
その疑問にお答えします。
一時期、テレビなどでよくサポカー補助金というワードをよく聞きました。
新車購入時、なるべくお得に買いたいと思ったとき補助金がよぎることってありませんか。

そう思う人も多いでしょう。
2025年の今、サポカー補助金はあるのでしょうか。
ここでは、サポカー補助金の情報と補助金に関する最新情報を紹介します。
Contents
サポカー補助金ってまだあるの

サポカー補助金制度は2021年に終了しています。
サポカー補助金とは
2020年3月から開始された、令和3年度中に満65歳以上となる運転手に対する補助金制度。
安全運転サポート車を購入する際に受けられる補助金制度で、新車・中古車ともに対象となっています。
安全サポート車は、衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い急発進等抑制装置が搭載された車の事をいいます。
補助金の対象は
- 上記のような安全技術が搭載されている車(新車・中古車)の購入金額の補助
- ペダル踏み間違い急発進抑制装置の後付け導入補助
の2種類がありました。
車両購入補助金額は以下のとおりです。
| 新車(※1※2搭載) | 中古車(※1※2搭載) | 新車(※1のみ搭載) | 中古車(※1のみ搭載) | |
| 普通車 | 10万円 | 4万円 | 6万円 | 2万円 |
| 軽自動車 | 7万円 | 3万円 |
※1衝突被害軽減ブレーキ機能
※2ペダル踏み間違い急発進抑制装置機能
ココがポイント
後付け補助装置の補助金は、
ペダル踏み間違い急発進抑制装置機能(障害物検知機能付)等→4万円
ペダル踏み間違い急発進抑制装置機能→2万円
の補助があります。
サポカー補助金は、高齢者による交通事故を防ぐ目的として作られた制度です。
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ココに注意
2019年に池袋で起きた高齢者による多重衝突事故もありました。
警察庁資料では、高齢者のペダルの踏み間違えによる事故は75歳未満が全体の0.5%に比べて75歳以上は7.0%と多いことがわかります。
高齢運転者による交通事故防止策の一つとして、このサポカー補助金制度があったのですね。
安全技術が多く装備されている車は、その分補助金がもらえるという魅力的な制度でした。
しかし、2021年11月に終了してしまいました。
なぜ、サポカー補助金は終了したのか

サポカー補助金が終了した原因はいくつかあります。
- 予算が制限されて早めに終了
- 政府の方針の転換
- 目的を達成した
これらが原因となり、サポカー補助金が終了したと考えられます。
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予算は1098億円として政策を進めていましたが2021年11月に上限に達し、終了となりました。
また電気自動車の普及やさらなる安全装備などの技術革新に力を入れていくことで、その財源の確保が必要となります。
財源の配分を見直すことも補助金制度の終了につながる理由の一つだと考えます。
国は今、電気自動車の普及に力を入れていますね。
また実際に、サポカー補助金が始まったことで安全技術搭載の車を高齢者が意識して購入する流れがつくられました。
それにより交通事故の減少がみられたことで、サポカー補助金の目的が実現されたことも終了の理由の一つになっています。
ただサポカー補助金を申請する人は少なかったことで予想以上に浸透しなかったのも早めの終了につながっていると考えます。
理由として、
- 車を買い替えるほどの計画がすぐにできないこと
- 補助金が2〜4万円で後付け装置をつける人も少ないこと
があります。
また、販売店で後付け装置の購入を促すことが高齢者扱いにつながり、トラブルを招く可能性があることで積極的に販売できない声もありました。
補助金額に対して利用者側の負担が大きいように感じますね。
高齢者による交通事故は度々メディアでも報道されており、社会問題にもなっています。
高齢者向けの講習を受けられるところもありますね。
高齢者講習を受けることやサポカーに買い替えて運転を続けられることで救われる人も多くいます。
一度立ち止まって自分の運転を見直し、このような講習を受けてみることが事故防止につながりますね。
またサポカー補助金があった2020年と今の車を比較すると、充実した先進安全装備が設置されています。
サポカー補助金はなくても、事故を起こさないためにサポカーに乗り換えることはとても重要です。
ココがおすすめ
サポカー補助金はなくても、自治体によっては補助金制度があるところもありますよ。
EVなどの環境性能が高い車に対する補助金制度が充実しています。
お住まいの地域で行っている補助金制度を調べると良いですね。
サポカー限定免許とは

