高額査定のポイントは?
その疑問を解決します。
ジムニーは、スズキが1970年から販売している本格的な4WDの軽自動車です。
優れた悪路走破性と軽自動車ならではの乗り回しの良さが人気となり、長い歴史と売れ続けているオフロード車になります。
国内のみならず海外でも高い人気を誇るジムニーは、買取相場でも高い評価をされています。
新車の場合は人気がありすぎて、12ヶ月から18ヶ月の納車待ちが発生しています。
それにより中古車の需要が常に高い状態になっています。
なぜジムニーはこんなに愛されているのか、中古車需要が高いのか気になりますよね。
今回この記事では、
ジムニーの買取相場の実態
なぜ高額査定が見込めるのか
高額査定を狙う豆知識
について紹介します。
Contents
ジムニーの買取相場の実態
ジムニーの買取相場は年式により大きく異なり、年式が新しいほうが買取価格が高く200万円以上で購入されることも多いようです。
その一方で、型式が古くなると20万円前後での買い取りになる場合もあります。
では、まずは歴代ジムニーの特徴を確認しましょう。
歴代ジムニーの特徴
長年愛されているスズキジムニーの魅力は、軽自動車の手軽さと本格的な走りを両立しているところです。
初代から4代目までのモデルがあり、どのモデルも人気があります。
初代ジムニー(LJ10/LJ20/SJ10/SJ20)
引用元:スズキジムニー公式サイト
悪路走破性を高めるラダーフレームの基本骨格に、信頼性の高い前後リーフリジッドのサスペンションを採用し1970年4月に発売されたのが初代ジムニーです。
高低速2段切替の副変速機での駆動は、土木関係や山間地の商品運搬など様々な状況でも「プロの道具」として高い評価を得ています。
また、手軽にアウトドアを楽しめる本格4輪駆動の軽自動車として、一般ユーザーにも好評のモデルとなりました。
1972年に発売されたLJ20ではエンジンの水冷化やスチールボディのバン設定、フロントグリルの縦8本スリットなどが特徴です。
2代目ジムニー(SJ30/SJ40/JA51/JA71)
引用元:スズキジムニー公式サイト
ジムニー誕生以来初めてのフルモデルチェンジをして、1981年に登場したのが2代目ジムニーです。
これまでの実用車イメージを一変させるシャープでボリューム感のあるスタイリングは、日本のRVシーンをリードするスポーティなボディになりました。
また、軽自動車規格のフルサイズへの変更により生まれた広いキャビンも話題となって販売台数を飛躍的に伸ばしたモデルとなっています。
3代目ジムニー(JB23/JB33/JB34)
引用元:スズキジムニー公式サイト
1998年に販売された3代目ジムニーは、軽自動車の規格の変更に対応するためにフルモデルチェンジしたモデルです。
当時の流行を取り入れたやや丸みのあるデザインと、たくましいオフロード性能が魅力の3ドアハードトップ、軽量衝撃吸収ボディです。
高水準の安全性を追求し、広くなった車内は居住性に優れ街乗りからオフロードまで快適な乗り心地を実現しています。
4代目ジムニー(JB64/JB74)
引用元:スズキジムニー公式サイト
20年ぶりのフルモデルチェンジをし、2018年に登場した現行モデルがこの4代目です。
初代を思い出すような角張ったデザインで、ラダーフレームやFPレイアウト、パートタイム4WD、こだわりの室内空間、高い走行性はそのままです。
発売当初は人気が高いため、納車まで1年待ちという状況になっています。
年式別の買取相場
どの年代も人気があるジムニーですが、年式によって買取相場は大きく変わります。
- 1年落ち 130~180万円
- 2年落ち 70~180万円
- 3年落ち 70~180万円
- 4年落ち 70~180万円
- 5年落ち 50~150万円
- 6年落ち 40~100万円
- 7年落ち 40~100万円
- 8年落ち 30~70万円
- 9年落ち 30~70万円
- 10年落ち 30~70万円
- 11年落ち 30~60万円
- 12年落ち 20~50万円
やはり、年式が新しいほど買取価格は高くなり、200万円以上になることもあるそうです。
その一方で、古い場合は20万円前後の買取になることもあります。
また、モデルチェンジがされた場合、一般的には古いモデルの買取価格が下がるんですが、ジムニーの場合は違うんです。
ジムニーは根強いファンが多く「ジムニスト」と呼ばれる熱狂的なファンもいるので、古いモデルの需要もあり高額買取になりやすい傾向があります。
ジムニーは人気の高い車種なので、10年落ちでも100万円以上で買取される場合があるそうですよ。
