その疑問を解決します。
トヨタの高級ミニバンとして人気のアルファードは、迫力ある外装と高級感のある内装、広々とした室内空間が魅力です。
車に高級感を求める方からファミリーカーとして幅広い層から人気のアルファードですが、300万円台~700万円台と広い価格帯とグレードの多さでも知られていますよね。
3代目のモデルとなる30アルファードでは、パワーユニットや駆動方式の違いを合わせると、グレードはなんと22種類にもなります。
その中でもスタイリッシュな見た目と充実した装備、なおかつコスパに優れていることから人気を集めているグレードが「S"Cパッケージ」と「S”TYPE GOLDⅡ"」です。
特別仕様車のS”TYPE GOLD”は、ガソリン車とハイブリッド車の両方に設定されています。
30アルファードではS”TYPE GOLD”、S”TYPE GOLDⅡ”が発売され、その違いと特徴が気になりませんか。
今回この記事では
- アルファードの人気の理由
- S”TYPE GOLD”,S”TYPE GOLDⅡ”の概要
- S”Cパッケージ”との違い
について紹介します。
Contents
アルファードの人気の理由
アルファードはトヨタの高級ミニバンとして2002年に1代目の10系アルファードが販売され、2008年に2代目の20系、2015年に3代目の30系が販売されました。
幅広い世代に人気のあるアルファードですが、高価なクルマという印象ではないですか。
ですが、400万円以下で購入できるグレードもあるんです。
アルファードの新車価格は最も安いベーシックグレード「X」で360万円、最高級の「HYBRID Executive Lounge S」で775万円になります。
アルファードのデザインには大きく分けて2つの種類で、標準タイプとエアロパーツを装備したエアロタイプがあります。
先ほど紹介した標準タイプの最安値「X」が360万円、人気のエアロタイプの最安値「S」で395万円です。。
エアロがつくことで車体が大きく見え迫力が増すので高そうに見えますが、400万円を切る価格設定になっているのがポイントです。
400万円以下でアルファードの新車が購入できるなら意外と安いと感じる方も多いのではないでしょうか。
アルファード特有の存在感と印象的な強い見た目からしたらむしろお買い得にも思えますよね。
S”TYPE GOLD”、S”TYPE GOLDⅡ”の特徴
引用:トヨタ公式HP
アルファード30のS”TYPE GOLD、S”TYPE GOLDⅡ”について紹介します。
アルファード30後期S”TYPE GOLD”
アルファード30後期S”TYPE GOLD”は、2020年5月に発売されました。
引用:トヨタ公式HP
アルファードの「S」をベースとしたS"TYPE GOLD"は、2.5Lガソリン車とハイブリッド車に以下の特別装備が施されています。
エクステリア
- フロントエンブレム(ゴールド)
- フロントグリル(スモークメッキ+黒メタリック塗装)
- ボンネットフードモール(スモークメッキ)
- フロントバンパーモール(スモークメッキ)
- LEDフロントフォグランプモール(スモークメッキ)
- バックドアガーニッシュ(スモークメッキ)
- サイドマッドガード(スモールメッキ付き)
- 3眼ヘッドランプ(スモークメッキ+ブラックエクステンション)
- LEDクリアランスランプ(イルミネーション[デイライト]機能付き)
- LEDシーケンシャルターンランプ(フロント・リア)
- LEDコーナリングランプ
- アダプティブハイビームシステム
- 高輝度塗装18インチアルミホイール(ガソリン車のみ、ハイブリッド車は標準装備)
- スーパーUVカット+IRカット機能+撥水機能付きフロントドアグリーンガラス
随所にゴールドを施した贅沢で洗練されたデザインが特徴ですね。
ハイブリッド車には、ゴールドのエンブレムにブルーのラインが入っています。
インテリア
- ウルトラスエード®[パーフォレーション]+合成皮革の専用シート表皮
- メタルウッドの本革巻き4本スポークステアリングホイール
- ルーフ・ピラー部のブラックインテリア
- メッキのインサイドドアハンドル(フロント・リア)
- ハイグレードコンソールボックス(金属調加飾+メタルウッド)
※ウルトラスエード®は東レ株式会社の登録商標です。
ブラック基調の内装で、ウルトラスエード+合成皮革のシートは高級感があり乗り心地が良くなっています。
その他にもタイプゴールドには実用的な装備が充実していますよ。
その他の装備
- アクセサリーコンセント(AC100V100W)(ガソリン車×1、ハイブリッド車×2)
- スマートエントリー(ウェルカムパワースライドドア&予約ロック機能付き)+プッシュスタートシステム
- スマートキー(ゴールドメッキ加飾)
- ワンタッチスイッチ付デュアルパワースライドドア(ガソリン車のみ、ハイブリッド車は標準装備)
- パワーバックドア(挟み込み防止機能付き)
- ナノイー(フロント・リア)(ガゾリン車のみ、ハイブリッド車は標準装備)
見た目の豪華さだけでなく使い勝手も考えられた仕様になっていますね。
