今まで「ミニバンなどの箱型の車は、カッコよくないし、庶民的でさぁ...」と言っていた友人の突然のミニバン購入宣言。
あんなにスポーツカーのようなスリムでカッコいい車にこだわっていたのに、驚きの発言です。
訳を訪ねると「子供がいるから今の車では使い勝手がイマイチ。アルファードならミニバンでもカッコいいし、何より高級感もあるからミニバンに乗っている感があまりなさそうなのがいい」とのこと。
確かに街中で見かけるミニバンは、アルファードが圧倒的に多いように感じます。
中に乗っている人も、どこか誇らしげに見えます。
ではアルファードの購入を検討している友人の為にこの記事では、豪華さと快適性で人気のある「アルファード7人乗り」のシートアレンジについてお話ししていこうと思います。
アルファードは通常道理の乗り方はもちろん、快適です。
ですがファミリーでアルファードに乗っていれば、みんなでお出かけした際に車中泊を…と考えている方もいると思います。
そこでこの記事では多彩なシートアレンジの数々を紹介しながら、せっかくですので今流行りの「車中泊」のシートアレンジについてもお話していきます。
ぜひこの記事を最後まで読んでいただき、あなたにとってベストなシートアレンジを見つけてください。
そして更にワンランク上の、快適なカーライフを楽しみましょう。
Contents
アルファード7人乗りが人気の理由
高級ミニバンとして知られるアルファード。
一番低いグレードのものでも新車価格が359万7000円~という高額車です。
にもかかわらずライバル車の日産エルグランドやホンダオデッセイはもちろんのこと、兄弟車のヴェルファイアでさえも販売台数で大きく上回るものすごい人気ぶりを発揮しています。
そんなアルファードの人気の理由は何なのでしょうか。
まずはアルファードの人気の理由から紐解いていきたいと思います。
アルファードはなんで人気なの?
2021年の新車登録台数では、第4位というミニバンとしてはトップの販売台数を記録しています。
上位にはヤリスやルーミーというコンパクトカーが優勢の中で、大型で存在感のあるアルファードは異例の人気です。
ドッキリ番組?!
ガチなやつ?!盗まれた?!
アルファード人気凄いもんね🚗🚗💦
ドッキリでありますよーに🥲 https://t.co/qeL8y55QX3— 小島さん/レスの人妻 (@kojimasan_) October 23, 2023
アルファードは人気車で新車は買いたくても買えない。皆様も盗難にお気をつけて。
— ぼっちイヌブシ🐶/ひとり薬剤師/XBOXgamepass (@bawdog) October 23, 2023
このように盗難が後を絶たないほどの人気ぶりなのです。
また芸能人や有名人、官僚の人たちが購入しているのはもちろんのこと、以前までのセダンに代わり海外からのお客様や官僚の送迎車にも使用されるほどの車です。
そんなアルファード人気の理由を4つ挙げてみます。
アルファード人気の理由
❶独特なフロントマスク
❷広く快適な車内空間
❸荷室・収納の広さ
❹最新の安全性能
以上の4点の中でも今回は❷と❸の「広さ」「空間」について詳しく見ていきます。
広く快適な車内空間
前述したようにアルファードは車内の快適性にもすぐれているため、送迎用車両としても使用されています。
最大500mmのシートスライド及び最大830mmの超ロングスライドも可能となっています。
そのため前後空間に余裕があり、ドライブ中も高級リビングのように過ごせるでしょう。
また最上級グレードには、肌触りの良い本革素材のエグゼクティブラウンジシートが採用されていて、更に上質な乗り心地を体験できます。
\新型アルファード/
エグゼクティブラウンジ徹底解説☕️最上級グレード!!この高級感は寝たらもったいないのですが、眠たくなってしまうほどのくつろぎ空間でした💭
🎥https://t.co/Nz7Yf6Ohmx https://t.co/HlYaODv9AY pic.twitter.com/5WgPurIFoe
— 藤井マリー🥀レースクイーン・オブ・ザ・イヤー22-23 (@fujimary_6) September 23, 2023
荷室・収納の広さ
アルファードは、シートアレンジの多彩さも人気の理由のひとつです。
アレンジ次第で大容量のラゲッジスペースを確保できます。
アレンジごとの荷室容量
サードシートまで使用時 | ルーフまで890L | ベルトラインまで616L |
セカンドシートまで使用時 | ルーフまで1,388L | ベルトラインまで960L |
フロントシートまで使用時 | ルーフまで2,691L | ベルトラインまで1,743L |
またサードシートの床下にも148Lの床下収納があります。
スペアタイヤなどを収納してもいいのですが、通常のスペースと合わせることにより観葉植物などの高さのある物も十分に積み込みができます。
ゴルフが趣味の方には、ゴルフバッグを立てて積み込めるという嬉しいポイントですね。
@yukik227 俄然、荷室の広さと自動スライドドアがいいと。マイチェンしたら、元のアルファードに戻りそうです(笑)レクサス、羨ましいです!350のバージョンLにマークレビンソンでお願いします!
