
その疑問にお答えします。
車に乗ったまま洗車ができる、便利なドライブスルー洗車。
ワンコインでできるところも多いので利用する人も多くいますよね。
手軽に洗車ができるメリットがある反面、デメリットもあります。

そんな声を聞いたことがありませんか。
私もそれが怖くて洗車機に入ることを躊躇してしまいます。
愛車に傷が付いたら気持ちも落ち込みますよね。

という人はぜひ読んでいただきたい記事です。
ドライブスルー洗車でなぜ傷がついてしまうのか、それが判明すれば対策ができます。
ここではドライブスルー洗車で傷が付く原因とその対策について調べてみました。
最近は進化して、繊細かつダイナミックに洗い上げる最新のドライブスルー洗車もありますよ。
最新のドライブスルー洗車機についても紹介していきますね。
ドライブスルー洗車とは

ドライブスルー洗車とは、車内に乗ったまま自動で洗車ができる門型の機械を使ったサービスです。
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支払いから洗車まで乗車しながらできる便利さと、5分程度で済ませられる手軽さが人気となっています。
設置場所は主にガソリンスタンドやカー用品店、コイン洗車場などがありますよ。
私は給油のついでにドライブスルー洗車をすることが多いですね。
使い方の流れは、
コース選択→支払い→洗車機に車を入れる→洗車機から拭き上げ場所に移動
となります。
ドライブスルー洗車の使い方
まず、コース選択をします。
水洗い
水だけで洗車するコースです。
花粉や軽度の砂、ほこりなど大まかに汚れを取るときにおすすめです。
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セラミックコーティングやガラスコーティングの車であれば水洗いでも汚れが落ちやすいですよ。
洗剤を使用しないため、ボディへの負担が軽減されることがメリットですね。
また、価格が最も安いところも魅力的です。
価格は100〜400円位でできますよ。
シャンプー
最も人気のあるコースがシャンプー洗車です。
水では落ちない汚れや泥、油性系の汚れに効果的です。
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ブラシの適切な力加減で洗車してくれるので、手洗いよりボディの塗装への負担が軽減できます。
手洗いで鳥の糞を取ろうとしたとき力加減がうまくできず、細かな傷ができた経験があります。
また、マンション住まいの人など洗車ができないという人にも手軽に洗車ができて魅力的ですね。

価格は300〜500円で、所要時間も水洗いとほぼ変わらないですね。
ココに注意
洗剤のすすぎ残しがシミになることがあります。
洗車後はすすぎ残しがないように細部まで確認しましょう。
ワックス
上記のシャンプー洗車をした後、ボディ全体にワックスを塗布するコースです。
汚れを付きにくくし、紫外線防止効果や光沢を出してくれるメリットがあります。
価格は500〜700円で、持ちは7〜10日程度です。
シャンプーに+2〜300円でコーティングできますが、自動が故にムラがあることも。
撥水
シャンプー洗車をした後、撥水効果のあるシリコン樹脂系のコーティング剤を塗布するコースです。
所要時間は10分程度で、価格は800〜1500円です。
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ボディコーティングは通常1万円程度かかりますが、ドライブスルー洗車の撥水コーティングは10分の1程度。
時間も早く、価格も安いことから選ばれる人も多くいます。
持ちが良く、1週間から1ヶ月程度とワックスよりも持続することがわかりますね。
また、撥水することで水シミができにくくなるメリットもあります。
それぞれメリットとデメリットがありますので、ライフスタイルに合わせたコース選択が重要です。
ドライブスルー洗車で傷がつくって本当

ドライブスルー洗車において最も心配されることが傷です。
ドライブスルー洗車を選ばない人の理由で、傷の心配が最も多いという調査結果もあります。
実際にドライブスルー洗車で傷が付いたという人も少なくありません。
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では、なぜドライブスルー洗車で傷が付くのでしょうか。原因と対策をみていきましょう。
洗車機で車体に傷がつく原因
ドライブスルー洗車で傷が付く原因は以下のとおりです。
- ブラシに砂が付着していた
- 車体に砂が付いたまま洗車した
- 洗車ブラシがナイロンやプラスチックだった
- 洗車機に自分の車が合っていない
近年の洗車機に使われているブラシは布やスポンジ、ゴム製のものが大半です。
1962年に洗車機が登場したとき、ブラシはプラスチック製でした。
プラスチックブラシは毛が硬いため、傷が付く恐れがあったのですね。
ブラシの形状のような、円状の傷ができたという人もいました
今ではスポンジや布製などの柔らかな素材が使われているため、ブラシによる傷が付きにくくなっていますよ。
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また、ブラシ自体に砂やゴミなどが付いたまま洗ったことで傷ができたという人もいます。
プラスチックやナイロン製のブラシには砂などの汚れが付きやすかったこともこの原因と考えます。
今では柔らかいブラシが主流なのでこの心配も少なくなっています。
ただし、前の車が洗車機で並んでいる場合、前にいる車の汚れ具合を確認するのも重要ですね。
洗車機を使う前にブラシの汚れを見ることや、洗車機が古い感じかどうかもチェックすると良いでしょう。
傷がつかないための対策
では、傷がつかないようにするためにはどのようにすれば良いのでしょうか。
洗車機で傷が付く理由として、多いのが予洗いが足りないことです。