アルファード30後期S”TYPE GOLDⅡ”
アルファード30後期S”TYPE GOLDⅡ”は、2021年5月にS”TYPE GOLD”から一部改良され発売された「S」がベースの2.5Lガソリン車とバイブリッド車です。
引用:トヨタ公式HP
アルファードS"TYPE GOLDⅡ"は基本的にS”TYPE GOLD”と大きな違いはありませんが、新たな装備はこちらです。
新たな装備
- インストルパネル(サンバーストゴールドウッド+ゴールドスパッタリング)
- ゲート式シフトレバー(サンバーストゴールドウッド)
- フロントドアトリム(サンバーストゴールドウッド)
- コンソールボックス(サンバーストゴールドウッド)
引用:トヨタ公式HP
標準装備化に伴い特別装備から除外されたのはこちら
- アクセサリーコンセント(ガソリン車はAC100V100W×1、ハイブリッド車は100V1500W×3)
- ワンタッチステッチ付デュアルパワースライドドア
内装にサンバーストゴールドの木目調やゴールドスパッタリング加飾が随所に施されて、さりげないゴールドが華やかさを演出してくれますよ。
人気のS"Cパッケージとの違い
アルファードの人気モデルのS"Cパッケージ”とS”TYPEGOLDⅡ”は共にエアロ仕様で価格帯も近いので、迷っている方も多いのではないでしょう
S"Cパッケージ”では2.5L直4エンジンの中で最も高価なグレードです。
S”TYPEGOLDⅡ”では、2.5L直4エンジンガソリンとハイブリッドが設定されていて、S"Cパッケージ”より40万円ほど安く購入することができます。
S"Cパッケージ”
フロントグリルとリアのバッグドアガーニッシュは、ギラギラ感が強くゴージャスな印象のクロームメッキ仕様です。
3眼LEDヘッドランプにオートレベリング機付きで、イルミネーション付きLEDクリアランスランプとフロントにLEDシーケンシャルターンランプを装備しています。
さらに、LEDコーナリングランプとLEDフロントフォグランプも装備されています。
ホイールは18インチの切削光輝+ブラック塗装のアルミホイールでシャープで高級感のあるデザインですよ。
インテリアは、インパネやドアトリムにメタルウッド+スパッタリングの加飾が施されています。
シート表皮は上質な合成皮革を使用し、ステアリングも本革巻きのメタルウッド仕様でステアリングヒーター内蔵です。
運転席は電動コントロールの8wayパワーシートで、ドライビングポジションのメモリー機能搭載です。
助手席も4wayパワーシート仕様でパワーオットマンも装備されています。
さらに、7人乗りにはエグゼクティブパワーシートが採用され、見た目はビジネスクラスの様な高級感のある上質な空間になっていますよ。
S”TYPE GOLDⅡ”
エンブレムがゴールドで、グリルやヘッドライトエクステンションにスモークメッキ+黒メタリックが施されているので、豪華でシックな印象です。
3眼LEDにオートレベリング機能付きで、イルミネーション付きLEDクリアランスランプとフロントにLEDシーケンシャルターンランプを装備しています。
さらに、LEDコーナリングランプとLEDフロントフォグランプも装備されています。
ホイールは18インチの高輝度塗装のアルミホイールで、立体的な造形のスポークをスポーティは印象です。
S”TYPE GOLDⅡ”の方がスポーティで見た目の派手さがより増したデザインになります。
インテリアは、サンバーストゴールドウッドのパネルやゴールドスパッタリング加飾が随所に施されて華やかな印象です。
シート表皮は特別仕様車のみのウルトラスエード+合成皮革になります。
シートの電動機能は装備されていませんが、セカンドシートのロングスライド機能でサードシートを使う機会が多い方は便利ですよ。
また、チャイルドシートの装着もしやすい設計がされているので、ファミリー世帯におすすめです。
30アルファードの特別仕様車Sタイプゴールド2の魅力を紹介:まとめ
まとめ
- アルファードは、幅広い世代に人気の車種
- 最安値「X」は360万円、最高値「エグゼクティブラウンジS」は775万円
- 標準タイプとエアロタイプの2種類があり、人気なのはエアロタイプ
- S”TYPEGOLD”シリーズはゴールドのエンブレムにフロントグリルなどスモークメッキ仕様
- シート表皮はウルトラスエード+合成皮革で高級感があり乗り心地が良く、見た目の豪華さだけでなく使い勝手も考えられた仕様
- 同じく人気のS"Cパッケージ”とは40万円の価格差
- ファミリー世帯や落ち着いた高級感が好みの方にはS”TYPE GOLDⅡ”がおすすめ
今回はアルファードの人気モデルのS”TYPE GOLD”について紹介しました。
人気のエアロモデルのS"Cパッケージ”と同じエアロタイプで、ゴールドのエンブレムが特別感を演出してくれます。
サンバーストゴールドの木目調やゴールドスパッタリング加飾が随所に施されているのもよいですよね。
アルファードはグレードが多く悩まれる方も多いと思います。
見た目の豪華さと使い勝手の良さを兼ね備えたS”TYPE GOLDⅡ”にぜひ乗ってみてはいかがでしょうか。