あなたは何色の車に乗っていますか?
街中を走っている車や駐車場に停まっている車を見ると、白か黒、メタリックシルバーが多い印象ですよね。
たまに白と黒、メタリックシルバー以外の色を見るとついつい目が行ってしまいます。
ちなみに私はクリーム色というか、ベージュ系というか落ち着いた色の車に乗っています。
シエンタには白や黒などの定番カラーはもちろんですがシエンタならでは!の色もあり、どの色がいいのか迷ってしまいますよね。
ですが、赤色を買うと色褪せするなんて心配な話もちらほらと聞こえてきて、自分の欲しい色を素直に買うべきか迷ってしまう...という方も少なくないのでは?
そこでこの記事ではシエンタのカラーバリエーションはもちろん、人気のカラーや売却時に高く売れるカラー、赤色の褪せなどの心配事までカラーに関する皆さんの「知りたい!」をギュッと詰め込みました。
この記事を読んで欲しい方
シエンタを購入予定
どの色にしようか決められない
人と被らない個性的な色のシエンタに乗りたい
売却時に少しでも得をしたい
赤色が欲しいけど、色褪せするって聞くから心配…
あなたの色に関するお悩みは、この記事を読むことでサラ~ッと解決できますよ。
さあ。気分アゲアゲになるシエンタに乗る未来のために、早速読み進めていきましょう。
Contents
シエンタのカラーバリエーション
どの色にしようか悩む前に、まずはシエンタのカラーバリエーションを見ていきましょう。
新型シエンタのカラーバリエーションは下の写真の9つです。
単色カラー7色とツートンカラー2色を加えた全9色のラインナップです。
左から順に色と特徴を紹介していきましょう。
単色カラー
❶ホワイトパールクリスタルシャイン(メーカーオプション)
ホワイトパールはブラックと1,2を争う人気色です。
「主張がなく選びやすく、清潔なイメージ」や「キラキラしていて高級感がある」等、良い意見が目立ちます。
また、白色はウォータースポットが出来にくいので、カーポートなどの屋根がないおうちでもメンテナンスがしやすいという最大のメリットがあります。
ウォータースポットとは⇒塗装面に付着した水シミが悪化し、塗装面を陥没(かんぼつ)させた状態のこと。
❷ブラック
「黒は高級感がある」「引き締まってカッコよく見える」等の高級感についての意見が多く目立ちます。
街中で他社のクルマも黒を多く見かけますよね。
ただひとつ、黒は光を吸収するので真夏の炎天下では車内が熱くなりやすいため、熱中症やサンシェードなどの対策は必須となります。
❸アーバンカーキ
新型シエンタから取り入れられたNewカラーなのですがCMで使われているシエンタがこの色なので、シエンタと言えばこの色を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
あの可愛いシエンタ犬のCMを見てシエンタの購入を決めた!という人もいるくらい、印象的なCMですよね。
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オフロード感が強いカラーの為「カッコいい、頼りがいがある」の声も多く聞かれる一方、都市部などでは「無骨、街に合わない」と言った意見もあるようです。
❹ダークグレー
陰影がはっきりしていて見栄えが良く、大人っぽいと落ち着いた印象のカラー。
ですが反面、「年配の男性向け」や「落ち着きすぎている」など力強い印象が大きく、女性からの人気はイマイチのようです。
しかしカラーの人気ランキングでは4位に入っていて男性からは人気を集めているようですよ。
❺スカーレットメタリック
赤と言っても暗めなトーンで落ち着いている色見です。
抑えめながら華やかさもあり、普段乗りにも良さそう。
おしゃれでかわいい雰囲気のカラーで、シエンタが可愛く見える女性人気がとても多いカラーです。
❻ベージュ
このベージュカラーも車では珍しい色と言えるのではないでしょうか。
ほっこりとした優しい色で暖かみがあると言う意見の一方で、シエンタというスポーティな車のイメージに合わないという厳しい意見も。
「落ち着きすぎて年配者向け」や「古臭い」との意見もあり、人気ランキングでも残念な結果になってしまっています。
❼グレイッシュブルー
ややくすんだようなブルーが特徴で、この色も新型シエンタから取り入れられたNewカラーです。
珍しい色ですが、落ち着いた感じで可愛く見えて親しみが感じられる所が魅力のようです。
ツートンカラー
❽ダークグレー×グレイッシュブルー(メーカーオプション)
❾ダークグレー×スカーレットメタリック(メーカーオプション)
一見どこがツートンカラー?と思ってしまいますが、よく見てみてください。
どちらのカラーもドアミラーと車の上部がダークグレーになっています。
この2か所がダークグレーになっているので、他のカラーと比べると引き締まった印象を受けますよね。
シエンタの人気カラーランキング
さあ。シエンタのカラーバリエーション9色、皆さんはどの色が好みですか?