車体に砂や汚れが付いたままドライブスルー洗車を利用し、それが車体に擦り付けられて傷になってしまうのです。
つまり、予洗いをしっかりすれば洗車機の傷リスクも下げられるということです。
予洗いはどうすれば良いのか
ガソリンスタンドには予洗い場所があり、予洗い用のブラシや洗剤が設置されています。
ドライブスルー洗車が並んでいる場合、ここで予洗いすると効率が良いですね。
また予洗いは洗車機では洗えない細かいところも洗えるため、仕上がりが一層きれいになるメリットもあります。
手洗いだけでなく洗車機の水洗いモードをすることも有効的。
ココがポイント
洗車機によっては、洗車前に高圧洗浄で砂などの汚れを落としてくれる機能があるものもあります。
ただ、手洗いより洗い残しが起きてしまうことから予洗いは手で行うことをおすすめします。
洗車機前の予洗い方法を紹介する動画がありますので参考にどうぞ
ほかにも、洗車機に対応する車かどうかを確認することが大切です。
理由は、適合しないと機械に車体の一部が接触して傷が付く可能性があるのです。
洗車機の前に注意事項(サイズ制限)が掲示されていますので、適合しているかどうか確認しておきましょう。
おすすめの洗車セットを紹介する記事がありますので参考にどうぞ
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失敗しないおすすめ洗車セット3選!!使い方動画も紹介します
続きを見る
最先端のドライブスルー洗車はこれ


そんな人におすすめの情報を紹介していきます。
純洗ハイグレード ワイド
EneJet大府(愛知県)に設置しています。
水にナノレベルの超極小の気泡(ファインバブル)を取り込んでおり、こびりついた汚れを浮かして落とす効果が期待できます。
また、すすぎ洗いには純水を使用しています。
純水にすることで、水道水中に含まれる不純物がないことから、洗車後のボディやガラスへの水シミが軽減されます。
水シミがつきにくいことで拭き上げが楽になり、結果時短につながるメリットもあります。
仕上がりがツヤツヤで良いという口コミもありましたよ。
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ブラシは超静音ブラシのラッフルブラシを採用しています。
これは従来のスポンジブラシよりブラッシング音が10dB以上低減されており、ソフトに洗ってくれるんですね。
そして間口が2600mmと広くなっており、幅広い車種にも対応可能なドライブスルー洗車なのです。
極美(KIWAMI)
間口が2600mmと広く、幅広い車種の洗車が可能となっています。
ソフトブラシ洗浄と、ノーブラシ洗浄(高圧洗浄)の2種類が選択可能。
ソフトブラシ洗浄
布とスポンジ素材を合わせた新素材ブラシを採用しており、洗浄力は強く、静音性が高い魅力的なブラシとなっています。
3本洗浄ブラシでボリュームも十分あり、トルクモーターとポジションセンターでブラシの動きも細かく動いてくれます。
洗い残しがないよう満遍なく隅々まで洗ってくれますよ。
ノーブラシ洗浄
高圧洗浄は多軸センサーで車形を読み取り、トップに有る8個のノズルが車形に沿って洗います。
また左右計12個のノズルが車両側面、窓ガラス、ホイール、タイヤと全体の汚れをしっかり取り除きます。
そして他にはないストローク長で可動してくれるサイドドライヤーも装備。
軽自動車から1ボックスカーまで幅広い車の洗車→乾燥まで仕上げてくれる、画期的な洗車機ですね。
実際に極美を使用している動画がありますので参考にどうぞ
ブラシの大きさと適度な力加減が動画でも見受けられて安心感があります。
岐阜県海津市に最大級の洗車場があり、この極美が5台設置されています。
雅
雅は最新の洗浄システムとコーティングに特化した洗車機です。
天井にあるノズルが昇降しながら車体の汚れを吹き飛ばしてくれます。
頑固な汚れもノズルが近づいて洗浄することで洗浄力が格段に上がっていますよ。
そして、ブラシは水を含みやすい形状になっており、ボディへの負担が軽減され傷がつきにくくなっています。
黄砂や花粉など油性の汚れも徹底的に落とし、撥水性の高いガラス系コーティングでツヤ感のあるボディに仕上げてくれますよ。
Dr.Driveセルフ京都南インターSSや、名古屋市北区のセルフR41楠店に設置されています。
【解明】ドライブスルー洗車で傷がつく原因はコレ!!対策方法も紹介:まとめ

いかがでしたでしょうか。
ドライブスルー洗車で傷がつくというのは、ドライブスルー洗車の機械が古い場合に考えられるということです。
近年のドライブスルー洗車は進化しており、ボディに傷がつかないような作りになっているのですね。
ただし、洗車機が古いタイプであったり、ブラシの素材がプラスチックのような硬いものであったりすると危険性は高まります。
また、ボディが汚れたまま洗車機に入るとブラシでこすりつけている状態になって傷がつく恐れがあります。
手洗いや洗車機の水洗いモードなどの予洗いをした上で、洗車をするのが安心ですね。
最先端のドライブスルー洗車は、ボディに傷をつけないようにブラシの素材や力加減など優しくかつパワフルに洗うよう工夫されています。
ドライブスルー洗車を敬遠していた人も興味が湧いてくるのではないでしょうか。
ドライブスルー洗車機やドライブスルー洗車場を事前にリサーチしておくと良いですね。
傷がつくリスクを避けたい方はプロに洗車依頼するのも良いでしょう。
是非参考にしてみてください。