そんな人に有益な情報をお伝えします。
アルファードは高級ミニバンとして特にファミリー層に人気の車種ですね。
その人気は不動ともいえるほどで、中古車の価格が下がりにくいのも特徴的です。
私もアルファードが欲しくて何度も購入を考え、購入を決めました。
ただ、その人気もわかるほどにメリットが多く、とても魅力的なんですよね。
試乗してみるとより魅力が実感でき、家族はアルファードが欲しいとずっど訴えてきたものです。
そんな魅力たっぷりのアルファードですが、7人乗りタイプがメイン。
その中で、8人乗りのアルファードがあることを知っていますか。
今回は、8人乗りアルファードのメリット・デメリットを紹介しています。
この記事で検討の参考にしていただけると幸いです。
Contents
アルファード8人乗りの特徴
8人乗りアルファードはXグレードとSグレードの2種類のみ。
ハイブリッド車ではXグレードのみ8人乗り仕様があります。
2023年のフルモデルチェンジで8人乗りモデルは廃止されています
7人乗りは2列目シートは2席とも独立しているキャプテンシートです。
8人乗りは2列目が6:4分割チップアップシートになっています。
引用:トヨタ自動車株式会社 公式企業サイト
2列目が分かれているので、縦に長い荷物を運搬するときに片側のみ倒して、片方の席が確保できるのが便利ですね。
3席がくっついている状態のベンチシートだと、スライドするときに重いんですよね。
2つに分かれていることで、1席だけを軽々スライドできるのも好ポイントです。
アルファード8人乗りの特徴を紹介する動画はこちら
シートを倒して寝転がれる空間を作ると、子どもたちって喜びますよね。
8人乗りミニバン
8人乗りミニバンは他車にもあります。
- ステップワゴン
- VOXY
- セレナ
- ノア
- デリカD5
- グランエース
- エルグランド
- ヴェルファイア(8人乗りモデル2020年1月廃止)
- オデッセイ(8人乗りモデル2020年11月廃止)
- ランドクルーザー(8人乗りモデル2020年6月廃止)
- LX(8人乗りモデル2020年6月廃止)
核家族が増え、なかなか大人数での移動も少なくなり、8人乗りの需要もなくなってきたのではないでしょうか。
少子化やマイカー離れなどの、大人数モデルの需要が減少している理由なのかもしれませんね。
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またアルファードは高級ミニバンとして世界的に高い人気を誇り、贅沢感を味わえるラグジュアリーな車内環境が特徴的。
実用性よりも、心地よさを追求した快適性の高い室内空間が人気となり、7人乗りが主流となっているのでしょう。
8人乗りモデルがあるヴェルファイアについて紹介する記事がありますので参考にどうぞ
-
アルファードとヴェルファイアはどっちが上?項目別で比べてみた!
続きを見る
8人乗りのメリット
8人乗りを買って後悔したくないという人に、メリットを紹介します。
実際に8人乗りアルファードを購入した人の口コミを調べてみました。
- ベンチシートでおむつ変えができる
- 子供がぐずったときにすぐ隣りに座って対応することができる
- 車中泊でフルフラットにすることができる
- 冠婚葬祭など大人数を乗せる場合に便利
- 2列目に隙間がないので荷物が間に落ちない
- 大荷物のときにも乗車スペースを確保しながら積載できる
旅行のときに車中泊をすると、宿泊代も浮いて経済的にも良いメリットもありますね。
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購入前に8人乗りモデルの使い方をイメージできれば、後悔することも少ないでしょう。
アルファード7人乗りとの比較
7人乗りと比較してみましょう。
7人乗りと8人乗りは2列目の座席が異なります。
まず、8人乗りは2列目の部分が3人並んで乗車できるようになっています。
7人乗りの場合は、キャプテンシートが左右に2つあります。
ポイント
キャプテンシートとは、席が独立しているタイプの座席。
左右に肘掛けがあったり、リクライニングできたりとゆったり快適に座ることができます。
また、アルファードはグレードによって、キャプテンシートのスペックが変わります。
S、G、X、S(ハイブリッド)には、リラックスキャプテンシートが標準装備で設置されています。
最大830mmのロングスライドで、後方にスライドすれば足をぐんと伸ばしてゆったりと移動ができますね。
また、オットマンやサイドテープルが付いているのでくつろぎながら車移動ができますよ。
社長気分になりますね
GF・SC・S“Cパッケージ(ガソリン)、G”F・SR”Cパッケージ(ハイブリッド)には、エグゼクティブパワーシートが設置されています。
出典引用:トヨタ自動車株式会社 公式企業サイト
シートスライドは最大500mmとなりますが、オットマンとリクライニングが電動になります。
またアームレストや折りたたみサイドテーブルが木目調となっています。
角度調節可能のヘッドレストも大きく、リクライニングすると車内を忘れるかのような心地よさを感じられますよ。
そして、エグゼクティブラウンジ(ハイブリッド・ガソリン)には、エグゼクティブラウンジシートが装備されています。
エグゼクティブパワーシートよりサイズが一回り大きくなり、シートが本革のプレミアムナッパが使われています。
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シートが大きいため、3列目へ移動するスルー空間はなく2席がぴたりとくっついた状態になっています。
このシートの特徴は、480mm以上のシートスライドが手動・電動で調節可能。
シートだけでなく、アームレストとオットマンにもヒーターが付いているのもポイントです。
オットマンは140mm伸縮可能なので、お好みの位置に設定できますね。
7人乗りの場合、このような2列目シートの快適性が追求されているのです。
8人乗り2列目のスペックを紹介します。
クッション長 | 490mm |
クッション幅 | 1400mm |
シートバック高 | 600mm |
