アルファード リセール崩壊

ついにアルファードのリセール崩壊?新型登場で変化したリセール事情

アルファードのリセールが崩壊しているって聞いたけど、実際はどうなの?

新型登場で旧型のリセールがかわった?

その疑問を解決します。

車を購入する際に、乗り換えや売却時のリセールバリューを意識している方も多いのではないでしょうか。

さまざまな状況によって大きく変動するリセールバリューが気になりますよね。

車の年式走行距離、さらにその時々の中古車市場の動向を受けて日々変化しているので、日頃のチェックが重要です。

爆発的な人気を集めているアルファードですが、「リセールが崩壊しているのでは」という噂が飛び交っています。

リセールバリューを考えてアルファードを購入した人には、聞き流せない情報ですよね。

実際に中古車オークション市場では、世界的な半導体不足とコロナ禍の納期遅れの影響で、急激値上がりを続けていました。

ですが、2023年以降は下落傾向にあるのが実情です。

しかし、2024年に入り再度値上がり傾向が加速し始めた最新のアルファードリセール事情が気になりますよね。

今回のこの記事では、

アルファードのリセールバリューの現状

リセールバリューが高いアルファードの特徴

アルファードを高く売却するポイント

について紹介します。

 

アルファードのリセールバリューの現状

アルファードのリセールバリューの現状を確認する前に、「リセールバリューが良い」とはどのような状態をいうのでしょうか。

リセールバリューとは

購入したものを再販売するときの価値のことを言います。

  • リセール:転売
  • バリュー:価値

リセールバリューが高い車=値落ちしにくい車

中古車市場における需要の高さ、下取りや買取価格が高くなっている車のこと。

リセールバリューは通常、「購入価格の〇%で、将来売却することができる」という意味です。

車のリセールバリューの平均は、

3年後:50%~60%

5年後:40%~50%

7年後:20%~30%

10年後:5%~10%

と、言われていますが、人気の車種の中には3年で70%を超えるものもあります。

リセールバリューの現状

アルファードに限らず、近年の新型コロナウイルスの流行は自動車産業にも大きな影響を与えています。

車の生産遅れにより新車の供給が滞り、その結果として中古車市場の需要が高いです。

この影響により、アルファードのブランド力高い品質は価格の高騰を後押ししています。

特に30系アルファードは購入後1年であれば、90%を超えるリセールバリューが期待できるので、チェックしましょう。

また、2023年の40系の登場によって中古車市場に新型・旧型モデルが混在することで、価格の変動に影響を及ぼしている状況です。

今後は、40系の供給が安定して市場価格が落ち着いたら、中古車市場の価格も徐々に落ち着いてくると予測されています。

40系への移行と市場への影響

40系アルファードの登場は、30系モデルの市場価値に大きく影響をします。

新型の魅力に引き寄せられる消費者が多くなるほど30系の価値は徐々に落ちていく可能性があるので、30系を狙っている方はチャンスです。

アルファードの価格高騰はいつまで続く

アルファードの価格高騰は、新型モデルの発売によって市場への期待と活発な動きを見せています。

特に新型40系の発売当初は、その人気より供給不足によって一部の中古車サービスで新車価格の150%に達するほどの驚異的な価格で取引されている状態です。

ですが、時間の経過とともに新型モデルの納期ペースが上がれば市場の供給が安定するので、価格は徐々に下落傾向にあります。

中古車市場では、新型車の流通が増えることで自然と価格調整が行われます。

アルファードのような人気モデルは、新型の登場以降しばらくの間は価格が高騰する傾向にあるのが特徴です。

市場の需給バランスや経済状況の変化によっては、中長期的に価格が安定すると予想されています。

また、新型モデルの仕様によっては前型モデルが再評価され、リセール価値にも影響されます。

アルファードの市場価値は今後も比較的高水準で推移すると予測されているので、売却を考えている方は市場価格のチェックが必要ですね。

 

リセールバリューが高いアルファードの特徴

すでにアルファードを購入している方、これから購入予定の方のいずれにしてもリセール」を意識して購入することは重要ですよね。

売却時に高額査定される可能性の高い車は「リセールバリューが高い=崩壊しにくい車」、値崩れしにくい車が手に入ります。

リセールを重視するにはどのようなポイントがあるのか気になりますよね

では、リセールバリューが高いアルファードの特徴を見てみましょう。

1.人気のカラーとオプションの選択

購入時に確認しておきたいのが人気カラーオプションの選択です。

一般的に白や黒は幅広い買い手に受け入れやすい色で、リセール時の価値を高める傾向があります。

トヨタの販売データによると、アルファードでは特に白色が人気で、市場における割合も高いことが確認されています。

引用元:トヨタアルファード公式サイト

また、高度な安全装備や最新のインフォテイメントシステムなどのオプションは、中古車市場でも需要が高いです。

特に、衝突回避支援システムや全方位カメラシステムなどの安全機能は、価値が高いとされています。

2.外観と内装の車両状態を良好に保つ

アルファードのリセールバリューを高く維持するには、車両の状態を良好に保つ事が重要です。

アルファードに限らず、内外装の維持は中古車市場での価値を大きく左右します

外観

  • 定期的な洗車やワックスがけで塗装の光沢を保ち、サビや劣化を防ぐ
  • 小さなキズや凹みの修復

内装

  • 清掃とカバーなどの保護で、シートなどの摩擦を最小限抑える
  • 車内の無臭化や消臭
車両の状態を良好に維持することで、リセール時の評価を高めることが可能ですよ

