30ヴェルファイアの納期⁉中古車なら納期もなく超お得な理由解説

ヴェルファイアの30系が欲しいんだけど、納期ってかなりかかるのかな？

ある日の友人との会話です。

ヴェルファイアの30系はすでに新車では買えないことを伝えると、友人はとてもびっくりしていました。

アルファード・ヴェルファイアはとても人気の車両で、街中でもかなりの数を見かけるようになりましたよね。

ですから友人のように、30系もまだ買えると思っている方も少なからずいるのではないでしょうか。

ですが皆さんご存知のように、2023年6月にアルファードとヴェルファイアがフルモデルチェンジされ、40系新型として新発売されました。

このことにより、30系ヴェルファイアは新車では手に入れることが出来ません。

ですから購入するとなると、中古車での購入となります。

ですがこの新型が発売されて以降、中古車市場ではヴェルファイア人気が高まっているらしいのです。

そこで再燃中のヴェルファイア人気に迫ってみると共に、中古車でヴェルファイアを購入する際の最新情報をお伝えします。

友人のように「ヴェルファイアが欲しいなぁ～」と思っている方は最新情報はもちろん、知ってるとちょっと良い豆知識もお役に立てる内容となっています。

ぜひ、最後まで楽しんで行ってくださいね。

ヴェルファイアの人気の高まり

新型ヴェルファイアが発売されて3か月余りが経ちますが、やはりその人気は凄まじくすでに受注停止状態です。

ですからヴェルファイアを購入したくても、申し込みすらできない状態なのです。

このような現状のためか今、中古車のヴェルファイア人気が凄いらしいのです。

では早速ですが、ヴェルファイア人気の謎に迫っていきたいと思います。

ですがその前に、ヴェルファイアの「えっ⁉まさかそんなことが…。」な出来事からお話ししていきましょう。

🚗突然の逆転劇

現在はヴェルファイアよりもアルファード人気のほうが高くなっています。

街中で見かけるのも、ほとんどがアルファードではありませんか？

事実、新型アルファード・ヴェルファイアの生産台数も８：２くらいの割合なのだとか。

ですが以前はヴェルファイアの方が断然人気だったことはご存知ですか。

その理由を聞いたときに私は「え⁉それが理由？」と思わず聞き返してしまいました。

ヴェルファイアとアルファードの人気が逆転した理由

その理由とは「両者のフロントマスク」です。

2008年アルファードVの後継モデルとして発売されたヴェルファイアは、若者や女性をターゲットとし艶やかで派手なフロントフェイスで強い存在感を出していました。

ヴェルファイアは狙い通り若者の支持を得て順調に売り上げを伸ばしていき、常にアルファードよりも１万台～２万台ほど多く売れていたのです。

ですが、転機は2018年のマイナーチェンジを機にやってきます。

程よいバランスのフロントフェイスに変化したアルファード。

更なる若者のユーザー拡大を狙い、益々ギラギラ感を増したヴェルファイア。

この勝負の結果、アルファードの方がより多くの顧客に受け入れられて2018年のマイナーチェンジ以降売り上げが逆転してしまったのです。

フロントフェイスの造形ひとつで、このような逆転劇が起きてしまうなんて興味深いですね。

では、いよいよヴェルファイアの人気が凄い！についてお話を始めていきましょう。

海外での人気

国内での販売数はアルファードの方が上ですが、海外ではヴェルファイアの方が圧倒的に人気なのです。

特に日本と同じアジア圏の人気が高く、価格も高騰しているようです。

ヴェルファイアの人気の理由は一言でいうと、外観のダイナミックさに加えてアルファードと同様に快適性の高い室内空間です。

それに加えて海外で人気の要因が次の4つです。

これらをひとつづつ見ていきます。

❶デザイン

日本では賛否両論あるデザインですが、海外ではこのアクの強いデザインが人気となっています。

またデザインのほかにも随所に使われている金色が縁起のいいものを連想させ、特に富の象徴として使うアジア圏の人々に好まれています。

❷居住性

香港などの高所得者が集まる地域や、景気の良い国や地区で、自分で運転せずにおかかえ運転手に運転をしてもらうというシチュエーションは多々見られます。

