シエンタ ブラウン

トヨタの低床ミニバン『シエンタ』ブラウンカラーが存在していた⁉︎

シエンタに茶色のカラーがあるって本当?

そんな疑問にお応えします。

シエンタのCMといえば、家族やたくさんの友人が乗り込んで出かけるといったシチュエーションが代表的なイメージがあります。

そんなシエンタはもちろんファミリー層やアウトドア好きな方が購入を検討することが多いのではないでしょうか。

我が家も一度レンタカーでシエンタに乗車しました。

大人2人、子供2人の4人で帰省に利用したのですが後部座席をフラットにして子供たちを寝かせることもできました。

他にもファミリーカーとしては珍しい低床タイプなので子供でも安心して乗り降りできました。

新しく車を購入するならシエンタもありだなと考えるくらい我が家では高評価な車です。

そんなシエンタにブラウンカラーがあるのはご存知でしたか。

今回はシエンタのカラーについて紹介します。

 

Contents

シエンタの歴史

まずはシエンタという車について知っていきましょう。

誕生

シエンタが誕生したのは2003年です。

トヨタから7人乗りのミニバンが登場したということで注目を浴びました。

居心地のいい車内空間が魅力的で、丸みを帯びたエクステリアも温かみがあり好評でした。

しかし、7年後の2010年に一度生産が終了しているんです。

ですが、1年経たずにマイナーモデルチェンジを果たしたシエンタが再度販売を開始するという驚きの経緯を持っています。

そして2015年に2代目シエンタ、2022年に3代目シエンタとモデルチェンジをし現在まで販売が続いています。

名前の由来

シエンタという名前はどういう意味があるのでしょうか。

シエンタは二つの言葉を組み合わせた造語になります。

それはスペイン語で7を意味する『Siete』と英語で楽しませるという意味がある『Entertain』の2つです。

意味もそのまま7人乗りを楽しむ車です。

だからこそ意味を汲み取り、みんなでわいわいとしたシチュエーションのCMが出来上がったんですね。

魅力

次にシエンタの魅力についても見ていきましょう。

①コンパクトミニバン

シエンタはトヨタが取り扱っているミニバンの中でもサイズをコンパクトにしています。

最小回転半径は5.2mなのでUターンや路地に入る際など小回りがきくのがコンパクトミニバンならではの魅力ですね。

実際に表示されているミニバンのサイズが以下になります。

シエンタ:4260×1695×1695mm

ノア:4695×1730×1925mm

アルファード:4950×1850×1950mm

実際にサイズを比較してみるとシエンタのコンパクト感がよくわかりますね。

②ラゲージスペースが広い

シエンタはコンパクトミニバンですが、大人7人が乗っても快適に過ごす事ができる車です。

そんなシエンタは後部座席を畳んでフラットにする事ができます。

3列シートの車の場合、3列目は左右の壁に折りたたむタイプが多いですが、シエンタは2列目のシート下に収納ができるためラゲージスペースをしっかり確保できます。

車自体が低床でもあるので、荷物の出し入れが楽にできるのも良いですね。

シートアレンジも豊富ですからどんな大きさの荷物にもほぼ対応できそうです。

出典引用:トヨタ

③利便性の高い機能や装備

新型のシエンタには魅力的な装備があります。

充電用USB端子

スマートフォンの充電ができるのは大体の車が前列のみではないでしょうか。

後部座席でも充電ができる様にとコンソールボックスが売られています。

もちろん探すと170系シエンタ用のコンソールボックスもあります。

ですが、新型シエンタには運転席シートの後ろ側に充電用USB端子(type-C)が2つ搭載されているんです。

出典引用:トヨタ

画像を見てもわかるようにポケットも備わっているので充電中のスマートフォンの置き場所に困る事もありませんよ。

小学生以上のお子さんがいる家庭では1人1台は持っているであろうスマートフォンですからこれは現代に寄り添った装備ですね。

アクセサリーコンセント

AC100V・1500Wまで対応できるコンセントがインパネ部分とラゲージデッキの左側の2箇所に設置されています。

ガソリンを電気に変換して利用するので車の充電は必要ありません。

ガソリン満タンで消費電力が400Wくらいの場合には約5.5日間使用ができます。

災害時はもちろんですが、アウトドアでも利用できそうですね。

スマートエントリー(予約ロック付き)