車を購入する際に気になるのは車の性能や安全性などはもちろんですが、やはり「色」も自分好みの方がテンションも上がりますよね。
ちなみに私の今の車の色は「クリーム色」です。
中古車なので色で選ぶというよりは、金額とか走行距離、車の状態を重視して決めました。
本当はピンクの車にずっと乗りたかったのですが、その夢叶わず…。
希望の色ではないので最初はあまりテンションも上がらなかったのだけど、ハンドルカバーをピンクにしたら外から見た時に「コリラックマ」のカラーになっていてすごく可愛い!
これで一気にテンションも上がり、とてもお気に入りのクルマになりました。
すでに走行距離も13万㎞を超えていて初年度登録から13年が経っているので税金もちょっと高いけれど、完璧にもう乗れなくなるまで乗ろうと思っているほどお気に入りです。
自動車税は初年度登録から13年が経過すると増税されるのを知っていますか?
13年経過した車の自動車税は約15%増税されます。
ですから私のような軽自動車は¥10,800⇒¥12,900
シエンタですと¥30,500⇒グレードにより重量税が変わってくるので一概には言えませんが、一番高い重量税のグレードですと¥42,800となります。
結構痛い出費ですよね。
これは私の場合に限らずだと思うのですが、やはり選ぶカラーによって気分もテンションも違いますよね。
それではシエンタを購入している方はどの色を選んでいるのか、2024年1月の最新ランキングで見ていきましょう。
新型シエンタ人気カラーランキング
🥇1位 | ブラック |
🥈2位 | ホワイトパールクリスタルシャイン |
🥉3位 | グレイッシュブルー |
4位 | スカーレットメタリック |
5位 | アーバンカーキ |
6位 | ダークグレー |
7位 | ダークグレー×グレイッシュブルー |
8位 | ダーク×スカーレットメタリック |
9位 | ベージュ |
やはり定番のブラックとホワイトパールクリスタルシャインは人気がありますね。
約6割程度の人がこの2色を選択しています。
新型シエンタになって追加されたNEWカラーの2色も上位にランクインしています。
CMのイメージが強いからか、シエンタと言えば「アーバンカーキ」と思ってしまうのは私だけでしょうか。
そのアーバンカーキも5位とまずまずの人気。
さあ。あなたはこの結果から決めることは出来ましたか?
ちょっと待ってください。
ホワイトパールクリスタルシャインは確かに人気色なのですが、ちょっと気になるお話があるんです…。
シエンタは色によって価格が違う⁉
シエンタには9色あり、皆さんの意見やそれぞれの色の特徴をお話ししました。
そして皆さんの好みはやはり、白と黒に人気が集中しているようです。
ですが、シエンタは選ぶカラーによってオプション価格があるのを知っていますか?
とビックリされた方もいるのではないでしょうか。
実は私も「色によって値段が変わるってなんで⁉」と驚いている1人です。
では気になる色によるオプション価格を見ていきましょう。
メーカーオプション料金0円のカラー
ブラック
ダーク
ベージュ
アーバンカーキ
グレイッシュブルー
メーカーオプション料金¥33,000のカラー
ホワイトパールクリスタルシャイン
スカーレットメタリック
メーカーオプション料金¥55,000のカラー
ダークグレー×グレイッシュブルー
メーカーオプション料金¥77,000のカラー
ダークグレー×スカーレットメタリック
となっており、スカーレットメタリックだけはトヨタのサブスクリプションである「KINTO」でも月額料金¥440のオプション料金がかかります。
以上のように選ぶカラーによってはオプション料金が発生してしまうのです。
ホワイトパールクリスタルシャインの人気カラーランキングが2位だったのも、このオプション料金が少なからず影響しているのではないかと思われますが、いかがでしょうか。
売却時に高く売れる色はこれ!
さて、ここまで人気のカラーと、オプション料金が発生するカラーがあると言う事を見てきました。
そろそろ何色を選ぶか、決まりましたか?
それでもまだ決めかねている方に、売却時に高く売れるカラーがあるというお話をしましょう。
売却時に高く売れるカラーは何色?
それはズバリ、白と黒の定番カラーです。
愛車を売却する時にボディーカラーによって、下取りや買取の査定額が変わるのを知っていますか?
その理由として、中古車市場での人気が影響するという背景があります。
ですからこの理由を基準に考えると、人気カラーランキングで上位だったものが売却時にも高く売れるカラーとなります。
従って白と黒を基準にシルバーが少し安くなり、黄色や赤などの個性的な色はさらに安くなる傾向にあるわけですね。
ですからシエンタの場合でも人気カラーランキング上位の白と黒が、最も高く売れるカラーとなる訳です。
なので売却時のことまで考えるなら、ベージュはちょっと考えたい色と言えますね。
ですが個性的なカラーの方が自分の好みの色だったり、テンションが上がる色であれば人生を豊かにするという面からみれば、とても大きな価値だと思います。
赤色は色褪せが心配?
とうとう色が決定しましたね。
確かに「車の赤色は色褪せる」と聞きます。
ではどうして赤色は色褪せるのか、また色褪せに対する対策はあるのかを見ていきましょう。
どうして赤は色褪せするの?