その際に足元にも天井にも余裕があり、なおかつラグジュアリーな高級ミニバンなら、今までのVIPの送迎などで活躍してきたセダンからの乗り換えは必然でしょう。

乗ったことのある方ならわかると思いますが、包み込まれている安心感と居心地の良い後席、手を伸ばせば何でも望みが叶う満足感等まさにラグジュアリー空間です。

行きのタクシー30系ヴェルファイアやったんやけど、内装の豪華さと乗り心地の良さがもうね…欲しくなるよマジ

— もゃし🫠 (@1u026QQSTUlMu8A) September 17, 2023

上司の30ヴェルファイア乗り心地良過ぎた。
仕事する前に寝ちまいそうになった😌

— よしき (@yoshipon_1221) March 16, 2021

❸ステータス性

アジア諸国では日本以上に、車は富の象徴です。

ですから一目見ただけで高級車だとわかる、分かりやすいデザインのヴェルファイアが好まれるのではないでしょうか。

❹乗り心地

❷の居住性の所でも熱くお話をさせてもらいましたが、とにかく乗り心地が抜群なのです。

以前のミニバンは商業者用のバンをベースに作られているので、乗り心地は悪く運動性能も良くありませんでした。

ですがヴェルファイア・アルファードの出現により、VIPが乗っても不満のない乗り心地を実現できたことが人気度を押し上げる要因の一つでしょう。

日本での人気

今度は、日本でのヴェルファイアが人気の理由を見ていきましょう。

人気の理由は同じなのでは？と一見思ってしまいますが、よく見てみると日本と海外での人気の理由はちょっと違うんですよ。

海外との違いで一番大きい理由は、❹のリセールバリューの良さではないでしょうか。

ですが❶～❸もよく見ると海外との違いがわかります。

❶高級感のある外観・内装

海外ではアクの強いデザインや派手なデザインとして好まれていますが、日本では「高級感」のあるデザインとして好まれています。

漆黒メッキの加飾やヘッドランプのゴールド加飾、室内の木目調パネルなどが作り出す高級感が、ドライバーと同乗者の高揚感を高めてくれます。

❷リビングのようにくつろげるスペース・収納

シートの多彩なアレンジでリビング感覚でくつろげる空間から、外出先の休憩や車中泊にも対応できます。

また座席周りの収納やサードシートの床下にも収納スペースが確保されていて、身の回りの物や大きな荷物まで積み込めます。

海外と比べると「ウサギ小屋」と比喩される日本の住宅事情ですが、車などの限られた空間をも上手に使うことができるというメリットも生み出していますよね。

❸充実の安全機能

ヴェルファイアには、トヨタが誇る予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」が全車に標準装備されています。

この他にも様々な安全装置が搭載されており、安全機能がとても充実しているのがヴェルファイアです。

子育ての疲れからか、不幸にも黒塗りの高級車に追突...しない先進安全機能搭載の黒塗りヴェルファイア乗り子育てママ。

— ﾃﾞ・ﾊｿﾃﾞｨ (@hakata_handy) May 13, 2019

❹リセールバリューの良さ

人気の理由ダントツの一位の理由は、これなのではないでしょうか。

ヴェルファイアとアルファードのリセールバリューの良さは皆さんご存知の通り、３年落ち・5年落ちならば購入額とあまり変わらないくらいで売却できることもあるそうです。

今、中古のヴェルファイアが熱い！

さて、ここまでヴェルファイアが人気の理由を海外と日本で比べてみてきました。

日本ではアルファードが圧倒的な人気がありますが、元々はヴェルファイアの方が人気が高かったのです。

また、アルファードとヴェルファイアの違いも大雑把に言ってしまえば「フェイスフロント」の違いで、あとは勝るとも劣らない２台なのです。

ですから私の友人のように「ヴェルファイアが欲しいな」と思う方も多いと思います。

しかしすでにお伝えした通り、2023年6月に新型が発売されたため30系のヴェルファイアは新車では手に入れることが出来ません。

ではどうすればいいのか。

今、５年落ちのヴェルファイアが中古車市場に出回ってきています。

さらに元々30系後期は完成形に近いとまで言われるほどのクオリティですから、新型ヴェルファイアの入手が困難となれば中古車の購入も視野に入れてくる方も多いのではないでしょうか。