スマートキーが利用できる車のほとんどがワンタッチスイッチで解除やスライドドアのオープンができますよね。

開ける時には便利ですが、スライドドアが閉まりきらないとロックがかけられないのは急いでいる時にはストレスではありませんか。

そんな時にあって嬉しい機能が予約ロックです。

これはスライドドアの自動クローズ中にフロントドアのセンサーに触れることでクローズ後の施錠を予約する機能なんです。

これがあればスライドドアが自動で閉まるまで待って施錠する煩わしさから解放されます。

天候の悪い日や急いでいる際にはかなりありがたい機能ですね。

④優れた走行性と安全性

シエンタのハイブリッド車は2021年のトヨタ自動車調べにおいてミニバンではトップの低燃費を誇っています。

数年経った今でもトップレベルであることは間違いないでしょう。

また、高速道路など長距離の移動時にはクルーズコントロールを使用する事で一定の速度で走行してくれるので運転の負担を軽減できます。

トヨタはCMでも宣伝している様に安全性にも長けています。

シエンタにはオプションも含めて多くの安全性能を搭載しています。

  • トヨタチームメイト
  • Toyota Safety Sense
  • セーフティ・サポートカーS(ワイド)
  • JNCAP総合評価

JNCAPとは

様々な実験を通じて車の安全性を試験し、評価、分析をする機関のこと

  • プリクラッシュセーフティ
  • ロードサインアシスト
  • プロアクティブドライビングアシスト
  • 発進遅れ告知機能
  • レーダークルーズコントロール
  • レーントレーシングアシスト
  • レーンディパーチャーアラート
  • アダプタティブハイビームシステム
  • オートマチックハイビーム
  • パーキングサポートブレーキ
  • パノラミックビューモニター
  • バックガイドモニター
  • バックモニタークリーナー
  • ドライブスタートコントロール
  • プラスサポート用スマートキー
  • ドライバー異常時対応システム
  • ブラインドスポットモニター
  • ドライブレコーダー
  • コンライト
  • 緊急ブレーキシグナル
  • ヒルスタートアシストコントロール
  • SRSエアバッグ+サイド、SRSカーテンシールドエアバッグ
  • 全方位コンパティビリティボディ構造
  • 歩行者傷害軽減ボディ
  • 汎用ISOFIX対応チャイルドシート固定専用バー+トップテザーアンカー

もちろん中にはオプションもありますが、シエンタだけでこれだけの安全性能を搭載されているのはすごい事です。

チャイルドシートってベルト固定だけではぐらつく場合がありますが、固定専用バーがあるのは子育て世代にはありがたいですよね。

私が個人的に感動したのは後部座席にもエアバッグがある事です。

子供が乗るとしたら後部座席が多いですから横からの衝撃を守ってもらえるのは親として安心材料になります。

 

新型シエンタのカラー展開

シエンタの歴史や魅力について再確認できましたね。

では現行販売されているシエンタのカラー展開はどうなっているのでしょうか。

ボディカラー

新型シエンタは全部で9種類のボディカラータイプがあります。

  • ホワイトパールクリスタルシャイン
  • ダークグレー
  • ブラック
  • スカーレットメタリック
  • ベージュ
  • アーバンカーキ
  • グレイッシュブルー
  • ダークグレー×スカーレットメタリック
  • ダークグレー×グレイッシュブルー

下の2つはツートンカラーになっていて一段とオシャレさが増しているカラーです。

  • ホワイトパールクリスタルシャイン
  • スカーレットメタリック
  • ダークグレー×スカーレットメタリック
  • ダークグレー×グレイッシュブルー

こちらの4つのカラーはオプションになっているのでプラス料金がかかります。

内装

運転や乗車していて一番見るのが内装ですよね。

気に入ったカラーの内装であれば運転も気分が上がり楽しくなりますよね。

新型シエンタでは3色の内装カラーが展開されています。

  • ブラック
  • カーキ(ファンツールパッケージ)
  • フロマージュ

カーキはZとGグレードのメーカーオプションになります。

また、フロマージュはZグレードのみで選択することができます。

フロマージュカラーは明るいカラーですからブラックやカーキよりも空間を広く魅せてくれます。

出典引用:トヨタ

画像からもふんわりとした明るい雰囲気が伝わるのではないでしょうか。

ただ、明るい色のため汚れが目立ちやすいというデメリットもありそうですね。

ちなみに新型シエンタで人気のカラーは

ベージュ

アーバンカーキ

ダークグレー

になっています。

2位のアーバンカーキはCMでも起用されたカラーですからブランドイメージカラーといったところですね。

 

シエンタのブラウンカラーはどこ?

新型のシエンタのボディ、内装共にカラー展開の中にブラウン系は見当たりませんでしたね。

では、シエンタのブラウンカラーはどこにあるのでしょうか。

一つ前のモデルにはあった⁉︎

実はシエンタのブラウンカラーは新型にないだけで、前モデル、前々モデルにはブラウンカラーがありました。

2015〜2022年モデル

  • ヴィンテージブラウンパールクリスタルシャイン
  • ブラックマイカ×ヴィンテージブラウンパールクリスタルシャイン

こちらはメーカーオプションとしてブラウンカラーを選ぶ事ができます。

ツートンカラーであるブラックマイカ×ヴィンテージブラウンパールクリスタルシャインは2018〜2019年に販売されていたモデルにのみオプションとしてありました。

ヴィンテージブラウンパールクリスタルシャインのシエンタを紹介している動画がありました。

色見本として確認してみてください。

2003〜2015年モデル

  • マルーンブラウンマイカ

こちらは標準カラーから選択する事ができました。

2011〜2015年モデルにのみ標準選択カラーとしてありました。

中古車価格はどのくらい?

