その質問にお答えします。
高級ミニバンとして人気の高いアルファード。
外内装の高級さや室内の快適性の高さ、走行性の高さなどメリットもたくさんあります。
私の友人にもアルファード愛用者が何人もいます。
子どもがいると余計にミニバンが快適ですよね。
アルファードはミニバンの中でも大きく、特に窓も大きいです。
車内空間が広く感じるメリットもありますが、その分直射日光が多く入り、車内が暑くなりがち。
また、窓が大きいため市販のサンシェードのサイズが合わないということもあります。
また、窓の大きさから室内のプライベートな空間が外から見えやすいこともデメリットの一つ。
夜間時、車の中で仮眠していると周りの目が気になったという声もあります。
ただでさえ車体の大きなアルファードは目に入りやすいので、車内側からすると人の目が気になるかもしれないですね。
ここでは、新型と旧型のスペック比較、窓の寸法、おすすめサンシェードを紹介します。
Contents
アルファードってどんな車
2002年から2024年まで長く愛されている人気のアルファード。
どのように進化してきたのか初代からその特徴を見ていきます。
10系アルファード
初代10系アルファードはグランドハイエース後継モデルとして2002年に登場したミニバン。
2代目エスティマのプラットフォームを使って作られた分、低コストかつ生産性が良いメリットがありました。
大きさは全長4800mm✕全幅1805mm✕高さ1935(mm)とエスティマより一回り大きいサイズ。
後部座席の広々とした快適空間や、安定した走りも人気がでたポイントですね。
3つのモデルが発売し2400ccと3000ccのガソリンエンジンタイプと、2400ccのハイブリッドタイプは2003年に登場。
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ハイブリッドタイプにはヘッドライトやグリルなど専用のものが取り付けられており、より高級感がありますね。
シートは7人乗りと8人乗りがあり、7人乗りは電動リフトアップシートが装着している福祉車両も登場しました。
20系アルファード
2008年には2代目アルファードが登場。
全長4850mm×全幅1830mm×高さ1890mmと幅がアップされ、全高が低くなっています。
室内寸法を比較すると初代が3085mmに対し、2代目は3160mmと室内が広くなりました。
フロントグリルがアルファードの特徴ともいえる存在感のあるデザインに変更されました。
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内装に木目調パネルを採用していたり、収納箇所も増えたりと変更点も多くありましたね。
2代目の20系後期アルファードではハイブリッドモデルが復活しています。
20系のシートアレンジを紹介する記事がありますので参考にどうぞ
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アルファード20系シートアレンジの全てと人気のシートアレンジ紹介
続きを見る
30系アルファード
そして、2015年に30系が登場し、爆発的な人気車となります。
ココがポイント
この30系が最も人気のモデルです。
全長4935mm×全幅1850mm×高さ1880mmとサイズアップしています。
特に室内幅が20系と比較すると、20系が3,160mmに対し30系は3,210mmと長くなりゆったりとした室内となっています。
30系のデザインである迫力のフロントグリルは、ザ・アルファードともいえるほど特徴的ですね。
フロントグリルは30系前期から30系後期のマイナーチェンジでデザインが変更されています。
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ヘッドライドが細長いデザインでLEDを使用しており、フロントのグリルの主張を影で支える上品さを感じます。
内装も木目調以外にシルバーメッキの装飾や、グレードによってシートが本革素材に変更。
内外装のラグジュアリー感はアルファードならではですね。
スタイリッシュさと高級感が追加されました。
また30系では安全性能であるトヨタセーフティセンスが標準装備となりました。
トヨタセーフティセンスとは
トヨタが目指す「交通事故による死傷者ゼロ」を基に開発された衝突回避支援パッケージです。
センサーからあらゆる危険を察知して事故予防に役立ちます。
歩行者検知や自動ブレーキ、レーントレーシングアシストなどがありますね。
出典引用:トヨタ公式サイト
安全技術はいまや当たり前に装備されており、その機能も細かなポイントまでサポートしています。
センサーによって過剰かなと思う部分も無きにしもあらずですが、やはりあらゆる事故を想定すると安心できる機能です。
モデルチェンジをするたびに安全機能のレベルが上がるので、その分価格も上がってしまう部分があるのが難点ですね。
他にも走行時の静粛性や燃費も良くなりました。
40系アルファード
最新モデルの40系は2023年6月に登場しています。
まずプラットフォームがリニューアルし、TNGAプラットフォームを使うことでさらなる安定性や静粛性の向上につながっています。
ポイント
剛性も高くなり、操縦性の向上、車体の振動の軽減にもなっているんですよ。
大きさは全長4995mm×全幅1850mm×高さ1935mmと高さが低くなっています。
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室内を見てみると、室内長3005mm×室内幅1660mm×室内高1360mmです。
30系は3210mm×1590mm×1400mmと室内幅は40系のほうが長くなっていますね。
他にも30系のスライドドア開く部分の幅を比較してきます。
30系780mmで40系は820mmと40系のほうが広いことがわかりますね。
ちなみに40系はステップの高さを低く設定できるユニバーサルステップがオプションで左右に取付可能。
ドアの広さもあるので乗り降りしやすいメリットもありますね。
30系から内外装も変更された部分がいくつかありますので詳しく紹介している動画もご紹介します。
40系アルファードはガソリンタイプとハイブリッドタイプがあり、グレードの差は一番大きくて300万円の差があります。
ただ、ガソリンタイプのグレードが最も人気なようですね。
ハイブリッドの価格の高さが避けられてる原因でしょう。
40系の細かな特徴を書いた記事がありますので参考にどうぞ
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40系アルファードのあれこれ!いろんな情報をわかりやすくまとめてみた!