— yossyyyyyy (@yossyyyyyy) August 12, 2011
アルファードはフル乗車でも快適に過ごせる広さと乗り心地から、他社ライバル車を寄せ付けない圧倒的な人気を誇っています。
このように「豪華さ」と「快適さ」という自己顕示欲も満たしてくれて、なおかつ収納や荷室の広さという実用的な部分も問題なし!となれば、異例の人気であることも頷けますね。
アルファード7人乗りのシートアレンジ
外装・内装はもちろんのこと、走行性や安全性も申し分のないアルファード。
では高級官僚や大切なお客様の送迎車としてだけではなく、一般市民が乗っても十分に満足のいく車だと言う事をシートアレンジの観点から見ていきましょう。
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ヴェルファイアのシートアレンジは種類が多く、広々快適空間!
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アルファード7人乗りのシートアレンジの特性
まずアルファード7人乗りには、大きく分けて2つのシートアレンジがあります。
そしてこの2つのシートアレンジを基準に、使うシーンに合わせて様々なシートアレンジをしていきます。
ではまずは、その2つのシートアレンジから見ていきましょう。
助手席スーパーロングスライドシート
まずアルファード7人乗りには、助手席の快適性を最大限に追求した「助手席スーパーロングスライドシート」を採用。
助手席前拡大モードロングスライドレールの採用により、最大1,160mmの助手席スーパーロングスライドが可能になりました。
下の写真を参考にしてください。
どんなに足の長い方でも余裕で足が組めたり、くつろいだりできますね。
エグゼクティブラウンジシート
2列目シートに座るゲストのおもてなしを中心に、全体的な快適性を高めた「エグゼクティブラウンジシート」を採用。
左右独立タイプのもっとも豪華な2列目シートが自慢のトップグレードで、オットマンや大型アームレスト、快適温熱シートの加温範囲を拡大したヒーターが搭載されています。
また、格納式カップホルダーやシートテーブル機能も内蔵されていて、極上の座り心地を実現したセカンドシートになっています。
こちらも下の写真を参考にしてください。
このような2種類のしーとが搭載されていることによって、それぞれの特性に合った多彩なシートアレンジが可能となっています。
ではこのような特性を生かした、様々なシートアレンジを見ていきましょう。
さまざまなシートアレンジ
まずは助手席スーパーロングスライドシートの特性を生かしたシートアレンジを3つ紹介します。
❶助手席前拡大
助手席前に足を投げ出せる広い空間が現れます。
これは贅沢な気分になれますし、なにより快適ですよね。
また2列目シート右席とほぼ横並びになるので、2列目に乗せたチャイルドシートの子供をお世話するのも楽に快適にできます。
エクストラロングラゲージ
こちらは助手席、2列目シートを目一杯前にスライドさせることで生まれる、最大2,150mmの奥行きを持ったラゲージスペースです。
自転車を積むことができるので、子供の習い事の送迎時や急な雨でのお迎えで自転車を積んで来るといったシーンには大活躍です。
その他にも床に直接寝具などを敷いてしまえば、フラットな寝床に早変わり。
ソロでアウトドアを楽しむときなどに活躍しそうです。
ダブルトライアングル
隣同士のシートが互い違いになる今までにない配列のシートです。
このアレンジだと2列目シート左側にお母さんが座り、2列目と3列目の右側に座った子供の世話をするなんてことも出来てしまいますね。
私が子育て中にぜひ欲しかったシートアレンジです。
またこの配列で座れば、お友達同士でもお互いの顔が見えて移動中のおしゃべりにも更に花が咲きますね。
では次にエグゼクティブラウンジシートの特性を生かしたシートアレンジを5つ見ていきます。
リヤシートフルフラット