紹介したシエンタのブラウン系は中古車としてどのくらいの価格なのかも見てみましょう。

マルーンブラウンマイカ

  • 年式:2015年
  • 走行距離:6.3万km
  • 修復歴:なし
  • 諸費用込み価格:77.9万円

  • 年式:2013年
  • 走行距離:6万km
  • 修復歴:なし
  • 諸費用込み価格:58万円

ヴィンテージブラウンパールクリスタルシャイン

  • 年式:2019年
  • 走行距離:1.7万km
  • 修復歴:なし
  • 諸費用込み価格:219.9万円

  • 年式:2016年
  • 走行距離:4.4万km
  • 修復歴:なし
  • 諸費用込み価格:125.6万円

ブラックマイカ×ヴィンテージブラウンパールクリスタルシャイン

  • 年式:2018年
  • 走行距離:2万km
  • 修復歴:なし
  • 諸費用込み価格:189.9万円

  • 年式:2018年
  • 走行距離:3.8万km
  • 修復歴:なし
  • 諸費用込み価格:159.9万円

マルーンブラウンマイカはやはり初代シエンタのため100万円を下回っていますね。

ヴィンテージブラウンパールクリスタルシャインやツートンカラーは10年以内のモデルですから100万円以上の価格になります。

ツートンカラーの車体はそもそもあまり市場に出回っていない様で、私が調べた中古車販売店のページには2台しかありませんでした。

 

ブラウンカラーの車のメリット

自分の好みのカラーで車のボディを選ぶ方もいれば、利便性を考えてボディカラーを決める方もいらっしゃいます。

今回は焦点を当てているブラウンカラーのメリットも見ていきましょう。

メリット

汚れが目立ちにくい

他と色がかぶる事が少ない

落ち着いた印象を与える

汚れが目立ちにくい

汚れが目立ちにくい点は定期的に洗車が難しい方には嬉しいですよね。

ブラウン系は土やほこりと普段からよく付いてしまう汚れが目立ちにくくなります。

ですが、傷は目立ってしまうので洗車傷などは付けないようにしたいですね。

他と色がかぶる事が少ない

ブラウン系はそもそもあまり取り扱われていないボディカラーなので、他の車と被りにくく他の人と差をつけられます。

ですが、万人受けカラーではないため買取価格はブラックやホワイトといった定番カラーよりは低くなります。

落ち着いた印象を与える

ブラウンといえばやはり連想するのが『木』ではないでしょうか。

木といえば癒し効果のあるものですから、気持ちを落ち着ける、安心できるという心理状態になります。

通勤で利用する事が多い場合には一息つくためにブラウンカラーを選んでみるのも良いですね。

 

知識がなくてもできる中古車の見極め方

中古車と聞くとあまりいいイメージがない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実際に昔の私も中古車と聞くとなんとなくボロくて汚れているなんてイメージを持っていました。

もちろんそういった車もないわけではありません。

ですが、最近の中古車はかなりきれいなんですよ。

ここでは中古車を購入する際に最低限の押さえて欲しいポイントを紹介します。

①走行距離

走行距離が長いものはそれだけ車を利用した証拠です。

走行距離が長いほど車の劣化が進んでいるという事です。

だからといって極端に走行距離が短い場合には転売目的やあまり乗っていないためにメンテナンスが疎かになっている場合があります。

ベストな走行距離は3〜7万キロくらいがいいでしょう。

②事故車かどうか

中古車には修理歴というものが記載されます。

これは文字通り、車の修理をしているかを確認することになります。

自らが事故を起こした場合はもちろんですが、ぶつけられた側の場合にも修復歴がつきます。

見た目がきれいだったとしても外側からの衝撃によってなにかしらの不具合が起こる場合があるからです。

車にはメンテナンスノートというものがあります。

修理した場合にはメンテナンスノートに記載があります。

中古車を選ぶときには修理歴がないものにしましょう。

③試乗ができるか

中古車店において希望の車に試乗が可能な場合があります。

実際にエンジンをかけてみないとわからない不具合があります。

試乗ができる場合には必ず試乗してブレーキの効き具合などを確認しましょう。

試乗が難しい場合にはエンジンだけはかけてもらえる様にしましょう。

エアコンなどの調子が確認できます。

④水没車ではないか

私も中古車を詳しく調べていく中で知ったのですが、水没した車も販売されている事があるそうです。

水没車かそうでないかは2つのポイントで確認ができます。

シートベルトを限界まで引っ張りシミがないか

エアコンを起動して雑巾の様な臭いがしないか

この2点で水没車かどうか確認ができます。

私も車の専門用語などには詳しくないのですが、この4つのポイントさえ押さえればハズレの中古車には当たりにくくなります。

ぜひ、中古車購入時には参考にしてみてください。

 

トヨタの低床ミニバン『シエンタ』ブラウンカラーが存在していた⁉︎:まとめ

シエンタはファミリーカーとしてもアウトドア車としても最適な車ですよね。

低床という事なので、小さいお子様のいるご家庭や乗降が難しくなってきた高齢の方にも向いているミニバンです。

ブラウンカラーは旧モデルにしかないので、購入するためには中古車販売店から探す事になります。

中古車にも良し悪しがありますからたくさん見て自分の希望にあったものを見つけて楽しいカーライフを送りましょう。
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