その疑問にお答えします。
マツダのロードスターは2シーターのオープンカー。
軽い走りが特徴で、スポーツカーならではのキビキビとした走りも魅力的ですね。
今では少なくなっているMTがベースとしてありますので、より走りを楽しみたい方にとってメリットです。
オープンカーって昔から憧れのある車なんですよね。
その時の風や光を直接感じることができ、たまらない爽快感があるものです。
1989年に登場して以来、長く愛されているロードスター。
オーナーズクラブもあるほど、ロードスター愛好者も多くいます。
そんな人にロードスターを買うときの値引きポイントを紹介します。
ココがポイント
2025年新型ロードスターが登場するという情報も。
この新型ロードスターは、史上最高の高級感たっぷりなデザインだと話題になっていますよ。
ここでは、ロードスターの値引き情報やポイント、最新の新型ロードスターの情報をお届けします。
Contents
ロードスターの値引きは
ロードスターは指名買いもあるほど、人気の高い車です。
つまり、ディーラー側もあまり値引きしなくても売れる車なんですね。
正直、車両本体価格からの値引きはあまり期待できないといえるでしょう。
ただ、オプションや下取りありで交渉すれば、値引きも期待できるかもしれません。
値引き相場は、本体車両価格が5〜15万円、オプション値引き10〜15万円となっています。
グレードによっては値引きがなかったという人もいるようですね。
原因としては人気だけでなく、競合車が少ないことも挙げられます。
そもそも国内に2シーターのオープンカーってないんです。
そんな値引きの渋いロードスターですが、以下のポイントを抑えて値引き交渉をしてみましょう。
ロードスターの競合車は
他のオープン2シーターモデルは、メルセデスベンツのSLKやBMW Z3、フェラーリ F355スパイダーがあります。
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ですので、競合車として挙げられるのはトヨタGR86、スバルBRZ、ホンダシビックが良いでしょう。
同じ走りに特化したスポーツカーとして競合車にあげていきます。
これらも指名買いが多い人気車種なこともあり、特にここと比べても、と考える営業マンもいます。
ただ、
というセリフは、値引きを引き出せるポイントでもありますね。
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ロードスター同士で比較する
現行の4代目ロードスターは、2024年1月中旬にマイナーチェンジしたばかり。
つまり、新しいモデルなので値引きも渋いといえます。
上記の通り、競合車種が少ないので同じロードスター同士で比較するのも有効的です。
マツダには、オートザムというサブディーラーがあります。
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ココがポイント
オートザムはマツダ以外にも違うメーカーの車を取り扱う地域の車販売会社
オートザムは元々マツダの軽自動車を取り扱っていましたが、今はマツダ全車種を取り扱っています。
また、オートザムには他のメーカーの車種も取り扱っています。
このような販売店は、同じ車種でもディーラーと売価が異なることもあります。
なので、同じロードスター同士の価格交渉に使えるということになります。
オプションや下取りありで交渉する
後付け可能のディーラーオプションは、ディーラーの利益になるところなので値引きしやすいポイント。
さらに詳しく
ナビやフロアマット、シートカバーエアロパーツなどがあります。
ただ、たくさん付ける=大幅値引きというわけではありません。
目安として、ディーラーオプションの値引き相場は10〜20%です。
ココに注意
また、オプション値引きはできないけど工賃をサービスしてくれることもあります。
あまり高い期待はせず、欲しいオプションだけを選択して値引きしてくれたらラッキーという程度でしょう。
新車購入時、今乗っている車を下取りに出すのも有効的です。
ディーラーによっては、下取り価格を低く見積もるところもあります。
ココに注意
下取り40万+本体価格10万値引き=50万円の値引きに見せかける
中古車販売店に下取りを出してみて、下取り価格を比較すると損することもないですね。
ただ、再度言いますが、ロードスターの場合値引きが渋い。
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ですので、下取り価格を頑張ってくれて値引き額を多くしてくれる営業マンもいます。
一概に下取りは損ということもないんですね。
見積もりの際には下取りありで交渉してみるのも良いでしょう。
下取りの見積もりで注意するべきポイントを紹介する記事はこちら
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ライズの値引きは相場はいくら??平均額と値引き交渉のポイントは
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中古車を見てみる
そんな人は中古車のロードスターを探してみるのもありですよ。
ロードスターは競合車も少なく、同じ2シーターのオープンカーの中でも価格が安い車種。