このシートアレンジは、夜中などの道が混まない時間に子供達や子供とお母さんを寝かせたまま移動する…なんてシーンに活躍しそうです。
わが家は子供が小さい頃、セダンの車で夜中に移動をしてディズニーランドへ行ったことがありましたが、もちろんセダンの車にこんなシートアレンジが出来るはずもなく疲れも不満も溜まってしまった経験があります。
こんな風にシートを倒して寝ることが出来れば、あの時のディズニーランドはどんなに楽しかったことでしょう。
ですがフルフラットモードとはいえ、やはり凹凸が気になり大人は熟睡までは厳しそうですよね。
でも今ではこんな便利なものもあるので、家族でディズニーランドや遠方に夜中に移動しようと計画中の方は参考にしてみてください。
Amazon.co.jp : アルファード 7 人 乗り ベッド キット
フロント・セカンドフルフラット
こちらのアレンジは3列目シートの背もたれが生きている状態なのでもたれかかることが出来て、足を伸ばして座る長座も楽に出来そうです。
またパーキングなどに車を停めて、ちょっと仮眠を取りたい時に両親は運転席と助手席に、子供は3列目のシートに横になれば可能ではないでしょうか。
仮眠とまでは行かなくてもこのシートアレンジならば、お互いに思い思いの場所や格好でリラックスできそうですね。
私なら3列目のシートにもたれかかって、お茶をしながら読書をするかな。
主人は昼寝タイム、子供たちはゲームに夢中と言ったところでしょうか。
スーパーリラックス
このシートアレンジは、アルファード7人乗りに乗っている醍醐味と言ってもいいでしょう。
アルファードは「高級サルーン」として開発されただけに、セカンドシートの快適性はリムジン並という高い評価を受けるほどです。
こんな伸び伸びとした開放感を車の移動中に味わえるなんて贅沢の極みですよね。
VIPになったような気分です。
アルファードのエグゼクティブラウンジの2列目シートでゆったりお酒飲みながら確定めぐりさせてくれる神様みたいな人札幌にいませんか?
いたらDMください🤪— おうき@DQWちょい復活勢 (@tokyohagey) March 17, 2021
まさかの新型アルファードのレンタカーがあるなんて!!!さっそく借りてみました。
Zの2列目シート最高でしたが、これより300万円も高いエグゼクティブラウンジの内装もかなり気になりますね。 pic.twitter.com/aym39WPray— がみ (@JY09gami3) October 7, 2023
4人乗車&荷室
これぞ人も荷物も積める、ミニバンの醍醐味です。
大型キャリーケースが余裕で2個、入れることが出来るので長期の旅行が移動も運搬も快適に出来ますよね。
お土産だってたくさん詰め込めます。
実際にこのシートアレンジで積み込める荷物は1,346Lが可能です。
セカンドシートの足元スペースを最大限に生かしたこのアレンジでもキャリーバッグなどを積むのに十分なラゲージスペースを確保出来ます。
そのため、手荷物の多い空港への送迎などにもアルファードが使われているわけです。
トランクスペースを備えるリムジン・高級セダンに代わる車として、様々なVIP向けの送迎車に選ばれる理由は、このセカンドシートの快適さと広大なラゲージスペースがあるからだと言っても過言ではありません。
最大積載
こちらのアレンジは荷物優先のアレンジです。
アウトドアやスキーやスノボーなど、アクティブに活動する方はかなり使用頻度の高いシートアレンジなのではないでしょうか。
2列目シートが大人が座れるギリギリまで前に詰めるので快適性は少し落ちてしまいますが、着いてからのワクワクを考えればなんのその!ですね。
こちらのシートアレンジでの積み込める荷物は、2,207Lと多くの荷物を積むことができます。
それなのに決して狭いとは言えないセカンドシートの快適性から4人での乗車はもちろん、旅行などでも快適に人も荷物も運ぶことが出来るのです。
アルファードで車中泊をする時に一番快適なシートアレンジはどれ?
