
その疑問にお答えします。
外出先や緊急で運転しなければならない場合など起こってほしくないところでトラブルは起こるもの。
突然、パンクしてしまったというトラブルもあり得ます。

パンク修理キットを使って応急処置ができますよ。
車にパンク修理キットが内蔵されているのを知っていますか。
自走が出来そうな場合、レッカーを呼ぶよりも自分で対処したいですよね。
車に載せておくといざとなったときに役立ちます。
また、パンクがわかりにくい場合もありますね。
パンクの見分け方も合わせて紹介します。
パンクの見分け方

パンクを見分ける方法は、運転時と停車時に分けてそれぞれ判断するポイントがあります。
見た目から判断する点は以下のとおりです。
- タイヤの形
- 異物
- タイヤの傷つき具合
平坦なところで4つのタイヤを見比べて潰れ具合を見ます。
また釘や小石などがささっていないか、タイヤのひび割れ具合などをチェックしていきます。
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見た目で最も分かり易いのはタイヤの空気圧ですね。
次に、運転中のパンクの見分け方は以下のとおりです。
- ハンドルがとられる
- 運転中振動を感じる
- 異音がする
- 車が傾いている
- ハンドルが重い
- ハンドルを切ったときの反応が遅い
- 加速が鈍い
前提として車の傾きを感じるほどパンクしている場合は、自走を中断しロードサービスを呼びましょう。
運転中にパンクを疑うポイントは、
- 釘や小石がタイヤに刺さっている場合、タイヤの回転に合わせて異音がする
- また、パンクしているとハンドル操作がうまくいかなくなる
このような異変があります。
このような感じやすい異変であればわかりやすいのですが、最近のチューブレスタイヤは気づきにくいことがあります。
解決策として、定期的にタイヤを目視することや空気圧をチェックすることが重要ですね。
ガソリンスタンドで空気圧のチェックをすることができますよ。
また、プロの目視によりパンクが見つかることもあります。
給油時にパンクしていることを指摘されて気がついた経験があります。
パンクしたまま走行するとタイヤの損傷がひどくなり走行できなくなることも考えられますね。
違和感があればすぐに走行を止めてタイヤをチェックする、最寄りの整備工場に行くことが大切です。
走行中にパンクしたら

すぐに停車できないところでパンクした場合、パニックになりがちです。
後続車との事故につながりかねませんよね。
まず、走行中にパンクしたことがわかったら以下の方法を行います。
- ハザードランプをつける
- ハンドルをとられないようしっかり握り、少しずつ減速する
- 路肩に停めて三角表示板を設置しロードサービスを依頼する
パンク時の対処法を動画で詳しく説明しています。
パンクは空気が徐々に抜けるので落ち着いて停車することが重要です。
近年、チューブレスタイヤが主流でパンクに強いメリットがあります。
すぐにタイヤが潰れて車体が傾くという状況になることは少ないため減速して路肩に停車しましょう。
パンクとバーストは違う
パンクとバーストは違うと知っていますか。
パンク→外部の衝撃からタイヤに穴が開き、空気が徐々に抜けていくこと
バースト→外部の大きな衝撃や空気圧不足が原因で過熱し、タイヤが瞬間的に破裂すること
バーストは突然破裂音とともにタイヤが損傷するため自走は不可能、周囲の車も巻き込む可能性があります。
パンクを放置しているとバーストする原因にもなりかねません。
バーストの原因はタイヤの空気圧が適切ではないことや、タイヤの劣化が考えられます。
バーストには前兆があり、タイヤが変形しているスタンディングウェーブ現象になっていることがあります。
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空気圧の低下やタイヤの劣化などの原因からタイヤがたわんで波打つような形状になっていることをいいます。
- 走行時に振動がする
- ハンドル操作に違和感がある
- ゴムの焼けた匂いがする
などの兆候がある場合、スタンディングウェーブ現象が起きている可能性があります。

そうならないよう、こまめにタイヤの点検をすることが重要ですね。
JAFに関する記事はこちら
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車のパンク修理キットの使い方

