内装の特徴や魅力を教えて!
その疑問を解決します。
「21世紀に間に合いました。」のキャッチコピーとともに、1997年に登場した世界初の量産ハイブリッド自動車「トヨタ プリウス」です。
優れた燃費性能を武器に多くの方に親しまれる人気のハイブリッドカーです。
4代目の50プリウスは2015年に誕生し、「トライアングルモノフォルム」を継承しつつ、よりアグレッシブなデザインへと進化しています。
ハイブリッドシステムの小型・軽量・低損失化などにより、燃費性能は40.8km/L(JC08モード)を実現しています。
さらに、視線の移動を減らすためにエアコンスイッチやステアリングスイッチを直感的に操作できる配置・配色が特徴です。
また、シートは座面の部位によって素材や厚みを変えてより乗り心地が良くなっています。
安全かつ快適に運転できるのとはもちろん、高性能な遮音吸収音材で走行時の静粛性も向上しています。
プリウスと言えば、低重心のボディや洗練された外観と内装が特徴ですよね。
さらに、走行性能・安全性能ともに優れています。
ハイブリッド車ということもあり燃費が良いため、普段使いにも大きく活躍してくれますよ。
私も友人のプリウスに乗ったとき、走行中の静粛さに驚きました。
エンジン音も走行中のタイヤの音もせずとても静かなんです。
車内もゆったりした広い空間で快適でしたよ。
会話がはずんで、とても楽しいドライブができました。
ハイブリッドの先駆者として世界を牽引してきたプリウスの購入を検討している方の中には、「内装がどうなっているのか知りたい」という方も多いのではないでしょうか。
今回この記事では、
- プリウスの内装をチェック
- 使い勝手の良い装備
- 使いやすいラゲッジスペース
について紹介します。
Contents
プリウスの内装をチェック
50プリウスは5つのグレードがあり、種類が豊富なのが特徴です。
近未来を思わせる最先端のインテリアデザインが魅力的ですよね。
まずは、プリウスのグレードを紹介しましょう。
E
引用元:トヨタ プリウス カタログ
「E」はプリウスのエントリーモデルで、価格を抑えたグレードになります。
燃費32.1km/Lと5つのグレードの中で一番低燃費の車です。
シートはグレーのステッチをデザインしたファブリック素材を採用しています。
その他、標準装備はこちら
- エアコンのサイドレジスター(アウトレットベゼル)はブラック
- 運転席4ウェイ&助手席4ウェイ(前後スライド・リクライニング)
- ウレタン製の3本スポークステアリングホイール
- イルミネーテッドエントリーシステム(室内照明)
引用元:トヨタ プリウス カタログ
黒基調の内装色で安っぽさを感じさせない仕様になっていますね。
S
引用元:トヨタ プリウス カタログ
「E」のひとつ上のグレードで、燃費30.8km/Lになります。
ブラックの内装色にエンボス付きのファブリックシートです。
「E」グレードと同様のグレーのシートステッチとエアコンのサイドレジスター(アウトレットベゼル)にはブラックを採用しています。
その他、標準装備はこちら
- 運転席6ウェイ(前後スライド・リクライニング・シート上下)
- 助手席4ウェイ(前後スライド・リクライニング)
- 合成皮革巻きの3本スポークステアリングホイール
- ドアトリムアッパー(フロント)・ソフトパッド
- イルミネーテッドエントリーシステム(室内照明)
引用元:トヨタ プリウス カタログ
A
引用元:トヨタ プリウス カタログ
「S」の装備に加え、ヒーター付きドアミラー、自動防眩付きインナーミラーが追加されたグレードです。
上級ファブリックシートにグレーのステッチ、サイドレジスターはブラックメタリックを採用しています。
その他、標準装備はこちら
- 運転席8ウェイパワー(前後スライド・リクライニング・シート上下・チルトアジャスター)
- 助手席4ウェイ(前後スライド・リクラウニング)
- 電動ランバーサポート(運転席)
- 合成皮革巻き3本スポークステアリングホイール
- ドアトリムリッパー(ソフトパッド)
- イルミネーテッドエントリーシステム(フロント足元照明・室内照明)
