アルファード 窓サイズ

アルファード窓サイズのサンシェードを探せ!必要性や効力はいかに?

アルファードの窓って大きいじゃない?このサイズに合うサンシェードってあるのかな?

先日アルファードを購入した友人との会話です。

確かにアルファードは他のミニバンよりは窓が大きいかも?そうすると市販では難しい?

アルファードで車中泊を楽しむ方も増えているから、プライバシーが保たれるサンシェードは是非とも欲しいですよね。

さらに昨今の夏の暑さは厳しいものがあり、猛暑を通り越して酷暑なんて言われているので車内の気温上昇を防ぐ意味でもサンシェードは有効なアイテムです。

この記事では実際のアルファードのフロントガラスの大きさをお伝えするとともに、具体的な実験結果を交えながらサンシェードの色々が分かるようになっています。

  • サンシェードの必要性
  • サンシェードの選び方
  • アルファード純正のサンシェードについて
  • サンシェードを付ける前にやっておきたいこと

このようなラインナップでそれぞれ詳しくお話しています。

サンシェードは窓の大きさに合ったものでないと、その効力を十分に発揮できません。

この記事で紹介しているものも、ご自身で揃えられる場合も窓のサイズをちゃんと確認するのを忘れないようにしてください。

それでは以上のことを踏まえて、1番肝心の「アルファードの窓のサイズ」からお話を始めていきたいと思います。

 

アルファードの窓のサイズは

まずは1番気になっている、アルファードの窓のサイズから見ていきましょう。

こちらが実際のアルファードのフロントガラスのサイズです。

数字だけでは今ひとつピンと来ないなあ。ミニバンのフロントガラスはそりゃあ多少大きいだろうけど…。

ではもうひとつの、TOYOTAで人気のミニバン「ヴォクシー」とフロントガラスのサイズを比較してみます。

アルファード 1555mm 1460mm
ヴォクシー 1085mm 960mm

となり、縦・横ともアルファードは約400mm以上、長いことが分かります。

車も大きいけど、窓も大きいですね。

窓が大きいと言う事は運転時の視界もグッと良くなりますし、開放感もあります。

しかしその一方で窓が大きいとプライベートを保ちにくくなりますし、紫外線や日光が入ってきやすく車内も熱くなりやすいということになります。

そこで友人も検討中のサンシェードの出番なのですが、やはりこの大きさのサンシェードはカー用品店などで気軽に買える大きさではなさそうです。

ではどうすればいいのか?

高級ミニバンで一番売れているアルファードですから、もちろんサンシェードだって純正品も社外品もありますので安心してください。

ですがサンシェードを紹介する前に少し、サンシェードについて知識を深めてみましょう。

 

サンシェードはなぜ必要?

近年の夏の暑さはもう異常としか言いようがないくらいで、今にも気温40℃に届くのではないかと思われるほどの暑さです。

ですが夏でなくてもお天気のいい日は、車内がとても暑くなってしまうことも少なくありませんよね。

そこでサンシェードの出番です。

普段何気なく使っているサンシェードですが、とても大切な役割を果たしてくれていますので確認していきます。

車内温度の上昇を防ぐ

サンシェードの最も大きな役割は「車内温度の上昇を防ぐ」ことです。

近年、この車内温度の上昇による痛ましい事件の報道をよく耳にします。

親がパチンコなどをしていて子供を車内に置き去りにしてしまい、子供が亡くなってしまうというニュースを夏場は特に耳にします。

こういった事故を防ぐために大手パチンコ店では、従業員の方が定期的に一台一台の車の中を見回り万が一子供が車内にいた場合は、直ちに車の所有者をアナウンスして対処してもらうようになっているそうです。

