そんなお悩みを解決いたします。
1997年に世界初の量産ハイブリッドカーとして登場したトヨタのプリウス。
登場から25年以上が経過した現在でも、プリウスは進化を続け、多くの人々を魅了しています。
今回の記事では、プリウスの歴史を振り返りながら、その魅力や特徴を徹底的に解説。
特に人気の高い30系プリウスに焦点を当てて、未来感あふれる内装デザインや機能性についてご紹介します。
さらにプリウス30系の購入を検討する際のポイントもご紹介していきます。
プリウスが初めての方も、エコカーに興味のある方も、この記事を読むだけで30系プリウスの魅力が丸わかりですよ。
ぜひ、最後まで楽しんでご覧ください。
Contents
プリウスの進化の軌跡
[出典引用:トヨタ公式HP]
プリウスは、環境と未来を考えたモビリティの概念として進化を実現しました。
ここでは、プリウス各世代のキャッチコピーとともに、その特徴をご紹介します。
初代プリウス(10系:1997年〜2003年)
まずは初代の10系プリウスについてご紹介します。
キャッチコピーは21世紀に間に合いました。
初代プリウスは、21世紀の到来に向けた革新的なエコカーとして開発されました。
トヨタが独自に開発したハイブリッドシステムTHS(Toyota Hybrid System)を搭載し、CO2排出量を削減。
ガソリン車に劣らない走行性能を持ちながら、28km/L(10・15モード)の低燃費を実現し、注目を集めました。
2代目プリウス(20系:2003年〜2009年)
続いて20系プリウスのご紹介となります。
20系プリウスの大きな特徴となるのが、トライアングルモノフォルムを用いた流線型のスタイリング。
今なお残る、プリウスらしさを確立したモデルとなっています。
ハイブリッドシステムが進化し、燃費性能は35km/L(10・15モード)に向上。
世界初の横滑り制御などのS-VSC(ステアリング協調車両安定性制御システム)を搭載したことも話題になりました。
日本国内での販売台数は100万台を突破し、知名度も上昇していきました。
このモデルから、世界的にハイブリッド車の認知度が高まり、環境に優しい車というイメージが定着しました。
3代目プリウス(30系:2009年〜2015年)
続いて、今回の記事の中心となる30系プリウスです。
30系プリウスは、燃費性能が38km/L(JC08モード)とさらに進化を遂げました。
エクステリアは20系を踏襲した流線形のシルエットとなっており、ボディサイズを広げたモデルとなっています。
空力性能を意識したデザインが採用され、車内空間も大幅に拡張。
日本国内での販売台数が160万台以上と、歴代プリウスの中で1番売れているモデルです。
世界的にも爆発的な売上を記録し、トヨタをハイブリッドカー市場のリーダーに押し上げました。
4代目プリウス(50系:2015年12月~2023年1月)
次は4代目プリウスである、50系の紹介となります。
新プラットフォーム「TNGA」の採用により、低重心で安定した走行性能を実現。
TNGAとは
TNGAはトヨタにおける世界で共通のプラットフォーム本体を基本的に指します。
又、企画・開発・調達・生産準備・生産というクルマ作り全ての工程におけるシステムや方針全体を指す言葉でもあります。
煩雑になっていたプラットフォームを統一する事により、生産性や走行性の向上につながっています。
燃費性能も40.8km/L(E-Fourモデル)まで向上し、安全性能も強化されています。
環境性能に加え、ドライバーの快適性や安全性を追求した完成度の高いモデルとなっています。
5代目プリウス(60系:2023年1月~)
最後に、2023年に発売された60系プリウスについてご紹介いたします。
大きく変わったのは、スポーティーな外観。
20系プリウスからのトライアングルモノフォルムを生かしつつ、低重心としたことで新たなエクステリアが誕生。
これまでは燃費性能を追い求めていましたが、走りの快適さやデザインを追求し、変化を遂げていきました。
乗れば乗るほどに愛着が湧く、そんなクルマへと進化しました。
新型プリウスに関してはこちらの記事も参考にして下さい
30系プリウスが人気となった理由
[出典引用:トヨタ公式HP]
前述しましたが、30系プリウスは、登場すると世界中で話題になり、歴代最高の販売台数をたたき出しました。
30系プリウスがなぜそんなに人気だったのか、気になる理由を見ていきましょう。
エコカーブームの火付け役
この投稿をInstagramで見る
30系プリウスが発売されたころ、世界的に環境保護の姿勢が高まっていました。
燃費性能も良く、環境にも配慮された車として、30系プリウスはエコカーブームをけん引していきました。
また、この頃にエコカー減税も開始となり、より手頃な価格で購入しやすくなったとあって、販売台数が伸びていきました。
走行性能と燃費のバランスが良い
この投稿をInstagramで見る
プリウスと言えば、燃費性能が抜群である事が大きな特徴ですが、30系プリウスでは走行性能も向上。
走行性能を重視するユーザーからも支持を受けるようになり、販売台数の増加に影響を与えていきました。
室内空間が広い
この投稿をInstagramで見る
20系プリウスよりもサイズが大きくなったことが特徴である30系プリウス。
人も荷物も想像以上に乗せられるとあって、日常使いに便利だと話題になり、買い求めるユーザーも増えていきました。
車体価格も抑えられている為、セカンドカーとして活用するユーザーも多数います。
こちらの記事も合わせて参考にする
-
phevって何?人気な新型プリウスphevの気になる納期は?