引用元:トヨタ プリウス カタログ
ブラック内装に合わせた濃淡のコントラストによる斜め格子と細かなストライプのデザインがおしゃれで、充実した装備が特徴ですね。
Aプレミアム
引用元:トヨタ プリウス カタログ
プリウス「Aプレミアム」は「A」をベースにした、最上級グレードに相応しいプレミアム仕様です。
本革シートにグレーのシートステッチ、サイドレジスターはブラックメタリックを採用しています。
その他、標準装備はこちら
- 快適温熱シート(運転席・助手席)
- 運転席8ウェイパワー(前後スライド・リクライニング・シート上下・チルトアジャスター)
- 助手席4ウェイ(前後スライド・リクライニング)
- 電動ランバーサポート(運転席)
- 本革巻き3本スポークステアリングホイール
- ドアトリムアッパー(フロント)・ソフトパッド
- 「ナノイー」
- アクセサリーコンセント(AC100V・1500W、コンセント2/非常時給電システム付き)
引用元:トヨタ プリウス カタログ
運転席と助手席に快適温熱シートが採用され、冬場でも温かく快適に運転できますよ。
ツーリングセレクション
引用元:トヨタ プリウス カタログ
ツーリングセレクションは、17インチのタイヤやブラック塗装・樹脂加飾パーツの専用ホイールが特徴的なグレードです。
ブラックの内装色にミッドブルーのシートステッチ、サイドレジスターのミッドブルーを採用しています。
引用元:トヨタ プリウス カタログ
ツーリングセレクションは、「S」「A」「Aプレミアム」の3つに設定され、快適温熱シート(運転席・助手席)が標準装備です。
シート素材は「S」「A」には合成皮革、「Aプレミアム」には本革が採用されています。
使い勝手の良い装備
50プリウスでおすすめしたいポイントは、使い勝手の良さと気配り上手な装備が搭載されています。
機能性を重視した装備が充実し、様々なシチュエーションで活躍してくれる車です。
収納スペース(全車標準装備)
助手席グローブボックス(照明付き)
引用元:トヨタ プリウス カタログ
助手席側に装備されたグローブボックスは、横長で奥行きがあるので書類などの収納にピッタリです。
運転席側から操作しやすい位置に開閉ノブがあるのも使い勝手の良さを感じられます。
オーバーヘッドコンソール
引用元:トヨタ プリウス カタログ
ルームランプ内蔵のオーバーヘッドコンソールには、サングラスホルダーが装備されています。
※チルト&スライド電動ムーンルーフ装着車を除きます。
カードホルダー
引用元:トヨタ プリウス カタログ
T-Connectナビを装着しない場合、運転席右側がカードホルダーになります。
ちょっとしたものを置くのに重宝しそうです。
ドアポケット&ボトルホルダー(フロントドア)
引用元:トヨタ プリウス カタログ
フロントドアにはペットボトルホルダー付きのドアポケット、リアドアにはペットボトルホルダーが装備されています。
また、前席センターにはドリンクホルダーが2個、後席はアームレストに2個装備されているので、長距離のドライブでも安心です
ボトルホルダー(リアドア)
引用元:トヨタ プリウス カタログ
ラゲージフック
引用元:トヨタ プリウス カタログ
デッキアンダートレイ
引用元:トヨタ プリウス カタログ
収納スペース(「E」を除く全車に標準装備)
シートバックポケット(運転席・助手席)+ファスナー付きポケット(助手席)
引用元:トヨタ プリウス カタログ
「E」を除く各グレードの運転席・助手席シートバックには、雑誌やタブレットなどを収めるのに最適なポケット付きです。
大型コンソールボックス
引用元:トヨタ プリウス カタログ
リアセンターアームレスト(カップホルダー2個付き)
引用元:トヨタ プリウス カタログ
トノカバー
引用元:トヨタ プリウス カタログ
トノカバーは防犯や耐候性の向上、空気抵抗の低減の役割に担ってくれます。
車内の荷物が見えないので、プライバシーを守ることも可能です。
チルト&テレスコピックステアリング
上下にステアリングの角度調整が可能なチルト機構と、ステアリングの位置を前後に調節できるテスコピックス機構も備わっています。
