
そんなときの対処法はどうすれば良いのでしょうか。
エンジンをかけたときに異音がしたら不安ですよね。
さらになかなかエンジンがかからないとなれば故障かも、と心配になります。

そう思って異音を放置していると取り返しのつかないことになりかねません。
事故につながって命の危険も
キュルキュルと音が鳴る原因は何なのでしょうか。
異音の原因と対処法について詳しくご紹介いたします。
キュルキュル音の原因は

エンジンからキュルキュル音がする原因を考えます。
Vベルトの不具合
エンジンからキュルキュルと音がする原因の第一位はこのVベルトの不具合です。
Vベルトとは、エンジン(主機)の働きを周辺機器(補機)に伝える役割をしているゴムベルトをいいます。
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エンジンをかけると他の周辺機器が同時に動くのも、このVベルトがあるからなのですね。
Vベルトは複数でエンジンから補機に動力を伝えます。
Vベルトはプーリー(ベルトとの摩擦で動力を伝える滑車)との摩擦からゴムが劣化しやすい点があります。
うまく噛み合わなくなったときに、ゴムが滑ってキュルキュル音につながるのですね。
Vベルトの寿命の目安
- 使用年数5年
- 走行距離5〜10万km
過走行車や使用年数が経過している車は特にVベルトが原因である可能性が高いですね。
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Vベルトの劣化は異音以外にも、エアコンやステアリングの効きの悪さを感じることがあります。
異音が気になったら点検をしてもらうと安心ですね。
近年はVベルトの代わりにサーペンタインベルトを使用している車が多くありますよ。
サーペンタインベルトは1本のベルトで補機すべてを動かす役割をしています。
ベルト表面に複数の溝があるため摩擦力が高く、滑りにくいメリットがありますね。
サーペンタインベルトの寿命の目安
- 使用年数5~10年
- 走行距離5万~10万km
サーペンタインベルトは不具合が起きると全部の機能が停止してしまうデメリットがあります。
つまり、故障時のダメージが大きくかかる費用が大きくなってしまいます。
定期的なメンテナンスが重要ということですね。
雨の日や寒い日はキュルキュル音が鳴りやすい
気温が低いとベルトのゴムが硬化し、うまく噛み合わず滑っている可能性があります。
この場合、エンジンの付け始めに音がして、エンジンが温まると音が消えることもありますね。
異音が収まることで放置しがちですが、ベルトの劣化に変わりはないため点検が必要です。
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他にも雨の日や洗車後に異音がする場合は、水分やオイルがベルトに付着にして滑っている可能性があります。
水や油に濡れることで摩擦力が下がってしまうのですね。
この場合、雨天時の走行やエンジンルームの洗浄後に異音がして、乾くと音が消えることがあります。
オイル漏れなどでベルトに油分が付着し異音につながっている場合、ベルトの劣化を早めてしまいます。
この場合も、異音が収まっていても故障につながる可能性があるため点検が必要です。
プーリーやベアリングの不具合
Vベルトが原因ではない場合、プーリーやベアリングの不具合が考えられます。
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プーリーとは、Vベルトを介して補機に動力を伝達させるための滑車をいいます。
そしてベアリングとは、プーリーや各軸の回転をスムーズにする軸受をいいます。
つまり、車を動かすための大きな原動力(プーリー)をサポートするのがベアリングです。
このプーリーやベアリングが劣化し、Vベルトとうまく噛み合わないと異音が鳴ることがあります。
- 摩擦で溝が浅くなっている
- 油分が付いて滑る
- ゴムのカスや砂が溝に入り込んでいる
という原因でキュルキュル音が鳴ることがありますよ。
この場合、一旦取り外して洗浄または交換する必要がありますね。
Vベルトを交換しても異音が鳴る場合は、プーリーや他の原因を考えていきます。
オルターネーターの劣化
オルタネーターはエンジンの力で発電し電装機器に電気を伝える部品をいいます。
エンジンルームにあるため、エンジン部分からの異音の原因として考えられる部分ですね。
キュルキュル、ウィーン、カラカラのような異音をすることがあります。
オルターネーターが故障した場合、電装機器の動作不良やエンジン警告灯が点灯するなどの症状があります。
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異音だけでなく他の症状が出てくるとさすがに焦ります。
エンジン警告灯が点灯する原因をくわしく書いている記事がありますので参考にどうぞ
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【緊急】エンジン警告灯が点灯した!!原因って何?!修理費用は??
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オルタクラッチの不具合
また、オルタクラッチの不具合が可能性の場合もあります。
オルタクラッチはオルタネーターのプーリーに組み込まれている部品です。
ココがポイント
オルタクラッチはVベルトが逆回転しないように一方向のみ動力を伝える働きをします。
オルタクラッチが異音の原因となっていることがわかりやすい動画があります。
Vベルトを交換しても異音が治らない場合は、オルタクラッチがうまく機能していないことがあるのですね。
キュルキュル音の解決策と費用