一言で言ってしまえば、クリア層へのダメージが色褪せの原因です。
各メーカーでもどんな厳しい環境下でも、鮮やかなカラーが長持ちするように工夫を凝らしています。
ですが、酸性雨・太陽光(紫外線)・雪・鳥のフン・塩分を含んだ水分など、車の塗装に影響を与える要因は様々あるのです。
一般的に車の塗装は以下の順で施されます。
1.防さび効果のある下塗り
2.発色を良くし、耐衝撃性を持つ中塗り
3.色味を付ける上塗り(ベースコート)
4.光沢感やツヤを与え、外部の環境や刺激から塗装を保護するクリア層
色褪せはこの4番目の施工である、表層部にあたるクリア層の劣化が原因で起こります。
そして赤色系の色褪せは、色を構成する化合物の結合が弱いものが多く、紫外線を吸収しやすいため最も色褪せしやすい色とされているのです。
また赤色であってもメタリック処理をしてあるものは、ソリッド系よりも色持ちは良いという話もありますが、あまり変わらないとの意見も多くあります。
シエンタの赤色の入れ替えも色褪せが原因?
旧型シエンタの赤色は、前期モデルと後期モデルでは違う赤色をしています。
それ故になのか、こんな話を耳にしたことはありませんか。
まずは、前期モデルと後期モデルの画像を比べてみましょう。
前期モデル レッドマイカメタリック
純粋な赤という感じではなく、赤の持つ派手さを抑えた柔らかい雰囲気がありませんか。
この色はどちらかと言うと、人気があまりなかったようです。
後期モデル センシュアルレッドマイカ
前期の赤に比べてワインレッドのような大人の女性のような、派手で存在感のある色味に感じられます。
ちなみにセンシュアルの意味は「官能的」だそうです。
色味から受ける印象そのものですね。
こちらのセンシュアルレッドマイカは、人気カラーランキングでも3位くらいに入る人気色だったようです。
では噂の「旧型シエンタの赤色は色褪せで入れ替えたというのは本当か?」については「確実な情報がない」というのが、答えです。
色褪せが理由であれば、トヨタ車全ての車種からレッドマイカメタリックが廃止されているはずです。
しかし未だに、ランドクルーザープラドにはこの色が使われていることを考えれば、色褪せが原因ではないと考えられるでしょう。
ですからこちらの疑問の答えは、「シエンタではレッドマイカメタリックが不人気色だったので、センシュアルレッドマイカに入れ替えた」が正解なのではないでしょうか。
色褪せに対する対策
色褪せの1番の原因、それはズバリ「紫外線」です。
ですから、色褪せ対策とは紫外線対策といっても過言ではありません。
では紫外線から車を守るにはどうしたらいいのか、いくつか対策を紹介していきます。
愛車を色褪せから守る!紫外線対策
対策その❶ コーティングをかける
紫外線をカットする効果があるボディーコーティングや紫外線吸収効果のあるコーティングをこまめにかける。
対策その❷ こまめな洗車
酸性を帯びた鳥のフンや酸性雨を長時間放置すると、化学反応を起こしてクリア層を傷つけてしまうため、こまめに洗車をする。
対策その❸ ボディーカバーで紫外線をカット
せっかく洗車やコーティングをしても紫外線や雨風にさらされては、そのこうかも落ちてしまう。
そこで、サイズや形状が合ったボディーカバーを使用するのがおすすめ。
対策その❹ カラーワックスで応急処置
クリア表皮レベルの軽度の傷みならワックスを塗り込み、艶出しをすることである程度は復活する可能性もあるので試してみては?
いろんな対策を紹介しましたが、最もベストな方法はガレージで屋内保管をしたり、カーポートで日差しを遮ることです。
ですがこの方法は難しい環境であることも多いので、こまめな手入れが色褪せを防ぐ最良の方法と言えそうですね。
シエンタの赤色褪せちょっと待った!赤色に関するお得で役立つ情報:まとめ
一昔前の車の色と言えば白がほとんどで、たまに白いボディーに木目調のラインが入っているものとかがあっただけだったように思います。
それが現代では車の色もとても豊富で、本当に迷ってしまいますよね。
個性が尊重される時代なんだな...とつくづく実感しています。
そんな中で自分の気持ちにぴったりと合う車を見つけるのはワクワクする作業でもあり、悩み多き作業でもあり…。
購入から売却までをトータル的に考えるのであれば、白や黒といった色が無難だし後悔もないのかなとは思います。
でもやっぱりお出かけ時はもちろん、用足しで乗る時だってワクワクしたいじゃないですか。
だったら自分好みの納得した色を選ぶのが、充足感という部分は十分満たされて選んだ車が自分のものである間は、豊かな時間が持てるはず。
大切な車なら、お手入れも苦にならないですよね。
この記事がそんな貴方のクルマ選びのお手伝いが出来て、お役に立てればとても嬉しく思います。