またロードスターは国内外でも人気が高いのでリセールが高いクルマです。
なので、売る前提でロードスターに乗っている人もいますね。
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マイナーチェンジしたモデルが出て間もないこともポイント。
旧モデルからの乗り換えで状態の良い中古車も在庫がある可能性が高いです。
また、ロードスターは特別仕様車や周年記念車など限定車が発売しているのでレアなモデルをゲットできるかも。
中古車を買うときに注意すべきポイントを紹介している記事はこちら
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ロードスターのグレードは
ロードスターは、5つのグレードに分かれています。
- S
- S Special Package
- S Leather Package
- S Leather Package V Selection
- RS
この5つがロードスターのグレードになっています。
また、特別仕様車の35周年記念車、モータースポーツベース車のNR-Aがあります。
ロードスターの基本スペック
全長 | 3915mm |
全幅 | 1735mm |
全高 | 1235mm |
重さ | 1010〜1070kg |
燃費 | 16.8km〜17.2/L |
モーター最大トルク | 152Nm |
最高出力 | 136ps |
エンジン | 1500ccNAエンジン |
価格 | 289万8500円〜367万9500円 |
S、S Special Package、S Leather Package、S Leather Package V Selectionは6AT選択が可能。
2シーターのオープンカーでスポーツカーのような軽快な走りが楽しめることが魅力ですね。
ロードスターはフロントの両端が盛り上がっているようなデザインになります。
これは、運転席から車幅感覚が掴みやすいように設計されているのです。
2024年の改良では、ロードスターのデザインはほぼ変わらず、安全性能などの装備が大幅に変わりました。
ロードスターのデザインもかなり人気のポイントなのでなるべく変えないで欲しいと願う人も多いですね。
S
ベースグレードとなるSでは、リアスタビライザーやオープンデフが付いていません。
これによって、他グレードよりも車体が軽量なのが特徴。
車体が軽いことで速い加速など、軽やかな走りになっていますね。
長距離より、街乗りでロードスターに乗って軽やかに走りたいという人におすすめですね。
安価グレードというよりも、他のグレードど走りの感じ方が違うので好みで選ぶのが良いですね。
S Special Package
このグレードはSよりも装備が多く付いています。
- リアスタビライザーやオープンデフが追加
- フルオートエアコン
- 7インチWVGAセンターディスプレイ&コマンダーコントロール
- アドバンストキーレスエントリーシステム
などが搭載。
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他の内装や装備はSグレードと同等になっています。
- アダプティブ・LED・ヘッドライト
- シートヒーター
- 地上デジタルTVチューナー(フルセグ)
がオプションで追加可能です。
充実した装備があるにも関わらず、リーズナブルな価格なので一番人気の高いグレードです。
S Leather Package
このグレードは、内装にブラックのレザーが使われており、高級感がプラスされています。
他にもドアトリムやインパネ、センターコンソールボックスに合成皮革が使われています。
ホイールにはブラックメタリック塗装加飾。
シートヒーターやボ―ズサウンドシステム+9スピーカーも搭載され、贅沢な室内空間になっていますね。
S Leather Package V Selection
2024年のマイナーチェンジで新登場したグレード。
オープンカーのソフトトップ部分にベージュカラーを採用。
シートや合成皮革ドアトリム、ナッパレザーシートなどのカラーにスポーツタンを使用しています。
外内装や乗り心地などを紹介する動画はこちら
海外のオープンカーのような斬新で上質な雰囲気の仕様になっています。
RS
ロードスターの最上級グレードであるRS。
RSには
- 大型ブレーキローター
- ビルシュタイン製ダンパー
- フロントサスタワー
- インダクションサウンドエンハンサー
が装備されることで、
ステアリングの操作性やアクセル、ブレーキの反応が早くメリハリのある走りが味わえます。
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スポーツ走行ならではのチューニングが施され、加速の気持ちよさもありますね。
またMTはシフトフィールが気持ち良いという声も多くあります。
シートには海外のスポーツカーにも使われている、レカロ社製のシートを起用。
高級人工皮革アルカンターラ上質なナッパレザーが使われています。
アルカンターラはテスラやランボルギーニのシートにも使われていますよ
内装はS Leather Packageと同じになっています。
NR-A
