そんなときどのような行動をすれば良いのでしょうか。
運転中にエンジン警告灯が点いたら驚くでしょう。
車の故障なのかなと不安になりますよね。
高速道路走行中にエンジン警告灯が点灯したらかなり焦ります。
運転に慣れていない人は特に、車のトラブルが怖くなりませんか。
エンジン警告灯の点灯の原因を知っていれば焦ることなく運転できますよ。
二次被害が起こらぬよう、焦らず冷静に対処したいものですよね。
ここではエンジン警告灯が点灯する原因と対処法について紹介します。
Contents
エンジン警告灯が点灯する原因は
エンジン警告灯が点灯する原因はいくつかあります。
センサー不具合
エンジン警告灯が点灯する最も多い原因がこのセンサーの不具合です。
さらに詳しく
特にO2センサーの不具合で点灯することが多くあります。
エンジンをはじめ、いろいろなシステムを総合的に制御する装置が異常を感知するとエンジン警告灯が点灯することがあります。
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走行中に突然警告灯が点灯し、驚いた経験があります。
すぐにディーラーに行き、センサーの接触不良とのことでしたが、肝を冷やしました。
エンジンのガタつきがある場合も警告灯が点灯する原因のひとつです。
車体からガタガタと異音がし徐々に走行スピードが落ちたという経験談もあります。
これが高速道路の走行中だったり、近くに停車できる場所がなかったりしたらと考えると怖いですよね。
点灯後は早くディーラーや整備工場で点検してもらうのが大切です。
O2センサーの故障とマフラーの劣化によって、車内に一酸化炭素が充満し死亡事故につながったケースがあります。
警告灯の点灯はエンジンの故障以外にも重大な不具合が潜んでいることもあるため、放置するべきではないですね。
エンジン警告灯が点灯する原因とそのまま走行しても大丈夫なのかを説明している動画があります。
エンジン警告灯が点灯しても自覚症状がない場合、O2センサーの異常が最も考えられるのですね。
ただし、他の部分での異常があった場合に警告灯だけで判断できませんので点検してもらうのが良いですよ。
燃料供給システムの問題
燃料ポンプやインジェクターなどの部品による不具合で警告灯が点くことがあります。
ココがポイント
燃料フィルターの目詰まりが原因のこともあり、その場合はすぐに解決します。
加速しづらいことや燃費が悪くなるなどの不具合は、燃料供給部分のトラブルが考えられます。
排気ガス規制関連の異常
排気再循環バルブ（EGRバルブ)の目詰まり、触媒装置（排気ガス中の有害物質を無害化（低減）する装置）の異常の可能性があります。
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アドブルー（＝排出ガスをキレイにする高品位尿素水）がうまく供給されないなどの不具合も考えられます。
エンストを起こした、アイドリングが不安定などの症状がある場合には排気ガス関連の異常の可能性があります。
警告灯について詳しく紹介する動画がありますので参考にどうぞ
考えられる一部の原因ですが、知っているといないでは気持ち的にも大きく違いますね。
警告灯の色の意味
警告灯の色にはそれぞれ意味があります。
| 緑 | 多くの場合は問題ありません |
| 黄色（オレンジ） | 不具合があり早急に点検が必要だが、すぐに車が止まる可能性は低い |
| 赤 | 緊急で停車し、即座に点検修理しましょう |
| 点滅 | 重大な不具合が起きている可能性があり、すぐに停車し点検しましょう |
点滅は重大な不具合がある可能性があるため、すぐにでも業者を呼んで点検してもらう必要がありますね。
給油してすぐにエンジン警告灯が点滅した場合、キャップの締めがゆるい可能性もありますので確認してみましょう。
点灯だけですぐに原因を特定できるわけではないということです。
すぐに対応しないと故障部分が重症化して修理費用が多くなる恐れもありますよ。
放置すれば症状が良くなることはないため、すぐに見てもらうのが一番ですよね。
警告灯が消えた
この場合はセンサーの誤作動または、軽度な不具合を感知していた可能性があります。
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燃料キャップの緩みが原因なこともありますよ。
また、エンジンを再起動すると一時的にリセットされて警告灯が消えることもあります。
走行中に急に何か不具合があっても怖いですよね。
緊急性は高くないのかもしれませんが、後々重大な不具合になる可能性もありますので早めに点検しましょう。
点灯したらどうすれば良いの