続きを見る
現行モデルの納期が遅いことや価格の高さから、1つ前の30系に人気が集中しているともいえます。
中古でも価格が全然下がらないという声も多く、アルファードの人気がわかりますね。
アルファードの窓の寸法は
さて、次にアルファードの窓寸法を紹介します。
フロントガラス
アルファードのフロントガラスの大きさは、縦1085mm✕横1410mm(上辺)、1555mm(下辺)です。
縦はフロントガラス中心部分の縦の長さです。
フロントガラスの側面に沿って測ると1210mmとなっています。
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アルファードのフロントガラスは国産車の中でもトップクラスに大きいので、サンシェードやフィルムの選定に困りますね。
人気のミニバンであるヴォクシーのフロントガラスのサイズを比較すると、
縦960mm✕横1085mmとアルファードのほうが縦125mm、横は470mm大きいことがわかります。
ヴォクシーもフロントガラスが大きく運転しやすいと感じます。
しかし、アルファードはさらに大きいのでより見えやすく運転しやすいと感じるのですね。
リアガラス
アルファードのリアガラスのサイズは 約1200mm✕500mmです。
ちなみに、リアガラスにステッカーを貼っている人も多いですよね。
フロントガラスは法律で決まっているもの以外は貼ってはいけないことになっています。
ココがダメ
フロントガラス、運転席・助手席のガラス、ライトやランプにステッカーを貼ってはいけません。
これらにステッカーを貼っていると車検に通りません。
しかし、後部座席のサイドガラスやリアガラスにステッカーを貼ることは可能です。
サイドガラスに貼ると開閉時にステッカーを巻き込み、故障の原因になることもあるためおすすめできません。
リアガラスに広告を貼っている車もあるよ
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車外から見えるステッカーも、車内からリアガラスを見るとクリアに見える特殊加工がなされているステッカーもあります。
リアガラスの大きなスペースが広告になるなんて面白いですね。
サイドガラス
サイドガラスは縦(約)700mm✕横450〜500mmです。
注意ポイント
アルファードの後部用サンシェードは標準装備で付いています。
トリムの中に収納されており、取っ手で引き上げてガラス上に引っ掛けて取り付けます。
出典引用:トヨタ公式サイト
収納時もすっきりしているので、見た目も良いですね。
このサンシェードが故障した場合、修理代金が結構高いので丁寧に使いたいものです。
という人も多いでしょう。
ここで注意したいのが、運転席や助手席にサンシェードやカーテンを取り付けて運転すると違法になります。
車中泊のときなどはガラス全面にカーテンがあると安心できますね。
アルファードの純正品には室内カーテンがあるのです。
価格は工賃も合わせると高くて8万円ほどになります。
価格は高いですが純正品ということもあり、ジャストサイズで室内空間の雰囲気もマッチします。
アルファードの快適な室内空間がより一層ゆったりできる空間になり、まるでホテルのようですね。
アルファードにぴったりのおすすめサンシェードを紹介
ガラス面が大きなアルファードにもぴったりのおすすめサンシェードは以下の商品です。
アルファード純正サンシェード[08234-58020]【GGH30W/35W AGH30W/35W AYH30W】
出典引用:Amazon
アルファード純正品のフロントガラス用サンシェードです。
サイズはもちろんぴったり、作りも丈夫でしっかりとしているので長く使えます。
やっぱり安いサンシェードはペラペラですぐ破けたりしますよね。
アルファードの上品さや高級感を邪魔せず、フロントガラスをキレイに見せてくれるサンシェードです。
Perrace アルファード サンシェード 30系
出典引用:Amazon
遮光性はもちろん、断熱性もある素材なので1年中使用できます。
窓の隙間に挟み込んで装着するため、吸盤タイプのようにガラスに跡が残る心配もありません。
6層になっているアルミ素材がしっかりと日光を遮断し、室内の冷却に役立ちます。
黒地とアルミ地のリバーシブルで使用することができます。
収納袋も付いているので保管時もすっきりと収納できますよ。
LFOTPP トヨタ アルファード 30系 2015+ 専用 フロントガラスサンシェード
出典引用:Amazon
適応車種はトヨタ アルファード30系(AGH3#W/GGH3#W/AYH30W型 2015年- /)です。※姉妹車ヴェルファイア対応
ポリエステル素材で耐熱性や耐磨耗性が高く、軽量な特徴があります。
また、メッシュ地より遮光性が高いのもメリットですね。
吸盤不使用、ミラーとサンバイザーを使用して装着するタイプです。
専用品なのでサイズもぴったり、価格も安いのでコスパが良いですよ。
収納時はクルッと曲げてコンパクトにするのですが、ちょっと慣れが必要ですね。
アルファードの窓がバカでかい!寸法とおすすめサンシェードを紹介:まとめ
いかがでしたでしょうか。
アルファードは国産車の中でも特に窓の大きさがある車種です。
人気の高い車種なので、純正品だけでなく社外品も対応している商品が多くあるのがメリットですね。
サイズを間違えるとその機能が発揮できないので、社外品は特にサイズをしっかり確認しましょう。
口コミのチェックや店頭で質問するのも失敗しないために有効的ですね。
アルファードは特に車内空間が快適なので、カーテンなどを取り付けて車中泊にもおすすめです。
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魅力が豊富な人気のアルファード。
パーツを揃えて、より一層快適な車内空間にしていきたいですね。