スイフトで車中泊は可能?コンパクトカーをキャンプ仕様にアレンジ

スイフトでも車中泊できるの?

キャンプ仕様にアレンジする方法を教えて!

その疑問を解決します。

運転して楽しい車の一台として必ず名前があがるのが、スズキ「スイフト」です。

優れた走行性能を持つ車となれば、ついつい遠出したくなりますよね。

スイフトはかつてラリーカーとして活躍していたこともあるので、アウトドアよりスポーティなイメージを持つ方が多いのですよね。

スポーティなスイフトは、

だとイメージされる方が多いのではないでしょうか。

ネットには「車中泊はできない」などネガティブなものが多いのも事実です。

私もスイフトにはスポーティなイメージを持っていたので、狭くてキャンプなどには不向きなのではと感じます。

近年キャンプやアウトドアの人気とともに注目されているのが車中泊です。

24時間無料で利用できる駐車場やトイレのある道の駅、手軽にアウトドアが楽しめるオートキャンプ場などが増えていることはご存じですか。

車の中で寝泊まりをする車中泊が新しい旅行の方法として人気を集めています。

車中泊なら宿泊費が浮くことや隣の部屋の人を気にせず楽しむことができ、メリットも多いです。

私も車中泊の経験がありますが、シートをフラットにした車内は意外と快適に過ごせますよ。

また、宿泊施設のような時間を気にすること無く、朝日の光によって起きれて健康的な時間を楽しむことができます。

キャンプやアウトドアなど多くの荷物を積み込めて、車中泊が可能な車と言えば、

をイメージする方がほとんどですよね。

スイフトはハッチバック型のコンパクトカーで、実用性を追求した車として広い世代に支持されている人気の車種です。

ハッチバック車はトランクのドアが跳ね上げ式に開く車の総称で、後部座席を倒すことでより多くの荷物を積むことができます。

また、車に乗ったまま荷物を取り出すことできることもハッチバック車のメリットですね。

結論から言うと、ハッチバック型コンパクトカーのスイフトでも工夫をすることで、車中泊をすることが可能です。

今回この記事では

について紹介します。

スイフトの車内は狭い?

日常の買い物やレジャーには、荷物が積みやすい広いスペースが必要ですよね。

また車中泊するにはフラットな空間の広さが重要になります。

まずは、スイフトの車内空間を確認しましょう。

スイフトの室内の広さ

引用元：スズキスイフト公式サイト

スイフトはコンパクトな車ですが、エンジンルームを最小化させることでゆとりある室内空間が実現されています。

引用元：スズキスイフト カタログ

引用元：スズキスイフト 公式サイト

広いラゲージスペースは形状やレイアウトを工夫することで、5人乗車時でも最大265Lの荷室容量を確保することが可能です。

引用元：スズキ  スイフト公式サイト

小さめのスーツケースであれば、2つ積むことができますよ。

引用元：スズキ スイフト公式サイト

リアシートは6：4分割可倒式で、収納方法は操作が簡単なシングルフォールディング式シートバックです。

片方だけ倒せば長尺物の積載が可能ですし、リアシートを全て倒すことでさらにゆとりある荷室が作れます。

大量の買い物を積みたいとき、キャンプギアなど荷物が多い時には便利に利用できますね。

スイフトで車中泊できる?