エンジン警告灯の点灯色は3種類あり、それぞれ意味が異なります。
緑色
緑色の点灯は表示灯といい、正常に作動した場合に点灯するものです。
エンジンが冷えているため、温める必要があることで点灯することがあります。
しばらくして消灯した場合、特に問題ありません。
点灯が消えない、または消えるまで時間がかかる場合、冷却系に問題がある可能性があります。
このような場合は早めに整備工場などで点検をしてください。
黄色
黄色の点灯は赤色と比較すれば緊急性は高くないと考えます。
何らかの不具合がある可能性が高いため、最寄りのディーラーや整備工場に行き点検修理してもらいましょう。
赤色
赤色の点灯の場合は安全が確保された場所に停車し、走行を中止します。
その後、ロードサービスやJAFなどに連絡して点検修理しましょう。
車検証ケースにロードサービスの連絡先が記載されているため、確認しておくと良いですね。
エンジン警告灯の点灯には、原因が多いことからすぐに判断するのは難しいことです。
故障や不具合などの場合、早く対処することが重要です。
メーカー保証期間内であれば無償で修理してくれることもありますね。
二次被害を起こさないためにも放置はやめましょう。
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急加速や高速道路の走行は控え、エンジンに負荷をかけないことも大切です。
注意ポイント
エンジン警告灯が点灯している状態では車検が通らない
2017年2月から、
- エンジン警告灯
- エアバッグ警告灯
- ブレーキ警告灯
- ABS警告灯
が点灯・点滅している場合に車検の審査を行わないと決められています。
どれも点灯を放置していると重大な事故につながる可能性があるため、即座に点検修理が必要です。
エンジン警告灯の修理費用は
エンジン警告灯が点灯したらその修理費用はどれくらいなのでしょうか。
修理費用の目安
エンジン警告灯の点灯する原因は様々あります。
つまり、点灯した後にかかる費用は、その原因によって費用が大きく異なるということです。
エンジン警告灯がきっかけとなり、修理・交換となり得る一部の費用を紹介します。
- 原因を突き止めるため点検する費用→5000円程度
- O2センサーなどの交換修理→3〜4万円程度
- エアーフローセンサー・燃料供給システムセンサーの交換修理→2〜7万円程度
- イグニッションセンサーの交換→1〜2万円程度
- ECU（車両のあらゆるシステムを制御する部分）の交換→10万円程度
エンジン内部の交換修理になってしまうと数十万円と高額な費用になってしまう可能性があります。
工賃代もかかると費用が思ったより高くなることも
ディーラーは純正品のため価格が高くなりますが、整備工場で社外品を使用した場合費用を抑えることができますよ。
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修理時間に関しては、簡単な修理であれば、1〜2時間程度で直ることもあります。
部品交換だと半日〜1日程度、エンジン本体の修理・交換だと1週間から1ヶ月かかることもありますね。
国産車と輸入車でも価格に差があり、輸入車は部品や工賃が高くなる傾向にあります。
ココがポイント
ディーラーで修理する場合と、整備工場で修理する場合にはデメリットもあります。
整備工場は安く済みますが、アフターケアが不十分だったり対応できる部分が限られていることもあります。
ディーラーなら、対応可能な部分も多く、交換部品もすぐに揃えられるなどメリットも多いですよね。
緊急性が高くない場合には、総合的に判断してどちらで修理するのか決めたいものです。
修理費用を細かく紹介している記事がありますので参考にどうぞ
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低速時の車の異音「コトコト」放置は危険!原因と修理費用の全知識
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【緊急】エンジン警告灯が点灯した!!原因って何?!修理費用は??：まとめ
いかがでしたでしょうか。
エンジン警告灯が点灯すると、驚いてしまいますよね。
車が止まってしまうのではないかと焦ってしまう人もいるでしょう。
点灯にはさまざまな原因があり、一概に瞬時に車に影響が出るとはいえません。
点灯＝何か不具合があることが多いことからすぐに点検修理をするべきなのですね。
ココがポイント
エンジン警告灯を再度点灯させないように、定期的な点検、オイルやフィルター交換が重要ですよ。
是非参考にしてみてください。