3.定期的なメンテナンス・記録の保管

アルファードのリセールバリューを高めるには、定期的なメンテナンスが不可欠です。

また、その記録を残し保管しておくことで、買い手への信頼と好印象を与えることもできます。

メンテナンス例

  • エンジンオイルやフィルターの定期的な交換
  • ブレーキパッドやタイヤの摩耗状態の定期的な確認
  • 定期的なバッテリーやエアコンシステムのメンテナンスなど

メンテナンス履歴は中古車市場での車両の価値を大きく高める要素になります。

定期的なメンテナンスを行ってリセールバリューを高く保ちましょう

 

アルファードを高く売却するポイント

リセールの崩壊とは、需要と供給のバランスが崩れることが原因です。

ということは、需要のあるタイミングで売却することが、最も高い価格で売却できる可能性があります。

そして、アルファードを高く売却するなら「車買取がおすすめです。

実際に、アルファードの買取相場と下取り相場を比較すると、

年式 平均買取価格 平均下取り価格
2024年式 865.1万円~1002.3万円 720.3万円~874.5万円
2023年式(1年落ち) 440.9万円~522.9万円 375.8万円~467.5万円
2022年式(2年落ち) 278.4万円~502.0万円 249.9万円~451.2万円
2021年式(3年落ち) 250.3万円~485.0万円 219.1万円~409.6万円
2020年式(4年落ち) 250.8万円~524.2万円 226.2万円~438.5万円
2019年式(5年落ち) 265.1万円~549.3万円 227.2万円~492.0万円
2018年式(6年落ち) 196.4万円~416.2万円 163.7万円~382.4万円
2017年式(7年落ち) 169.8万円~348.1万円 154.6万円~294.5万円
2016年式(8年落ち) 134.8万円~295.2万円 122.4万円~265.9万円
2015年式(9年落ち) 91.5万円~177.6万円 81.9万円~150.2万円
2014年式(10年落ち) 59.5万円~130.6万円 53.4万円~111.7万円
2013年式(11年落ち) 54.5万円~120.0万円 46.3万円~105.7万円
2012年式(12年落ち) 46.6万円~104.6万円 42.0万円~90.7万円

引用元:ユーカーパック「アルファード買取相場・査定価格」

年式やグレード、走行距離や車の状態によって異なりますが、下取り価格よりも買取価格の方が優位にあることが分かりますよね。

直近の買取・下取り相場をチェックしつつ、売却ポイントの紹介です。

売却のタイミング

アルファードを売却する際の最適なタイミングは、市場の動向と個人の状況によって異なります

一般的には、新型モデルの登場前後や、車両の状態が良い時期が最適です。

30系のオーナーであれば、40系への移行がすすむ前に売却を検討するのに良いタイミングかもしれませんね。

ただし、売却を急いで複数の買取業者への見積もりを怠ると不利益を被る可能性があるので、注意が必要です。

また、40系との比較によって30系の価値が変動する可能性もあるので、市場の動向確認をしっかり行い、売却時期を慎重に見きわめることが肝心です。

 

ついにアルファードのリセール崩壊?新型登場で変化したリセール事情:まとめ

まとめ

  • 車を購入する前や乗り換え、売却時に気になるリセールバリューは状況によって大きく変動する
  • 車の年式や走行距離やその時々の中古車市場の動向を受けて日々変化しているので、日頃のチェックが重要
  • リセールバリューが高い車=「値落ちしにくい車」
  • 30系アルファードは購入後1年であれば、90%を超えるリセールバリューが期待できる
  • 新型40系の発売当初は、その人気より供給不足によって一部の中古車サービスでは、新車価格の150%に達するほどの驚異的な価格で取引されている状態
  • 今後40系の供給が安定して市場価格が落ち着いたら、中古車市場の価格も徐々に落ち着いてくると予測される
  • アルファードの市場価値は今後も比較的高水準で推移すると予測される
  • アルファードの売却を考えている方は、市場価格のチェックが必要

今回この記事では、アルファードのリセールについて紹介しました。

新型はもちろん、旧型の人気も衰えないアルファードの買取価格は今後も比較的高水準で推移すると言われています。

これから購入をされる方、売却を考えている方は中古車市場の価格変動をしっかりチェックしておくことが大切ですね。

-アルファード, リセール崩壊