その疑問を解決します。
アルファードの兄弟車として販売されているヴェルファイアはクールな印象で人気ですよね。
国産ミニバンの定番として頂点ともいえるトヨタのヴェルファイアとアルファードの人気は、海外にも広がり中古車が高値で取引されています。
そんなヴェルファイアが2020年5月に、特別仕様車ヴェルファイアZ”ゴールデンアイズ”が登場しました。
車体価格が高額なヴェルファイアですが、この特別仕様車には充実した装備なのに非常にお買い得な価格設定なのも魅力のひとつです。
このゴールデンアイズは10系・20系にも設定されていて、そのたびに話題となっていました。
また、中古車市場でも人気があり、特にリセールバリューの高い車種です。
登場するたびに話題となるゴールデンアイズがなぜ人気なのか、内装や特徴が気になりますよね。
今回この記事では、
ヴェルファイアの特徴
ゴールデンアイズの特徴
ゴールデンアイズの内装や機能
について紹介します。
ヴェルファイアの特徴
ヴェルファイアは、まるで金属の塊から削り出したような塊感のあるソリッドなグリルが特徴です。
つり上がったヘッドライトと大型のLEDクリアランスランプを重ねて配置し、シャープかつクールなイメージになっています。
また、ギラギラ感で周囲を威圧するような力強さも魅力ですよね。
引用元:TOYOTA旧車カタログダウンロード
インテリアには、本革で作られた乗り心地抜群のシートを採用しています。
普段使いはもちろん、社用車として送迎用に使われるほどの快適な空間がヴェルファイア最大の魅力です。
引用元:TOYOTA旧車カタログダウンロード
ビジネスシーンだけでなく多彩なシートアレンジで、アウトドアや大荷物の移動に使うこともできますよ。
ファミリーからビジネスまで幅広く使用できることもヴェルファイアが選ばれている理由です。
20系ヴェルファイア
引用元:TOYOTA公式サイト
ヴェルファイアはアルファードの兄弟車として2008年に登場しました。
- 2008年5月~2011年9月までを前期モデル
- 2011年9月~2015年1月までを後期モデル
前期モデル・後期モデルでは、リアガーニッシュとテールレンズの変更やフロントグリルなどいくつかの違いがあります。
10系ほど価格は安くありませんが、価格と性能のバランスが良いことが特徴です。
30系ヴェルファイア
引用元:TOYOTA公式サイト
2度目のフルモデルチェンジが実施されたモデルが30系と呼びます。
- 2015年1月~2018年までを前期モデル
- 2018年~2023年6月までを後期モデル
30系ヴェルファイアは、「高級車の新しい概念を創る」といったコンセプトで誕生しました。
高級感のある室内空間はもちろん、高い操縦安全性を実現し、ミニバンとしてバランス性能に優れています。
ゴールデンアイズの特徴
人気を集めるヴェルファイアの特別仕様車である”ゴールデンアイズ”は2012年9月に発売されました。
派手な印象でありながら洗練された高級ミニバンのヴェルファイアの魅力をさらに引き出しているのが、特別仕様車”ゴールデンアイズ”です。
ヴェルファイアの標準車はフロントグリルやエンブレムにシルバーメッキを採用しています。
それに対しゴールデンアイズはエンブレムにダークメッキ、フロントグリルにはスモークメッキを採用することでより高級感が上がりますね。
バックドアも同様にクロームメッキが施され、前からも後ろから見ても標準車との違いがひと目で分かる仕様が特徴です。
その中でも一番の違いはヘッドライト部分です。
Z ゴールデンアイズ(2012年9月)
引用元:TOYOTA公式サイト
特別仕様車”ゴールデンアイズ”は名の通りヘッドライトの内側にゴールドの加飾が施されています。
どこから見ても存在感を感じさせ、標準車の落ち着いた印象とは違う存在感と威圧感が魅力ですね。
- フロントフォグランプ(スモークメッキリング)
- プロジェクター式ヘッドランプリング(シャンパンゴールドリング)
- ヘッドランプリング(シャンパンゴールド)
- 専用ツヤあり黒木目調パネル(本革巻き4本スポークステアリングホイール&ゲート式シフトレバー&シフトノブ、インストルメントパネル)
- 専用シートには、メイン材にアルカンターラ(ゴールドパーフォレーション)、サイド材にクロコ調本革&ブラック人工皮革(レッドステッチ)
標準車と比較すると重厚感のある見た目を演出していますね。
ゴールデンアイズの内装や機能
ヴェルファイアの特別仕様車”ゴールデンアイズ”には外装の違いだけでなく、内装や機能にも標準車との違いがあります。
ヴェルファイアは荷室空間がとても広く収納がしやすいのが特徴です。