続きを見る
30系プリウスの内装
内装のデザインに関して、前期と後期の違いも含めてお伝えいたします。
前期と後期とは
30系プリウスは、2009年から2011年に発売された前期と、2011年から2015年までに発売された後期に分かれます。
前期をマイナーチェンジした後期とあって、デザインや性能に様々な進化が見られます。
ですが、絶対に後期がいいというわけではありません。
デザインやインテリアは好みが分かれる為、自分の好みに合ったスタイルを選んでいきましょう。
30系プリウス前期のポイント
30系プリウス前期の特徴は、20系の不満点をほぼ解消した優秀なインテリアである事です。
特に後列の車内空間が広がった事により、快適性が向上。
メーターがダッシュボード中央に配置された事により、運転席の空間も広がったように感じられます。
シートのカラーはアクアとミディアムグレーで落ち着いた印象を与えます。
30系プリウス後期のポイント
30系プリウス後期の内装は、スタイリッシュなデザインにこだわりを持っています。
シートはオプションでブラウンとブルーの2トーンカラーを選べるような仕様で、遊び心を演出。
後期は吸音材や遮音材を最適化することで、静粛性もアップしており、車内空間の向上を実現。
また、後期型のオプションではAC100V 1500Wアクセサリーコンセントが付いているものもあります。
このコンセントが装着されているタイプだと、外出先でも多くの家庭用家電が活用できます。
プリウスの中古車を購入する際のポイント
中古車市場でのプリウスは、非常に人気が高く、品質の良い中古車も数多く揃っています。
30系プリウスを購入するためには、押さえておきたいポイントがあります。
1つずつ見ていきましょう。
バッテリーの状態確認
プリウスのハイブリッドシステムは、ガソリンエンジンと電池を併用するため、バッテリーの状態確認が重要です。
特に、走行距離が多い中古車はバッテリーの劣化が進んでいる可能性があり、修理や交換にコストがかかることも。
バッテリーの保証期間や、前オーナーのメンテナンス履歴を確認しておきましょう。
整備状態の確認
前オーナーでの修復歴はどうかなど、車体の状態を確認する事が大切です。
整備状態は点検整備記録簿を確認すればわかる為、必ず確認するようにしましょう。
修復歴がある車両は、その後の走行性能や安全性能に問題を生じるリスクが高いといえます。
修復歴のある車体はなるべく購入を避けましょう。
走行距離とのバランスをみる
30系プリウスは後期型でも発売してから10年程経過しています。
ココがポイント
年式と走行距離のバランスは、1年で1万kmが目安。
年式より走行距離がはるかに多いと、車両への負担が大きくなってしまいます。
逆に、年式の割に走行距離の短いクルマは長年放置されていた可能性もあります。
走行距離とのバランスを見て、プリウス30系を購入しましょう。
合わせてこの記事も参考にしてください。
-
新型プリウスを格安でGET!最強値引き術でお得に乗り換えよう
続きを見る
【徹底解説】30系プリウスの内装をチェック!実用性と魅力に迫る:まとめ
[出典引用:トヨタ公式HP]
今回は30系プリウスの特徴や人気である理由についてお伝えしました。
今回の記事のポイント
30系プリウスはプリウス史上最大の販売台数を誇るモデル
燃費性能と車体価格のバランスが良い
30系プリウスの内装は後席が広々としているのが特徴
30系後期ではコンセントがオプションでついているタイプもあるので便利
プリウスの歴史は、環境技術の進化を象徴するものであり、30系プリウスはその中でも特に多くの人々に支持されたモデルです。
その分、中古車市場でも販売台数が多く、車両価格も安定しています。
軽量性能、内装デザイン、実用性の全てが揃った30系プリウスは、様々なライフスタイルに寄り添っていきます。
あなたのライフスタイルに合った一台を見つけて、快適でエコなカーライフを楽しんでくださいね。