パチンコ店側の細かい配慮には感謝ですね。

しかしやはり、親御さんの車内での熱中症の危険性についての認識がとても重要だと思います。

ちなみに「犬や猫などのペットが車内にいた場合はどうするの?」と聞いてみました。

すると「ペットは物扱いになるので、見つけてもアナウンスはしない」とのことでした。

「同じ命なのに…。」と寂しく悔しい気持ちになりました。

飼い主の皆さん!絶対に大切な家族であるペットを暑い車内に置き去りにするのは止めましょうね。

もちろん、子供を置き去りにするなんて論外ですよ。

もちろんサンシェードを利用しても車内気温は50℃を超えてくる事が多く、車内で熱中症になってしまう危険度はかなり高いです。

下の表を見て下さい。

白いミニバン車中の温度(気温35℃・PM12:00~16:00までの4時間を測定)

車内最高温度 車内平均温度 ダッシュボード最高温度
サンシェードなし 52℃ 47℃ 74℃
サンシェード有り 50℃ 45℃ 52℃
窓を開ける(3cm程度) 45℃ 42℃ 75℃
エアコン仕様 27℃ 26℃ 61℃

いかがでしょうか。

一番効果的なのはもちろんエアコン使用時ですが、駐車時に有効なのは「窓を少し開けてサンシェードの装着」です。

それでもダッシュボードの上は50℃以上ありますから、サンシェードの効果を実感できる実験結果だと思います。

紫外線対策

車に乗っていても、日焼けが気になりませんか。

日焼け対策に対して意識の高い女性などは半そででなく薄めの長袖を着ていたり、腕全体を包み込むアームカバーを付けていたりしますよね。

夏の強い紫外線は、ガラスを通過して侵入してしまいます。

次の表は紫外線対策グッズを使用した際の変化と、グッズを使用しない場合の変化を表したものです。

紫外線強度テスト(UVカット機能のないガラスでUVラベルを使用)

使用前 使用後
サンシェードを使用 570MW/cm2 91.5MW/cm2
UVカットフィルム装着 771MW/cm2 24.3MW/cm2
UVカット液剤使用 720MW/cm2 339MW/cm2

※MW/cm2は、紫外線の強さを表す単位《光源から出ているUV(紫外線)の強さのことであり、一定の面積にどれだけの強さの紫外線が照射されているのかを示すもの》

この実験結果から最も紫外線をカットできているのは、UVカットフィルムであることが分かります。

しかしサンシェードの使用でも8割以上の紫外線をカットしてくれるので、頼もしい紫外線対策だといえますね。

さらにサンシェードの中にはUVカット率が高いものもあり、紫外線対策に有効です。

とはいえアルファードは高級ミニバンですから、窓ガラスもUVカットやIRカットなどの施工が施してあります。

ですがそれでも昨今のような夏の強い日差しでは車内もフロントガラスも十分熱くなりますし、紫外線だって心配です。

そしてこんな時に便利で役に立つのが、サンシェードなのです。

ですが、せっかくのサンシェードも選び方を間違っていてはその効力を十分に発揮できません。

では次からはサンシェードの選び方を見ていきましょう。

サンシェードの選び方

まずはサンシェードを選ぶ際のポイントから見ていきます。

サンシェードを選ぶ際のポイント

❶デザイン

❷取り付け方法

❸収納方法

それぞれ詳しく見ていきます。

❶デザイン

アルファードというせっかくカッコいい皆が憧れる車に乗っているのですから、デザインにもこだわってみませんか。

サンシェードの色柄によって、外から見た時の印象はグッと変わります。

サンシェードに多くみられる表面がシルバーのものではなく、表面に黒のキルト生地を使用しているものや、ブラックメッシュ加工を施してギラつきを抑えているものなどもあります。