車中泊をするには、室内の広さが重要です。

室内が狭いと長時間同じ姿勢で過ごすことになり、エコノミー症候群を発症してしまう可能性があります。

快適な車中泊ができない車でも、単に寝るだけならフロントシートを倒して寝ることが可能です。

ですが、あまり動くことができないのでエコノミー症候群を発症しやすい状況になってしまいます。

車中泊をする場合は、横になったり寝返りを打てるようなスペースを確保するようにしましょう。

スイフトの車中泊用のシートアレンジ

スイフトの荷室スペースが確認できたら、次は車中泊用のシートアレンジを確認しましょう。

スイフトはコンパクトカーなので、車中泊用の車には不向きではないかとイメージされる方も多いですよね。

ですが、シートアレンジを工夫することで、スイフトでも車中泊用の車として活用することができます。

フロントシートを一番前にする方法

フロントシートを一番前の位置に配置することで、後ろの空間を広く使用することが可能です。

step
1フロントシートを一番前に出してリアシートを折りたたむことで、ラゲッジスペースとリアシートを平らな状態にします。

このとき段差が生じるので、厚めのマットなどを敷くと改善されますよ。

step
2フロントシートを前に出したことによってスペースが空くので、台やイスなどを置いて空いたスペースを埋めましょう。

空いたスペースを荷物などで埋めることでよりフラットな空間作りができます。

フロントシートを一番後ろに倒す方法

こちらは、フロントシートを一番後ろまで倒してスペースを確保する方法です。

step
1フロントシートのヘッドレストを外してシートを一番後ろまで倒します。

step
2空いたスペースには荷物などを積めて、リアシートとラゲッジスペースをできるだけフラットにします。

①のシートアレンジと比較すると足元部分に布団や毛布などで隙間を埋めることが必要です。

すこし窮屈にはなりますが、この方法なら2人での車中泊を楽しむことができますよ。

車中泊を快適にするためには、シートをよりフラットにすることが重要です。

リアシートを全部倒したときにできてしまうラゲッジスペースとの段差をなくすことで、快適に過ごすことができますよ。

この方法が一番簡単でコストをかけずにできます。

リアシートを倒す以外に、リアシートの座面を外してフロントシートを倒す方法もあるようです。

私は車中泊で宿泊費などのコストを抑えて、その分食事や買い物を楽しんでます。

宿泊施設の食事も良いですが、その土地の人気店を探して食事を楽しむ旅行もおすすめですよ。

車中泊におすすめグッズ

車中泊をするのに最低限必要なグッズを準備しておくことで、より快適に過ごすことが可能ですよ。

では、それぞれについて紹介します。

室内の凹凸や段差を埋めるマットレス

引用元：Amazon

車中泊には必須のアイテムです。

これがなくては快適な寝床を作ることができないと言っても過言ではありません。

シートアレンジでフラットな状態にしても、シートの形状によってできる凹凸や段差は睡眠時に気になるものです。

その凹凸の影響を小さくするのがマットレスの役割になります。

厚みとしては、10cm以上のしっかりと厚みがあるものを選びましょう。

凹凸が気にならなくなり、断熱性の高まりますよ。

車内のプライバシーを守るシェード・カーテン

車中泊の場合は屋外に駐車することが多いので、防犯上の理由として就寝中の車内が見えるのはあまりよくありません。

また、シェードやカーテンを取り付けることで、車外から入ってくる光を調整する役割もあります。

車内を明るくするランタン

シェードやカーテンを使うと、車内が真っ暗で光が入ってこなくなります。

車内のルームランプでは明るさが足りず、バッテリー上がりも心配です。

車のバッテリーに依存しない光源のランタンがあれば、夜の閉め切った車内でも明るさを保つことができますよ。

十分な光源があると安心して過ごせますね。

収納時に場所を取らない寝具の寝袋・シュラフ

車中泊をするためにはもちろん寝具が必要です。

ただし、車内の荷室の大きさにも限りがあるので、コンパクトに収納できるものが向いています。

収納スペースの節約を優先するのであれば、使う寝具は寝袋・シュラフがおすすめです。

忙しい毎日から抜け出して、こんなゆったりした時間を過ごしたら身体も心もリラックスできそうですね。

スイフトで車中泊は可能?コンパクトカーをキャンプ仕様にアレンジ：まとめ

今回この記事では、スイフトでキャンプ、車中泊する方法について紹介しました。

私も車中泊の経験がありますが、時間を気にせず自分のペースで旅行を楽しむことができて楽しいですよ。

必要な寝具やランタンなど準備しておけばいつでも出発できる手軽さがおすすめです。

ぜひみなさんも快適な車中泊ライフを楽しんでみてくださいね。