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【最強】ヘッドライトの黄ばみ取りにはウレタンクリア!耐久性は??

ヘッドライトの黄ばみ取りにウレタンクリアが良いのかな

その質問にお答えします。

経年劣化で黄ばんでくるヘッドライト。

黄ばんでいると見た目も悪いし、ライトの光具合もくすんでしまいますね。

でも、黄ばみ取りってどうやるの

洗車で黄ばみが取れないので、ヘッドライト部分のお手入れはどうしたら良いかわからないですよね。

そこで、ヘッドライトの黄ばみ取りを紹介します。

ココがポイント

その中で一番のポイントのなるのがウレタンクリア

ウレタンはコーティング剤の中でもメリット・デメリットが大きいアイテムなのです。

使いこなせばプロ顔負けのクリアな仕上がりになるかも

耐久性が抜群なので、うまくできればコーティングが10年持つこともありますよ。

ここではウレタンクリア塗装のメリットや使い方を紹介します。

 

ウレタンクリアコーティングとは

ヘッドライトに使用するウレタンクリア塗装とは、ウレタン樹脂のコーティング剤のことをいいます。

市販ではスプレータイプがあり、塗布することで紫外線による劣化から守り、ヘッドライトの耐久性をアップしてくれます。

ヘッドライトのコーティング剤の選び方

ちなみにウレタン以外にも、ポリマーコーティングとガラスコーティングがあります。

コーティング メリット デメリット 価格
ウレタン 最も耐久性がある 施工が難しい 6000〜7000円
ポリマー 簡単 耐久性が低い 1000〜3000円
ガラス 耐久性・透明感・撥水性が高い 施工が難しい 3000円〜5000円

まず、初心者にも簡単に使えるのはポリマーコーティング剤です。

磨いたヘッドライトにスプレーして吹き上げるだけ。

ムラもできにくく、密着性も良いので初心者にも使いやすいですよ。

劣化は早いですが、簡単かつ価格も安いので定期的にコーティングができる人にはおすすめです。

次に使いやすいのはガラス系コーティングになります。

ガラス系コーティングとは

ガラス系コーティングはシリコンやポリマーなどが含まれており、ガラスより耐久性は劣りますが密着性は良くなります。

ガラスコーティングはガラス質の被膜を作るため、優れた耐久性があります。

ガラスコーティングは、半年〜1年ほど効果が持続しますが、ガラス系コーティングは早くて3ヶ月すると劣化が見られます。

プロの施工なら3〜5年ほど効果が持続します。

耐久性が魅力的なガラスコーティングですが、施工が難しいデメリットがあります。

ココに注意

ガラスコーティングは乾くのに時間がかかります。

6時間から1日で表面硬化されるので、硬化前に水に濡れるとシミになることもあります。

完全硬化には1週間程度かかりますので、強く擦ったりすると傷が付く場合もありますよ。

初心者は特に、扱いの難しさを感じてしまいますね。

 

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ガラスコーティングは密着性が弱いため、ムラや硬化不良による剥がれが起こる場合もあります。

ココがおすすめ

その点、ガラス系は素材が柔らかい分、密着性が高く初心者でも塗りやすいメリットがあります。

ただ、紫外線を吸収しやすいことや汚れがつきやすいデメリットがありますよ。

メリットやデメリットを考慮して自分に合うコーティング剤探しをしたいですね。

 

ウレタンクリアのメリットとデメリット

長持ちするほうがいい

それなら、最も長持ちするウレタンコーティングが良いですよ。

ウレタンクリアのメリット

ウレタンクリアとは、ウレタン樹脂が主な成分として配合されているクリア塗料のことをいいます。

ウレタン樹脂は耐久性や耐摩耗性、耐水性などに優れており、外壁塗装や床材のコーティングなどあらゆる場面で使われています。

ひび割れしにくいことや光沢感が出ること、密着性が高く剥がれにくいことからヘッドライトのコーティングにおすすめなんですね。

一番のメリットは持ちの良さ

ココがポイント

プロの施工ならコーティングが3〜7年持つとされています。

DIYでも1年ほど持つとされていますので、こまめに磨く必要もなくなって便利ですよね。

ウレタンクリアのデメリット

ウレタンコーティングが難しいとされているのは以下の理由があります。

  • 乾燥時間が長い
  • 均一に塗るのが難しい
  • 使用できる環境が限られる
  • 修正が難しい
  • 下処理が甘いと仕上がりが悪い

これらの理由によって初心者には難しいとされています。

私もウレタンを試してみましたが、慎重になりすぎてスプレーを近づけすぎました。

結果、白く濁ったようになり失敗しました。

ウレタンコーティング後に塗膜がボコボコになってしまったものをゆず肌といいます。

ゆず肌になってしまったときの対処法を動画で説明していますので参考にどうぞ

ゆず肌になってしまったらコンパウンドで凹凸部分を削ってみると艶がでてくることもあります。

削りすぎると塗装が剥がれ下地が出てしまうので、細目のもので表面を滑らかにするように磨きます。

下地が出てきてしまうと、もう一度最初からやり直しになってしまうので注意です。

ポイント

白濁したり、ムラができたりと失敗してしまった場合基本的には再塗装となります。

硬化したウレタンを剥がすのは結構大変。

荒目から細目に変えながらサンドペーパーや電動ポリッシュでひたすら磨いて剥がします。

ウレタンクリアの使い方を正確に行えば、耐久性も抜群の優れた逸品なのですね。

 