2022年5月13日に創設されたサポカー限定免許をご存知でしょうか。
これは高齢者に免許の自主返納以外にも安全な運転が続けられる選択肢の一つして作られたもので、
ココがポイント
サポカー(=衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い時加速抑制装置が搭載された車)のみ運転できる運転免許制度です。
このサポカー限定免許に更新するためには、乗っている車をサポカーにする必要があります。
免許返納かどちらかを選択するときに車の買い替えはハードルが高いですよね。
運転免許更新時以外でも、運転者本人が申請することでサポートカー限定免許に移行することができます。
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近年、先進安全技術搭載車は一般的になっているほど普及しています。
2025年12月から自動ブレーキが義務化になるため、さらに普及率は上がっていきます。
既存車に後付けする義務はないため、自動ブレーキ機能がない場合は引き続き注意して運転する必要がありますね。
高齢者の運転に対して不安に思うのは、本人だけでなく周囲も同様です。
私の父も高齢ですが、運転を未だにしています。
田舎なのもあり、車がないと日常生活がかなり不便になってしまうため仕方がないこともわかります。
若い頃と比べて運転が荒くなったなと感じる部分も多くあり心配する日々です。
長年の経験やプライドなのか運転に対する指摘を受け入れてくれないのが現実なんですよね。
身内から言われるのが余計に腹が立つのか、運転の話はなかなか聞き入れてくれません。
高齢者講習を受け、運転に問題がなければサポカー限定免許の取得も安心材料と考えられます。
運転できればそれに越したことはないのですが、事故を起こしてからは遅いのです。
あまりに危険なら第三者を含めて説得することや、車がなくても宅配や公共交通機関の割引を紹介するなどが方法の一つですね。
2025年最新車購入時に申請できる補助金はコレ


2025年現在、車購入時に受けられる補助金を紹介します。
クリーンエネルギー自動車(CEV)導入促進補助金
EV(電気自動車)やPHV(プラグインハイブリッド)、FCVのような環境に配慮した車(=CEV)を購入するときに受けられます。
ココに注意
新車購入のみ申請が可能
また、車両登録日から1か月以内に申請する必要があるため注意が必要です。
日産サクラやトヨタプリウスZなどがこれらに当てはまりますね。
補助金額は
- EV:上限85万円
- 軽EV:上限55万円
- PHV:上限55万円
- FCV:255万円
となっています。
CEVへの補助金は自治体でも受けられるところがあります。
条件は各自治体によって異なるため確認が必要です。
詳しく紹介している動画がありますので参考にどうぞ
また、環境性能に長けた車には減税制度もありますよ。
詳しくはこちら
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【2025年最新情報】今知りたい!電気自動車の補助金制度
続きを見る
エコカー減税は2026年4月まで延長されています。
他にもマイカーローンにも特例がありエコカーの場合、金利が安くなる優遇制度を設けている銀行もありますよ。
環境性能に優れた車への補助金、減税対策に力を入れていますね。
最新のCEVには先進安全技術も搭載されており、高齢者ドライバーも安心して運転することができます。
サポカー補助金は終了! 2025年申請できる補助金は?いつまで?:まとめ

いかがでしたでしょうか。
サポカー補助金制度は終了していますが、CEVの新車購入時には補助金が適用されます。
環境性能も良く、安全性も高いCEVへの補助金は高齢者だけでなく幅広い年齢の方も利用できることが魅力的に感じますよね。
年齢問わず受けられる補助金は、サポカー補助金より助かるという人もいるのではないでしょうか。
CEV補助金は毎年、条件や補助金額が異なるため申請前に確認が必要です。
予算も限りがあるため、申請しても補助金を受けられないことがある可能性もありますよ。
お得に新車を買える補助金制度、利用したいですね。
是非参考にしてみてください。