特別仕様車”ゴールデンアイズ”では、荷室の扉を自動開閉可能な「パワーバックドア」が標準装備されてさらに使いやすくなっています。
また、標準車ではオプションでの追加になる「AC100Vのアクセサリーコンセント」も標準装備になり、利便性がさらに良くなります。
その他の違いとしては「スマートキー」のデザインです。
特別仕様車”ゴールデンアイズ”のスマートキーには、その名の通り両面にゴールドのデザインが施されています。
スマートキーの機能面では、標準車にはないパワーバックドアの開閉スイッチが搭載されています。
見た目にも機能的にも、標準車とは違った特別感が魅力ですね。
Z ゴールデンアイズⅡ(2013年10月)
引用元:TOYOTA公式サイト
ゴールドエクステンションのプロジェクター式ヘッドランプや専用シート表皮を特別装備しています。
専用シート表皮
メイン材:ゴールドがのぞくパーフォレーションが際立つアルカンターラ
サイド材:クロコ調本革&ブラック人工皮革(レッドステッチ)
その他、
- デュアルパワースライドドア(イージークローザー、挟み込み防止機能付き)
- パワーバックドア(挟み込み防止機能付き)
- バッグドアイージークローザー
- アクセサリーコンセント(AC100V/100W)
などが特別装備され、豪華な仕様です。
Aエディション、AZ ゴールデンアイズ(2016年7月)
引用元:TOYOTA公式サイト
外装
ゴールド加飾を施したヘッドランプやダークメッキを施したフロントグリルと、高輝度塗装の専用アルミホイールが特徴です。
引用元:TOYOTA公式サイト
内装
専用シート表皮のメイン材には、ブラックをベースにゴールドのドットがのぞくウルトラスウェードを使用しています。
肩部には、ダークブルーのクロコ調柄の合成皮革を組み合わせで、個性が際立ちます。
引用元:TOYOTA公式サイト
黒木目調本革巻き4本スポークステアリングホイール
引用元:TOYOTA公式サイト
- ブラックのルーフヘッドランニング
- パワーバックドア(挟み込み防止機能付き)
- アクセサリーコンセント(AC100V・100W/1個)
などの特別装備でより魅力的な仕様になっています。
2.5Z ゴールデンアイズ(2020年5月発売モデル)
引用元:TOYOTA公式サイト
外観
ゴールドをアクセントとした特別感が特徴です。
- ヘッドランプ(ゴールド加飾)
- 漆黒メッキ加飾のフロントグリル(漆黒メッキ加飾)
- LEDフロントフォグランプモール(漆黒メッキ加飾)
- バッグドアガーニッシュリ(漆黒メッキ加飾)
- アランプガーニッシュ(漆黒メッキ加飾)
内装
パーフォレーション加工を施したウルトラスエードと合成皮革を組み合わせた専用シート表皮を採用しています。
引用元:TOYOTA公式サイト
メタルウッドの本革巻き4本スポークステアリング
引用元:TOYOTA公式サイト
LEDシーケンシャルターンランプ(フロント・リア)、LEDコーナリングランプなどを特別装備しています。
2.5 ゴールデンアイズⅡ(2021年5月モデル)
引用元:TOYOTA公式サイト
ワンタッチスイッチ付きデュアル(両側)パワースライドドア、アクセサリーコンセントが標準装備です。
2.5 ゴールデンアイズⅢ(2022年5月モデル)
引用元:TOYOTA公式サイト
外観
オプティトロンメーターのメーターリングにゴールド加飾を施し個性を強調しています。
引用元:TOYOTA公式サイト
内装
シート表皮にはスエード調で上質な肌触りのブランノープ®Ⅱ(パーフォレーション)と合成皮革の組み合わせです。
引用元:TOYOTA公式サイト
そして、ブラインドスポットモニターとパーキングサポートブレーキ(後方接近車両)が標準装備です。
ヴェルファイア”ゴールデンアイズ”の特徴は?気になる内装紹介:まとめ
まとめ
- ヴェルファイアはアルファードの兄弟車として登場し、クールな印象で人気
- 2012年9月に”ゴールデンアイズ”が登場
- エンブレムにダークメッキ、フロントにはスモークメッキ、ヘッドライトの内側のゴールドメッキを採用
- パワーバックドアやAC100Vのアクセサリーコンセントが標準装備され、スマートキーのゴールドデザインが特徴
今回この記事では、ヴェルファイアの特別仕様車”ゴールデンアイズ”について紹介しました。
トヨタの高級ミニバン「ヴェルファイア」がファミリーやビジネスシーンでの使用に人気があるのが分かりますね。
また、同じトヨタの高級ミニバン「アルファード」とは違う高級感とクールな印象が魅力的です。
今回紹介した特別仕様車”ゴールデンアイズ”は、標準車とはひと味違う存在感と威圧感でさらに魅力が増していますよ。