ちなみにファンから絶大な人気を集めている「JA11」や「JA12」は、他の車種では数万円にしかならない古さでも、10〜40万円で買取してもらえる場合もあるようです。
なぜ高額査定が見込めるのか
なぜジムニーが高額査定が見込まれるのか気になりますよね。
高額買取のポイント
- 国内外で人気がある
- 新車の納期が長い
- モデルサイクルが長い
では、それぞれについて解説していきます。
国内外で人気がある
ジムニーは、軽自動車の中で唯一無二の高いオフロード性能を持っている車です。
また、ライバル車が存在しないことも人気を集める理由をされます。
軽自動車でありながら高い機動力と悪路走破性にも優れているので、多くのユーザーから指名買いも多いのが現状です。
新車の納期が長い
新車の納期は車種によって異なりますが、短い場合はおおよそ1ヶ月程度、人気車種の場合は半年程度になることが多いです。
ですが、ジムニーの場合はモデルチェンジが行われた2018年の発売当初から納期は1年以上かかると言われ、現在でも変わらずの1年程度の納期見込みとなっています。
ジムニーの納期が長くなる大きな理由として、ほかの軽自動車には使用しないラダーフレームを採用しているため、生産ラインを共有できないことです。
モデルサイクルが長い
一般的な車種のモデルチェンジは4年から8年と言われています。
ですが、ジムニーの2018年に発売された4代目はなんと20年ぶりのモデルチェンジです。
新型モデルが発売されない間は旧型への抵抗がなくなるため、リセールバリューが高くなる要因になります。
高額査定を狙う豆知識
高額査定をされるジムニーですが、少しでも高く査定してもらうための豆知識を紹介します。
キレイにしてから査定に出す
車の清潔度は買取査定に大きく影響します。
もし汚れが付着している場合は、しっかり汚れを落としてから査定に出すようにしましょう。
洗車ワックスがけ
シートや車内の清掃
車内の消臭
キレイにした状態で査定に出せば、買取業者が清掃を行う時間や手間を省くことができるので、買取査定の価格アップにつながるポイントです。
また、車内などもキレイにしておくことで「丁寧に乗っていた」という好印象を与えることができプラス評価につなげましょう。
錆は要注意
錆は後から修復することが難しいので、沿岸部や降雪地帯など錆が発生しやすい地域で車を使用することが多い方はこまめに洗車することをおすすめします。
キズや凹みの修復はしない
キズや凹みがある場合、修復してから査定に出した方がプラス評価につながると考える型も多いのではないでしょうか。
汚れなどはしっかり落としてから査定に出すことでプラス評価につながりますが、キズや凹みを修復すると修理費用のほうが高くなる場合もあります。
また、修理費用を抑えるために自分で修理する場合は注意が必要です。
自分で修理した場所が業者によってさらに修理が必要と判断されると、時間も手間もかかるためマイナス評価につながる可能性があります。
気になるキズや凹みを見つけても、修理はせずにそのままの状態で査定に出すようにしましょう。
純正パーツや装備を準備する
趣味性が高いジムニーは、カスタムして楽しむユーザーも多くいらっしゃいますが、カスタム車は買取査定のマイナス評価につながるおそれがあります。
カスタム車は買い手のニーズに偏りがでるので、査定時には純正・元の状態に戻しておくことをおすすめします。
また、元に戻すことが難しい場合でも、査定時には純正パーツを準備しておきましょう。
ジムニーはなぜ人気?買取相場の実態や高額査定豆知識を公開!:まとめ
まとめ
- ジムニーは、スズキが1970年から販売している本格的な4WDの軽自動車
- 国内のみならず海外でも高い人気を誇るジムニーは、買取相場でも高い評価をされている
- 新車の場合、人気がありすぎて12ヶ月から18ヶ月の納車待ちが発生してため、中古車の需要が常に高い状態になっている
- ジムニーは10年落ちでも100万円以上で買取される場合がある
- 高額査定が見込めるポイントは「国内外で人気がある」「新車の納期が長い」「モデルサイクルが長い」
- 高額査定の豆知識は「キレイにしてから査定する」「キズや凹みの修復はしない」「純正パーツや装備を準備する」
今回この記事では、大人気車種ジムニーの買取価格の実態と高額査定のポイントについて紹介しました。
発売当初から多くのユーザーに根強い人気を誇るジムニーの魅力は伝わりましたか。
これからジムニーを査定に出される方や購入を検討されている方に、少しでも参考になれば幸いです。
買取業者によっては無料で査定してもらえる所もあるので、気になる方は是非お試し下さいね。