その疑問を解決します。
最近マット塗装のクルマをよく見かけませんか。
2018年頃から高額輸入車を中心に、ホイールやボディのマット塗装(ツヤ消し塗装)増えてきています。
なかでもホイールの人気カラーとして、今も昔も人気なのがマットブラックです。
ブラックカラーのホイールは足元を引き締めて、クルマに迫力や重厚感をもたせる効果があります。
また、同じ黒色のホイールでも、ツヤがある場合とツヤが無い場合ではガラッと印象が変わってきます。
最近は、国産車でもマットブラックのホイールを装備したクルマが増えているんですよ。
プリウス X DRADE
引用:トヨタ公式HP
RAX4
引用:トヨタ公式HP
ツヤの無いマットブラックのホイールは汚れが目立ちにくく、手入れがしやすいイメージではないですよね。
ですが、実は意外と汚れが目立つんです。
- 見た目のカッコよくて購入したけど、手入れが大変
- 汚れが付くと取れにくい
- 汚れや小傷を取ろうと強く擦るとツヤが出てしまうんじゃないかと不安
このようにお悩みの方も多いのではないでしょうか。
お手入れがしにくいからと諦めたくない、見た目がよくてつけたマットブラックのホイールをキレイに保ちたいですよね。
今回この記事では、
マットカラーの特徴
マットブラックホイール装着車のお手入れ手順
おすすめのお手入れグッズ
について紹介します。
Contents
マットカラーの特徴
まずは、マットカラーの特徴を紹介します。
ツヤのある塗装とツヤの無い塗装には、光の反射が大きくかかわっています。
ツヤのある塗装
ツヤの無い塗装
マットカラーは手触りはザラザラしていますよね。
マットカラーの塗装表面は、細かい凹凸があるので汚れが付きやすく、凹凸に汚れが溜まると落としにくい特徴があります。
この汚れを落とそうと強く磨いてしまうと、表面の凹凸が削られてツヤが出てしまう場合があるので注意が必要です。
軽い水垢なら専用の洗剤で落とすことができますが、酷いものだと研磨材が含有される水垢落としでないと消せなくなります。
ですが、マットカラーに研磨剤を使用してしまうと凹凸が削られツヤが出てしまう場合があるので注意が必要です。
汚れ落としは慎重に行うようにしましょう。
マットブラックホイールのお手入れ手順
ボディの汚れに対し、ホイールの汚れはつい見逃していませんか。
ボディは熱心に洗うけど、ホイールに行き着くころには疲れが、、、というのが私のいつものパターンです。
ですが、ホイールまでキレイにするとクルマが引き締まってより格好良く見えますよね。
では、マットブラックホイールのお手入れ方法を紹介します。
step
1ダスト汚れや砂、泥汚れを洗い流す
step
2洗剤等を使用して水流では落としきれない汚れを落とす
step
3洗剤や汚れを流す
step
4水分を拭き取る
これはホイール以外ボディにも同じ工程なのですが、マットホイールで注意すべき点は「乾燥」です。
マットブラックのホイールは他のホイールに比べると乾燥が早いんです。
一見、早く乾くなら良いことでは?と思いますよね。
ですが、早く乾くと拭ききれなかった水滴が水シミになって残ってしまうんです。
この水シミは頑固で、固く絞ったクロスで拭いても簡単には除去できません。
せっかくキレイに汚れを落としたのに、水シミが白く残ってしまっては残念ですよね。
洗車機を使用した場合にも、ボディを拭く前にホイールを拭き上げるようにしましょう。
マットホイールにはコーティングが必須
コーティングって聞くと「ツヤが出るからマット塗装には不向きなのでは」とイメージされる方が多いのではないでしょうか。
ですが、マット塗装こそコーティングしておいた方が良いんです。
先ほど紹介したように、マット塗装の表面はザラザラしています。
一般的なツルツルとした表面のホイールより、汚れが落ちにくいです。
ついやってしまう工程
- 汚れが落ちにくい
- 強く擦って汚れを落とす
- 擦ることで、表面の凹凸が無くなる
- マットに見えなくなる
この流れがマット塗装を傷めてしまうんです。
このようにならないためにもコーティングが必須となってきます。
マットに見える表面の凹凸が埋まってしまうとツヤが出てしまいます。
なので、コーティングが厚すぎないものを選びましょう。
そこで注目するのがポリシラザン系のコーティングです。
一般的にポリシラザン系のコーティングの膜厚は1μm未満と言われています。
コーティングの厚さは、マット仕上げの凹凸の大きさに比べたら大したことはありません。
ですが、薄くて強力なコーティングであれば、マット仕上げに適切なものになります。
そこでおすすめしたいのが、「ゼウスクリアのコーティング剤」です。
ゼウスクリア「ガラスコーティング剤 ホイール用」
引用:ゼウスクリア公式HP
ゼウスクリアのおすすめポイントは施工のしやすさです。
ココがおすすめ
- 液剤の量が十分にある
- 液剤がよく伸びて施工しやすい
- 専用設計のスポンジで使いやすい
ゼウスクリアのホイールコーティングはポリシラザン系で効果が強力なのに、施工のしやすさから人気のコーティング剤となっています。
施工方法も簡単で、初心者の方でも使いやすい商品です。
引用:日本ライティング公式HP
step
1ホイールをしっかり洗う
step
2脱脂剤を使い、しっかりと脱脂を行う
step
3ガラスコーティングを付属のスポンジと使って施工
拭き上げは不要です。(液剤が垂れたり、塗り跡が目立つ場合は軽く拭き上げる)
1回~2回は塗り重ねるとより効果を発揮します。
施工手順が簡単なのも人気の理由ですが、付属の専用スポンジが使いやすいんです。
引用:日本ライティング公式HP
液剤が染みこみ過ぎないので、少ない量でもしっかり伸ばして施工することができますよ。
使用後は冷蔵庫で約1年保管が可能なので、定期的にお手入れしたいですね。
もちろん他のクルマに使用できますよ。
Amazonや楽天の評価も高く、施工が簡単で強力なコーティング剤として人気となっています。
良い口コミ
- 評判通りの強力なコーティング剤です。
- 素人でも簡単にできた
- 施工も簡単でよく弾いてくれる
- ホイール専用なので、ブレーキダストも楽におとせるし、汚れが付きにくくなった
引用:Amazon
悪い口コミ
- 価格が高い
引用:Amazon
悪い口コミは価格が高いだけです。
使用した方のほとんどが満足する効果と評価しています。
施工が簡単で効果も期待できると分かれば、是非使ってみたくなりますね。
維持が大変?マットブラックホイールのお手入れ方法を紹介!:まとめ
まとめ
- 2018年頃から高額輸入車を中心に、ホイールやボディのマット(ツヤ消し)塗装が増えている
- 今も昔もホイールの人気カラーはマットブラック
- マットブラックのホイールは汚れやキズが目立ちやすい
- マット塗装は表面に凹凸があるので、擦ってしまうと凹凸が無くなりツヤがでてしまう可能性がある
- マットホイールにはコーティングが必須
今回はマットブラックホイールのお手入れについて紹介しました。
マットブラックホイールをキレイに保つには、汚れを落とすことも大事ですが、コーティングして汚れが落としやすくすることが大切です。
汚れが洗いやすくなれば、洗車も楽になりますよね。
これを気にマットホイールにこそしっかりコーティングを施工してみましょう。