ここまでいろいろなシートアレンジを紹介してきました。
実際にアルファードを所有している方でも「こんなアレンジがあったのか!」と思われたのではないかと思うほど、アルファードのシートアレンジは様々でした。
ファミリーやアウトドア好きな方なら、アルファードを購入する際に車中泊を考えた方も少なくはないでしょう。
では今流行りの車中泊は、どのシートアレンジが最適なのでしょうか。
車中泊が大好きな私はもちろん、アルファードで車中泊を考えている方は多いと思うのでお話していきたいと思います。
車中泊に適している車とは
まず、車中泊に適している車とはどのようなものでしょうか。
そしてアルファードは、この車中泊に適している車のポイントをどれくらいクリアしているのか見てみます。
車中泊に適している車のチェックポイント
- 室内空間の広さ
- 車高の高さと室内の動きやすさ
- シートをフルフラットに出来る
まず、車中泊を快適にするポイントは「快適に眠れるか」が一番重要です。
そこでシートをフルフラットにすることができ、なおかつ横になった時のシートの凸凹がなるべくないのが望ましいです。
そして車中泊をすれば当然車内で着替える必要があるので、高さもあると着替える時(特にズボンやスカートを履く時)に着替えやすいでしょう。
なお、着替えや就寝の準備・車内でのくつろぎタイムのためには車内での動きやすさもかなり高いポイントになります。
これらを満たすためには、室内空間が広くないと難しいと言えます。
わが家もミニバン(ヴォクシー)で、かなりの回数の車中泊を経験してきました。
その際に不便を感じたのが、正に上記のポイント3点です。
ご飯はせっかく旅行に来ているのですから、産地のものを外食で…で楽しめるので良いのですが、問題は就寝モードにするときと着替えでした。
就寝モードにする際には余分な荷物を助手席や運転席側に移動させて、寝具を敷く空間を確保。
その上で快適な車中泊モードにするのですが、どうしても車外に出て作業する必要があるので、雨の日などは大変でした。
そして次に不満だったのが着替えです。
立って着替えることが困難な車内では、ズボンやスカートを履くのがとても難しいというか面倒くさいというか…。
そして就寝スペースを作るために移動した荷物の中から、欲しいものを取り出すのも一苦労でした。
アルファードは上記のポイント3点をクリアしているので、正に車中泊向けの車と言ってもいいでしょう。
実際にアルファードで車中泊を楽しんでいる方はとてもたくさんいます。
そして車中泊を楽しんでいる方たちが車中泊時に最も多く使用していたシートアレンジは、エグゼクティブラウンジシートが特徴のアレンジ「リヤシートフルフラット」です。
こちらのアレンジは家にあるクッションや毛布などで簡単に凹凸を埋めて車中泊を楽しむ方にはもちろん、本格的にベットキットやエアベッドなどを活用してとことん快適性を追求する方たちまで多くの方が実践しています。
シート展開も簡単で、あっという間にフルフラットの状態にまで出来るのがいいですよね。
以上の理由により、アルファードの車中泊時に最適なシートアレンジは🥇リヤシートフルフラットではないでしょうか。
皆さんもぜひ、車中泊をする際にはマナーを守って楽しんでくださいね。
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アルファード7人乗りシートアレンジ!あなたに最適なアレンジはどれ:まとめ
アルファードは乗っても良し、積んでも良し、車中泊をしても良し!と私達それぞれのどんな欲求も満たしてくれる車です。
大人数の街乗りも、荷物をたくさん詰め込みたいキャンプや旅行などでも、わくわくとする車中泊でも快適な車内空間を実現してくれます。
どんな欲求でも多彩なシートアレンジと快適性によって実現してくれるアルファードは、夢のような車ですよね。
あなたの好奇心と遊び心で、もっともっとアルファードライフを楽しんでください。
そして「人生は楽しんだもん勝ちだよなぁ」なんて思わずつぶやいてしまうような、そんなお手伝いがこの記事に出来たのならとても嬉しく思います。