リクライニング角度 | 角度173度 |
ニースペース | 最大460mm |
シートスライド量 | 720mm |
7人乗りのシートサイズと比較してみます。
クッション長 | 510mm |
クッション幅 | 510mm |
シートバック高 | 620mm |
リクライニング角度 | 角度173度 |
ニースペース | 最大510mm |
シートスライド量 | 830mm |
シートの大きさはキャプテンシートのほうが少し大きめですが、8人乗りシートも負けずと十分なサイズとなっています。
ベンチシートは窮屈なイメージがありますが、サイズを見るとゆったり座れることがわかりますね。
またリクライニングの角度は173度で、リラックスして座ることができます。
ただ1人用のシートと比較すると、体のフィット感が少ないので長時間移動時に体の負担を感じやすいことがあります。
シートアレンジが豊富な8人乗り
乗車人数や荷物の量などに合わせて、シートアレンジがしやすくなっています。
リアシートフルフラットモード
2列目、3列目のリアシートを倒してフラットな空間を作ることができます。
7人乗りと違って2列目の隙間がない分、キャンプ用マットを敷けばよりフラットで快適に寝ることができますね。
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フロント・セカンドフルフラットモード
運転席と助手席のリアシートと2列目のリアシートを倒して使用するモードです。
上記のリアシートフルフラットモードよりスペースは広くなるので長時間横になるときにはこちらのシートアレンジもおすすめです。
5人乗車+荷室モード
3列目を左右に跳ね上げてサイドに固定し、5人乗りの形にするモードです。
アルファード2.5X2WD8人乗りの場合、このモードで荷室の大きさを調べると奥行きが1260mmあります。
また、高さは1190mmありますので、高さのある荷物も余裕を持って積載できますね。
荷物を乗せても2列目に3人乗せられるので、家族でキャンプに行くときにも快適に移動ができます。
最大積載モード
上記のモード状態で、2列目の座席もチップアップし目一杯前にスライドしたモードです。
後方部の荷室が2025mmのスペースを確保することができます。
自転車が2台積載できるほどの大きさなんですよ。
2列目のチャイルドシートが外れた頃には、キャンプなど遠出が増え3列目を跳ね上げて荷室を広く確保しています。
子どもが小さい頃が祖父母も乗せてお出かけもありましたが、最近はその機会も少なくなり、5人乗りメインで使っていますね。
最近私が8人乗りでよかったと思ったことがあります。
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小学生高学年になると、子どもたちで自転車を使って公園に行き、帰りが遅くなって車で迎えに行くこともあるんですよ。
このようなときも友人も一緒に車で送迎ができてアルファードで良かったと感じる瞬間です。
このように、シートアレンジができることでいろんなシチュエーションにも対応してくれるのです。
7人乗りシートアレンジを紹介する記事はこちら
-
アルファード7人乗りシートアレンジ!あなたに最適なアレンジはどれ
続きを見る
アルファード8人乗りの中古車価格は
現在販売しているモデルには8人乗りの設定はありません。
8人乗りモデルは20系と30系S、Xグレードを探す必要がありますね。
トヨタ認定中古車店で検索してみました。
アルファードX
- 年式:2021年
- カラー:グラファイトメタリック
- 走行距離:38,000km
- 修復歴:なし
- 本体価格:385万円
同じグレードで8人乗りアルファードを詳しく紹介してる動画がありますので参考にどうぞ
新車価格とそこまで中古車価格が変わらないのは、アルファードの安定した人気があるからですね。
- 年式:2019年
- カラー:ホワイトパールクリスタルシャイン
- 走行距離:97,000km
- 修復歴:なし
- 本体価格:333万円
アルファードS
- 年式:2017年
- カラー:ホワイトパールクリスタルシャイン
- 走行距離:36,000km
- 修復歴:なし
- 本体価格:314万円
中古車価格を7人乗りと比較すると、あまり大きな差がありません。
ベンチシートにもメリットがあるので需要もありますね。
ただ、キャプテンシートと使い勝手は大きく変わりますので購入前の試乗は必ずすることをおすすめします。
アルファードの中古車情報を紹介する記事はこちら
-
アルファードの中古車が安くなっているのはなぜ?真相を調べてみた
続きを見る
8人乗りレンタルできる場所は
そんなときには、レンタカーで試してみるのも良いですね。
8人乗りアルファードがレンタルできるサイトを調べました。
トヨタレンタリース
- 6時間:17,050円
- 12時間:22,000円
ジャパンレンタカー
- 6時間〜12時間:平日9800円、休日12,000円
- 24時間:平日13,800円、休日14,000円
ニッポンレンタカー
- 6時間:17,050円
- 12時間:22,000円
友人同士や親子3世代でのお出かけなど、たまに8人乗りモデルが必要となる人には良い選択ですね。
雪山に行くときもスタッドレスを自分で装着する必要もないので、私も利用することがあります。
スノーボードも余裕で積載できるところもメリットの一つです。
後悔したくない!!アルファードの8人乗りってぶっちゃけどぅ? :まとめ
いかがでしたでしょうか。
7人乗りと8人乗りは2列目シートのタイプが大きく異なることがわかりました。
ゆったりと快適性を求めたシートなら7人乗り、3人以上の子どもを乗せるときや車中泊をする機会があるなら8人乗りが便利です。
子どもの行事でもっと乗せられる車だったらなと思う場面で結構あるんですよね。
サッカーの遠征など乗り合いで行くときも8人乗りアルファードは重宝しました。
7人乗りよりも人気がないとはいえ、少なからず需要がある8人乗りモデルは中古車でも価格が落ちにくいのでしょう。
一度購入すれば、シートの変更はできないので後悔しないよう選びたいものですね。
ぜひ参考にしてみてください。