アルファード30後期のSCパッケージが人気?その魅力とは?

何でSCパッケージが人気なの?

その疑問を解決します。

トヨタの代表的なミニバンの「アルファード」は、若い世代からシニア世代まで人気が定着し長年愛されているモデルです。

ファミリーだけでなく各界のVIPからも愛されるクルマとなっています。

アルファードといえばシルバーメッキが施された大型のフロントグリルが印象的で、ひと目でアルファードと分かる圧倒的な存在感が魅力ですよね。

外装は優雅で大胆な造形でメッキパーツが多く使用され、内装は高級感のある落ち着いた雰囲気です。

また、エアロパーツをはじめとしたカスタマイズパーツも豊富という点も、人気な理由と考えられます。

長年人気となっているアルファードの30系は2018年にマイナーチェンジが実施され、更に人気を集めているんです。

グレードの種類も多く、リーズナブルなXグレードからまるで家にいるような快適性を作り出す最上級エグゼクティブラウンジがあります。

装備などそれぞれ違いがありますが、Xグレードとエグゼクティブラウンジの価格差はなんと倍以上です。

価格も倍違い、種類が多いとグレード選びに迷ってしまいますね

豊富なグレードの中でも、多くの方から人気があるモデルが「S”Cパッケージ”」です。

SCパッケージは、最上級グレードほどではないが十分な機能を搭載したまさにお買い得モデルと言えます。

今回この記事では、

• アルファードのグレードと特徴
• SCパッケージの魅力
• SCパッケージのリセールバリュー

について紹介します。

アルファードのグレードと特徴

アルファード30系後期には競争力の維持・向上を狙い、複数のグレードがあるモデルです。

まずは、グレードと特徴を紹介します。

Xグレード　

ベースグレードで、基本的な装備が備わっています。

快適性や安全性はしっかり確保されたモデルです。

乗車定員：7名or8名

車体価格：335.4万円～

Gグレード

中間グレードで、Xグレードよりも上級の装備が備わっています。

快適性や安全性が向上し、より高級感のある内装や外装のデザインが特徴です。

乗車定員：7名

車体価格：418.5万円～

Sグレード

エアロボディのベースグレードです。

ワイド感を強調するエアロボディ専用の高級感あふれる装備が多く、標準装備として提供されています。

先進の運転支援技術や快適性向上のための特別な装備が特徴です。

乗車定員：7名or8名

車体価格：369.2万円～

Executive Lounge（エグゼクティブラウンジ）

アルファードの最上級グレードで、さらに高級な内装や外装デザインが特徴です。

快適性や利便性を重視し、リアシートエンターテイメントシステムや専用の贅沢なシートが装備されています。

乗車定員：7名

車体価格：703.4万円～

エグゼクティブラウンジのエアロボディ仕様「エグゼクティブラウンジSモデル」もあります。

このグレードにさらに、SCやSR、GFなど全部で17種類もあるんです。

標準ボディとエアロボディ、それぞれにハイブリッドとガソリンエンジンのパワーユニットで計4つのタイプがあります。

また、パワーユニットは全部で3種類あり、こんなに種類が多い車種は他には無いのではないでしょうか。

SCパッケージの魅力

グレードが多いアルファードの中でも幅広いニーズに愛されているのが、ガソリン車エアロタイプのS”Cパッケージ”です。

引用：トヨタ公式HP

 

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スタイリッシュなエアロボディ

アルファードは標準ボディとエアロボディの2つがあります。

多くの方はスタイリッシュなエアロボディを選ばれるのではないでしょうか。

SCパッケージはフロントバンパー、リアバンパー、サイドマッドガードなどの専用エアロパーツが装備され、ホイールはスタイリッシュな切削光輝+ブラック塗装の18インチが装着されています。

大型センターコンソール

アルファードの内装は大きく分けて2種類です。

SCパッケージは大型コンソールが設置され、運転席と助手席から同時に使えるほどの大きなアームレストが装備されています。

ステアリングは本革巻き+メタルウッド加装が追加、シート表面はファブリックから合成皮革になります。

最上級グレードとわずかな違いのシート

2列目シートのエグゼクティブパワーシートは、リクライニングやオットマンが電動で操作可能なシートです。

その他、角度調整式ヘッドレスト、カップホルダー付き大型アームレストが装備されています。

ちなみにエグゼクティブラウンジシートには、快適温熱シートやベンチレーション機能が装備されます。

その名の通りエグゼクティブな空間を体感できる贅沢なシート仕様です。

また、シートヒーターやリクライニング機能などを操作する集中コントロールスイッチ、スマホホルダーやファイルホルダーなどより快適な空間を作り出してくれますよ。

SCパッケージのパワーユニットは1つだけ

SCパッケージに搭載されるエンジンは、2.5L直4エンジンのみになります。

車体重量2tに対して余裕とはいえませんが、高速道路での加速もストレスなく十分な性能です。

燃費もハイブリッドほどではありませんが、Lクラスのミニバンとして決して悪くありません。

最上級グレードとの価格差

最上級グレードのエグゼクティブラウンジに近い仕様の内装のSCパッケージとの価格差は約280万円になります。

2列目シート以外にも先進安全装備やJBLプレミアルサラウンドシステムなど、装備の違いはあります。

ですが、自動車税などの維持費を考えると2.5Lエンジン搭載し、内装も最上級に近いSCパッケージがお買い得で人気もグレードとなっています。

SCパッケージのリセールバリュー

アルファード30系は人気過ぎて、中古車でも高くなっています。

特にSCパッケージは、購入3年後でも新車350万円からの約75％で買取可能と言われています。

アルファードの販売車両の70％以上が2.5L直4エンジン搭載車で、その2.5L直4エンジンを搭載した最上級モデルがSCパッケージなんです。

アルファードのような高価格車は、ハイブリッドなどが人気が高いんじゃないの?

そのようにイメージされる方も多いと思いますが、実際は機能の割に価格を抑えたグレードが人気とされています。

いくらリセールが良いからと気軽に買える価格ではありませんが、現在新車価格より中古車価格の方が高くなっているグレードもあるんです。

アルファード30後期のSCパッケージが人気?その魅力とは?：まとめ

今回は、アルファードの30系後期SCパッケージについて紹介しました。

高級車=ハイブリッドを選ぶ方も多いというイメージが強かったですが、実際は使いやすい2.5L直4エンジンのガソリンが人気の理由となっています。

アルファードはグレードごとの価格幅が広く種類も豊富で悩んでいる方も、下取り価格などを参考にクルマ選びをしても良いかもしれませんね。