そんな疑問にお応えします。
家電をはじめ色々な商品が改善をしては新しくなっていきますよね。
車もマイナーチェンジやフルモデルチェンジで新しいものが出てくる中で惜しまれながら生産が中止になってしまうものもあります。
車の情報をあまり聞かない方は特に「今度はこんな車に乗りたいな」と思っていざ店舗に行ったら生産が終了していたなんて事もあるかもしれません。
私自身も国内車に関しては販売会社と車の名前は大体覚えていますがさすがに「あの車はもう生産が終了しているな」とまでは把握できません。
今回は国内車であるホンダのストリームについて紹介していきます。
国内車の購入を検討している方
ホンダ車を探している方
車のボディカラーは黒がいいと考えている方はぜひご一読ください。
Contents
国産車ホンダ
まずはストリームの販売をしているホンダについて見ていきましょう。
ホンダの誕生
私もそうですが、多くの方がHONDAの名称で覚えているのではないでしょうか。
本当の名前は本田技研工業です。
本田技研工業は本田宗一郎さんが1946年に静岡県浜松市に本田技研研究所として開設しました。
本田技研研究所では内燃機関や各種の工作機械の製造・開発が始まりでした。
翌年1947年にはA型自動車用補助エンジンの開発に成功し、そして1948年に本田技研工業株式会社を設立しました。
そしてホンダが本格的に自動車産業に取り組みはじめたのは1963年です。
同年には二輪車製造の拠点をベルギーに移すという日本の自動車産業で初めての試みにでました。
ちなみに1982年には日本の自動車メーカーとして初めてアメリカで四輪車の生産を開始しました。
それがAQURAです。
ブランドとして展開したのは1986年です。
ホンダは自転車産業だけじゃない
本田技研工業という名前ですから実は自動車産業以外にも参入しているんです。
二輪事業
四輪事業
汎用製品事業
ロボット開発
航空機開発
色々な事業展開をしていますね。
ロボット開発はみなさんも一度は聞いたことのあるであろうASIMOを開発したのがホンダです。
ほかにも福島第一原発の内部調査で用いられたロボットもホンダ製品だそうですよ。
航空機開発は創業者である本田宗一郎さんの長年の夢だったそうです。
そして出来たのが小型ジェット機Honda jetです。
夢を実現させられる本田さんの向上心は見習っていきたいですね。
ストリーム
出典引用:ホンダ
ホンダというメーカーについて理解できましたね。
次は本題であるストリームについて詳しく見ていきましょう。
ストリーム誕生
ストリームは7seater New ageをコンセプトに2000年に市場に登場しました。
低重心ながらもスポーティな走りを追求した7人乗りミニバンです。
従来あるミニバンとはアプローチを変えており、スタイル・快適・走りを高次元で融合した新価値ミニバンのストリームは販売当初から人気が高くありました。
当時の最新技術を搭載
どのメーカーも新車を販売するにあたって搭載するのが最新技術やシステムですよね。
もちろんストリームも当時の最新技術を取り入れていました。
それが2.0L DOHC i-VTECエンジンでした。
2.0L DOHC i-VTECエンジンは排出ガスのクリーン化と走る楽しさを達成するi-シリーズの第一弾です。
2.0L DOHC i-VTECエンジンと高剛性の足回りと組み合わせたことによってドライバーの意のままにスポーティな走行性が実現しました。
賞も受賞
ストリームは販売当初から人気の高い車種でした。
発売から10ヶ月で累計10万台を売るホンダとしては販売最短記録を作るほどでした。
そして、第21回の日本カー・オブ・ザ・イヤーも受賞しました。
しかし注目を浴びる車種ほどライバル車が増えてしまいます。
ストリームもその波には抗えず2014年に販売が終了してしまいました。
中古車購入時のポイント
新車の場合にはキズもなければ部品などの劣化もありませんよね。
しかし、中古車は大なり小なり走った車ですから部品の劣化などがあります。
少しでも長く乗るためにどんな車を選ぶべきなのか紹介します。
①使用用途にあったボディタイプを選ぶ
今回紹介するのはストリームでコンパクトミニバンになります。
ですが、中古車の中には高級車がある場合もあります。
