました。

愛車に乗り込むとレクサスのお店のスタッフ一同によるお見送りです。

「ご納車おめでとうございまーす。」と全スタッフに見送られて出発です。

スタッフは車が見えなくなるまでお見送りをしてくれます。

納車式の所要時間

納車式はオーナーの希望や都合などが考慮されますが、だいたい1時間~2時間ほどかけて行われます。

ですが、納車式はオーナーの希望で行われないこともあるそうです。

え~。せっかくの納車式をやらない選択をする方もいるのね。もったいないなあ。

そもそも納車式なんてそうそう経験出来るものではありませんよね。

こちらの納車式の動画を見ると、本当に一見の価値アリだと思えてきます。

庶民の私としては同行でもいいので一度は体験してみたいです。

私も新車の購入は今までに3度経験しています。

そしてそのうちの2回はトヨタ車で、もう1回はキャンピングカーです。

今までの3回の納車時に納車式なるものは1度も経験はありません。

ですが「納車」というのはとても嬉しくてドキドキわくわくして、これからの愛車との生活に夢も膨らんで...。と特別なことですよね。

ただでさえ特別な納車をより素敵なセレモニーにしてくれる、レクサスの納車式は究極のおもてなし。

こんなおもてなしをいつか体験出来たら...。と夢見ずにはいられない執筆となった今回の記事でした。

 

レクサスの納車式が凄すぎた!世界一のおもてなしを誇る国産高級車:まとめ

「納車式なんて聞いたことないんだけど、なに?レクサスってそんなに偉そうな車なの?」

車には何も興味のない私は、友人からレクサスの納車式の話を聞いたときに思った素直な感想がこれでした。

ですが納車式のある車に興味が湧き、レクサスの成り立ちやレクサスに関わる方たちの姿勢を知るにつれてトヨタの会社にも興味を持ちました。

その結果、なんと名古屋市にある「トヨタ産業技術記念館」にも足を運んでトヨタのことをもっと良く知ってきた程です。

トヨタ産業技術記念館とは⇒トヨタグループ発祥の地に残されていた大正時代の工場を貴重な産業遺産として保存・活用し、トヨタグループにより設立された博物館のこと。

今でこそ世界でトップに上り詰めたトヨタ自動車ですが、元々は織機製造会社(布を織る機械を製造する会社)だと知っていましたか。

ではどのような経緯で世界一の自動車メーカーになったのか...。

興味ある方はぜひ一度訪ねてみてください。

名古屋 トヨタ産業技術記念館とは に対する画像結果

レクサスにはレクサスブランドを背負う全スタッフのプライドと、レクサスオーナーとなった顧客が持つプライドのどちらも満足させることのできる環境が整っています。

普通の自動車ディーラーとは気品やブランドに対するプライドが大きく違うからこそ、「世界一のおもてなし」が存在出来るのだと思いました。

この記事を読んでくれた皆さんもいつかは本物の「納車式」を経験出来るといいですね。

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