このグレードは、走りに特化したスポーツモデルで、装備<走行性能の作りになっています。
サーキットで走り込むには絶対に必要な、大径ブレーキローターと大容量ラジエーター。
強化されたLSD(トルクセンシング式スーパーLSD)搭載で直進安定性+旋回性バランスが抜群。
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ビルシュタイン社製ダンパーは車高調整機能付なので、他モデルよりローダウンが可能。
エンジンルームの剛性アップのためフロントサスタワーバーが装備され、安定したハンドリングにつながっています。
ドライブシャフト強化やデフケースに空冷フィン装備など、サーキット走行のための装備が充実しています。
実際にNR-Aでサーキット走行する動画がありますので参考にどうぞ
走破性と安全性が感じられ、純粋にサーキット走行を楽しめるモデルだと感じます。
RFとは
ロードスターにはソフトトップとRFの2種類があります。
- ソフトトップ→キャンバス製の幌で手動式のルーフ
- RF→3分割になっている金属製の電動格納式ルーフ
また、ソフトトップは1.5リッターエンジンで、RFはSKYACTIV-G 2.0エンジンが搭載。
大きさはRFはソフトトップよりも全高+10mmの1245mm、質量が+100〜200kgほど増えて1100〜1300kgとなっています。
エンジンの大きさと金属製のルーフが原因ですね。
RFはS、VS、RS、35周年記念車のグレードから選択可能。
価格は379万6100円〜438万2400円となっています。
RFのメリット
RFの高出力エンジンは加速力があり、ペダルのレスポンスも良くなっています。
坂道でも十分なパワーがあります
ワインディングでの運転でもパワー不足を感じにくいですね。
また、金属製のルーフが車内の静粛性をアップさせ、長期間ドライブの疲れ軽減に役立ちます。
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高速道路の走行時などは特に、静粛性が重要になってきますよね。
車体の重さがあることで安定した走行につながり、車体の揺れ軽減につながります。
2025年2月に登場、35周年記念車とは
ロードスター35周年を記念して、RFと合わせて生産台数1000台の限定特別仕様車が登場。
- ソフトトップとリトラクタブルハードトップの2タイプ展開
- 特別塗装色アーティザンレッド
- 内装カラーにスポーツタンを採用
- ヘッドレストにエンボス加工35周年記念ロゴ刻印
- エアコンのルーバー加飾、ドアパネル上部など装色に合わせたカラーリング
- 高輝度塗装17インチアルミホイール
細かいところではステアリングやシフトノブ、パーキングブレーキレバーにスポーツタンカラーのステッチがあります。
運転席側のドア開口部にエンブレムがあります。
シリアルナンバーが刻まれるので、世界に1つしかない自分だけのロードスターが手に入りますよ。
ココがポイント
ブラック✕スポーツタンの内装カラーと、熟成された赤ワインのような深い赤のボディカラーが高雅な雰囲気です。
代表カラーであるクラシックレッドより、渋みのあるダークレッド。
クラシックレッドが派手でちょっと気が引ける人は、こちらのカラーが良いのではないでしょうか。
2024年12月25日から予約開始となり、注文受付期間は2025年3月3日までとなっています。
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完全受注生産になりますので、欲しい人は必ず注文してくださいね。
ベースモデルはS Leather Package V Selectionです。
35周年記念車の価格
6段MT | 375万3200円 |
RF6段MT | 435万4900円 |
RF6段AT | 438万2400円 |
特別感のあるモデルですが、実用的に考えるとスポーツタンのカラーは汚れが目立つかなと考えます。
また、この特別色であるアーティザンレッドは、CX-80でも選択できるカラーです。
今後他の車種への採用やロードスターの標準色になる可能性もあるので、そうなると希少性は薄くなります。
限定車デザインの魅力も十分にありますが、大きな買い物ですので冷静な判断も必要になりますね。
平成レトロ感爆発!人気再燃のロードスターって何円値引きできる?!:まとめ
いかがでしたでしょうか。
長い歴史と根強い人気のあるロードスターは、改良し進化しながらもデザインは残すこだわりが感じられます。
MT車がなくなりつつある世の中で、MTモデルがメインなのもファンにとっては嬉しいですよね。
長く愛されているロードスターのデザインに先進安全技術を搭載した新型ロードスター。
中高年層のニーズが高いロードスターですが、近年20〜30代の需要も高いとのこと。
先進安全装備の安心感と、唯一無二のデザインが若者に刺さっているのではと感じます。
車離れと言われている昨今、運転したいという気持ちを上げてくれるのは、デザインも大きな強みとなります。
という声にはロードスターの存在が響くのではないでしょうか。
人生のステージに合わせて、好きな車と共に生きる時間を得られた時は、喜びもひとしおですね。
ロードスターの購入をお考えの方はぜひ参考にしてみてください。