車のパンク修理キットが格納されていることを知っていますか。
ココがポイント
荷室のサイドやフロアパネル下にあることが多いです。

使わないと知らないアイテムですよね。
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昔は荷室下にスペアタイヤが格納されていることもありましたが、軽量化や経費削減でキットが格納されています。
パンク対策としてスペアタイヤを積載する場所もない場合、パンク修理キットが有効的です。
パンク修理キットを使う準備をしていきます。
- 車両を安全で平坦な場所に停止させパーキングブレーキをかける
- パンク箇所がわかる場合は真上になるよう回転させる
- わからない場合は
- シフトをPにし、エンジンを切る
走行直後のホイールやブレーキまわりは、高温になっていることがあります。
また、修理剤は使用期限があるため確認してから使いましょう。
外部修理のパンク修理キットの種類は大きく2種類あります。
- タイヤにガスと修理剤を送り込むシーラントタイプ
- スクリュードライバーで穴を広げて修理剤を送り込むタイプ
ちなみにタイヤ内部から修理するタイプはタイヤを取り外して作業する必要があり、初心者は難しいと考えます。
シーラントタイプ
シーラントタイプのやり方は以下のとおりです。
- パンクしたタイヤのエアバルブキャップを外す
- 空気を抜く
- バルブコアを外す
- タイヤ内に修理剤を注入する
- バルブコアを戻し、コンプレッサーでタイヤに空気を入れる
- バブルキャップを閉じる
- 10分または5km程度走行してみる
- 空気圧が下がっていないか確認する
シーラントタイプの使い方の詳しい方法を動画で紹介しています。
初心者でもできるような簡単な方法となっていますね。
シーラントタイプには修理剤を空気と別に入れるタイプと同時に入れるタイプがあります。
別注入はしっかりとシーラントが穴を塞いでくれるため高い修理精度が期待できます。
そして、同時注入は手間が少ないことで短時間で修理が済ませられるメリットがありますね。
スクリュードライバータイプ
スクリュードライバーを使って修理する方法が以下のとおりです。
パンクしている箇所がはっきりしている場合に使えます。
- 異物がある場所をチョークなどでマークする
- パンクしている箇所の釘や小石などを取り除く
- スクリュードライバーに補修材を塗り、パンクしている箇所に根本まで差し込み、穴をならす
- 差すときも抜くときも右回りでおこない、これを数回繰り返し最後はドライバーを差したままにする
- インサートドライバーに補修材を塗った工具をセットする
- パンク箇所にしっかりと差し込む
- ゆっくりと抜き、2〜3mm程度はみ出た部分を残してカットする
- 空気を入れる
- 空気が漏れていないか確認する
動画でやり方を説明していますので参考にどうぞ
シーラントタイプよりも難易度は上がりますが、しっかりと穴を塞ぐことができます。
ドライバーをねじこむときにかなり力がいるため、女性は特に大変かと感じますね。
このタイプは特に安価で1000円台で購入することができますよ。
パンク修理キットを使えない場合
以下の状況はパンク修理キットが使えないと考えます。
- タイヤの側面が損傷している
- 傷穴が直径が6㎜以上
- ガラスや鉄片が原因の裂傷
- バースト
- ホイールの破損がある
- 2本以上のパンク
これらの状況はロードサービスを早急に呼ぶ必要があります。
おすすめ!パンク修理キットを紹介

おすすめのパンク修理キットを紹介します。
CLINER パンク修理キット 【自動車整備士 監修】

出典引用:Amazon
URL:https://www.amazon.co.jp/%E3%83%91%E3%83%B3%E3%82%AF%E4%BF%AE%E7%90%86%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%88-%E3%80%90%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A%E6%95%B4%E5%82%99%E5%A3%AB-%E3%83%91%E3%83%B3%E3%82%AF%E4%BF%AE%E7%90%86%E5%89%A4-%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A4-CLINER/dp/B0DZ17DSXP/ref=sr_1_1_sspa?dib=eyJ2IjoiMSJ9.tB-SUuZtugBtcpq-no0Wo_Resao9wSi8BXDkeDQ9maDprQPqotXZxKLfGNMBwMbjjZ5QYS5VEeTyTjfuWjKNp56286k-1scF2QHt3e62rxKXsqw9sNbQehuMR5_oOlC-V2eDgP84uAXHg_bINSFiP57mqahMrbh3fRKl3gp8nYa-mSm0k61PYq11IfCpa-eoprsCrvFKX8cdAuQZV91oYMGr4aZa8L6w830G-7LKagUnFz7-0aygV8POHuIojjIa6ejYw9U9-zPQVWCnb7gmnc3LpfLOpvp2dnf08xAFl4w.HxyUgoReRjhqInZod8HEAjRA8nUYKgRRlBjjY8eMFOs&dib_tag=se&keywords=%E3%83%91%E3%83%B3%E3%82%AF%E4%BF%AE%E7%90%86%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%88&qid=1761700790&sr=8-1-spons&sp_csd=d2lkZ2V0TmFtZT1zcF9hdGY&psc=1
スクリュードライバーで修理するタイプです。
霧吹き付きでパンク箇所もすぐに探すことが可能。
コンパクトで軽量なため、持ち運びにも便利です。
バイクでも持っていきやすいほど軽量なのが嬉しいですね。
ホルツ パンク修理剤

出典引用:楽天市場
URL:https://item.rakuten.co.jp/holts/tyreweld/
ガスと液体ゴムを同時注入できるシーラントタイプ。
くぎを抜かず、これを使うだけでパンク修理ができる手軽さが良いですね。
作業が簡単だと、いざというときも焦らず使えるので安心ですね。
【初心者必見】車パンク修理キットの使い方とおすすめをご紹介します:まとめ

いかがでしたでしょうか。
万が一に備えてパンク修理キットを持っておくと気持ち的にも安心しますね。

と考える人も多いでしょう、私もその一人です。
上記のやり方を見ると、初心者でもなんとかパンク修理ができそうだと思えますね。
パンク修理キットを使った後はそのままにせず、点検・交換をしてもらうのが一番です。
高速やアウトドアで整備工場が近くにない場合はパンク修理キットで処置ができると便利ですね。
是非参考にしてみてください。
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