このキュルキュル音をなくすためにどのような修理をすれば良いのでしょうか。
Vベルトの交換や費用
原因として最も考えられるVベルト。
車のVベルト交換は
- 部品代:3〜6千円
- 工賃代:1〜2万円
が一般的です。
車種によっても金額は異なります。
一般的に作業時間は30分〜1時間程度ですね。
ディーラーや整備工場、カーショップ、ガソリンスタンドで交換が可能です。
ただし部品の在庫状況や対応できる部品かどうかなどの問い合わせが必要です。
プーリーやベアリングの交換
プーリーを交換すると費用が少し高くなります。
整備工場だと相場は
- 部品代:1万5千円~3万5千円(ディーラーだと2~5万円)
- 工賃代:5千円〜1万5千円
社外品の部品を使うか純正品を使うかで価格に差が出てきます。
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プーリーの交換はベルトなど他の部品も取り外しがあれば、固着している部品を緩めることもあるなど大変な部分が多いところです。
ココに注意
プーリーの交換は、場合によっては2人がかりで交換することも
そのため工賃に費用がかかるのですね。
時間は1〜2時間程度かかります。
また劣化しやすいベルトと同時交換をすることもあり、その場合はさらに費用と時間がかかります。
オルターネーターの交換
オルターネーターの交換は最も費用がかかります。
- 部品代:3〜10万円
- 工賃代:2〜5万円
社外品や純正品、車種によって部品の費用が大きく異なります。
工賃も車種によって費用が変わりますね。
マイルドハイブリッド車は作りが複雑で部品自体高いため、費用が高くなります。
一般的に作業時間は1〜3時間程度かかります。
キュルキュル以外にも車の異音がどのような不具合につながるのかこれを見ればわかります。
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危険!車走行中にゴーゴー異音がしたらこれを疑え!放置は事故の原因
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異音の放置は危険


と異音を放置しているとかなり危険です。
Vベルトが切れると補機に力がいかず、発電ができなくなります。
- バッテリー上がり
- ハンドル操作が困難
- エアコンの停止
- エンジンの停止
このような症状が起こります。
サーペンタインベルトが切れた場合、これらの症状が一気に起こる可能性があります。
またVベルトが切れてエンジン内部の部品同士がぶつかり合い、エンジンブローが起こることもあります。
エンジンブローとは
エンジンに致命的なダメージが起こること
エンジンブローが起こると取り返しがつかない損傷が起こり、修理が不可能となります。
エンジン交換費用は軽自動車で30~50万円、普通車で50万円~100万円以上かかります。
Vベルト交換をしとけば5千円程度だったのにと悔やまれることになりますよ。
異音の放置は早めに相談することが重要ですね。
【警告】車のエンジンからキュルキュルと異音がしたらSOSサイン!:まとめ

いかがでしたでしょうか。
キュルキュル音は重大なダメージのサインかもしれないことがわかりましたね。
Vベルトの交換は比較的費用も安く抑えられますが、他の機器の不具合であれば高い費用がかかる可能性があります。
そして、放置すると車に重大なダメージを与えてしまうのですね。

異音の修理費用をケチって結局車を買い替えたら本末転倒ですよね。
少しでも車に異変を感じたら早めに点検してもらうのが一番です。
事故につながる可能性もあるため、異音は放置しないようにしましょう。
走行中にトラブルがあった場合、JAFを呼ぶこともありますね。
JAFについて詳しく書かれている記事もありますので参考にどうぞ
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