新型シエンタのサイズはどう変わった?気になる室内寸法を徹底解明

新型シエンタって何が変わったの?

詳しく教えて!

その疑問を解決します。

2022年8月にトヨタ「シエンタ」がフルモデルチェンジして登場しました。

シエンタはコンパクトミニバンで、小さな子どもがいるファミリー世代からシニア世代まで幅広いユーザーから支持を受けている車です。

また、「3列シートの7人乗り」と「2列シートの5人乗り」の仕様があり、多彩なシートアレンジができることも人気を集めている理由ではないでしょうか。

小回りが利いて運転のしやすいボディと、乗り降りがしやすいスライドドアは特に小さいこどもがいるママに人気です。

セカンドシートの開口部が広く、子どもの乗り降りや荷物も積めるので、送迎やお買い物にも活躍すること間違いナシです。

今回この記事では、

について紹介します。

シエンタの魅力

コンパクトミニバンとして幅広い年齢層から人気を集めているトヨタの「シエンタ」の魅力について紹介します。

では、それぞれについて見ていきましょう。

スライドドアと低床ステップ

引用元：トヨタシエンタ公式サイト

シエンタは地上から330mmの低床ステップを採用することで、子どもやご年配の方でも安心して乗り降りすることが可能です。

さらに、センターピラー下側に指のかかりやすい形状の「乗車用リアアシストグリップ」で子どもの安全な乗り降りをサポートしてくれます。

また、フロントドアのプルハンドを高い位置に配置しています。

ドアトリム自体にグリップ形状のようなデザインを採用しているので、ドアの開閉動作がスムーズに行うことが可能ですよ。

私にも子どもがいますが、小さい子どもは車の乗り降りも大変だったりしますよね

乗る人への心遣いを感じることができるデザインです。

その他にも、

が装備されています。

選べる2つのシート設定

引用元：トヨタシエンタ公式サイト

シエンタには、「3列シートの7人乗り」と「2列シートの5人乗り」の2つのシート設定を選ぶことが可能です。

7人乗りの場合は、2列目と3列目が「5：5分割シート」となります。

3列目シートは「ダイブイン機構」で、背もたれのロックを解除して前へ送り込めば2列目シートの下に格納することが可能です。

背の高い荷物でも十分に積める広い荷室空間ができますね

2列目シートには、最前へスライドさせた上で回転させながら折りたたむことができる「タンブル機構」が採用されています。

最前にスライド時のみに折りたためるロック機構付きで、3列目のスペースが確保可能ですよ。

後席をフラットにすることで、自転車や大容量の荷物を積み込みできます。

引用元：トヨタシエンタカタログ

旧型モデルでは「ファンベース」というグレードにあたり、2列目が「6：4分割シート」になります。

肩口のレバーを引き、背もたれを前方に倒すことで簡単にシートを格納できる「チルトダウン機構」です。

アウトドアや車中泊の際にも活躍できる大容量の荷物を積み込むことができますよ。

乗車人数や使用目的に合わせた多彩なシートアレンジが選べることもシエンタの魅力ですね

運転しやすいコンパクトミニバン

引用元：トヨタシエンタ公式サイト

5ナンバーサイズに収まるコンパクトなボディもシエンタの魅力のひとつです。

ミニバンでありながら、最小回転半径5.0mと非常に取り回しがしやすいクルマとなっています。

トヨタのミニバンの中でも最も回転半数が小さく、サイズ感で比較されるホンダのフリードでは最小回転半数5.2mとなっています。

また、新型シエンタはボディのサイズだけでなく、運転のしやすくなる工夫がされていることも特徴ですよ。

新型シエンタの内装・室内寸法

次は、新型シエンタのサイズをみてみましょう。

コンパクトで扱いやすい5ナンバーサイズを維持しながら、旧型シエンタと比較して全長25mm・全高20mm拡大されていることが特徴です。

室内寸法

5人乗りと7人乗りでは、室内長の数値が異なり、旧型モデルと比べても全体が大幅に拡大されています。

コンパクトはボディとはいえ、室内高1,300mmと小学校低学年位の子どもであれば立ったまま着替えることも可能です。

引用元：トヨタシエンタ公式サイト

新型シエンタの室内空間で注目したいのが、セカンドシートの居住性です。

1列目から2列目の着座間は、コンパクトミニバントップレベルの前席間距離と頭上にもゆとりあるスペースを確保しています。

それにより、チャイルドシートの取り付けや子どもの乗せ降ろしもしやすくなっています。

人はもちろん、2列目も足元にも大きめの買い物カゴを置けるほどの広いスペースで使い勝手の良い空間ですね。

ファミリーユーザーにとって、セカンドシートの居住性はとても重要なポイントではないでしょうか。

荷室寸法

5人乗り・2列シートの場合

引用元：トヨタシエンタ公式サイト

「6：4分割式シート」の2列目シートを格納することで、大空間のフラットなスペースが実現します。

自転車などの大きな荷物を積んだり、車中泊仕様にも最適ですよ。

7人乗り・3列シートの場合

引用元：トヨタシエンタ公式サイト

「5：5分割式シート」の2列目と3列目シートは、荷物に合わせたシートアレンジが可能です。

十分な高さと横幅のあるバックドアと低床なラゲージは積み下ろしもスムーズにできますよ。

新型シエンタのシートアレンジ

シエンタは多彩なシートアレンジも魅力のひとつですよね。

乗車人数や積む荷物の大きさに合わせて様々なアレンジが可能です。

旧型モデルでも人気があったファンベースの「5人乗り・2列シート車」と「7人乗り・3列シート車」の2つの仕様になります。

5人乗り・2列シート車の場合

引用元：トヨタシエンタ公式サイト

2列シートの場合は、4つのシートアレンジが可能です。

長尺物の積載に便利な「ハーフラゲージモード」や自転車も積載できる「フラットラゲージモード」があります。

7人乗り・3列シート車の場合

引用元：トヨタシエンタ公式サイト

3列シートの場合は、5つのシートアレンジができます。

「サードシートアレンジモード」は、ベビーカーを畳まずにそのまま積み込めるので、小さい子どもがいる家族におすすめです。

新型シエンタのサイズはどう変わった?気になる室内寸法を徹底解明：まとめ

今回この記事では、新型シエンタについて紹介しました。

フルモデルチェンジした新型も、旧型と同様に運転のしやすさ、使いやすさが魅力的な車ですね。

小さい子どもがいると成長に応じて車の乗り換えが必要ですが、ミニバンは大きくて苦手という方にもシエンタなら使い勝手がよいのではないでしょうか。

ぜひ、車選びの参考にしてみてくださいね。