新車なら届かない高級車も中古なら買える価格になっていることも。
しかし、使用用途に合っていない車を購入してしまうと後悔することもありますからしっかり使用用途は決めておきましょう。
②店舗でしっかりチェックしてほしいポイント
車にあまり詳しくない方でもわかりやすいのが以下の4つです。
走行距離
年式
車検の有無
保証の有無
走行距離は平均で10万キロが寿命とされています。
ですが、修復歴もない車の場合は10万キロ以上でもまだまだ走れる場合があります。
新しさや綺麗さを求める場合には3〜7万キロ、価格重視の場合には8〜12万キロのものを選ぶと良いです。
車検の有無は車によっては車検が残っていない場合があります。
購入してすぐに車検に回すのはあまりいい気持ちじゃないですよね。
ですが、店舗によっては納車前に車検整備がついている場合があります。
ぜひ車検付きを選びたいですね。
保証もまた同じです。
我が家の場合は1ヶ月点検無料の保証がありました。
納車前にエンジンなどを確認してもらいましたが中古車だからこそ乗ってからのトラブルもあります。
選ばない方がいい車
修復歴のある車・事故車
水没車
塩害者・雪害車
水没車の見分け方はシートベルトを限界まで引っ張り、泥のようなシミのラインがあるか。
空調を切っている状態で車内から雑巾のような臭いがあるかで判断できます。
塩害・雪害とは錆のことです。
フレームや内部の部品に錆があると車の故障につながります。
塩害は潮風による錆、雪害は雪による錆です。
外装はコーティングで隠せますが、エンジン周りは隠すことができません。
チェックする必要がありますが、不自然な場所に錆がある場合には避けるべきです。
私もあまり車には詳しくないですが、これくらいの項目であればチェックしやすいです。
ぜひ中古車を購入する際には参考にしてみてください。
ストリーム黒のスペックと中古車価格
ストリームが生産中止になってしまったのは残念ですね。
新車はもう手に入らないですが、中古車ではストリームを取り扱っている店舗もあります。
ストリームは初代と2代目があります。
ストリームのスペックと大体の中古車販売価格をみていきましょう。
初代スペック
販売期間:2000〜2006年
ボディタイプ:ミニバン・ワンボックス
乗車定員:7名
駆動方式:FF
ボディサイズ:4550×1695×1590mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:2610×1440×1310mm(室内長×室内幅×室内高)
エンジンタイプ:D17A型 水冷直列4気筒SOHC16バルブ
排気量:1668cc
最高出力:130ps(96kW)/6300rpm
最大トルク:15.8kg・m(155N・m)/4800rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
10モード/10・15モード燃費:14.2km/リットル
車両重量:1310kg
オプション
1列目シート用i-サイドエアバッグシステム(助手席乗員姿勢検知機能付)
リヤカメラ付音声認識Honda・HDDナビゲーションシステム(7インチモニター、TV/AM/FMチューナー付DVD/MD/CDプレーヤー、インターナビ・プレミアムクラブ対応)
リヤエンターテインメントシステム(7インチワイドディスプレイ、DVDプレーヤー&TVチューナー、AC100V電源&AV入力端子付)
電動アウタースライド式スモークドガラス・サンルーフ(チルトアップ機構付)
16インチアルミホイール
2代目スペック
販売期間:2006〜2014年
ボディタイプ:ミニバン・ワンボックス
乗車定員:7名
駆動方式:FF
ボディサイズ:4570×1695×1545mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:2605×1460×1250mm(室内長×室内幅×室内高)
エンジンタイプ:R18A型 水冷直列4気筒SOHC16バルブ
排気量:1799cc
最高出力:140ps(103kW)/6300rpm
最大トルク:17.7kg・m(174N・m)/4300rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