ではここからは「中古車でヴェルファイアを手に入れる」について解説していきます。

ヴェルファイアを中古車で手に入れる

まずは、先ほど「５年落ちのヴェルファイアが中古車市場に出回ってきている」とお伝えしました。

これには訳があります。

アルファードは３年落ちが購入も売却もお得なのですが、ヴェルファイアは5年落ちがお得なのです。

ではその理由とポイントについてお話ししていきます。

現在ヴェルファイアを所有している方で売却を考えている場合は、登録から55ヶ月前後つまり丸5年の半年ほど前に手放すのが高値で売却できるポイントです。

理由は、登録から60か月がマレーシアの輸出対象となるからです。

ここで気を付けたいのは、登録から60か月の車が対象ではあるものの船の搬送で数か月を要するので丸5年乗ってからでは輸出の対象外となってしまい、リセールバリューの良さは期待できなくなってしまう可能性があります。

ヴェルファイアはアジア圏での人気が高く、需要があるというお話を前項でさせてもらいました。

日本人に人気の理由❹リセールバリューの良さは、ここに繋がるんですね。

ですからもしも3～５年落ちのヴェルファイアの売却を考えている方は中古車の大手買取店に加えて、マレーシアへの輸出車に強いENGにも査定依頼をするのがオススメです。

さて。ヴェルファイアを売却する際には、登録から五年以内に売ることのメリットをお話させていただきました。

ではいよいよヴェルファイアを購入したいという方に「中古車のヴェルファイアをお得に買うポイント」をお話しさせていただきます。

中古車のヴェルファイアをリセール重視で買う

ヴェルファイアを売却する時には5年以内に売ると良いというお話をしましたが、購入する時もこの5年を意識して買うとリセールも期待できます。

何度もお話ししている通り、新型が発売されたために30系ヴェルファイアは型落ちモデルとなってしまいます。

ですが、5年落ちまでは安定して高く売れるおすすめのモデルです。

少しでもリセールバリューを良くするポイントは以下の通りです。

以上の2点です。

30系ヴェルファイアは輸出に絡む影響で、新型が出ても意外と相場が落ちない可能性は高いと思われます。

ですから条件に合う車に出会ったら、早めに手を付けておいてもいいと思います。

中古車のヴェルファイアがおすすめな理由

また他にも中古車のヴェルファイアをおすすめする理由がいくつかありますので、こちらも参考にしてみてください。

アルファードとヴェルファイアを同条件で比べると、ヴェルファイアの方が安いのでお得。

グレード別の人気の差はあまりない。

予算○○円で30系後期で...というアバウトな条件で探しても後悔のない車である。

さらにヴェルファイアの中古車は、ネットに掲載される前に売れてしまうことがほとんどです。

また中古で500万円弱という金額でもすぐに売れてしまうほどの人気となっています。

ヴェルファイアの中古車が欲しいという場合は、中古車屋さんに条件を伝えておくと探してくれるので希望の車が見つけやすくなります。

ヴェルファイアの納期⁉中古車なら納期もなく超お得な理由解説：まとめ

ヴェルファイアやアルファードに乗ることは自分の心を満足させてくれるだけでなく、日々の暮らしにも満足感や優越感を与えてくれます。

これは試乗で少し乗っただけの私でも感じることが出来、心が満たされた体験で人気の理由がよくわかる貴重な経験でした。

ですが、そのあまりの人気ゆえに手に入りづらくなっているという現実があります。

新型が発売されましたが、新型はヴェルファイアの方がアルファードよりも金額が高いのです。

それが中古車のヴェルファイア人気の高さにもつながっているのでしょう。

この記事が「ヴェルファイアを手に入れたい！」という皆さんのお役に立てたら嬉しいです。

そして手に入れられた際には、ぜひ満足感と高揚感いっぱいの有意義な素敵な時間をお過ごしくださいね。