ウレタンクリアの使い方を紹介

ウレタンクリアを使用する日は限られます。

天気によって仕上がりが大きく異なり、失敗につながりやすいことが理由です。

ウレタンクリアを使える日は湿度が少なく、天気がいい、風の少ない日に行いましょう。

まず、手順は以下の通りです。

  1. ヘッドライトの表面を研磨する
  2. ヘッドライト周辺を保護する
  3. ウレタンクリアを塗装する
  4. 24時間乾燥させる
  5. コンパウンドで研磨する

この手順で行います。

ヘッドライトの表面を研磨する

研磨する前に、まず汚れを拭き取ります。

ボディまで研磨したら大変

次に、ヘッドライト周辺をマスキングテープで保護します。

ココがおすすめ

マスキングテープの貼り方は、ヘッドライトとボディの境目をヘラなどで密着させながら隙間なく貼ります。

耐水ペーパーでヘッドライトを研磨します。

力を入れすぎず、均一に磨くのがコツですよ。

ヘッドライト周辺を保護する

ウレタンクリアは一旦硬化すると、除去するのがかなり難しくなります。

ボディに付いたら大変

ヘッドライト周辺やボディ全体をビニールで保護すると良いですね。

ビニール付きの養生テープを使えば一気に周辺を保護できるのでおすすめですよ。

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出典引用:Amazon

URL:https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%A4%E3%83%9E-%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%BC-%E5%B8%83%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%97-1100mm%C3%9725M-M-NTM11003P/dp/B00SF733PY/ref=sr_1_5?dib=eyJ2IjoiMSJ9.GqmGbpE4fY4CJz5A1iQ9slvgw1C2HLxR9hiQpUdQ4H6_ERq3vuRhXffrMZrgZqqdpJRkxgsu_7KXmektEa0xOaUHKzsQrrnmbhoaKksaB7qqTSCSgcyj24nRUzHyxS4UFKAJHxLOVQZtSp-7BZ1_GWKP_HeejFnrOvVotqHUsqt2RMIrKzbc21SLCiOa19mq5swzX9qyeU8WX2T5BCnwH2eJGe4-jpW9aBcLl5SGkds1hMtyqtzWlNjcir3xhZJ4ucwO9moFOVMXDpAkWsOREDEG9Xd7pnw9SxnyAZ5y6Ss.44c99j_wNpIbWunBq0XxQW8ygesUId8pQ5CgDPcvi-A&dib_tag=se&keywords=%E3%83%93%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%AB%E4%BB%98%E3%81%8D%E9%A4%8A%E7%94%9F%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%97&qid=1752541029&sr=8-5&th=1

磨いた後は、シリコンオフで脱脂していきます。

ウレタンクリア塗布→乾燥

いよいよウレタンクリアを塗布していきます。

まず1回目の塗装は全体に薄く満遍なく塗布していきましょう。

ココがポイント

ヘッドライトとスプレーは20cmほど離して塗布します。

これはコーティングよりも、剥がれ防止をメインとした目的ですね。

表面に薄く塗られているので10分程度乾燥させて2回目の塗布にいきましょう。

 

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ココがポイント

冬場は20分乾燥されるほうが良い

2回目は15cmほど離した状態でヘッドライトの縁から内側にかけてしっかりと塗布します。

ここで慌てて重ねると一層ムラになってしまうので我慢。

10分塗布して、上記の塗り方を後2〜3回繰り返していきます。

するとムラも気にならず、クリアな表面になっていきます。

24時間乾燥させたらマスキングテープを剥がして完成になります。

コンパウンドで研磨

乾燥後に表面がざらついていたり、細かなごみが付いている場合にはコンパウンドで磨きます。

ココに注意

残ったウレタンクリアは使えません

使い切るか、余りをDIYなどの塗装に使うなどして残さないようにしましょう。

ウレタンクリアの塗装方法についてめちゃくちゃわかりやすい動画がありますので参考にどうぞ

簡潔に手順を紹介していて私も参考にしている動画です。

ウレタンクリアのメリットや失敗例を挙げている記事がありますのであわせてどうぞ

【初心者必見】ヘッドライトの黄ばみ取り方法紹介!よくある失敗例も

続きを見る

 

【最強】ヘッドライトの黄ばみ取りにはウレタンクリア!耐久性は??:まとめ

いかがでしたでしょうか。

ウレタンクリアは難しいと思われていますが、使い方をしっかり把握すれば意外とできます。

使う環境とウレタンクリアの使い方に注意することが重要です。

天候の急変で仕上がりが失敗し、再塗装になったことがあります。

塗布→乾燥を繰り返すことで結構な時間がかかり、天候が変化することもありますよ。

余裕を持った時間を確保することや天気のチェックをすることが大事ですね。

ウレタンクリアに挑戦する場合は、是非参考にしてみてください。

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