10モード/10・15モード燃費:14.8km/リットル
車両重量:1350kg
オプション
1列目シート用i-サイドエアバッグシステム(助手席乗員姿勢検知機能付)+サイドカーテンエアバッグシステム(1~3列目シート対応)
Hondaスマートキーシステム、インターナビパッケージ(Hondaインターナビ+リンクアップフリー+キーレスエントリー)
フロント電動スモークドガラス・サンルーフ(高熱線吸収/UVカット機能付)
コンフォートビューパッケージ(親水/ヒーテッドドアミラー+フロントドア撥水ガラス+熱線入りフロントウインドウ)
ここで指しているストリーム黒はナイトホークブラックというボディカラーになります。
中古車になってしまっているため詳しい内装の画像を見つけられなかったのですが、内外装を紹介している動画がありました。
販売中の中古車スペックと価格
初代と2代目のスペックとオプションを軽くさらったところで現在販売されているストリームを実際に見てみましょう。
ストリーム1.8X
- 年式:2006年
- 走行距離:14.5万km
- 修復:なし
- 本体価格:27.0万円
- オプション:キーレス
私が調べてみた中で最も古い年式が2006年でした。
ただ、これが初代なのか2代目なのかは不明でした。
ストリーム1.8RSZ HDDナビエディション
- 年式:2008年
- 走行距離:3.6万km
- 修復:なし
- 本体価格:29.8万円
- オプション:カーナビ・オーディオ
2008年式で走行距離が4万km以下なのはかなり魅力的な車ではないでしょうか。
ストリーム1.8RSZ Sパッケージ
- 年式:2013年
- 走行距離:5.9万km
- 修復:なし
- 本体価格:88.9万円
- オプション:盗難防止装置・カーナビ(メモリーなど)・フルセグTV
今回調べた中で最も新しく、価格が高かったストリームです。
やはり新しいものの方が価格は高い傾向がありました。
ですが10年以上前の車になるので100万円を超えるものはありませんでした。
修復歴がある車の場合は、本体価格が10万円台のものもありました。
しかし、修復歴がある車は修復歴なしの車よりも故障しやすい可能性があるので選ばないのが無難ですよ。
ストリームの後継車はある?
ストリームの生産販売は終了してしまいましたが、ストリームの後継モデルと噂されている車があります。
それがホンダのジェイドという車です。
ジェイドは背の低い3列シートで6人乗りのミニバンです。
2014年で生産が終了したストリームと特徴が似ていることや販売開始が2015年だったことからストリームの後継モデルでは⁉︎と噂されていました。
しかし開発を担当した方の意見としてはストリームとジェイドは別物だそうです。
ジェイドは日本だけではなく、世界すべての地域を対象とした車として開発をしました。
ストリームの後継となると制約が発生してしまうため、全くの別の新型車という枠になるそうです。
ストリームよりも走りに重きを置いている感じですね。
しかし残念なことにジェイドも2020年には生産が終了していたんです。
ジェイドは日本国内よりも中国での需要が高くありましたが、中国ユーザー向けにマイナーチェンジもしましたが売上に伸び悩み終了となったようです。
ジェイド以降の後継モデルはなく、現在のホンダのコンパクトミニバンはフリードが引き継いだ形になっています。
ホンダのミニバンであるストリーム。黒いボディカラーが欲しい:まとめ
ミニバンといえば車高が高いものが多いなかで車高が低いストリームは家族向けにはありがたい車だと思いました。
ですが、10年前に生産が終了していたのには驚きました。
後継モデルと噂のあったジェイドもすでに生産が終了していることにもまた驚きでした。
しかし、売上に伸び悩み終了を選ぶホンダの潔さはさすが事業展開が広いだけあるなと感じました。
ストリームもジェイドも中古車として販売されていますから気になった方はぜひ中古車販売店を見てみてください。
気に入った車で楽しいカーライフを送りましょう。
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