❷取り付け方法

車を駐車したらなるべく早く、サンシェードを装着したいですよね。

ですから取付に時間のかかるものを選んでしまうと、サンシェードを取り付けること自体が煩わしくなってしまいます。

挙句の果てには、使わなくなってしまうなんてことも…。

こういった事を未然に防ぐためには購入者のレビューをみたり、説明書をよく読む等の対策を講じておきましょう。

❸収納方法

最初にお伝えした通り、アルファードの窓のサイズは大きいですよね。

ですから収納時もコンパクトになるや収納場所に困らないなどの実用性も重要になってきます。

広い空間のアルファードとはいえ、コンパクトに収納出来ることは車内の快適性にも繋がる重要事項です。

こんな面白いタイプのサンシェードもあります。

取り付けと収納は傘と同じなので、簡単でよさそうです。

アルファード純正サンシェード

これまではネットなどで買えるサンシェードを見てきましたが、もちろん純正品もあります。

純正品のメリットは何といってもそれ専用に作られているので、安心して使用することができます。

そしてアルファードには、標準装備されているサンシェードとオプションで付けることが出来るサンシェードがあります。

それぞれ見ていきます。

標準装備のサンシェード

アルファードの標準装備のサンシェードはフロントガラス用のものではなく、「後席用サンシェード」です。

サンシェードはトリム内に収納されており、使用時には取っ手を持って引き出します。

この後席用サンシェードは息子のヴォクシーにも付いており、なんでも手動の時代を逆行してしている車に乗っている母は、シュルっと出てくるサンシェードにとても感動しました。

これが標準で付いているなんていいですねえ。

ですが、万が一壊れてしまった時の修理費用はかなり高額になるみたいなので、小さなお子さんがいてイタズラしてしまいそうな時はかなりハラハラしてしまいますよね。

純正オプションのサンシェード

オプションのサンシェードならば、フロントガラス用のものもあります。

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またこの他にも「純正室内カーテン」というものもあり、こちらは駐車時だけでなく車中泊時には大活躍してくれそうです。

後席をぐるっと取り囲んでくれるので、プライバシーが守れるのはとても嬉しいポイントです。

しかし、気になるのはお値段です。

遮光機能付き・ドレープタイプ ¥57,200(税込)

一重・ノーマルプリーツタイプ ¥45,650(税込)

やはりというか、それなりのお値段はしてしまいますね。

ですが社外品であれば、安いものは数千円からあるものもあります。

社外品と比べるとどうしても割高になってしまいますが、豪華さも耐久性も含めた信頼性は純正品ならではです。

さあ。あなたはどうしますか?

そしてもしも社外品を選択した際には、口コミやレビューでしっかりと品質や使い勝手を確認するようにしましょう。

また、購入ではなく手作りしてしまうという方法もありますので、参考にしてみてください。

サンシェードを付ける前に…

皆さんはフロントガラスの内側のお掃除はしていますか?

外側のお掃除は車体の洗車時に一緒にお掃除していると思いますが、フロントガラスの内側はどうでしょうか。

正直言ってミニバンのフロントガラスの内側は角度もあるし、面積もあるのでお掃除しにくいですよね。

ですからフロントガラスの内側は汚れが目立つときに目立つところだけ…という方は少なくないと思います。

ですがフロントガラスに油分や汚れなどが付着していると、せっかくサンシェードを装着してもはがれやすくなってしまいます。(特に吸盤で装着するタイプのもの)

それに窓ガラスの汚れは、見た目にも良くありません。

こんな悩みを解決してくれる商品がありますので、紹介しておきますね。

こちらは雑巾などで無理な体制で頑張って拭いたのにあまり綺麗にならない...という悩みを解決してくれます。

またきれいな窓ガラスにはサンシェードがしっかりと密着するので、サンシェードが取れてきてイライラするといったストレスもなくなるのでオススメです。

 

アルファード窓サイズのサンシェードを探せ!必要性や効力はいかに?:まとめ

ひとくちにサンシェードと言っても様々なものがあります。

特にアルファードは高級ミニバンのため最初からある程度のUVカットなどの施工が施されているため、サンシェードを新たに購入することを迷われている方も少なくないのでは?

しかしアルファードの大きな窓からは、大量の太陽光の熱や紫外線が入り込んできます。

また本文中の実験結果からも分かるように、その量は私たちが想像していたものよりも多くてびっくりされた方も多いと思います。

そこで遮光などの効果が期待できる、サンシェードの出番となるわけですね。

窓のサイズが大きいのは眺望や安全性の面からみると、とても良いことです。

ですが車内温度や防犯面の対策は、やはり考慮されたほうがいいでしょう。

この記事がそれらのお役に立てれば、とても嬉しく思います。

最後にお得情報をお伝えして、このお話を締めたいと思います。

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