この機構により、体系に応じたドライビングポジションを取ることが可能です。
運転による疲労の軽減だけでなく、安全運転においても大切な機構が全車標準装備になります。
おくだけ充電
引用元:トヨタ プリウス カタログ
「Aプレミアム」「Aプレミアム”ツーリングセレクション”」のセンターコンソールにはスマホをワイヤレスで充電できる「おくだけ充電」がメーカーオプションで設定可能です。
大型スマートフォンにも対応していますよ。
アクセサリーコンセント
引用元:トヨタ プリウス カタログ
アクセサリーソケットだけでなく、家庭用のAC100V・1500Wにも対応したアクセサリーコンセントを車内に2ヶ所(「E」のみ1ヶ所)が標準装備になります。
ガソリン満タンで消費電力400Wなら、約4.5日分の給電が可能です。
また、停電などの非常時にも活用できる「非常時給電システム」もあります。
日常生活にスマートフォンが当たり前となっている今、持ち歩きの際に充電が切れてしまうという経験をされた方も多いのではないでしょうか。
そんなとき、プリウスは充電機能を備えているので、通勤・仕事中やドライブなどの外出先でも安心して充電することが可能です。
オートエアコンと空調システム「S-FLOW」
引用元:トヨタ プリウス カタログ
プリウスは全車にインバーター付きオートエアコンが標準装備されています。
これは「冷やす/温める」だけでなく、室温や日射量などをセンサーが測定して自動的に調整する空調システムです。
最新型の家庭用エアコンのように人の位置をセンサーで感知してピンポイントで送風する「S-FLOW」機能を装備して最適な車内環境を作り出します。
さらに、車内温度を一律に調節する必要がないので、乗車する人にとって快適な空調だけでなく低燃費にも貢献する機能です。
「Aプレミアム」「Aプレミアム”ツーリングセレクション”」には、「ナノイー」が標準装備です。
引用元:トヨタ プリウス カタログ
肌や髪に優しい水に包まれた弱酸性の「ナノイー」をエアコンの吹き出し口から放出するシステムで、車内でエステのような気分を楽しめますよ。
使いやすいラゲッジスペース
50プリウスは、使いやすいラゲッジスペースもおすすめのポイントです。
私はハイブリッド車はバッテリーが大きくて荷物が積めないというイメージを持っていました。
ですが、50プリウスはそのイメージを覆すラゲッジ容量が特徴です。
引用元:トヨタ プリウス カタログ
ハイブリッドシステム用のバッテリーをコンパクトにして、後部座席下に収納することで502Lと広いラゲッジスペースを確保しています。
9.5インチのゴルフバッグが4個入るほどです。
引用元:トヨタ プリウス カタログ
リアシートは6:4分割可倒式なので、家族旅行やゴルフコンペなどシーンに応じた使い方ができますよ。
50プリウスの内装が気になる!グレードや装備・収納を紹介!:まとめ
まとめ
- 「21世紀に間に合いました。」のキャッチコピーとともに、1997年に登場した世界初の量産ハイブリッド自動車「トヨタ プリウス」
- 4代目の50プリウスは2015年に誕生し、「トライアングルモノフォルム」を継承しつつ、よりアグレッシブなデザインへと進化
- 低重心のボディや、洗練された外観と内装が特徴
- 視線の移動を減らすためにエアコンスイッチやステアリングスイッチを直感的に操作できる配置・配色が特徴
- シートの座面は部位によって素材や厚みを変えてより乗り心地が良くなっているので、長距離の移動でも疲れにくいのも魅力です。
- プリウスは燃費が良いため、普段使いにも大きく活躍する
- 使い勝手が良く、機能的な収納や装備が充実
- 使いやすいラゲッジスペースで様々なニーズの対応
今回この記事では、50プリウスの内装や装備について紹介しました。
プリウスは優れた燃費と走行性能が魅力で、発売以降根強い人気を集めています。
使い勝手の良さと細やかな気配りは、乗る人のことを考えられていると実感できる内装です。
日常のお買い物から休日のお出かけ、ビジネスまで低燃費でランニングコストを少なく気軽に使えるハイブリッドカーです。